早大生モデル・谷まりあ「ViVi」専属加入 浪人生時代の葛藤告白「たくさん泣いた」 モデルプレスインタビュー(C)モデルプレス

早大生モデル・谷まりあ「ViVi」専属加入 浪人生時代の葛藤告白「たくさん泣いた」 モデルプレスインタビュー

2016.02.23 00:00

雑誌「ViVi」4月号(2月23日発売)より、現役早稲田大学生の谷まりあ(20)が専属モデルに新加入。モデルプレスは今回、彼女の素顔に迫った。日本とパキスタンのハーフの谷は、スッキリとした美しいルックスながらも、豊かな表現力を武器に活躍。彼女の世界観をあらわしたInstagramは、約1年前のスタート時にはフォロワー6人だったが、いまでは約8万人(2016年2月現在)を超え、「オシャレ」「可愛い!」と同世代女子を中心に支持を集めている。

  
さらに現在、早稲田大学へ通うなど、まさに才色兼備とは谷のこと。そんな彼女が「ViVi」に加入するにあたって、その人となりを解くインタビューを行った。

新「ViVi」モデル、谷まりあって?

― 「ViVi」専属モデルおめでとうございます!今の心境を教えて下さい。

谷:初めて聞いた時は「えっ?」と信じられませんでした。憧れの雑誌だったことはもちろん、私がこの世界に入ったのもViVi nightでスカウトされたことがキッカケなので、こんな素敵なチャンスを頂けたからには全力で頑張っていきます!

― 専属モデルとして臨んだ撮影はいかがでしたか?

谷:専属モデルとしての撮影は少し不思議な感じもしましたが、表現することは好きなので、そこまで緊張することもなく出来ました。「ViVi」には、とても素敵な先輩方がいるので、少しでも引いたらひいたら負けちゃうと思います。ありのままの私を出して、自分も「ViVi」モデルなんだと思ってプラスプラスの意識で頑張ります。

― これから、どのように活躍したいですか?

谷:私は身長160cmとそんなに大きくないんですけど、背の高いモデルさんが着るような服でも着こなして、背が高くなくても、こういう風に着られるんだよって伝えられれば。

― むしろ武器にもなりますもんね。

谷:そうですね。以前はコンプレックスだったんですけど、やっぱりそれも含めて自分の個性だと思います。私のInstagramを見てくださる方と会った時に、「まりあちゃんってそんなに大きくないんだ」って言われることがあるんです。もっと多くの人にそういう風に思ってもらえるよう、「ViVi」を通して表現力を磨いていきたいです。

谷まりあのキーワード1「Instagram」

― Instagramと言えば、1枚1枚がとってもオシャレで人気ですよね。

谷:ありがとうございます。自分の世界観を出せるのがInstagramだと思っていて、写真にもこだわりがあるし、自分の認めた写真じゃないと載せたくないんです。そこで、私のファッションやメイク、ヘアスタイルだったりを好きになってもらえたら嬉しいですね。

― 谷さんの世界観のこだわりが知りたいです!

谷:本当にもう自分自身です。インスタのために、私服を良くしようとか全く考えていないですし、何かをこだっているというよりも、本当に好きだと思えるものを撮ってあげているという感じですね。

― 谷さんの好きなものを、好きだと言ってくれるファンの方が増え続け、今では8万人を超えるフォロワーと…。

谷:そうですね。あとは言葉をずらずらと並べているわけじゃないんですけど、例えば私は浪人して受験で大学に入ったので、テストや試験の辛さもわかるから「一緒に勉強頑張ろうね」ってメッセージを送ったりしています。それに「共感した」「励ましになった」と反応してくれる方も多くて、みんなにとって少しでも頼られる存在になりたいと思い、続けてきました。

― そうなんですね。インスタのためにというよりも、共感してくれるファンの方のために、日常を切り取っているイメージなんですね。

谷:はい。勉強してる時に撮った写真は勉強してる私ですし、インスタのために自分を飾ろうとは全く思っていなくて、本当にありのままかなって思います。気をつけていることは、同じような写真ばかりにならないことぐらいですね。いろんな風景の中で、いろんな表情を見せられたらいいのかなって。Instagramは自分の写真集だと考えています。

谷まりあのキーワード2「浪人生」

― 谷さんは早稲田大学の学生さんということですが、なぜ早稲田に行こうと思ったのですか?

