flumpool山村隆太「ラブシーンの現場は地獄みたい」NG連発シーン・恋愛のトラウマ・新婚生活…月9&プライベート話<モデルプレスインタビュー前編>
2017.03.17 17:00
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flumpoolのボーカル・山村隆太(32)が、モデルプレスのインタビューに応じた。20日に最終回を控えるフジテレビ系月9ドラマ『突然ですが、明日(あした)結婚します』(よる9時~)で、主演・西内まりやの相手役として俳優デビュー。一方、flumpoolとしては3月15日にニューシングル「ラストコール」をリリース。また、5月に開催される日本武道館2days公演を皮切りに、秋からは全国ライブツアーもスタート。俳優、ミュージシャンとして、多彩な顔を見せている。<インタビュー前編>
目次
ミュージシャンとして俳優として…本音に迫る
ドラマ『突然ですが、明日結婚します』は、20~30代の女性を中心に人気を博しているコミック誌「プチコミック」(小学館)にて2014年5月号より連載がスタートした「突然ですが、明日結婚します」(宮園いづみ氏作)が原作。「専業主婦になりたい女」(高梨あすか/西内まりや)と「絶対に結婚したくない男」(名波竜/山村)による、リアルな恋愛模様を描いた最旬ラブストーリー。演技初挑戦の山村は、甘いルックスと声を武器に、名波竜=“ナナリュー”を好演し注目を浴びている。flumpoolのニューシングル「ラストコール」は、表題曲が野村周平主演の映画「サクラダリセット」主題歌に、収録曲「ナミダリセット」が後篇エンディングテーマに起用。作詞は山村が手掛けており、どこか優しさとせつなさを感じるメロディ、未完成な青春の脆さ、そして強さを表現した歌詞が、壮大な物語の世界を繊細に彩っている。
今回のインタビューでは、ミュージシャンとして俳優として、その両面から、山村の本音に迫った。
「噛みまくり」最もNGを連発したシーンは?
<インタビュー前編>― 『突然ですが、明日結婚します』が20日で最終回を迎えますね。
山村:12月頃にお話を聞いてから、あっと言う間でしたね。今日もたくさんの方がクランクアップされて、記念撮影をしたんですけど、「芸能人だらけだな」って思いました(笑)。「テレビで観てる人ばっかりだ!」「こんなすごい人達に囲まれて、俺は何をしてるんだろう?」って(笑)。沢村(一樹)さんも高岡(早紀)さんも(杉本)哲太さんも、もちろん西内(まりや)さんもそうですけど、テレビの世界に入ってるような夢のような感覚でした(笑)。
― 山村さんもです(笑)。
山村:「バーチャルリアリティやってるのかな?」とか(笑)。非現実的な世界にいる気がしました。
― お芝居に対する手応えは、いかがですか?1話からの変化など。
山村:全然慣れないし、変わらない。さっき最新話(インタビュー時、第8話)を観たんですけど、落ち込むことしかないです。あまり自虐的になるのも変だし、そんなつもりもないんですけど、周りの方と比べて不自然だし「気持ち悪いな」って思ってしまいます。ただ、それは分かっていたことなんです。僕が月9に出るっていうことは、「○月○日に武道館をおさえました。だからあなた歌ってください」って道を歩いている人を選ぶようなものだと思っていて。選ばれた人は、自分の歌を歌うのか、ただ叫ぶだけなのか…何が出来るか分からないけど、それはそれで面白いじゃないですか。プロじゃ出来ないこと、自分たちの枠の中では出来ないことを期待されてるんだろうなって思ってますし、とりあえず一生懸命、新鮮な気持ちで挑んで、良い意味で現場を引っ掛け回せたらと思います。
― 先程、スタッフの方ともお話させていただいたんですけど、顔つきが変わりましたよね。
山村:はい、やつれてます(笑)。
― 違います(笑)!雰囲気でしょうか…“ナナリュー”にしか見えないというか。メンバーの方からは、何か言われますか?
山村:それは、嬉しいのでそういうことにしておきましょう(笑)。メンバーからはあんまり何も。でも、8話で阪井一生と小倉誠司にゲスト出演してもらって、そのときは“ナナリュー”から山村隆太に戻りました(笑)。2人を前にすると「あれ?ナナリューってどうだったっけ?」ってなって、関西弁出るし、見失いました。3ヶ月やってきて、1番NGを連発しました…。
― メンバーを前にすると、スイッチが。
山村:噛みまくり。2人はスタッフ役で標準語で話す役だったので、「笑ってやろう!これがドラマだ!」って気持ちだったんですけど、僕が1番下手っていう(笑)。本当に酷くて、赤面しましたよ。「3ヶ月間やってきたのは、何だったんだ!」って。そこで、「山村隆太じゃなく、役を作ってたんだな」と感じました。
ラブシーンは「地獄みたいな現場」
― 3ヶ月間の撮影の中で、ほかに印象に残っているシーンはありますか?山村:どこっていうのが、あまりなくて。正直、辛かったことの方が多かったんです。この年になって、人前で叱られることもそうそうないですし。監督からは1カット終わる度に、「名波さんちょっと」って呼ばれて、また次も呼ばれてって繰り返しでした。悔しかったですね。そういう意味では、1話の撮影の方が鮮明に覚えています。そのあとは、早かったな…。
― スタッフの方が「キスさせたがる」「脱がせたがる」とおっしゃっているのを拝見しましたが、そのシーンについてはいかがでしたか?
