<北川景子インタビュー>初大河は「不安しかなかった」 好評の“北川篤姫”1番苦労したのは?
2018年NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(毎週日曜よる8時~)に出演する女優の北川景子が、インタビューに応じた。今作は、「本の旅人」で連載中の林真理子氏 の「西郷どん!」が原作。男にも女にも“日本史上最もモテた男”で、明治維新のヒーロー・西郷隆盛を描く。主人公の西郷隆盛を俳優の鈴木亮平が演じ、脚本は連続テレビ小説「花子とアン」などを手掛けた中園ミホ氏が担当。今作が初の大河ドラマ出演となる北川は、篤姫を演じている。<1>
北川景子、初大河は「不安しかなかった」
篤姫といえば、今から10年前の2008年、宮崎あおい主演でNHK大河ドラマ「篤姫」として放送された。同作を「10年経っても皆さんの記憶に新しい」としつつ、「今回は西郷隆盛が中心となる物語で、篤姫は脇を固める役。描かれ方が違います。初めの方は男勝りではつらつと、これからお姫様に変わっていくので、見所として注目していただけたらいいなと思っています」と語った北川。初の大河ドラマとなることについては「皆が観ている作品なので、いつかは出演してみたいなと思っていました。これまではお話があってもタイミングが合わなかったのですが、ようやくご縁があって出演が叶いました」と念願の出演であることを明かしながらも、「すごく嬉しかったんですが、他局を含め篤姫は菅野美穂さん、宮崎あおいさんら色々な方が演じていらっしゃる役柄なので、自分だけのオリジナリティのある篤姫はどうやったら演じられるのだろうという苦しみがありましたし、敷居の高いイメージが大河ドラマにはありましたので、インする前は緊張していて、不安しかなかったです」と本音を吐露した。
そんな中で、気持ちに変化が生まれたのが篤姫初登場となった第5話の放送後。「第5回の放送を観たときに何か掴むことができたのですが、もっとこうすればよかったということもあり、放送が終わるまでは全く緊張がとれなかったです。次の日NHKに来て、プロデューサーに『評判が良かったよ』と言ってもらうまでは、全然肩の荷が下りなかったというか。そこで評価を聞けて、プレッシャーもすごかったですが、ようやく1年頑張っていけそうだと思いました」と手応えを明かす。
好評の“北川篤姫” 1番苦労したのは…?
初登場以降、篤姫への注目度は高く、特に第12回(3月25日放送)では、篤姫が徳川将軍家に嫁ぐ覚悟を決める様が描かれ、大きな反響を集めた。好評を得る“北川篤姫”だが、一方で初の大河ドラマ出演への大変さも。「1週間分台詞を入れていくということも初めてだったので、最初は方言も大変で台詞を入れることに追われていて。でも、お芝居に関しては、リハーサルにいけば監督が『こういう風にしようか』とか言ってくれるものかと思っていたら、1mmもなく、作り上げたものを披露する場所だから、当たり前に出来る人しかその場に来ていない。所作も時代劇の言い回しも、当然分かった上で、自分がどういう役作りをしてきたかを披露する場だということを最初のリハーサルで知って、本当に自分の責任になるんだと思いました。でも、役者に役作りを全部任せているという部分では、役者を信頼して預けてくださっているんだなとも思いました」。
実際に演じるにあたって、方言、なぎなた、琴などの役作りを行ったといい、中でも「薩摩ことばは本当に難しくて…。普段は関西弁で、西日本なので言葉が近いといいなと思ったんですが、全然違ったので。1曲歌を覚えるような感じでした」と苦戦した様子。さらに、「なぎなたは普段から体を動かしたり立ち回りは得意な方なので苦労はあまりなかったんですが、お琴は難しかったです。きちんと音が出ても、弾いている様がお姫様らしく優雅でなくてはならないし。お琴は最後までプレッシャーでした。お正月休みは家でずっと練習していました(笑)」と振り返った。
「評価は真摯に受け止める」北川景子の覚悟
初の大河、主人公・西郷にも深く関わっていく重要な役どころ…「私の名前や顔を知らなかった方にも観ていただくチャンスだと思うので、少しでも多くの方に覚えていただければいいなという思いがあります。逆に言うと、全国津々浦々どこでも放送があるものですし、評価は甘くないなと。心して臨み、ワンカットワンカット全力でやってきたなと思います」と意気込む。徳川将軍家に嫁ぎ、御台所として輿入れを果たした篤姫。今後は、大奥で天璋院となる。「1年終えたときに、皆様からいただいた声が自分の励みになって、明日からの精進に繋がっていくかなと思います。大河をやらせていただいたことを自信と誇りにして、新しい作品に取り組む原動力にできたらいいなと思っているのですが、どう思っていただけるのか…今はまだ…役作りに関する評価は真摯に受け止めるつもりでいます」とその覚悟が、篤姫とリンクした。(modelpress編集部)
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