谷:どうせやるんだったらトップに行きたい、自分の悔いのないようにしたいと思っていました。あとは、初めて早稲田大学へ行った時に、ここで絶対に勉強したいと思ったんです。早稲田には地方や海外出身者も多くて、普段関わることのない人と繋がれたり、コミュニケーションが取れたら楽しいだろうなぁって感じたことも大きいですね。

― 一般入試で合格したということで、勉強も大変だったんじゃないですか?

谷:そうですね。それこそ朝から晩まで毎日10時間ぐらい勉強していました。

― そうなんですね。去年は受験生で、今はViViモデルと、この1年で本当に大きく変わりましたね!

谷:去年の自分は、今の状況をまったく想像できませんでした。浪人中、同世代のモデルの子はどんどん前に進んでいくけど、自分は勉強ばかりで、それが悪いことにも思えていた時期もありました。色んな葛藤があって、たくさん泣いて、「勉強をやめてモデルをしたい、なんでこんなことやってるんだろう」って、1年の遅れってかなり大きいと思い込んでいました。なので今は「わお!ビックリ!」って感じです(笑)。

谷まりあ(C)モデルプレス
― 勉強を止めてモデルという選択肢もあったと思うんですけど、なぜ受験の道を選んだのですか?

谷:大学4年間を過ごせるか過ごせないかで、今後の人生も大きく変わってくると思っていたんです。色々な考えの人と出会うキッカケが作れて、より多くのことを学べ、様々な経験を積める方が良いという思いがあったので、大学に行かないという選択肢は自分の中になかったんです。一度やると決めたからには、絶対合格してやるって気持ちで勉強していました。

― それで合格を勝ち取って、本当にすごいですね!

谷:浪人して受験を経験できて、本当に良かったと思っています。そこで諦めてモデルだけをやっていたら、おそらく自分に自信を持つことはできませんでした。たとえモデル業がうまくいっても、諦めたことがあるということに、悔しい気持ちがずっと残っていたと思うんですね。本当に辛かったけど、これを乗り越えたからこそ、自分に自信が持てているのだと思います。

― 叶えたいものを叶えてきたんですね。

谷:楽な道ではなかったですけどね。

― 次に叶えるものはなんですか?

谷:「ViVi」に入ったからには、表紙ですね!

谷まりあのキーワード3「ローラ」

― それでは、憧れのモデルさんを教えて下さい。

谷:ローラさんです!普通に喋っているだけで人を笑顔に変え、ありのままの姿で誰かを幸せにできるところに憧れています。ファッションも流行があるけど、それだけじゃなく、自分のスタイルで挑戦し続けているところにグッと惹きつけられますね!普通にインスタを眺めていて「綺麗だな」って思うとやっぱりローラさんで、テレビでの雰囲気とのギャップも素敵だと感じます!

谷まりあ(C)モデルプレス
― ローラさんの世界観は本当に素敵ですよね!将来はモデル業だけでなく、女優さんなども考えたりしますか?

谷:自分に限界作りたくないので、頂いた仕事はやってみたいと思っています。女優さんを見ていると羨ましいなぁと感じるので、絶対に挑戦したいですし、キャスターも面白そうだなって思ったり、去年は本当に勉強ばかりだったので、やりたいことがいっぱいあるんです!ファッションプロデュースもしてみたいですね。でもまずは、モデル業を追究していきたいです!

夢を叶える秘訣

― 頑張ってください!それでは最後に、大学合格、専属モデルと夢を叶えてきた谷さんの考える“夢を叶える秘訣”を教えて下さい。

谷:辛いことや悲しいことを乗り越えて、夢は叶うと思います。辛いことばかりでも、諦めずに頑張れば、自信を持って自分を好きだと言えるようになるし、それってオーラにも出ると思うんですね。苦しいことや辛いことがなかったら、ハッピーは味わえない!私も今、やっとスタート地点に立てて、これから体を絞ったり、表現を磨いていったり、辛いことがあるかもしれないけど、諦めずに続けていきます!

― ありがとうございました!

浪人生だった昨年、そして早稲田大学合格、「ViVi」の専属モデルという今。彼女はこの1年で大きく変わっていった。自分で決めたことに嘘をつかず、諦めずに努力し続けたからこそ、夢を掴めたのだろう。

ただ、ここからが本当のスタート。これから、いくつもの壁にぶつかるだろうが、「辛いことや悲しいことを乗り越えて、夢は叶う」という彼女の信条ならば、その努力を武器にいくつもの夢を達成していくのだろう。(modelpress編集部)

谷まりあ(たに・まりあ)プロフィール

生年月日:1995年7月28日
血液型:B型
出身地:東京都
身長:160cm
趣味:洋楽を聴くこと
特技:バレーボール

谷まりあ(C)モデルプレス
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