「仮面ライダージオウ」で連ドラ初レギュラーの逸材“紺野彩夏” 広瀬すずが寄せた期待、オーディションで掴んだ夢への切符…<モデルプレスインタビュー>
2018.08.31 06:00
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雑誌「Seventeen」専属モデルで女優の紺野彩夏(19)。9月2日放送スタートのテレビ朝日系特撮ドラマ『仮面ライダー』シリーズ最新作「仮面ライダージオウ」(毎週日曜午前9:00)で連続ドラマ初レギュラー出演を果たし、モデルとしては「Seventeen」9月号で初表紙に登場、9月1日には初の東京ガールズコレクション(TGC)出演を控えるなど、いま最も見逃せない存在。モデルプレスは、彼女の素顔と原点に迫った。
紺野彩夏、オーディションで掴んだ「仮面ライダージオウ」悪役に挑む
0歳から芸能界に身を置き、CMモデルやドラマ、映画出演など1歩ずつキャリアを積んできた紺野。オーディションで掴み取った初めての連ドラ出演作は「仮面ライダージオウ」。時空を旅し、歴代平成仮面ライダーたちの力とともに戦う仮面ライダージオウの前に立ちはだかる“タイムジャッカー”の一人、オーラ役を演じる。― 「仮面ライダージオウ」への出演が決まったときの心境をお聞かせください。
紺野:最初に聞いたときはびっくりしたのと嬉しさと両方ありました。オーディションでは周りにすごい方がたくさんいらっしゃって、手応えもあまりなかったので、これは無理じゃないかなとも思っていました。なので「え?私?」という気持ちで。驚きのほうが大きかったです。
― 「仮面ライダー」シリーズへの出演は若手の登竜門とも呼ばれてますよね。
紺野:そうですね。周りからもよく言われるんですが、正直まだ実感がないです。そこから明確な道が見えているわけではないので、ここでがんばらないとなと思います。
― 仮面ライダーたちと敵対する悪役ということで、演じる上で意識していることはありますか?
紺野:監督からは「高飛車に」と言われたので、偉そうに見えるように、腕を組んだり、上から目線な言葉の言い方や口調にしたりしています。最初はどう演じようか迷ったんですが、最近では現場で「よくなったね」「もう大丈夫だね」と言っていただけることもあって少しずつ掴めてきているのかなと思います。
― 悪役も楽しめている?
紺野:はい。菜々緒さんや沢尻エリカさんのような悪女役がかっこいいなと思っていて、最近は悪女役をやりたいと言っていたので、この役をいただけて嬉しかったです。台詞の言い方ひとつをとっても普段の自分とは全く違って楽しいですし、違う人格になれることが楽しいです。
― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?
紺野:同年代の方が多いので、仲良くわちゃわちゃしてます(笑)。特に男の子が多い現場なので、大幡しえりちゃん(ヒロイン・ツクヨミ役)とは撮影で一緒になると「今日一緒だね!」「次も一緒だから本当に嬉しい!」って言い合ったり、本番ギリギリまで喋っていたりすることも多いくらい楽しい現場です。
紺野彩夏「Seventeen」初表紙に抜てき 卒業の広瀬すずから受け取った言葉
― 「Seventeen」では9月号で初表紙を飾りましたね。紺野:最初に聞いたときはびっくりしすぎて塩対応になっちゃいました。
― 塩対応?
紺野:マネージャーさんが「表紙決まったよ!」とすごくテンション高く言ってくださったんですけど、私は「あ、そうなんですね」みたいになっちゃったんです。ずっとやりたかったので、内心は本当にうれしかったんですけど、びっくりしすぎて塩対応になっちゃいました(笑)。
― それほど念願だったんですね!2016年3月号から専属入りして約2年半。これまでを振り返っていかがですか?
紺野:最初の頃は、目をパッと開けられなかったので「メイクページは出来ないよ」と言われていたんです。でも最近は表情もよくなったと言っていただけて、メイクページもやらせていただけるようになったり、企画を組んでいただけるようになったり、少しずつ自分から何かを発信できるようになったのかなと思います。
― 先日は広瀬すずさんが専属モデルを卒業されて、紺野さんも年長組になってきましたね。
紺野:そうですね。まだ入って2年なんですけど、気づいたら後輩の子も増えてきて。すごい先輩たちをたくさん見てきた分、私も後輩の子にそれを教えてあげられたらいいなって思います。すずちゃんが卒業したときに、LINEで「卒業おめでとうございます」って送ったら、「次は紺ちゃんが引っ張る側だからがんばってね」って言ってもらえて…。もっとがんばらなきゃって思いました。すずちゃんや(永野)芽郁ちゃんがすごいスケジュールを縫って撮影しているのを近くで見ていて、ライバル意識というのはないんですが、第一線で活躍している人は本当にすごいなと思っています。
― 「Seventeen」ではモデル・女優として活躍している方もたくさんいらっしゃいますが、紺野さんはこれからの将来像をどう考えていますか?
