「トドメの接吻」門脇麦インタビュー 山崎賢人と“キス連発”の撮影裏、同世代役者への思い語る
山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)主演ドラマ「トドメの接吻(読み:キス)」(日本テレビ系、日曜よる10時30分~)に出演中の門脇麦(25)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今作は、山崎演じる“愛に歪んだクズなナンバーワンホスト”堂島旺太郎(エイト)が、謎の女のキスによって繰り返される“死のタイムリープ”に翻ろうされながらも、カネと権力で成り上がろうとする刺激的なラブストーリー。物語の重要な鍵を握る“謎のキス女” 佐藤宰子(サイコ)を演じるのが門脇だ。キスで殺すという衝撃的な役どころ。ここまで台詞は少ないのだが、その表情や佇まいだけで恐怖を感じさせる怪演ぶりで、視聴者を物語に惹き込んでいる。
門脇麦の怪演が光る―謎のキス女を演じる上での“勝負どころ”
― 宰子を演じる上でどんなことを大切にされていますか?門脇:1話、2話はキスで殺す「謎の女」という部分にスポットが当てられていたので、キャラクター云々よりもいかに怖く見えるか、というのをみなさんと作っていきました。たとえばライトを下から照らしたり、音響効果で雷と一緒に「ドーン」と音を付けていただいたり。私が出てくるシーンは全部「ドーン!」でしたね(笑)。ただこれからは徐々に宰子のキャラクターが出てくるので、ホラー感と無機質感とロボット感を意識して作り上げたものから、ガラッと切り替わるようにしています。だんだんと人間らしさが見えていく中で、視聴者の方に「可愛いな」と思ってもらえたらいいなと思っています。
― ここまでの宰子からは「可愛い」は想像もつきません。
門脇:私はもう可愛い妹を育てている気持ちです。宰子の背景を知ると、本当に愛おしくて、撮影中も「そんなに怖い演出をしたらみんなに怖がられちゃうじゃないか!」って思ってしまうくらい(笑)、愛情しかないです。なので“謎の女”から、どうやってみなさんの心をグッと惹きつけられるかが勝負だなと思っています。
キスシーンの連続 印象的な山崎賢人の姿
― 難しい役どころかと思いますが、演じる上で苦労されていることはありますか?門脇:何度もタイムリープするので、台本を読んでいても現場でも頭がこんがらがります(笑)。その点はきっと賢人くんのほうが大変だと思うんですが、現場では段取りが終わるごとに、何度目のタイムリープなのかをお互い確認し合う時間をとってもらっています。ただ、1話を見た時点で、すごく立体的になっていて、とても印象に残る画がパッパッパッと入ってくるので、ここはさっき飛んだところだな、というのが非常にわかりやすくクリアになっているなと感じました。現場でも1シーンごとにすごく丁寧に撮っていて、本当にじっくり進んでいく印象が強いです。
― 納得しながら撮れているといった感じですか?
門脇:そうですね。確認作業だったり、段取りをしっかりしながら、みんなで体感しながらまとめていっている感じです。なので現場にも「大丈夫だろう。きっと面白くなるだろう」という安心感がすごくあります。きっと賢人くんもそう感じているんじゃないかなと思います。
― 山崎さんとは朝ドラ「まれ」(15年)や映画「オオカミ少女と黒王子」(16年)以来の久々の共演ですね。現場での印象はいかがですか?
