遠藤保仁選手 (C)モデルプレス

<サッカー遠藤保仁選手インタビュー>“夢を仕事に出来る”ために重要なこと、夢を叶える秘訣…注目集める“マイペース”についても直撃

2019.01.01 19:53

『「マイペース」が引き出す可能性』(発売中/講談社)を書き著したガンバ大阪の遠藤保仁選手(38)が、モデルプレスのインタビューに応じた。同書では、多くのトップアスリートが支持するメンタルトレーナー・浮世満理子氏が、遠藤選手を直接取材し、“心のあり方”を徹底的に分析し、「緊張」「不安」「焦り」などに負けることなく、常に自分らしくいるための簡単メソッドを紹介。今回のモデルプレスインタビューでは、日本代表するサッカー選手の遠藤選手のメンタルを深掘りするとともに、夢を叶える秘訣を聞いた。

  

“マイペース”遠藤保仁選手、最後に緊張したのは?

― “マイペース”で知られる遠藤選手ですが、そもそも緊張しないのでしょか、それとも緊張を解消出来ているのでしょうか?

遠藤:緊張しないと思います。

― それは昔からですか?

遠藤:そうですね、結構昔から。

― 人生で1番緊張したことって覚えてますか?

遠藤:車の免許です。試験の最後の合格発表の時です「受かってるかなあ」って(笑)。

― 結構前ですね(笑)。では、普段の試合では緊張しない?

遠藤:そうですね。どちらかというと楽しみな気持ちの方が大きいです。

遠藤保仁選手 (C)モデルプレス
― プレッシャーがかかる試合でも楽しめる方法があれば教えて頂きたいです。

遠藤:やっぱり好きなことをしているからです。好きなことを仕事に出来て、サッカーを楽しみたいっていう気持ちが1番大きいからだと思います。もちろん「今日の試合は頑張んなきゃ」と時もありますけど、まずは自分が楽しまないとお客さんは楽しめないと思うので、お客さんが楽しんでくれるために自分が楽しくやろうとも考えています。

― では、そうやって楽しんでサッカーが出来ている時は、パフォーマンスの内容も良くなってくるのでしょうか。

遠藤:自分が楽しんでいる時はチームが上手く回っている時だったと思っているので、そういう試合だったときは、自ずと良い結果になっている状況の方が多いです。

遠藤保仁選手 (C)モデルプレス

遠藤保仁が後輩にアドバイスするとしたら…

― とはいえ、どんなに遠藤選手のメンタルが安定していても、選手がほかに10人、ベンチを含めればもっといるので、テンションに温度差が生まれることありますよね。

遠藤:あります、特に若手から緊張してるなってすごく伝わってくる時もあります。でも、それはそれでその選手のリズムなので、別にそれを崩してまでも自分に合わせてほしいとかっていうのもないです。一声二声はかけますけど、それ以上は踏み込まない。後はその選手の領域です。

― 遠藤選手からは必要以上に接触しないんですね。では、後輩の方から「緊張しちゃうんですけど」と相談されたら?

遠藤:早く寝ろって言います。

― 確かに大事ですね。

遠藤:うちのチームは悪ノリでツッコむ人も多いので、緊張しているやつを敢えてイジって緊張をほぐしてあげる空気があるんです。大きなミスをしてもみんなで冗談っぽく言い合うようにしています。

遠藤保仁選手 (C)モデルプレス
『「マイペース」が引き出す可能性 ~常に自分らしくいられる簡単メソッド~』(画像提供:講談社)

前を向ける理由

― また、どんなに自分で“マイペース”を保てていても、外からの刺激で乱されてしまうこともあるかと…。遠藤選手はネット上での評価とかご覧になりますか?

遠藤:見ないし、気にしないです。基本良いことは書いてないので(笑)。良いことをやっても何かしら意見は出ますから、それはそれで監督とチームメイトが評価してくれれば良いと思っています。

― プロになって20年が経ち、今でもサッカーを楽しんでいるということですが、投げ出したくなったり、サッカーを嫌いになってしまったりしたことは?