紺野:このままモデルも女優もどちらも両立してやっていきたいです。「Seventeen」はティーン誌なのでいつか卒業するときが来てしまうと思うんですけど、雑誌が変わってもモデルは続けていきたいと思っています。まず目標は、一人で「Seventeen」の表紙を飾ることと、毎月の連載を持てるようになることです。
― では女優としてやってみたいことは?
紺野:学園モノのドラマや少女漫画原作の映画に出てみたいです。それから石原さとみさんと北川景子さんが好きなのでいつか共演できたらなと思っています。
― 女優業でもモデル業でも楽しさを見つけられているんですね。0歳のときから芸能活動をしてきた中で、辛かったなという時期はなかったですか?
紺野:物心ついたときからずっとお仕事は楽しくて、いま思い返しても嫌な思い出って出てこないんですよね。高校生の時は普通の学校に通っていたので、6時間目だけ学校に行ったり、学業と両立するのが大変だったことはあるんですが、忙しいのも楽しいです。お仕事が早く終わったらどこに遊びに行こうかな、とか時間をどうやって使うか考えるのも好きで。今も大学で勉強しているんですけど、自分で時間を組みながらお仕事と両立させています。勉強はあんまり好きではないんですけど(笑)。
紺野彩夏、初のTGC出演も決定!
― 1日には初めてのTGC出演。おめでとうございます!紺野:ありがとうございます。今まで何回かオーディションを受けていて、今回初めて受かったのですごく嬉しかったです。今まで出演したファッションショーでは「Seventeen」のステージということもあって、読者の子たちがいる安心感があったんですが、今回は単独で出演させていただくので、ファンの子たちがどれくらい会場にいるかもわからないので緊張もあるんですが、楽しみな気持ちのほうが大きいです。
― この秋注目しているファッションはありますか?
紺野:普段私服は黒ばかり着ているんですけど、チェックがすごく好きなので黄色だったり、派手な色のチェックもかわいいなと思っています。白に近いパープルのロングワンピや水色っぽいグレーのファーのブルゾンだったり、黒をベースにしつつ今年は色で遊びたいです。
紺野彩夏の美の秘訣・プライベートの素顔は?
― 日頃から美肌のために心がけていることはありますか?紺野:お風呂から上がったらすぐに化粧水をつけて、毎日パックすることです。毎日湯船に使ってパックすることは欠かさずにやっています。
― スタイルキープのためにしていることはありますか?
紺野:サラダとか野菜を最初に食べること。あまりガチガチにルールを決めたダイエットはしたくないなと思っているので、意識しているのはその順番に気をつけることくらい。あとは食べたいものを食べています。それからK-POPが好きなので、ダンスのレッスン動画をよく踊っています。
― 例えば誰の曲ですか?
紺野:BLACKPINKやRed Velvet、TWICE、EXIDです。gugudanも日本デビュー前から好きです。女の子のアイドルが好きなので毎日動画を見て踊っちゃいます!
― 休みの日はどんな風に過ごしていますか?
紺野:友達と遊びに行くか、撮り溜めていたドラマを一気に見ています。あとは最近海外ドラマにハマっているので、お休みの日だけじゃなく移動中とかでもドラマや動画を見ています。
夢を叶える秘訣
― では最後に、夢を叶えるための秘訣を教えてください。紺野:諦めずに目の前のことをしっかりやることだと思います。私も「Seventeen」のオーディションを4回くらい受けつづけたんですけど、諦めなかったことが今に繋がっているのかなと思います。やるべきことを一つ一つやることが夢に近づく方法だと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
紺野彩夏(こんの・あやか)プロフィール
生年月日:1999年6月24日出身地 :千葉県
血液型:A型
身長:164cm
特技:ピアノ、一輪車
2016年3月号より「Seventeen」(集英社)専属モデルに加入。「さくらインターネット(株)」、「(株)三松」などの広告にも出演し、注目を集める。ドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系/9月2日放送スタート)で連続ドラマ初レギュラー出演を果たす。
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