門脇:自分の意見をすごく言っていますね。「こう動きたいんですけどいいですか?」とか「ここは動かないほうがいいと思うよ。そのほうが言葉が伝わりやすいと思う」みたいな感じだったり、細かい部分もすごく見ているなという印象です。
― キスシーンもたくさんありますね。
門脇:私がすごく印象的だったのは、キスされて賢人くんが死ぬシーンで「痙攣して気を失って死ぬ」という流れがきっと彼もまだクリアじゃないまま本番を迎えたときに、(撮影が)終わってすぐ、自分でモニターを見て、「今ので大丈夫でしたか?」って監督に確認しにいって、「もっとこうした方が良かったですよね」と言っていて。OKは出ていたんですけど、もう1回やり直したんです。それで「確かにこっちのほうがいいね」ってみんな納得したんですよね。すごく細かい部分まで、全体の見え方をしっかり気にされているんだなと思いました。賢人くんは基本的に全て自分の演技をモニターで見ているんじゃないかな。いつもカットがかかると走ってモニターチェックにいくイメージがあります。
門脇麦「自分たちの世代が力不足だとひしひしと感じていた」同世代との共演で思うこと
― 今回は同世代の役者さんが多い現場だと思いますが、刺激を受けることもありますか?門脇:そうですね。私は1話を見たときにすごく嬉しかったんです。私は25歳で、今回菅田(将暉)くんと私が最年長なんですけど、いまの30代の俳優さんたちの勢いのある頃に比べて、明らかに自分たちの世代が力不足だなと、私はひしひしと感じていたんです。今回のメンバーもみんな素敵だし、素敵な役者さんはもちろんたくさんいるんですけど、その力強さみたいなものを感じる作品に私はなかなか出会うことが無くて。でも今回の1話を見て、初めて「うわ、大丈夫だ。今の世代も頑張っていける」と思って、素直に嬉しかったです。
― どんな部分でそう感じましたか?
門脇:全員素敵なんです。しっかりドラマとしての見せ方もうまい、でもそこだけに走ることなく、みんな人間性が優れていてしっかり厚みがある。賢人くんとかクズのホストNo.1みたいな感じで(笑)、つい表面上だけになりがちなキャラクターなのに、ちゃんと悲しいし、ちゃんと哀愁もあるし、ちゃんと憎めない部分もある。
(新田)真剣佑くんもあんなに美しい顔立ちをされているし、全身真っ白御曹司って、普通じゃありえないようなキャラクターなんですけど(笑)、しっかり悲しみや葛藤、苛立ちが見えてくるんです。1話ではみんな数シーンしかなかったんですけど、そこを感じさせるのはすごいなと思って、本当に嬉しかったんです。ちゃんと心にフックをかけてくる。みんなそうなので感動しました。
門脇麦の2018年は―
― 「トドメの接吻」から始まった2018年、どんな年にしたいですか?門脇:まずはこの「トドメの接吻」を全うすること。そしてデビューして7年くらい経つんですが、徐々に年下の共演者の方やスタッフの方も増えてくるようになったので、私も受け身ではなく、一緒に作品を作っているんだ、という感覚で早く仕事をできるようになったら良いなというのが今の目標です。これまでたくさんの方に出会って、引っ張ってくださった方がたくさんいるので、最終的には私も周りを引っ張っていけるような存在になれたら、というのが今度の大きな目標です。
門脇麦に効く“トドメの一言”
― では最後に、男性から言われたらたまらない、門脇さんに効く“トドメの一言”を教えてください。門脇:ん~なんだろう…。悪い方はすぐ思いつくんですけど。ぐうの音も出なくなるのは「ちゃんとしなよ」ですね。私、結構ちゃんとしていないので(笑)、これを言われるとグサッとやられます。
― 意外です(笑)。キュンとする方の“トドメの一言”はどうでしょう?
門脇:食べることが好きなので、食べ物でつられたら頑張ります。「美味しいものごちそうしてあげる」とか。…ちょろい(笑)。
― 美味しいご褒美があると(笑)。
門脇:なんでも頑張ります(笑)。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
門脇麦(かどわき・むぎ)プロフィール
1992年8月10日生まれ、東京都出身。2011年、ドラマでデビュー後、2014年の映画「愛の渦」では体当たりの演技に挑戦し話題になる。連続ドラマ小説「まれ」(15年/NHK)、「火花」(16年/Netflix)、映画「二重生活」(16年)、土曜時代ドラマ「悦ちゃん」(17年/NHK)、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」、「こどもつかい」、「彼らが本気で編むときは、」、「花筐/HANAGATAMI」(17年)など多数の話題作に出演。今後は映画「サニー/32」(2月17日公開)の公開を控える。あわせて読みたい
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