EXILE岩田剛典、忙しくてもSNSを更新する理由 メンバーの個人活動はどう見ている?<モデルプレスインタビュー>
2017.09.01 08:00
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EXILE/三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典(いわたたかのり/28)がモデルプレスのインタビューに応じた。クリストファー・ノーラン監督の最新作『ダンケルク』(9月9日公開)について兼ねてよりノーラン監督の大ファンだったという岩田が「ファン代表」として今作の魅力、そして俳優業について語ってくれた。
目次
“巨匠”クリストファー・ノーラン監督が実話に挑んだ最新作
― ノーラン監督の大ファンであるということで今の率直なお気持ちを聞かせてください。
岩田:『ダークナイト』をきっかけに監督のファンになって、今回もすごく楽しみにしていました。少しでも一緒に作品を担うことができて本当に光栄です。一緒に、ではないか(笑)。
岩田: “戦争”をテーマにした作品ということで、今までの彼の作品とは全然違う雰囲気になっていましたし、とにかく始まってから最後まで緊張感と臨場感がすごくて。もう1回も息つけないぐらい張りつめた映画でした。でも実はストーリーはすごくシンプルで、戦争映画だからといって難しく捉える必要が全くない映画でもあると思いました。戦争映画というと食わず嫌いな人もいると思いますし、正直僕もそういう派でしたけど、そんなことは全然関係ないぐらいの映像美と音のリンクに圧倒されました。人を引き込ませるすごく要素がたくさん詰まっていて、「これぞ映画」という感じ。劇場で絶対見たほうが良い映画だなと思いました。
― なるほど。岩田さんも過去に戦争を題材にした作品(※)に出演されたことがありますよね。
岩田:舞台で一度あります。映像ではまだやったことがないんですけど。僕のおじいちゃんは戦争に行った世代なんですよ。なので、また挑戦できたらすごく意味があるとは思ってます。(※2013年に上演された舞台『あたっくNo.1』)
俳優業で描く夢 メンバーの個人活動はどう見ている?
― ハリウッド映画でいうと、先輩であるEXILE AKIRAさんも今年『沈黙 -サイレンス-』に出演されましたよね。岩田さんもハリウッドに挑戦したいという思いがありますか?岩田:AKIRAさん羨ましいですよね。僕ももちろん機会があれば挑戦したいです。それこそノーラン監督なんて多分芝居かじってる誰もが出演したい監督だと思いますよ。
― そうですよね。今後俳優として演じてみたい役はありますか?
岩田:もうはっきりしてるんです、僕。裁判劇と脱走劇をやりたい。
― すごく明確ですね!
岩田:もう自分で脚本書いちゃおうかなと思ってるぐらいやってみたいです。
― そんなに!いつ頃から興味があったんですか?
岩田:今年に入ったぐらいからですかね?特に最近はずっとものづくりについて考えていて。こういう脚本がやれたらいいのにな、とか、逆にこういう脚本思いついたけどこれに似た原作はあるのかな、とか。
― 具体的ですね。では今後脚本に挑戦されるということも…?
岩田:あり得るかもしれないけど、片手間にできる仕事じゃないので、やるんだったら本当にもう転向するぐらいのつもりでやらないと。そうじゃないと良いものは作れないですし。最近は俳優業が続いてますけど、ダンスも俳優業もどちらも僕がやりたくてやっていることなので、それぞれ集中できる期間に一生懸命やる。この先もそうやって頑張っていきたいと思ってます。
― どちらも楽しみにしています。岩田さんをはじめ、メンバーの皆さんもそれぞれ精力的に活動されていますが、どのように見ていますか?
岩田:それぞれどんなことを頑張っているかは把握しています。個人活動は自分を磨く期間でもあると思っているので、そこで得たものをグループに還元する。三代目としてはツアーの準備も始めてますし、楽しみにしていてもらえれば嬉しいですね。
ファンのためのSNS&夢を叶える秘訣
― 岩田さんはお忙しいのにモバイルサイトのブログやSNSの更新がマメですよね。岩田:本当ですか?リアルタイムなことは色々事情があるので、上げられないことが多いんですけど…。日々映画の撮影とかいろんな活動をしていても、ファンの方にそれが届くまでは時間がかかるじゃないですか。それでもなにかファンの方に喜んでもらえたらなと思って、昔の写真をアップしたりはしてますね。
― そのお気持ちが嬉しいと思います。リラックスできる時間はあるんですか?
岩田:最近はほぼ毎日映画の撮影をしているので、ずっと「ダンケルク」状態ですね。追い詰められてます(苦笑)。撮影が終わったら息抜きしようと思います!
― では最後に、岩田さんが思う「夢を叶える秘訣」を聞かせてください。
岩田:根源としてはやっぱり努力ですよね。例えば芸能界に入りたい女の子がいて、片っ端からオーディションを受けたとする。本当に叶えたい夢なら、そこまでは最低限の努力だと思うんですよね。
全てに通じることだと思いますけど、どんなことでもとにかく努力することは大前提にあって。でも、それだけでは社会で成功したり夢に近づくのはなかなか難しいから、出会う人やチャンスを大切にして、さらに自らチャンスを作り出すための努力が必要なときもある。いい意味でずる賢く、クレバーに動かないと。もし、そこまで頑張れないんだったら多分そこまでの気持ちなんですよね、きっと。本当にやりたい、本当に夢を叶えたいと強く思って努力を積み重ねたとき、やっと夢を掴めるか掴めないかというところまで行けるんだと思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
岩田剛典(いわた・たかのり)プロフィール
生年月日:1989年3月6日出身地:愛知県
血液型:B型
1989年3月6日生まれ。三代目J Soul Brothersのパフォーマーとして2010年にデビューし、2014年にEXILEに加入。グループでの活動以外に俳優として数々の作品に出演。2016年公開の映画初主演作品「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」では第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞、第26回日本映画批評家大賞新人男優賞を受賞。同年10月、TBSテレビ「金曜ドラマ『砂の塔〜知りすぎた隣人』」に出演。来年も2本の出演映画の公開が予定されている。
映画『ダンケルク』あらすじ
フランス北端ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。背後は海。陸・空からは敵――そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら、出撃。こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?
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