モデルプレスのインタビューに応じた浅川梨奈(C)モデルプレス

“エロくなった”浅川梨奈、「1000年に1人の童顔巨乳」から大人化 新境地を開拓<モデルプレスインタビュー>

2017.07.11 20:30

SUPER☆GiRLS浅川梨奈(あさかわなな/18)が、『人狼ゲーム』シリーズ第6弾となる映画『人狼ゲーム マッドランド』(7月15日公開)で主演を務める。これまで桜庭ななみ、土屋太鳳などブレイク女優がヒロインを務めてきた同シリーズ。可愛らしい表情とは裏腹な豊満ボディでグラビアでの活躍が目覚ましい浅川だが、最近では女優として映画・ドラマ『咲 -Saki-』、映画『14の夜』など話題作に続々出演。これからの活躍が期待されている。モデルプレスでは今回、女優として長編映画初主演に挑む彼女に意気込みや撮影話を聞いた。

  

『人狼ゲーム マッドランド』

同作は、プレイヤーが村人や人を殺す役目の人狼などの役職にわかれ、会話から「誰が人狼なのか」を探るゲームを基にした、川上亮氏の小説が原作。拉致・監禁された高校生が殺し合い、生き残った者に1億円が与えられるというストーリーで、参加者たちが生死を賭けたゲームに身を投じながらも、殺りくの連鎖から抜け出す方法を模索していく姿を描く。

浅川梨奈(C)2017「人狼ゲーム マッドランド」製作委員会
主人公・小池萌を浅川が演じ、松永有紗、佐奈宏紀、門下秀太郎、飯田祐真、栗原吾郎、長谷川ニイナ、眞嶋秀斗、木下愛華、坂田将吾らが出演する。

長編映画初主演に挑戦

― 今回、長編映画初主演ということですが、まず感想をお聞かせ下さい。

浅川:過去にそうそうたる方々が主演・出演されてきた中で、自分が主演をやらせていただけることにとても緊張しました!正直、感じるプレッシャーも大きかったのですが、楽しく撮影していました。私が演じた小池萌ちゃんは、実は自ら人狼ゲームの参加を志願した女の子で、自らバスに乗ったっていう裏設定があります。今までの『人狼ゲーム』シリーズでは、わりと知らないうちに連れてこられた、というパターンが多かったのですが、萌ちゃんはちょうど生きているのが楽しくないと思っていた時期に、ネットで人狼ゲームの噂を聞いて、そういう刺激を求めて参加したんです。そこで実際に人狼ゲームの世界が広がっていて、不安や恐怖を感じつつも、仲間に出会って少しずつ強くなっていって生きたいと思うようになる、そんな女の子ですね。

― 萌ちゃんは最後、衝撃の展開を迎えていましたね。

浅川:そうなんです!私も台本を読んで、監督が私の役を間違えているんじゃないかと思って(笑)。監督とも「ちょっと過去にはないよね」って。今までのシリーズを見ている方の予想を裏切るラストになっています。

― 現場の雰囲気はどうでしたか?

浅川:撮影になったらパッと集中して、ほぼ私語もなく役に入っていました。特に投票のシーンはすごかったです。1番最初の投票のシーンは10時間も撮っていて、2回目の投票で7時間、3回目の投票で6時間…くらいは撮っていました。もちろん合間に休憩は挟まりますが、その休憩もみんな笑顔で話す感じではなく集中した状態でやっていましたね。でもその他のシーンはわりとみんな合間に喋ったり、ケータリングのお菓子を食べたり仲良く楽しくやっていました。

― 演じていて難しかったところはありますか?

