インタビューに応じた有村藍里(C)モデルプレス

<有村藍里インタビュー>自撮り加工が「職人技」と話題 いつから?どうやってる?

2018.02.11 18:00

グラビアアイドルでタレント、有村藍里(ありむら・あいり/27)のモデルプレスインタビュー。後編では、昨年出演したバラエティ番組『恋んトス シーズン6』(TBS)やネット上で「職人技」と話題をよんだ“自撮り写真修正”、今後の活動について話を聞いた。<モデルプレスインタビュー後編>

  

有村藍里「恋んトス」出演で女性ファン拡大


有村藍里(C)モデルプレス
― 私「恋んトス」が好きで、もともと見ていたのですが、藍里さんが出ると知って、すごくびっくりしたのを覚えています。

有村:私もびっくりしました(笑)。今でも「あれ夢やったんかな?本当に行ったっけ?」というくらい、私がそういう番組に出させてもらえるのが奇跡だと思っています。

― 知らない人といきなり共同生活というのは、結構ハードルが高いですよね。

有村:行く前からとにかく不安でした。女の子はまだ良いんですけど、男の子もいる場に慣れていなくて。学生時代も内気で、男女で遊ぶことも、何かをした経験もあまりなかったので「どうしたら良いんやろう…」とずっと不安に思っていました。

― 涙を流されるシーンもありましたね。

有村:ほぼ毎回泣いてたと思います。後で見返しても「私めっちゃ泣くやん」と思って(笑)。でも、それくらい毎日いっぱいいっぱいでした。

― その理由は何だったのでしょうか?

有村:緊張もするし「本当に私がここにいて良いのかな」という申し訳なさが出てきてしまったんです。私だけ“有村架純の姉”という肩書があって出ていて「なんか、私がこんなにキラキラした恋愛番組に出ていいのかな」と感じてしまって…。姉であることは最初の方に皆にお話しして、それでも仲良く接してくれたので、ありがたかったですが、どうしてもネガティブが発動してしまって。

― 具体的にはどういった考えに陥ってしまったのでしょうか?

有村藍里(C)モデルプレス
有村:放送されるまでは視聴者の方の反応が分からないので、本当に不安で不安でいっぱいで。番組に出たら、また「なんで有村架純の姉が出てんの」「なんで芸能人が出てるんだ」と叩かれるんやろうな…とか。

― なるほど…。見ていて藍里さんの表情や発言がとても可愛いな、と思っていましたが、実際に放送後の反響はいかがでしたか?

有村:反響は本当に自分が思っていた感想とは真逆でした。女の子が多く見ている番組ということもあり「恋んトスをきっかけに好きになった」という風に言ってくれる女性が増えて。

― 女の子ファンが増えたんですね。

有村:はい。今まで女性からは、あまり良いように思ってもらえていなかったと思うんです。写真集を頑張っても「簡単に服を脱いで仕事して。妹は正統派の女優なのにお姉ちゃんが足を引っ張ってる」みたいな感じに思われることもあったんですけど、番組を観て頂いたかたからは、「勘違いしてた」「思っていたのと違った」と言って頂いて。女の子のファンは出演を機にすごく増えたので、嬉しいです。

有村藍里の恋愛観


有村藍里(C)モデルプレス
― これまでにお付き合いされた方はどういう人が多かったですか?

有村:ちゃんと付き合った人が、ほとんどいないんです。高校時代に、廊下でちょっと喋るだけ、それで自然消滅みたいな。本当にちゃんとした大人としての恋愛はないです。

― 現在、恋愛は…?

有村:恋はしていないです(笑)。恋をする相手もいないですし、恋をできるような状況にもいないと思うんです。仕事場でも毎回毎回初めての現場が多くて。もし恋愛するんだったらそういう場で出会って、恋するのかなって思うんですけど…。

― お相手も芸能人が良いんですか?

有村:多分、今後もあまり出会いがないと思うんです。私の場合、まず人として接するというところがまず第1段階としてあるので、合コンとかも行ったことがないんですけど、もし、そういう場があっても、知り合って数時間では恋愛に至るまでにはならないと思うんです。私、普段人と接することがほとんどなくて、そういう感覚は分からなくて。

― 定期的に会う人じゃないと…?

有村藍里(C)モデルプレス
有村藍里(C)モデルプレス
有村:分からないですね(笑)。本当に人と接しないので、普通の感覚が分からないんです。「普通に出会って、恋愛して」という方法が分からない。ただ、人の恋愛話は聞きます。「彼と喧嘩しちゃった」とか相談されることもありますが、私がアドバイスできることはあまりなくて。恋愛とは結局、人間関係の問題だと思うので、アドバイスできる部分はしますが。ただ女の子は話を聞いてほしいだけ、というケースもあると思うので、「そうなんだ」と深くアドバイスせずに、聞いてる場合が多いです(笑)。

― 聞いてもらうだけで満足することもありますよね。では、どんな恋がしたいですか?

有村:私は女の子同士で、遊びに行ったりカフェへ行ったりすることが好きなのですが、女の子って彼氏ができると、彼ばっかりになっちゃうじゃないですか。私はそれが寂しくって(笑)。だから、恋をするとしたら、カフェへ行ったり、色んな所へ一緒に遊びに行ったりできる人が良いですね。可愛いカフェにも引け目なく、一緒に行ってくれる人が良いです(笑)。

― では、タイプとしては「俺についてこい」みたいなタイプというより、一緒に進んでいく方の方が良い?

有村:そうですね。一緒に同じような感覚をもって色々やれる人だと良いな、と思います。いわゆる、爽やかな好青年タイプで黒髪が良いです。

― 藍里さんは、結婚願望はあるんですか?