山村:このドラマ多くないですか!?人前であんなことを…。
― ラブシーンに期待する視聴者の方も多いと思います。
山村:本当ですか?家のシーンとかやり辛さ全開ですよ…(笑)。ソファーで「桜見に行く?」「いいよ」「結婚しよ」「それはヤダ」とか普通に考えて恥ずかしくないですか?僕みたいなおじさんがイチャイチャって…(笑)。周りのスタッフさんもそれぞれの仕事に没頭していて全く笑ってないですし…(笑)。
― 現場は盛り上がっているかと!意外です!
山村:このラブシーンの現場は地獄みたいな現場です(笑)。誰得ですか?
― “視聴者得”です(笑)。
山村:だって、カフェとかでイチャイチャしてる人見たら、「えっ!?」ってなるでしょ?人のイチャイチャって良いですか?
― ドラマなので(笑)。
山村:…画面越しだといいのかな?
― 素敵なシーンばかりです。逆にシリアスなシーンの方がやりやすいですか?
山村:それはそれでちょっと…。哲太さんに怒鳴られるシーンは本当に怖かったです(笑)。最近は、謝るシーンが多かったので、ドキッとしてました。
― 西内さんとのシーンは?約3ヶ月間、相手役ということで同じ現場が多かったかと思いますが。
山村:やりやすかったです。クールなイメージがあったんですけど、全くそんなことなくて。むしろ真逆かな。普段から皆に優しいし、皆に気を遣ってる。名波があすかを好きになるのが分かります。初めての相手が西内さんでよかったです。
2度のトラウマで“奥手”に…新婚生活も語る
― “ナナリュー”は「嫌婚男子」ですが、山村さんは昨年6月にご結婚をされて。恋愛観で、共感する部分はありましたか?山村:名波は、強引なところがありますけど、それは勇気だと思うんです。行かない方がずるい。僕はずるい人間なので、行かないし、ずるくない人を好きになります。
― 以前、お話をお伺いした際にも「奥手だ」とおっしゃっていました。
山村:高校生の頃までグイグイいけるタイプだったんですよ。違うクラスの子を好きになって、その子のクラスに行って番号聞いて。その子とは、1回だけデートしてプリクラ撮ったんですけど、そのあと連絡が取れなくなったんです。それであるとき、友達から「お前、あの子とプリクラ撮った?」って聞かれて、何かと思ったら、嘘みたいにプリクラの顔が真っ黒に塗られて「キモい」って書かれてたんです…それ以来、「俺は行かない!」って。トラウマです…。
― 傷つきますね…。
山村:女子は、そういう行動がどれだけ男の心を傷つけるのか考えて欲しい!実は、似たようなことが中学生のときもあって、そのときも両思いだった子と急に連絡取れなくなったんです。僕、野球部で坊主だったんですけど「坊主でチビは嫌い」って…。中学、高校と2度辛いことがあったので、奥手になりましたね。
― 色々な経験を経て、ご結婚と。新婚生活はいかがですか?
山村:良いと思います。ただ、男の立場からは何が変わったのか、はっきりは分からないです。男は子どもも産まないし、無責任だなと思うんですけど、その分の責任が「結婚」っていう契約なのかなって。
― ドラマでも描かれているように、結婚観も多様化してますよね。
山村:昔は、結婚してる男の方が出世するって時代もあったと思うんですけど、それはもう時代遅れ。男が女性を養うって感覚がナンセンスだと思うし。あと、女性は「好きだから結婚したい」って“今”を大切にするじゃないですか?でも、男ってロマンチストでナルシストだから、夢を追いかけたり、現実から目をそらそうとしたりするんですよ。女性の方が、今を見て、結婚を決断している気がします。もちろん、僕自身は結婚したことは全く後悔してないです。
※後編に続く。
(modelpress編集部)
山村隆太(やまむら・りゅうた)プロフィール
flumpooのボーカル&ギター。メンバーは山村のほか、ギター・阪井一生、ベース・尼川元気、ドラム・小倉誠司。2008年10月、「花になれ」でメジャーデビューを果たす。2017年は5月の日本武道館公演を皮切りに全国ツアーを開催。来年はデビュー10周年目に突入する。2017年1月期月9ドラマ『突然ですが、明日(あした)結婚します』で、主演西内まりやの相手役で俳優デビュー。flumpool 8th tour 2017 Beginning Special「Re:image」at NIPPON BUDOKAN
5月20日(土)~ラストコール~5月21日(日)~ナミダリセット~
【日本武道館】
5月20日(土)OPEN 17:00 / START 18:00
5月21日(日)OPEN 16:00 / START 17:00
flumpool 8th tour 2017「Re:image」
9月16日(土)【宮城県 仙台サンプラザホール】OPEN 17:15/START 18:009月18日(月・祝)【秋田県 秋田県民会館・大ホール】OPEN 17:15/START 18:00
9月23日(土・祝)【岐阜県 岐阜市民会館・大ホール】OPEN 16:30/START 17:00
9月24日(日)【富山県 富山県民会館】OPEN 16:30/START 17:00
9月29日(金)【北海道わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)】OPEN 18:15/START 19:00
