「リーガルV」ミステリアス秘書・宮本茉由、衝撃の“赤ワインシーン”秘話「最後の方は…」 女優デビューで自信になった言葉とは<モデルプレスインタビュー>
2018.11.01 07:00
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米倉涼子主演ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(毎週木曜よる9時~/テレビ朝日系)で女優デビューした宮本茉由(みやもと・まゆ/23)。キュートさとクールさが同居したその美貌とミステリアスな役どころで、回を重ねるごとに注目度が増している。モデルプレスでは、そんな宮本に女優デビューの心境や撮影中のエピソードなどを聞いた。
『第1回ミス美しい20代コンテスト』審査員特別賞の宮本茉由
2016年9月に開催された『第1回ミス美しい20代コンテスト』で審査員特別賞を受賞した宮本。現在は雑誌『CanCam』の専属モデルも務めている。そして、2018年9月にはオスカープロモーション『2018女優宣言お披露目記者発表会』で女優としても活動してくことを岡田結実、玉田志織とともに発表。これまで米倉涼子・菊川怜・上戸彩らも通ってきた“登竜門”「女優宣言」を経て、『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』で女優デビュー。
米倉演じる主人公・小鳥遊翔子と対立する大手法律事務所「Felix & Temma法律事務所」の代表弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)の秘書・中沢淳美をミステリアス且つセクシーに演じている。
宮本茉由、女優デビューの心境
― 改めて、女優デビューが決まった時の心境を教えて下さい。宮本:2年間ぐらい演技のレッスンを受けていて、自分の実力を試してみたいと感じるようになっていたのですごく嬉しかったです。両親も喜んでくれて、母は決まった時からずっと緊張していて、私が「緊張感が伝わるからやめて」って言うぐらいでした(笑)。
― 実際、女優として撮影現場に入ってみていかがでしたか?
宮本:私たちは主人公と敵対する弁護士事務所なので、現場はピリッと緊張感があるんですが、カットがかかるとキャストの方々みんなで話していて和やかです。私が小日向(文世)さんに赤ワインを頭からかけられるシーンがあったんですけど、その前には小日向さんがずっと「なんかごめんね」って優しく接して笑わせてくださったり、菜々緒さんも「赤ワインをかけられるときってどういう心境なんだろうね?」って一緒に考えくれたり、みなさんすごく優しくて心強いです。
― それだけ優しい先輩方に囲まれていたら、女優デビューにあたって何かアドバイスもあったのでは?
宮本:小日向さんが「今回が初めてなの?初めての割にはすごく出来るね」って仰っていただいたことがとても自信につながりました。赤ワインをかけられるシーンは、白いワンピースだったので「1発OKじゃないとすごく迷惑かけちゃう」って緊張していたのですが、小日向さんのその言葉で自信を持って臨めました。
― 結果、無事1発OKでした?
宮本:はい!1回で終わって撮影が1時間巻きました(笑)。
― 赤ワインをかけられる時はどのようなお気持ちだったんですか?
宮本:なかなか人生で頭からワインをかけられることはないと思うので、なんか嬉しかったです(笑)。なんていうんですかね…シャワーみたいな感じですね、最後の方は息ができなくなっていました。
『リーガルV』秘書役で意識すること
― 宮本さんが演じる淳美はミステリアスでセクシーな秘書の役ですが、『CanCam』でみせる宮本茉由とはまた違う顔ですよね。宮本:最初ピシッとしすぎていたら、監督から「もっと笑顔で」と言われたので、「あっ意外と可愛い秘書でいいんだな」って気づきました。なので、ちょっと可愛げのある、しっかりしているけど可愛らしい秘書を心がけています。
― やはり女優とモデルは違う?
宮本:全然違いますね。「モデルと女優は似ている」というお話を聞いたことがあったのですが、私は全く違うと思って驚いています。モデルの時はカメラを意識するようにしているんですけど、演技する時はカメラを意識できないぐらい感情やセリフ、周りの人に合わせるのに集中しているので、カメラからどの角度がキレイか考えるよりも、その場面の画がちゃんとなるようにしなきゃということを考えています。
― 撮影が始まってから少々時間も立ちましたが、現場は楽しめている?それともまだ緊張している?