有村:全然ないです。今を生きるのにいっぱいいっぱいだし、自分のことでいっぱいいっぱい(笑)。子供も、今は欲しい気持ちはないです。でも孤独死は嫌なので、いつかは結婚できたら良いな(笑)。一緒に添い遂げられる人がいたら安心ですよね。

有村藍里「職人技」と話題の自撮り修正


有村藍里(C)モデルプレス
― 話は変わりますが、Twitterで自撮り修正の過程を公開なさった時には、すごい話題になっていましたね。

有村:すごかったです。皆やっていると思っていたのでびっくりしました。


― 写真加工はいつから?

有村:20代に入ってからですね。でもめっちゃやりだしたのは2年くらい前からです。その頃、インターネットで私の名前を検索すると、不意打ちで撮られたような写真が多くて。全く盛れていない写真もあります(笑)。ファンの方が撮ってくれた写真も素敵で嬉しいのですが、たまに半目だったり顔が微妙な写真もあったりして、とにかく修正のないものが多かった。そして、そういう写真が拡散されてしまって。その時に「写真って大事なんやな」「1枚1枚ちゃんと大切に出していかないと嫌な感じで使われちゃうこともあるんだ」と気づきました。なので「せめて自分が出す写真は最高の1枚にしよう」と考えるようになり、自撮りにもこだわって出すようになったんです。

― なるほど。投稿では実際に使っている過程がリアルですごく分かりやすかったです。

有村:使用しているアプリは全部人気のもので、たまたまランキングに載ってたから取りました。私、本当に毎日いつもやっていて、色々と調整して試して、ダメならまた調整して…。アプリも色々なものを試すのですが、結局は『BeautyPlus(ビューティープラス)』が1番やりやすくて簡単で、誰でもできると思います。最近、iPhoneを変えて、画面録画ができるようになったので「じゃあ実際に加工する過程を載せてみよ!」と気軽にTwitterに公開したら、ものすごい反響があって、驚きました(笑)。

― 皆さん興味があるんだと思います。

有村:そうなんですかね?『BeautyPlus』は結構使っている人も多いのですが、意外と「そういう機能あるの知らなかった!」「そんな使い方するんだ」といった声が多くて「可愛くなるから皆も使って!」と思いました。宣伝みたい(笑)。

― CMのオファーがくるかもしれないですね。

有村:出られたら嬉しいですね(笑)。

有村藍里の今後…夢を叶える秘訣


有村藍里(C)モデルプレス
― では、ここからは今後のお仕事について聞かせて下さい。石黒賢さん主演フェイクドキュメントドラマ『プロデューサーK』(共同テレビ/2018年4月23日よりGYAO!、Amazonで配信)第3弾では、ヒロインとして出演。初ドラマで女優として抜擢されました。

有村:ありがたいことに選んで頂いて…。ドラマは初めてなので、全然どうなるのか分からない。完成している台本もまだなくて(インタビューは1月下旬)。めっちゃ怖くて今は「どうしよう、どうしよう」と不安です。まあ私、毎日「どうしよう」という感じで生きているのですが(笑)。でも初めてのことなので、きっと、この経験を通して成長できると思うし、楽しみです。

― タレントさん、女優さんとお仕事の幅も広がっていますが、今後目指す道は決まっているのですか?

有村:1番はバラエティ番組にいっぱい出たいです。ただ、挑戦したいという気持ちはあるので、期待に応えられるよう、女優業にも全力で挑みたいとは思います。私、やったことがないことをどんどんやっていくことを夢にしていて。今はバラエティでサバイバルに行きたい、という夢が大きいですが、本当に悔いなく生きられたら良いな、と思います。

― では最後に夢を叶える秘訣を教えて下さい。

有村:私自身、親や家族に背中を押してもらったことで、改名したり、色々なことに挑戦させてもらったりしています。なので、もし悩んでいることがあったら話を聞く。それで道が開けることもあると思います。最初の一歩は誰でも不安だし、勇気がいることだと思いますが、やらないで後悔するよりはやって後悔する方が良いと思うので「やるかやらないか」選択肢があるなら、やる方をどんどん選んでほしいです。あとは私、やりたいことをSNSに書くことが多くて。これまで、書いたら本当に叶うこともあったので、夢を書いて形に残し、それをモチベーションに頑張ろう、と進んでいけば夢は叶うと思います。

― 素敵なお話ありがとうございました。

有村藍里(C)モデルプレス
親や周囲から姉妹・兄弟と比較されることは多くの人が経験していることかも知れない。そこで劣等感や嫉妬に苦しみ、悩む人も多いだろう。有村藍里はある日突然、日本中からそうした目で見られただけでなく、日々多くの心無い声をぶつけられた。そんな彼女が「それもすべて受けとめる」「笑ってもらえれば」と自分の中でプラスに変えることができるようになるまで、きっと多くの壁を超え、数え切れない涙を流してきたのだと思う。

想像を絶する辛さを経験してきただろうがインタビュー中、そんな過去もゆっくり丁寧に言葉を選びながら話す彼女は、本当に冷静に状況を捉えており、人としての大きさ、強さが伝わってきた。

「有村架純の姉」として世に出た彼女が、バッシングの中、その飾らない素の姿やトーク、写真加工、メイク法…といった武器を増やし「有村藍里」として世間から支持される事が多くなった。これからますます活躍の幅を広げるであろう、彼女の姿を楽しみにしたい。

(modelpress編集部)

有村藍里(ありむら・あいり)プロフィール


生年月日:1990年8月18日
血液型:O型
身長:162センチ
特技・趣味:YouTube鑑賞・世界の気温を調べること
【Not Sponsored 記事】

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