倖田來未、15周年を迎えて…「いい意味で緊張の糸が切れた」&「愛のうた」誕生秘話も語る モデルプレスインタビュー
2016.01.19 12:00
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昨年12月6日についにデビュー15周年を迎えたアーティスト・倖田來未がモデルプレスのインタビューに応じた。
先月、15周年スペシャルライブ「KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist」を行い、同ライブでは、“アーティスト・倖田來未”を説明するにあたり不可欠な3つの要素“エンターテイメント”“ボーカル”“ダンス”で構成された極上のライブを披露。感極まり涙を流す一幕もあったが、5年前の10周年記念ライブのときとの違いをこんな風に語ってくれた。
「10周年のときはツアーができるようになって5年目のとき。そのときは、自分の中でまだ通過点のようなイメージで、セットリストも総集編をずらっと並べたような内容でしたが、今回の15周年ライブはある意味で節目のような実感があります。“アーティスト・倖田來未とは”ということをテーマに構成を考え、それを証明するような楽曲を選びました」。
そして、彼女のライブの定番である「walk」。毎回ライブの最後に歌うことでファンにとっても想い入れの強いこの楽曲。今回、どんな想いを胸に歌を届けたのか聞いてみると、「本当に感無量の一言。この曲を15年前に作ったとは思えないくらい。15年の間に作った楽曲で1回もライブで歌われなかった曲もある中で、『walk』はツアーの締めとして歌い続けてきた。1stアルバムに収録された楽曲が、こんな風に何年も歌われ続けて愛されていくんだなと思いましたし、『walk』のように、私自身も歩き続けられるといいなと改めて思いました」。
さらに、倖田來未といえば衣装も見どころの1つ。「2曲目の早着替えのときが特に苦労したところ。リハーサルでは失敗ばかりで本番でやっと成功したんですよ。3幕の白いドレスも実は最初は想定されていなかったもの。赤いドレスでバラードのパートを歌う予定だったのですが、途中でイメージを変えたいなって思っちゃって。もう1着白いドレスを追加してもらったんです」と裏話も明かしてくれた。
倖田は、2014年12月6日にデビュー曲から最新曲まで一気に熱唱したファンクラブ限定ライブ「Koda Kumi 15th Anniversary First Class 2nd LIMITED LIVE」で15周年イヤーをスタート。3月には、オリジナルアルバム「WALK OF MY LIFE」をリリースし、4月~6月まではアリーナツアー「Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~」を開催。7月には、サマーコレクションアルバム「SUMMER of LOVE」をリリース。その後は自身がプロデュースを手掛けたライブ「a-nation island ~Koda Kumi 15th Anniversary Premium Live~」などを行い、立て続けに音楽フェスやイベントに出演した。
倖田來未というアーティストを説明するにあたり、ライブは絶対的な存在。「ライブってモチベーションも大事だけど、体調が全て。セットリストを考えて、演出を考えると、1年で2本ぐらいしかライブはできないんですけど、今年は計4本のライブをやった。やっぱり『前のライブより良かったです』『今回のが1番良かったです』って毎回言ってもらいたいから、全部いいものを作らないといけないって、私の中でもあって。もちろんそこには支えてくれるファンやスタッフ、家族がいて。こんなにもライブを開催できたのは皆のおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです」。
中でも、「愛のうた」は彼女を象徴する楽曲。「『愛のうた』は実はほか他の曲をリリースする予定でレコーディングも終わってたんです。そんなときに『愛のうた』のデモテープが届いて、“すごくいい曲!”って思って、急遽『愛のうた』をレコーディングしてシングルとしてリリースすることに。当時、タイアップもついていない曲だったのですが、たくさんの方から愛してもらえました」と「愛のうた」誕生秘話を明かしてくれた。
同アルバムに収録されている新曲「On And On」は、“人と人とのつながり”をテーマにした作品。今回は、通常のミュージックビデオとは別に、スマホの縦長サイズに特化したスマートフォン型ミュージックビデオを制作。解禁されるやいなや、すぐに話題となった。「ミュージックビデオを制作するにあたり、この曲のテーマでもある“繋がり”を表現したいっていう想いがあって。そんな時に、テレビ電話をしながら、自然に歌いかけているような映像はどうだろうっていうアイデアがでたんです。最初は自撮り風に撮ってもらったんですけど、キレイになり過ぎてリアリティさに欠けてしまって…実際に私が持っていた携帯電話で撮影したセルフィーの映像も盛り込んで、このビデオも見ている人とより距離が近く感じられるような作品になったんじゃないかなと思います」。
