吉沢亮/柏木コーポレーションの創立記念パーティー会場にて (C)モデルプレス

吉沢亮、波瑠は「一緒にいてすごく心地よくて、素敵な方」 最終回の見どころ、一番思い出深いシーンも語る 「サバイバル・ウェディング」インタビュー

2018.09.22 08:00

アラサー女性の婚活をリアルかつポジティブに描いたラブコメディ『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系、土曜よる10時~)が22日、いよいよ最終回を迎える。“柏木王子”こと柏木祐一を爽やかに好演した吉沢亮(24)のモデルプレスインタビュー後編では、最終回の見どころはもちろん、波瑠や伊勢谷友介らキャスト陣の印象や等身大の結婚観、そしてドラマに映画に大忙しで駆け抜けた“平成最後の夏”の感想も語っている。

  

吉沢亮、爽やかイケメン役は「想像以上に難しかった」

「サバイバル・ウェディング」第10話より(C)NTV
― この1クール、柏木祐一という役を演じてみていかがでしたか?

吉沢:想像していた以上に、すごく難しかったです。こんなに爽やかっていうものが難しいのか…と感じました。後半はだんだんと彼の内面的な部分も見えはじめて、なんとなく演じやすくなってきたなあという感覚はあるんですけど、最初のほうは爽やかという部分がとても強い役で、それでいて27歳という。自分より年上なんだけど、爽やか。あまりあざとくやりすぎて新入社員に見えても嫌だし…(さやかより)年下の設定ではあるので、大人っぽくする必要もないのかなと思いつつ、ちゃんと27歳社会人に見えるかわいさみたいな、そのへんのラインがすごく難しいなと思って、結構苦戦しました。

― 演じる中で、祐一を好きだなあと思った部分は?

吉沢:あまり人を嫌いになったりしないところ。それと嫌味とか言われて、そこに引っかかる瞬間があっても、ただ落ち込むんじゃなくて自分の中でポジティブなものに変えていくという、彼の精神は素晴らしいなと思いました。そんな人なかなかいないと思う。祐一みたいな人間って、そういないと思います(笑)。仕事もできるし、頑張りすぎる部分はあるけど、人当たりもよくて完璧な男だなと思いました。

波瑠は「いい意味で普通。一緒にいてすごく楽」

「サバイバル・ウェディング」第10話より(C)NTV
― 波瑠さんとの共演で感じた印象をお聞かせください。

吉沢:波瑠さんは、すごくサラッとしている方です。サバサバとしている感じが一緒にいてすごく心地よくて、素敵な方だと思いました。いい意味で“普通”なのが、あまり現場で会う人っぽい感覚じゃないというか。それが僕にとってはすごく楽で、ありがたかったです。

― 個性的な宇佐美編集長を演じる伊勢谷さんとはいかがでしたか?

吉沢:伊勢谷さんは、現場でいつもしゃべっているイメージがありました(笑)。伊勢谷さんは他のキャストと比べて1人だけセリフがずば抜けて多いので、共演するシーンでも毎回宇佐美さんがずっとしゃべっているのを見て「大変そうだな…」と思っていたんですけど、そんな中でも心に余裕を持って、誰とでも気さくにお話をされている。僕だったらずっと台本を読んで、誰ともしゃべらずに1人の世界で孤立しちゃうと思うので、やっぱりすごいなと思いました。

― 吉沢さんにとっては久々の連ドラでしたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

吉沢:すごく現場に居やすかったなと思います。こういう作品の現場って、すごく女性が多いイメージがあって。女性が多くなると、僕は1人で孤立しちゃって居場所を見失うタイプなんですけど、今回は女性も多いのに全然そういう雰囲気がなく。割と誰とでも気軽に過ごせましたし、スタッフさんもキャストの皆さんも面白い人がすごく多くて。楽しかったなあと思います。

吉沢亮、等身大の結婚観 最終回の見どころは…

吉沢亮(C)モデルプレス
― 一番思い出深いシーンを挙げるとしたら?

