古川雄輝“可愛いキャラ”から一転…「難しかった」初挑戦、銭湯&UNOで深まった仲、「珍しい」俳優友達も<モデルプレスインタビュー>
映画『曇天に笑う』(3月21日公開)に出演する俳優の古川雄輝(30)が、モデルプレスのインタビューに応じた。女性層を中心に熱狂的なファンを持つ同名コミックシリーズを実写映画化した同作は、明治初頭の滋賀県大津を舞台に、国の平和を守ることを生業とする曇三兄弟が破壊の神・オロチ(大蛇)から家族・仲間・町すべてを守るため死闘を繰り広げるアクション・エンターテイメント作品。古川が演じるのは、主演・福士蒼汰演じる曇三兄弟の長男・天火の幼馴染で、オロチの発見と破壊を目的に結成された右大臣・岩倉具視直属部隊「犲(やまいぬ)」のチームリーダー安倍蒼世。今回、古川は刀を使った本格時代劇アクションに初挑戦しており、新たな一面を見せる。
<古川雄輝インタビュー>「めちゃくちゃ難しかった」初挑戦
初の本格アクションの感想を「めちゃくちゃ難しかったです…」と語った古川。「動きが決まっていて振り付けのようだし、ダンスをやっていたので『できるかな?』と思っていたんですけど、台詞もあるしキャラクターでいなきゃいけないし、思った以上に大変で。当てても大丈夫な素材でできているので『本当に当ててください』って言われたんですけど、初めてなので躊躇してしまうんです。練習からもどんどん変わっていきますし、代役を入れずに一連で撮っていたので、結構苦戦しました」。
アクションのほか「大変だった」と振り返ったのは、地下での“10時間撮影”が行われたクライマックスシーン。「夏に撮ったんですけど、そこは10度しかなくて、皆ベンチコートを着て待機していました。とにかく寒いんです。朝一から現場に入るんですけど、いつ出番が来るか分からないので、待ち時間も長くて。次に外に出るのは日が落ちてからだったので、太陽を見るのは朝だけっていう日々が続きました」と過酷さを伝えつつも、「その分、絆は深まったと思います。待ち時間には、キャストでUNOをして遊んでいました」と微笑ましいエピソードを明かす場面もあった。
古川雄輝“可愛いキャラ”から一転…撮影合間には銭湯&UNO
演じる蒼世は、原作ファンから高い人気を集めているキャラクター。原作のイメージに合わせ、今回は長めのヘアスタイルで役作り。古川のロン毛姿といえば、2017年10月期に放送されたテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「重要参考人探偵」で演じたシモンが記憶に新しいが、役柄としては真逆。彼にとって新境地となった“可愛いキャラ”から一転、クールな蒼世を演じきる。「先に『曇天に笑う』を撮ったので、実はシモンは蒼世のビジュアルから髪型をイメージしたらしいんです。なので、髪型はかなり似ています。でも、声のトーンも違うし、性格も全然違う。“男として強い役”というのも初めてだったので、新鮮でした」。
犲のメンバーには、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹。同世代も多く「『もっと頑張らなきゃな』と刺激を受けますけど、役者としてはライバルでもあり、仲間でもある」といい、「共演シーンの多い犲のメンバーとは、特に仲良くなりました。大東さんが兄貴のような感じで皆を引っ張っていってくれて、『皆で銭湯行こうよ』とか誘ってくださるんです。犲が集まると、本当にうるさかったと思います(笑)。撮影の合間にはUNOして、終わったら銭湯行ってサウナ入って…それが当たり前になるくらいの仲の良さでした」と“仲間”との思い出を振り返っていた。
桐山漣と飲み仲間に 「珍しい」俳優友達
中でも、桐山とは今も親交が続いているそうで「役者さんとプライベートで会うこと自体が珍しいんですけど、漣さんとはよく飲みに行きます。本当に優しい方です。漣さんからお誘いいただくことが多くて、3日前も飲んでました」。そして、当時中学1年生だったという若山が現場のムードメーカーだったと明かし「人懐っこくて、皆も可愛がっていました。子役や弟的な存在の子がいると、空気が和やかになりますよね。撮影が1年半前だったんですけど、この間久々に会ったら大人になって、背も高くなってました。次会うときには、もっとイケメンになってるんだろうな」と“兄”の顔も覗かせた。
古川雄輝、目標は変わらず ではプライベートは?
年々、活躍の幅を広げている古川。今は「次のことで頭がいっぱい。次の作品に気持ちが向くので、前のことはどんどん忘れていっちゃうんです(笑)」と前へ前へ。仕事での目標は常に「一歩でも良いから前進すること」と断言しており、今回も「変わってなくて、ステップダウンしないようにすること。目標を立てても、この仕事は自分が想像していないところにいくことが多いので、難しいなと思っているんです。自分の力だけで目標に向かえる仕事じゃないですし、僕の場合は、まず役者になっていること自体、想像していなかったことなので」と語る。
では、プライベートでの今年の目標は?「旅行に行きたいです。まとまったお休みをもらって、しっかりスケジュールを立てて。場所はリゾート地ならどこでも。最近は忙しかったので、リゾートでゆっくり休みたい(笑)」。
また、「重要参考人探偵」の小道具として使用されていた「筋トレグッズをもらった」そうで、「家でも筋トレを始めようかと思っています。今はちょっとサボりがちですけど(笑)、家にあれば忙しくてもすぐにできるので。ただ、見せる場がないとやる気が失せてしまうので、脱ぐ作品が決まればすぐ筋トレします(笑)!」と宣言していた。(modelpress編集部)
古川雄輝(ふるかわ・ゆうき)プロフィール
1987年12月18日生まれ。東京に生まれ、7歳でカナダ・トロントへ。以後11年間海外で育つ。高校入学と同時に単身アメリカ・NYへ。18歳で帰国し、慶應大学理工学部に入学。2009年ミスター慶應に選ばれたことをきっかけに、2010年ホリプロ50周年を記念して開催された新人俳優発掘オーディション“キャンパスターH★50withメンズノンノ”にて演技力を高く評価され審査員特別賞を受賞。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」NHK大河ドラマ「八重の桜」、映画「脳内ポイズンベリー」、映画「ライチ☆光クラブ」、連続テレビ小説「べっぴんさん」、ドラマ「重要参考人探偵」、日韓合作「風の色」などに出演。映画『曇天に笑う』ストーリー
明治維新後の滋賀県・琵琶湖畔。代々その土地を守る曇神社を継ぐ曇家の長男・天火(福士蒼汰)は、武芸に秀で豪快で明るく、村人にも愛されるカリスマ兄貴であった。次男の空丸(中山優馬)、三男の宙太郎(若山耀人)と共に、皆が笑って過ごせることを願い、町を守っていた。300年に一度曇天が続くとき、この国に災いをもたらす巨大な力を持つオロチ(大蛇)が復活すると言われ、世の中が乱れ始めた時、三兄弟は平和を守るために立ち上がる。
一方、明治政府の精鋭部隊・犲(やまいぬ)のリーダー・安倍蒼世(古川雄輝)ら隊員たちや、曇家に居候する天火の親友・金城白子(桐山漣)らも、人に宿って甦るというオロチを見つけ出し、封印しようとしていた。しかし、オロチの力を手に入れ政府転覆を企てる最強の忍者集団・風魔一族が、曇三兄弟の前に立ちはだかる。
オロチは誰の元に現れるのか?天火はこの国を、皆の笑顔を守ることができるのか―?!
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