そんな「On And On」は、実は約2年も温めていたという。「『Dance In The Rain』(2014年11月)をリリースしたときに、 どっちをリリースするのか悩んでいたのが『On And On』です。そのとき『Dance In The Rain』を選んでしまったので、『On And On』は見送ることに。今回、15周年というタイミングでリリースすることができてよかったですね」と微笑んだ。
2016年は、自身初となる47都道府県全国ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2016 ~Best Single Collection~」の開催が決定している。15周年イヤーを駆け抜けた彼女だが、今年もその勢いはとどまることを知らないようだ。(modelpress編集部)
<CD>
01.On And On
02.奇跡
03.hands
04.Promise
05.you
06.夢のうた
07.運命
08.愛証
09.愛のうた
10.Moon Crying
11.stay with me
12.好きで、好きで、好きで。
13.あなただけが
14.愛を止めないで
15.恋しくて
16.Dance In The Rain
17.NO ME WITHOUT YOU
<DVD / Blu-ray>
01.奇跡
02.hands
03.Promise
04.you
05.夢のうた
06.運命
07.愛証
08.愛のうた
09.Moon Crying
10.stay with me
11.好きで、好きで、好きで。
12.あなただけが
13.愛を止めないで
14.恋しくて
15.Dance In The Rain
16.On And On
17.NO ME WITHOUT YOU
<Bonus Movie>
18.The Making of On And On
19.The Making of NO ME WITHOUT YOU
「10周年のときはツアーができるようになって5年目のとき。そのときは、自分の中でまだ通過点のようなイメージで、セットリストも総集編をずらっと並べたような内容でしたが、今回の15周年ライブはある意味で節目のような実感があります。“アーティスト・倖田來未とは”ということをテーマに構成を考え、それを証明するような楽曲を選びました」。
そして、彼女のライブの定番である「walk」。毎回ライブの最後に歌うことでファンにとっても想い入れの強いこの楽曲。今回、どんな想いを胸に歌を届けたのか聞いてみると、「本当に感無量の一言。この曲を15年前に作ったとは思えないくらい。15年の間に作った楽曲で1回もライブで歌われなかった曲もある中で、『walk』はツアーの締めとして歌い続けてきた。1stアルバムに収録された楽曲が、こんな風に何年も歌われ続けて愛されていくんだなと思いましたし、『walk』のように、私自身も歩き続けられるといいなと改めて思いました」。
さらに、倖田來未といえば衣装も見どころの1つ。「2曲目の早着替えのときが特に苦労したところ。リハーサルでは失敗ばかりで本番でやっと成功したんですよ。3幕の白いドレスも実は最初は想定されていなかったもの。赤いドレスでバラードのパートを歌う予定だったのですが、途中でイメージを変えたいなって思っちゃって。もう1着白いドレスを追加してもらったんです」と裏話も明かしてくれた。
デビュー15周年を迎えた率直な心境
そして、ついに迎えたデビュー15周年。現在の心境を聞いてみると、「達成感があったせいか、今はすごくリラックスしている。いい意味で緊張の糸が切れたような…、15周年イヤーだから頑張り続けなくちゃいけないと気を張っていたんだと思います」と清々しい笑顔を浮かべた。倖田は、2014年12月6日にデビュー曲から最新曲まで一気に熱唱したファンクラブ限定ライブ「Koda Kumi 15th Anniversary First Class 2nd LIMITED LIVE」で15周年イヤーをスタート。3月には、オリジナルアルバム「WALK OF MY LIFE」をリリースし、4月~6月まではアリーナツアー「Koda Kumi 15th Anniversary Live Tour 2015 ~WALK OF MY LIFE~」を開催。7月には、サマーコレクションアルバム「SUMMER of LOVE」をリリース。その後は自身がプロデュースを手掛けたライブ「a-nation island ~Koda Kumi 15th Anniversary Premium Live~」などを行い、立て続けに音楽フェスやイベントに出演した。