宮本:毎日撮影がある訳ではないのですが、だからこそ1つ1つ、1日1日をちゃんと大切にして、周りのキャストさんたちの演技や振る舞い方をみて「女優さんってこういう感じなんだな」という感覚をちょっとずつ吸収しています。
『CanCam』『ミス美しい20代』の仲間と…
― 女優としての感覚は『女優宣言』でも変わったのでは?宮本:すごく意識が変わりました。3人でデビューさせていただいたことで、スタート地点でライバルが出来て、互いに負けないように、3人とも活躍できたらいいなっていう“仲間意識”も芽生えて「頑張ろう」っていう意識がさらに強くなりました。
― “仲間意識”というと、Instagramからは『CanCam』モデルや、『第1回ミス美しい20代コンテスト』受賞者の方々との仲の良さがすごく伝わってきます!
宮本:みんな仲がいいです。『CanCam』は本当に仲が良くて、この間も乃木坂46の松村沙友理ちゃんの誕生日会をみんなでやりました。最初はみんな忙しくてスケジュールを合わせるのが「無理かも…」って感じだったんですけど、みんなお仕事終わりに集まってワイワイしていました。
― そういう時にお仕事の話はしますか?
宮本:『CanCam』を良くしたいねとか、ほかの雑誌みたいにイベントやりたいねとか…『CanCam』はどこの雑誌のモデルさんたちよりも仲が良い自信があるので、イベントは絶対やりたいです!後は普通にガールズトークも。
― 今回女優デビューするにあたって相談するとかは?
宮本:お誕生日会の後にワインをかけられるシーンがあったので、中条あやみちゃんに「ワインかけられるんだけど、どうしたらいいかな?」「1回練習でかけられたほうがいいかな?」って相談したら、「練習は絶対した方がいいよ」「新鮮な気持ちでいったほうがいいよ」ってアドバイスしてくれました。
― 『第1回ミス美しい20代コンテスト』の方々もみなさん女優活動をスタートさせていますよね?
宮本:この前奥山かずさちゃんとランチに行って、これからの仕事のこととか、この前『第2回ミス美しい20代コンテスト』もあったので「私たち第1回が頑張って、コンテストが今後も3回4回…って続けられるようにしようね」とか話しました。
― ということは、1人で抱えるよりもみんなに相談しながら女優として歩めているんですね。
宮本:そうですね。特に同じ事務所の子たちはライバルではあるけど敵じゃないと思ってます。友達みたいに仲良くするのとはまた違って、たまに会って近況報告として「頑張ろうね」って言い合える、いい刺激を与える関係だと思います。嬉しいことに、最近はお仕事でレッスンにも行けていないので、みんなに会いたいです。
宮本茉由の憧れは?
― では、今後どんな女優さんになっていきたいですか?宮本:ナチュラルに演技が出来て、どんな演技もリアルに観せられる女優さんになりたいです。
― 憧れの女優は?
宮本:米倉涼子さんです!
― デビュー作で憧れの存在と共演できたんですね。これから間近で演技できて勉強になりますね。
宮本:まだ米倉さんとの共演シーンがないのでとても楽しみです。本読みや制作発表会の時にお会いできたのですが、ご挨拶ぐらいでなかなかしっかりお話できてなくって…。制作発表会中にずっと米倉さんのほう見ていたら、写真がずっと米倉さんの方を見てる写真でした(笑)。
― (笑)。最後にモデルプレス読者にメッセージをお願いします。
宮本:これから、みなさんが思っている淳美のキャラクターがまた変わってくると思うので、ぜひ注目して見て頂けたらなと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
宮本茉由(みやもと・まゆ)プロフィール
生年月日:1995年5月9日出身地:東京都
血液型:A型
身長:166cm
趣味:クラシックバレエ・映画鑑賞・写真を撮ること
特技:クラシックバレエ・バレーボール
2015年にモデルデビューし、2016年9月『第1回ミス美しい20代コンテスト』で審査員特別賞を受賞。同年12月に『CanCam』専属モデルに決まり、以後「神戸コレクション」『東京ガールズコレクション』『GirlsAward」と名だたるファッションショーへの出演を重ねる。
そして、2018年9月『2018女優宣言お披露目記者発表会』で女優としてのキャリアもスタート。テレビ朝日系『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』で女優デビューを果たした。
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