夢アド、新章スタート メンバー脱退で変化「シビアなもので…」迫力バストで話題の京佳に「妬ましい。恨めしい」本音ぶっちゃけ<モデルプレスインタビュー>
2017.07.14 20:30
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夢みるアドレセンス(通称:夢アド)に小林れいが帰ってきた。活動休止以前ロングヘアだった小林は髪を50センチ以上ばっさりとカット。モデルプレスでは心機一転、新たな活動に意気込む小林をはじめ“新章”を迎えた夢アドに話を聞いた。
目次
小林は昨年秋から病気療養のため活動休止。他メンバーはそこから4人で夢アドを守ってきたが、活動は平坦ではなかった。年始に山田朱莉が活動自粛を急遽発表、そして3月31日に、グループから自主脱退。夢アドは荻野可鈴・志田友美・京佳、3人での活動を余儀なくされた。その後予定していた全国ツアー「夢みるアドレセンス アルバム発売延期に3枚返しだ!ツアー2017」に3人は黒スーツで臨み、ファンへ謝罪。“窮地のステージ”に感極り涙を流しながらパフォーマンスする場面もあり、リーダーの荻野が「夢みるアドレセンスは永久に不滅です!!絶対に終わらせないから!」と号泣しながら絶叫する姿も見られた。
そして6月3日、ついに小林が約8ヶ月ぶりの復帰を果たした。復帰ライブとなった「ファンタスティック4」は、ステージに立つ小林の姿を見守るユメトモ(ファンの総称)で溢れ、会場は超満員。小林は「私が休んでいる間、メンバーは色んな事があって、本当に大変だったと思います。でも、3人が活動を続けてくれていたおかげで、戻って来る事が出来ました。これからは、私が3人を支えられる様に頑張ります」とメンバーへの想いを訴えた。
小林れい、復帰
― まずは小林さんの復帰、おめでとうございます。一同:ありがとうございます!
― ファンの方は心待ちにしていたと思いますが、復帰ライブはどのような雰囲気でしたか?
京佳:れいちゃん推しはもちろん、ファンの方が本当に待っていたのが伝わったよね。れいちゃんの姿が見えた瞬間に会場が「わーっ!!」って大歓声で迎えてくれて。
小林:すごかったです。びっくりしました。あれは忘れられないです。
志田:会場全体が(小林の担当カラーの)オレンジサイリウムで光って、れいコールがすごくて。曲中の、いつも友美コールになる曲のところも、全部れいコールになっていて…本当にみんなが待っていたんだな、と感じました。
小林:みんなからの愛を感じました。ファンの方もいつも以上に大きな声で応援してくれて、私もステージに立った瞬間から鳥肌がすごくて…。あの場に戻って来ることができたのが夢みたいでした。これ夢みたいだけど夢じゃないんだよな、と噛み締めていました。
活動休止中の心境は?
― 活動休止中はどのような気持ちでしたか?小林:絶対戻ってやるぞ、という気持ちしかなかったです。普段は心配症なのですが、その時は後ろ向きな気持ちが一切なくて。ファンの方達に「このまま絶対去ることはありません。また絶対帰ってきます」と約束していましたし、メンバーにも「ちゃんと帰ってくるから先に行って待っていてね」と伝えていたので「絶対に病気を治して、またステージ立つ。これを叶えなかったらどうするんだ。今、病気になんか負けていらんない。まだやりたいことを叶えていないのに、ここで諦めたらどうするんだ」と治療中は常にメラメラ燃えていました。
― そうなんですね。メンバーの皆さんは小林さんを待っている間、どういう心境でしたか?