浅川:やっぱり自分とは性格が違うんです。私はあまり弱いところや不安をあまり表に出さないタイプなのですが、萌ちゃんは作品の最初の方では怖い気持ちを表に出していて、そこから彩乃(松永有紗)と出会って友達になってからはどんどん強くなっていく。そのあたりのメリハリや感情の持っていき方が難しかったので、気持ちの変化は特に丁寧に演じました。

― 同じく人狼ゲームに参加する高校生・彩乃を演じた松永有紗さんとは雑誌「週刊プレイボーイ」のグラビアで“週プレ3姉妹”として活躍なさっていますよね。

浅川:そうですね。週プレ3姉妹もありますし、お互いアイドルということでイベント会場で会って話すこともあったので心強かったです。こうやって演技のお仕事で関わることは初めてでしたが、一緒にできてすごく嬉しかった、良かったなと思います。実はこれまでプライベートでも、なにかあると連絡をくれたり、私も連絡したりしていましたが、そんなに距離が近いわけじゃなかったんです。でも今回の映画を泊まり込みで撮影した時、同室でずっと一緒にいてグループのことや個人仕事の話をするうちに仲良くなりました。グループ活動“あるある”や近況も話しましたが「分かる!分かる!」って共感するところもあれば、「あ、そういうこともあるんだ」という発見もあって楽しかったです。すごくくだらない話も含め色々と話ができて前よりも仲良くなれたので嬉しいです。今では、有紗ちゃんに超会いたくて、有紗ちゃんの寝顔が見られないのが寂しいです(笑)。

“1000年に1度の童顔巨乳”キャッチコピーに本音

― そうなんですね(笑)。『咲-Saki-』(ドラマ・2016年/映画・2017年)やドラマ『ファイブ』(フジテレビ系/毎週月曜日26時40分~)など女優として注目作に続々出演されていますが、そもそものブレイクは…

浅川:1000年に1度の童顔巨乳!最初あのキャッチコピーが付いた時は「童顔もなにも、私まだ16歳だから子供だよ!それになんでも“1000年に1度”つければいいと思って」と思っていたんですけど(笑)。

― 2年前にインタビューさせていただいた際もおっしゃっていましたね(笑)。

浅川:ずっと言っているんです(笑)。でもあのインパクトの大きなキャッチコピーのおかげでバラエティ番組に呼んでいただいたり映像のお仕事に呼んでいただいたり、グラビアのお仕事が決まったり…。週プレでグラビアデビューして、最初はもちろん抵抗もありましたが、いざ始めてそこから本当に駆けてきて、グラビアをやって良かったと思うし、否定していたあのキャッチコピーもなんだかんだものすごく感謝しています。それでも一度も自分を童顔だと思ったことはありませんが(笑)。

― 最初からあのキャッチコピーは否定していたんですね。

浅川:はい、実はずっと言っています。色々なお仕事が出来るようになったここ半年ぐらいはテレビでも「まあ私、童顔って1回も思ったことないんですけどね」というセリフもそのまま使っていただけるようになってきましたね。今までは言っていてもバッサリカットされていたんですけど、最近はOKが出ているのかな、という感じです。

― (笑)。ちなみに次のキャッチコピーを考えるとしたらどういった感じになりますか?

浅川:いや、もうキャッチコピーは大丈夫です(笑)。もう本当に「1000年に1度の童顔巨乳」と言って頂いた時にネットの掲示板が大荒れだったんですよ。「たいして童顔じゃねえ」とか「可愛くねえ」とか「1000年もんじゃねえ」とか…私も「そんなこと私が1番分かっているよ!」と思っていて(笑)。私、エゴサーチが大好きなんです。批判的な意見が好きで、見ながら「こんなことを言っている人がいるんだ」と思って。…今の発言をオブラートに包まずに言うと「ネット弁慶がうるせえ」と思っています(笑)。

でもそういった意見を見て得る発見も多くて「確かに的を射ているな」と感じたところは自分で直そうと気づくことができるので、自分にとってプラスになっています。もちろん全く関係ない「ブスじゃん」などは「知らねえよ!」って思いますけど。脱線しましたが、そういうキャッチコピーがなくても大丈夫なように「浅川梨奈」が大きくなれたらいいなと思います。名前でちゃんと“りな”じゃなくて“なな”と覚えてももらいたい。キャッチコピーに頼らず生きられるように頑張ります。

浅川梨奈、エロくなった?