吉沢:8話の海のシーンもそうですけど、5話の倉庫でさやかと袋詰めをするシーンかな。僕の中では、あそこでさやかを好きになるというつもりでやっていたので、あの時、髪をクリップで止めていたさやかの顔とか、結構覚えています。あそこはすごく思い出深いです。

― 今作を通じて、改めて「結婚」について考えたりしましたか?

吉沢:祐一の場合は、インドに行ってしまうから結婚しないとさやかとは一緒にいられませんからね。そこには本当に彼の決意があったんだなとは思いましたけど…。結婚かぁ…想像つかないなあ。

― いよいよ最終回ですが、見どころをお聞かせください。

吉沢:やっぱり祐一とさやかの結末がどうなるのかというのは、僕としても本当に気になるポイントですし、最後の最後で宇佐美さんの超カッコいい名言が聞けます(笑)。そして、生瀬(勝久)さんが演じる祐一のお父さんの思いも見どころです。「お前は俺の言うことだけ聞いてりゃいいんだ!」と冷たく言い放っていたお父さんの心の内に何があるのか…みたいな部分は最終回ですごく見えてくるので、注目していただけたらなと思います。

吉沢亮(C)モデルプレス
― 最後に…“平成最後の夏”は吉沢さんにとってどんな夏でしたか?

吉沢:平成最後の夏でしたねぇ。でも本当にこの夏はドラマ2本に、映画も『BLEACH』や『銀魂2』が公開して。露出は今までで一番多い夏だったと思うので、吉沢亮を知っていただける機会だったんじゃないかな。(モデルプレスの“胸キュン男子”ランキングで)1位もとれたわけだし(笑)、いい夏だったなと思います!

(modelpress編集部)

ドラマ『サバイバル・ウェディング』

大橋弘祐氏の小説「サバイバル・ウェディング」を原作に、恋人に婚約破棄されてしまった主人公の黒木さやか(波瑠)が、人気雑誌の毒舌&ナルシストな敏腕編集長・宇佐美博人(伊勢谷友介)につきつけられた「半年以内に結婚しないとクビ!」という無茶な条件のもと、婚活に奮闘するラブコメディ。ほか共演に高橋メアリージュン、ブルゾンちえみ、前野朋哉、小越勇輝、奈緒、ついひじ杏奈、山根和馬、風間俊介、須藤理彩、野間口徹、生瀬勝久、財前直見、荒川良々ら。

第10話(最終回)あらすじ

悩みに悩んだ挙句、「インドに一緒に行けない」と祐一(吉沢亮)に告げたさやか(波瑠)。「riz」で宇佐美(伊勢谷友介)と一緒に仕事を続けたいという自分の本心と、祐一の挑戦を支えられそうにない自分の弱さにウソがつけなくなったのだ。一方、祐一は美里(奈緒)からコラムの“王子様”が自分だと教えられ、原稿を再読。さやかの仕事への熱意と女性としての魅力を再確認した祐一は、まずは惣一(生瀬勝久)にインド行きを許してもらうと宣言するが、そんな祐一にさやかは何も言うことができない。

翌日、さやかは宇佐美と一緒に柏木コーポレーションの創立記念パーティーへ。宇佐美はさやかの結婚を追い風に、「riz」の海外展開のスポンサーになる柏木コーポレーションとのつながりを深めようと目論んでいた。そんなパーティーの席で、改めてインド行きを惣一に願い出る祐一。だが、惣一は息子の話を聞こうともしない。さやかは2人の間を取りなそうとするが、逆に結婚に対する自分の覚悟のなさを指摘され……。

最大の壁にぶち当たる2人。さやかはこのまま結婚をあきらめてしまうのか?祐一は、独立をあきらめてしまうのか?そして、人生の岐路に立たされた愛する部下のために、宇佐美が取った驚きの行動とは!?果たして、最後にさやかが選ぶ“幸せ”は、仕事か、結婚か…!?
【Not Sponsored 記事】

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