荻野:れいを待っている間にもいろいろあったので、れいに申し訳ない気持ちもすごく感じていました。私達が出来ることは、れいが帰ってくる場所を守ることだったので、必死に頑張ったよね。「れいが帰ってくるまで今できることをやろう!」と、とにかく前だけを向いて突っ走りました。
京佳:まさかツアーを3人でやるとは思わなかったよね。
荻野:うん。もしかしたら、れいが帰ってくる前に夢アド自体が潰れちゃうかもしれない、と思いましたし、ツアーが出来たのは奇跡でした。
小林:私も出来ないと思っていました。
荻野:ありがたかったね。申し訳ない気持ちも確かにあったけど、私は頑張ろう、という気持ちの方が強かったです。
志田:れいが休んでいて、いろいろあって何とか3人で出来るようになって…ツアーをやらせてくれたスタッフの皆さんにも感謝していました。れいが休む時に手紙を代読させてもらって、私は「れいの居場所を守ります!」と宣言していたので…こうして帰ってきてくれて、居場所を守れてよかったなと思います。
京佳:れいちゃんは「待っていてくれてありがとう」と言っていましたが、私からすると逆に「帰ってきてくれてありがとう」という感じでした。本当に約束を果たしてくれて、とても嬉しかったです。結構、活動休止になっちゃうと脱退とか、そういう流れになるケースも多いじゃないですか。休止も無期限だったので、目処が立たない中で私達も頑張っていて、そうしたらちゃんと戻ってきてくれたので…。3人で頑張ってきて良かったです。居場所を守れていたか、と聞かれればいろいろあったし分からないけど、でも戻ってきてくれたれいちゃんに感謝の気持ちしかありません。
山田朱莉が脱退…「年末からが特に逆境」
― 夢アドさんというと、逆境続き、というイメージがありますが…。京佳:みんなそう思っていると思います。
― 最近では山田さんの脱退がありましたよね。
荻野:はい。逆境といえば、年末からが特に逆境でした。それでも自分たちが夢アドとして今後もやっていきたかったので、頑張ろうと思えたんです。何よりファンの方たちが、夢アドという存在を信じてくれていたので、無くすわけにはいかない、という気持ちが強くなりました。本当にいろいろなことがありましたが、支えてくれているファンの方の力は偉大だなって改めて感じています。あんなことがあって、今でも応援してくれる人がいるのは、本当にすごいことだし本当に感謝です。
京佳:もうすぐ夢アドが5周年を迎えるんです。5年間ずっと応援してくれている人もいるので、その方たちをがっかりさせることはもう出来ないな、と思っています。
小林:悲しませられないよね、もう。
志田:すごいよね。この一連を全部見てくれているわけだから。よく見捨てないで付いてきてくれるなって思う。感謝しかないです。
京佳:握手会に来て下さる方は3人になっても何も触れずに「今日もお疲れ、ライブよかったよ」とか普通の話をしてくれるんです。逆にこっちから話を振るくらい(笑)。「ごめんね、心配かけて」とこっちから言ってしまうくらい何も言って来なかったですね。いつも通りの握手会、いつも通りのツーショット、いつも通りの交流だったので、すごくありがたかったし、優しい気遣いを感じました。
荻野:聞かれることはれいのことだったよね。
京佳:そう。「れいちゃん元気?」とか「れいちゃんそろそろ?」とか。
― では厳しい声、というよりも暖かい声が多かったのですね。来なくなってしまった方はいなかったんですか?
荻野:いました。シビアなもので…。
京佳:そういう人たちをもう一度振り向かせる努力をしなきゃいけないな、と(荻野)可鈴が言っていました。
一同:(笑)。
京佳:実際ぱっと見、いつもいる人がいなくなっちゃったなっていう実感はありましたね。
小林:そうですね。確かに帰ってきて…。
荻野:いつもライブで1番前にいた人がいきなり来なくなって、「やっぱそうなんだ。やっぱり去る人もいるんだな」と思いました。でも逆に、最近好きになってくれた人もいましたね。
志田:そうだね。
荻野:フェスや、ロック系のイベントに出た時に知ってもらえた実感があります。
京佳:イベントもそうだし、SNSでも感じますね。
荻野:一連の状況を経て知ってくれた方が「曲聴いたら意外と良かったから行くよ」ってライブやイベントに来て下さったこともありました。でもその人達は、れいに会ったことがなかったから「早く会いたい!」「早く小林に会わせて」と言ってくれて。
小林:そうなんです。復帰後のイベントでは、結構初めましての人がいました。でも、そういう方たちも「待っていたよ」と言ってくれて本当に嬉しいです。
京佳の美バストに妬み?