遠藤:ないです。もちろん、しんどい時もありますけど基本的には楽しくやれてます。「今日練習したくないな」とかはしょっちゅうあるんですけど(笑)。

遠藤保仁選手(画像提供:講談社)
― それは「次はこうしよう」など、前を向けているから?

遠藤:自分が1番になってないからでしょうね。まだまだ上にたくさんいますし、同い年のライバルだった選手たちがまだまだ頑張っている姿を見ると「自分もっと頑張りたいな」というふうには思います。

遠藤保仁選手 (C)モデルプレス

遠藤保仁、1番気を遣っていること

― 2019年も新たなシーズンが始まりますが、目標を教えてください。

遠藤:全く決めてないんですよね(笑)。今はオフ真っ只中なので(笑)。

― まだオフになったばかりですもんね。

遠藤:でも、毎年そうですけど、やっぱり健康第一で、コンディションを落とさずに1年間やること。今年もコンディション良かったので、来シーズンもコンディション落とさずにやれれば、十分なパフォーマンスが発揮できるとは思います。

― 健康面では何に1番気を遣っていますか?

遠藤:怪我にもアクシデント的なありますが、自爆と言うか準備不足で怪我をするとかっていうのだけは避けたいなとは思っていて、最低限の準備は常にしてます。色んなアクシデントに対応できるような体を作っていきたいです。

遠藤保仁選手 (C)モデルプレス

遠藤保仁選手の「夢を叶える秘訣」

― 最後に、モデルプレス読者に遠藤選手から「夢」に向けてのアドバイスを頂きたいです。先程「好きなことを仕事に出来ている」と仰っていましたが、“夢が夢のままで終わる人”と“夢を仕事に出来る人”との境目は何だと思いますか?

遠藤:難しいですね…僕の場合、ありがたいことに兄がサッカーをしていて、身近なところに目標があったので、それに向かって毎日ボールを蹴って成長できた環境があったのが、今に繋がっているとは思います。もちろんタイミングや多少の運も必要になってくると思います。モデルさんや女優さんになりたいっていう人はすごく努力もしていると思いますが、色んなオーディションを受けて、1個拾ってくれればラッキーみたいなところがあるのかな。

でも、サッカーも、ほかの職業も同じですけど「自分のストロングポイントを見つける」ということは非常に重要だと思います。全部をパーフェクトにこなすのはほぼ無理だとは思うので、何か1つ自分の中で飛び抜けたものを探して、それを磨いていくっていうことが大切だと思います。

― では、まずは自分を知ることが大切になってきますね。

遠藤:自分は、何が出来て何が出来ないかっていうのは自己分析で出来ることですし、また周りの人から見た目も参考になります。己の性格も含めて弱点も目をつむらずに自己評価をするのも大事です。

遠藤保仁選手 (C)モデルプレス
― ありがとうございます。最後に遠藤選手の「夢を叶える秘訣」を教えてください。

遠藤:先程の「自分のストロングポイント」をいかに見せれるかも重要だと思います。あと、僕の場合はサッカーを心から楽しんでプレーするっていうこともあります。その2つは僕の中では絶対外せない部分かなとは思います。若い方も、子どもたちにも大きな夢もあると思うので、その夢に向かって楽しんでやってもらいたいです。

― たくさんの貴重なお話、ありがとうございました。

(modelpress編集部)

遠藤保仁(えんどう・やすひと)プロフィール

モデルプレスのインタビューに応じた遠藤保仁選手 (C)モデルプレス
1980年1月28日、鹿児島県生まれ。1998年、鹿児島実業高等学校卒業後、横浜フリューゲルスに入団。京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)を経て、2001年、ガンバ大阪に加入。「日本代表国際Aマッチ出場数最多記録保持者」「東アジア最多出場記録」「2009年アジア年間最優秀選手」「2014年JリーグMVP」など、多くの記録を持つ。近著に『白紙からの選択』(2015年/講談社刊)、『「一瞬で決断できる」シンプル思考』(2017年/KADOKAWA刊)がある。
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