10月1日(日)【北海道 函館市民会館】OPEN 16:15/START 17:00
10月6日(金)【高知県 高知県立県民文化ホール・オレンジホール】OPEN 18:30/START 19:00
10月7日(土)【岡山県 岡山市民会館】OPEN 17:30/START 18:00
10月9日(月・祝)【愛知県 名古屋国際会議場・センチュリーホール】OPEN 16:00/START 17:00
10月10日(火)【大阪府 フェスティバルホール】OPEN 18:00/START 19:00
10月13日(金)【新潟県 新潟県民会館・大ホール】OPEN 18:30/START 19:00
10月15日(日)【埼玉県 大宮ソニックシティ・大ホール】OPEN 16:00/START 17:00
10月21日(土)【和歌山県 和歌山県民文化会館・大ホール】OPEN 17:00/START 18:00
10月22日(日)【奈良県 なら100年会館・大ホール】OPEN 16:00/START 17:00
11月1日(水)【兵庫県 神戸国際会館・こくさいホール】OPEN 18:00/START 19:00
11月3日(金・祝)【徳島県 鳴門市文化会館】OPEN 16:15/START 17:00
11月4日(土)【滋賀県 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール・大ホール】OPEN 17:00/START 18:00
11月12日(日)【静岡県 富士市文化会館ロゼシアター・大ホール】OPEN 16:30/START 17:00
11月19日(日)【群馬県 伊勢崎市文化会館】OPEN 16:00/START 17:00
11月22日(水)【宮崎県 宮崎市民文化ホール】OPEN 18:00/START 18:30
11月23日(木・祝)【熊本県 荒尾総合文化センター】OPEN 16:30/START 17:00
11月25日(土)【福岡県 アルモニーサンク北九州ソレイユホール】OPEN 17:30/START 18:00
11月30日(木)【千葉県 市川市文化会館・大ホール】OPEN 18:00/START 19:00
12月2日(土)【神奈川県 パシフィコ横浜・国立大ホール】OPEN 17:00/START 18:00
12月3日(日)【神奈川県 パシフィコ横浜・国立大ホール】OPEN 16:00/START 17:00
12月9日(土)【福井県 福井市文化会館】OPEN 17:30/START 18:00
12月10日(日)【三重県 桑名市民会館・大ホール】OPEN 16:30/START 17:00
12月15日(金)【広島県 広島上野学園ホール】OPEN 18:30/START 19:00
12月16日(土)【鳥取県 米子市公会堂】OPEN 17:30/START 18:00
flumpoolシングル「ラストコール」(2017年3月15日リリース)
<初回限定盤 CD+DVD>M-1 ラストコール 映画「サクラダリセット」主題歌
M-2 ナミダリセット 映画「サクラダリセット」後篇エンディングテーマ
M-3 キズナキズ NHK「みんなのうた」2017年2-3月
(BONUS TRACK ALL BONUS TRACKS from flumpool COUNTDOWN LIVE 2016→2017 「FOR ROOTS」~シロテン・フィールズ・フォーエバー~)
M-4 花になれ
M-5 MW ~Dear Mr.&Ms. ピカレスク~
M-6 大切なものは君以外に見当たらなくて
・特典DVD内容
「flumpool COUNTDOWN LIVE 2016→2017 『FOR ROOTS』~シロテン・フィールズ・フォーエバー~@大阪城ホール Special Live Digest&Making of Live」
カウントダウンライブで初披露となった、新曲「ラストコール」や、本公演のテーマソングでもある、「ムーンライト・トリップ」を含むflumpool COUNTDOWN LIVE 2016→2017 「FOR ROOTS」~シロテン・フィールズ・フォーエバー~@大阪城ホールのLIVE映像ダイジェストに加え、ライブ当日の本番前と本番後のメンバーインタビュー、ライブ前日にデビュー前にストリートライブを行っていた思い出の地を巡り、サプライズで城天(大阪城公園)でストリートライブを敢行した映像などを盛り込んだライブドキュメントを収録。ライブ映像には「FREE YOUR MIND」「輪廻」「花になれ」「MW ~Dear Mr.&Ms. ピカレスク~」「未来」「ムーンライト・トリップ」「ラストコール」「大切なものは君以外に見当たらなくて」「MY HOME TOWN」が約50分に渡り収録。
<通常盤 CD>
M-1 ラストコール 映画「サクラダリセット」主題歌
M-2 ナミダリセット 映画「サクラダリセット」後篇エンディングテーマ
M-3 キズナキズ NHK「みんなのうた」2017年2-3月
M-4 ラストコール(Instrumental)
M-5 ナミダリセット(Instrumental)
M-6 キズナキズ(Instrumental)
【Not Sponsored 記事】