― 2年前には「布がもっと欲しいです」というお話もされていました。

浅川:布は今も常に欲しいですよ。一昨日も昨日も今日も朝から水着の撮影をしていて、明日は水着じゃないですが、やっぱり布は欲しいです。夏場はスタッフさんたちが暑くて可哀想だなって思いますし、水着は嫌いじゃない。私はもう脱いでいて、もうほぼ裸だから涼しくて良いんです。でも!冬場は本当にやりたくない(笑)。

― なるほど(笑)。それこそ週プレの新春グラビアでは気温マイナス2度のなか撮影したとか。

浅川:いや、もう!あれはキツかった…もう…本当にあれは!カメラマンさんが「あと3枚撮るよ」と言ってから30枚くらいに感じましたね。

― でもグラビア写真が最近グッと大人っぽくなられましたよね?

浅川:ありがとうございます!この間、ドラマで共演した方から「最近のグラビアどうしたの?エロい」とLINEが来ました(笑)。それで私が「え、そう?エロく見える!?」と返したら、「うん。見える」と来たので「本当に!?」と喜びました。エロく見えるらしいですよ、私。今まで「エロい」のエの字も言われたことがなかったので、すごく嬉しかったです。

― (笑)。それこそ週プレの特集も「浅川だってエロいのである。」でしたね。

浅川:週プレはあの表紙がもう(笑)。表紙ですごく笑っているからびっくりしちゃって。多分自分で使われると思わずに笑っていましたね。でも表情や衣装もだんだん大人っぽくなってきてはいるんです、実際。ただ私はグラビアアイドルではないので、水着の面積やどんな水着か、といったところはしっかりこだわっていきたいです。「ちょっと水着が小さいのでごめんなさい」と言うこともあります。そこはアイドルでいるうちはちゃんと抑えたいゾーンがあるので、気をつけていますね。あまり肌の露出が多すぎると、ファンの方が心配すると思うので。私もアイドルが好きなので、自分の推しが小さな水着を着ていたら不安になっちゃう。やっぱりファンの方が1番大事なので、心配させるのは嫌!だからソロで活動するならまだしも、SUPER☆GiRLSの一員でいるうちは、ちゃんとこだわりたい。どんな仕事でもわりとそうなのですが、何があっても名前の後ろに絶対カッコでSUPER☆GiRLSと入れてもらっています。別に自分のファンを増やそうとかじゃなくて、少しでもSUPER☆GiRLSっていうグループ名が「なんだこれ?」という風に引っかかって、グループで誰かピンとくる子がいれば嬉しいんです。SUPER☆GiRLS は13人もメンバーがいるので、誰か1人に刺さればいいですね。なので、グループにいるうちは何があっても「浅川梨奈SUPER☆GiRLS)」っていうのは大事にしたいなと思っています。

※後編に続く。

(modelpress編集部)

映画『人狼ゲーム マッドランド』ストーリー

監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円が与えられる“殺戮ゲーム”。人呼んで<人狼ゲーム>。気を失った私は、9人の高校生たちと共にバンに揺られていた。今回の参加者は、村人側:2人(用心棒1人、予言者1人)、人狼側:1人、その他:狂人7人という【狂人村】。狂人の生存条件は、人狼の勝利。村人が生き残るには、多数決の投票に頼るしかない…。人狼側圧倒的有利なこのルールの中、私は、勝利を目指して「殺り」まくる―。

浅川梨奈(あさかわ・なな)プロフィール

1999年4月3日、埼玉県出身。身長160cm。B型。

浅川梨奈(C)モデルプレス
2012年芸能界入りし、2013年にはドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)『幽かな彼女』(フジテレビ系)などに出演。2015年6月に「週刊プレイボーイ」で初単独グラビアを飾るや、その可愛らしい表情とは裏腹の16歳とは思えぬ豊満ボディから“1000年に1度の童顔巨乳”として、瞬く間に話題に。その後、2015年の「週刊ヤングマガジン39号」では、表紙+巻頭+巻末のグラビア全てに登場するヤンマガ史上初の“グラビア・ジャック”を達成。2016年は16回以上も各誌の表紙を飾る活躍を見せた。“本業”のアイドルグループでは、16年12月21日に発売した、15枚目のシングル『恋☆煌メケーション!!!』で初センターを務める。

最近では女優としても映画『14の夜』(2016年)で迫真のヤンキー役を熱演し話題に。今年は『人狼ゲーム マッドランド』のほか『恋と嘘』(今秋公開予定)も控える。

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