― 京佳さんの写真集も大きな話題になっていたので、ファン層を広げたのでは?荻野:それも大きいです。
京佳:それもありますね。写真集を出したことも夢アドに繋がれば、と思っているので人気に貢献できたら良いな。
― 皆さんは、京佳さんのご活躍を見て嬉しいのはもちろんだと思うのですが、悔しい気持ちもありますか?
志田:胸が羨ましい。
荻野:胸が欲しいですね。この胸が妬ましい。恨めしい。京佳は胸担当(笑)。胸は全部お任せしているので(笑)。
京佳:胸がきっかけで知って下さった方は、京佳推しでなくても、夢アドを好きになってくれたら嬉しいです。
今後も個人活動を活発に
― 今後も個人活動は活発にされていくのですか?荻野:オフコース!
志田:私は岩手出身なのですが、岩手地方のローカルライダーに出演します。6年くらい続いている「ガンライザー」というご当地ライダーで、岩手県民の間で知名度が高いのですが、今回その初主人公に選ばれました!女性史上初主人公です。
荻野:めでたい!(拍手)
志田:親孝行になったな、とすごく思いました。
荻野:本当だよね。本当に親孝行だよ。
志田:岩手の皆さんにも夢アドを知って頂ける機会が出来るかなと思います。
荻野:私は結構、テレビやラジオにレギュラーで出させて頂いていて、ファンの方に見てもらえる機会は多いなとは思っています。その番組のファンの方も、夢アドに来てくれて嬉しいですね。でも私、夢アドにいる時と全然違うから(笑)。
小林:そうねえ。
荻野:いろいろ文句を言ったりずっと下ネタやっていたり(笑)。
小林:アイドルじゃないもんね。
荻野:もうアイドルの枠を超えたことをやっています。でもそっちのファンの方も「アイドルの時はちゃんとしているね」という感じで楽しんでもらえているので、これからも限度を守って楽しみたいと思います。
志田:限度守れてないよ絶対(笑)。
小林:アウトだよ。
荻野:守っているよー!でも、メンバーのことを喋った番組が放送されると、すぐファンの人が内容をバラすんですよ(笑)。
京佳:「可鈴がこう言っていたよ」とTwitterに書き込むんです!大体おっぱいのことを言われているんですけどね(笑)。
荻野:そうなんですよ!おっぱいについてね、多いね(笑)。でも友美はいつも本当に聞いてくれているんです。
志田:そうそう。録画・録音したものを通勤中の電車で聞いています。
一同:優しい!好感度アップ!
志田:優しんです、私。
荻野:「よかったよ。あのネタ面白かった」とか感想をくれます。
志田:普通に聞いていてムフっ笑いてなることが多いんです。電車で聞くと結構危ないかもしれない。
結成5周年のツアーに向け意気込み
― 7月から結成5周年のツアーが始まりますね。京佳:私達は今までツアーで東名阪しか行ったことがなく、北海道と宮城県は初めて行くところなので、楽しみです。会いに来てくれる方を大切にしたいし、その次のツアーでもっといろいろなところに行けるように、次に繋がるツアーにしたい!夏ですし、気合いを入れてやっていきたいです。今年の夏は「日本の夏、夢アドの夏」。頑張ります。
小林:4人で初めてのツアーということで、皆さんに「夢アドはまだまだ行けるぞ」というところを見せる場だと思います。北海道と宮城県は初めて行くので、まだ会えていないユメトモ(ファンの名称)の皆様に会えるのが楽しみです。
志田:れいが戻ってきて、新体制になったので皆様に夢アドをもっと広めていきたいですね。「ララララ・ライフ」とカップリングの「夢見る少女じゃいられない」も発売して、ツアーでも絶対歌うと思うので、この2曲も広めたいね。とにかく、新体制で頑張りたいと思います。
荻野:今回のシングル「ララララ・ライフ」と「夢見る少女じゃいられない」はミュージカル調とロック調で結構離れた2曲ですが、両方に私達の今伝えたい気持ちが入っています。「ララララ・ライフ」の歌詞の中には、「My Friend また歌い出す 泣いた夜だって そう、ぼくらの大切な物語(ストーリー)」「悲劇になんてさせないわ 大切な物語(ストーリー)」などと5年間の夢アドのことがぎゅって詰まったような言葉もあるんです。5年間の大切な物語を悲劇にさせたくないし、良い未来に向かいたい。
それに今回のツアーが目指すのは楽しいツアー!動くテーマパークのようなイメージで、来る人みんなに「まるで夢のようだ」と言ってもらえるような夢ランドにしたいと思います!
夢を叶える秘訣…ゆうみんの夢は?
― では最後に現在の夢と夢を叶える秘訣を教えてください。小林:夢アドでもっと全国ツアーがやりたいです。前回までは3都市、今回5都市なので、次はもう少し増やせていけたらいいな、と思っています。それを叶えるためには、とにかく1個1個大切にしていくしかないと思うんです。今回の活動休止で、こうやって与えられている環境や日常も、今喋れていることすら当たり前ではない、と気づけました。家族や友達、仕事も、そういうのを1個1個大切にしていったら、それが結果につながっていくんじゃないかなって思います。
― ありがとうございます。京佳さんはいかがですか?
京佳:私は夢アドとしてはもちろんですが、京佳としての仕事ももっともっとやっていきたいです。写真集をきっかけに知って下さった方が増えているので、その波に乗り遅れないように頑張って、それを夢アドに繋げられたらいいな、と思っています。夢を叶えるには、自分が1番楽しむことが1番だと思うんです。自分が1番楽しんで、その姿をお客さんやファンの方が見て楽しそうだな、と思って一緒に楽しめる…そういう環境を作ることが良いと思うので、自ら楽しむことが1番だと思います。
志田:私の夢は…ちょっと高級目なオーブンレンジと炊飯器を買うこと。
荻野:もうちょっと真面目に答えてよ(笑)。
― すごく具体的ですね(笑)。
志田:電子レンジしか持っていないので、2、3万円するガチのオーブンレンジを買いたいと思っています。私、料理をすごくするんですよ。自炊していると楽な気持ちになるので(笑)。
荻野:ストレス発散なのね。
小林:御飯上手だよね。
志田:真面目な答えもちゃんとします(笑)。楽をして上に行けるわけじゃないから、努力を毎日忘れずに、そして叶えたい夢は自ら口に出して言ってくことが大事。実際に私は何かをしたい時、すぐ口に出したりSNSで書いたりしています。「ガンライザー」も「岩手県出身として、出たい」と書いたらファンの方も「ガンライザー」公式アカウントに「友美ちゃんを出して下さい」と言ってくれて、1年後に叶いました。なので口に出した方が良いです!
― では、最後にリーダー・荻野さんお願いします。
荻野:夢アドが今年売れること。それに尽きる。
― 目指す具体的なゴールはあるんですか?
京佳:忙しくなりたいよね。
荻野:うん。よくいろんなアーティストさんがいっぱいいる歌番組とかフェスみたいなのあるじゃないですか。そういった番組に出たいです。今年はそれに向けて頑張りたいと思います。夢を叶える秘訣は、最近気づいたのですが、漠然とした夢だと目標が分からなくなるので、ちゃんと具体的な目標を立てることだと思います。ちゃんとした具体的な案があって、それに向けてどうやって頑張るか、という話になるので具体的な夢を持つことが大事だと思います。
― ありがとうございます。
インタビュー後編ではファッションやメイクについてトーク!
(modelpress編集部)
夢みるアドレセンス
荻野可鈴、志田友美、小林れい、京佳の4人からなる女性アイドルグループ。通称“夢アド”。アドレセンスとは「思春期」のことで、人気ティーンファッション誌モデルを中心として2012年にグループ結成。4人のアドレセンスによる等身大の自分が表現されたステージが、同世代だけでなく幅広い層の支持・共感を集めている。
7月19日にはシングル「ララララ・ライフ」をリリース。小林の活動復帰を記念し、MV+メイキング盤、ランダムピクチャー盤のほか、小林れい盤も登場する。
7月14日北海道 札幌KRAPS HALLを皮切りに全国5大都市を巡るツアー5th Anniversary Tour “真夏の夜のYUME LAND”も開催中。
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