倖田來未というアーティストを説明するにあたり、ライブは絶対的な存在。「ライブってモチベーションも大事だけど、体調が全て。セットリストを考えて、演出を考えると、1年で2本ぐらいしかライブはできないんですけど、今年は計4本のライブをやった。やっぱり『前のライブより良かったです』『今回のが1番良かったです』って毎回言ってもらいたいから、全部いいものを作らないといけないって、私の中でもあって。もちろんそこには支えてくれるファンやスタッフ、家族がいて。こんなにもライブを開催できたのは皆のおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです」。
「愛のうた」誕生秘話
そんな1年を経て、15周年のスタートを切った彼女は、1月20日にコレクションアルバム「WINTER of LOVE」をリリースする。新曲「On And On」「NO ME WITHOUT YOU」の2曲に加え、「hands」「you」「夢のうた」「愛のうた」「好きで、好きで、好きで。」をはじめ、倖田來未を代表する珠玉のバラードが織りなす待望のコレクションアルバムとなっている今作。「バラードって不思議なもので、曲を聴いていた当時の自分を思い出しますよね。そんな風に、私の歌でも思い出が刻まれていくことができたら嬉しいですね」。中でも、「愛のうた」は彼女を象徴する楽曲。「『愛のうた』は実はほか他の曲をリリースする予定でレコーディングも終わってたんです。そんなときに『愛のうた』のデモテープが届いて、“すごくいい曲!”って思って、急遽『愛のうた』をレコーディングしてシングルとしてリリースすることに。当時、タイアップもついていない曲だったのですが、たくさんの方から愛してもらえました」と「愛のうた」誕生秘話を明かしてくれた。
MVが話題の新曲「On And On」
そんな「On And On」は、実は約2年も温めていたという。「『Dance In The Rain』(2014年11月)をリリースしたときに、 どっちをリリースするのか悩んでいたのが『On And On』です。そのとき『Dance In The Rain』を選んでしまったので、『On And On』は見送ることに。今回、15周年というタイミングでリリースすることができてよかったですね」と微笑んだ。
デビュー15周年を迎えた倖田來未が考える“夢を叶える秘訣”とは
今回、“倖田來未×モデルプレス”特別企画として、インタビューだけでなく、モデルプレス読者の“恋愛相談”にものってくれた彼女。最後に夢を叶える秘訣を聞いてみると、「恋と一緒で、努力だけじゃなくてタイミング・フィーリング・ハプニングも大事。夢と言っても大きいものや小さいもの、いろんな夢があると思うけど、それが叶うかどうかは運とかタイミングも重要。もし今回がダメでも次があるわけで、自分を信じて待ってみて。タイミングを待つということも大事なことだと思います」。2016年は、自身初となる47都道府県全国ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2016 ~Best Single Collection~」の開催が決定している。15周年イヤーを駆け抜けた彼女だが、今年もその勢いはとどまることを知らないようだ。(modelpress編集部)
KODA KUMI WINTER COLLECTION ALBUM「WINTER of LOVE」
2016年1月20日発売<CD>
01.On And On
02.奇跡
03.hands
04.Promise
05.you
06.夢のうた
07.運命
08.愛証
09.愛のうた
10.Moon Crying
11.stay with me
12.好きで、好きで、好きで。
13.あなただけが
14.愛を止めないで
15.恋しくて
16.Dance In The Rain
17.NO ME WITHOUT YOU
<DVD / Blu-ray>
01.奇跡
02.hands
03.Promise
04.you
05.夢のうた
06.運命
07.愛証
08.愛のうた
09.Moon Crying
10.stay with me
11.好きで、好きで、好きで。
12.あなただけが
13.愛を止めないで
14.恋しくて
15.Dance In The Rain
16.On And On
17.NO ME WITHOUT YOU
<Bonus Movie>
18.The Making of On And On
19.The Making of NO ME WITHOUT YOU
倖田來未(こうだくみ)プロフィール
京都府出身。2000年「TAKE BACK」にてデビュー。以後数々のヒット曲を生み、ベストアルバムのダブルミリオンセールス、2度の東京ドーム公演、そして、近年では海外公演も開催するなど数多くの実績を残す。特にライブでの圧倒的な歌唱力、ダンスパフォーマンスは国内外から高い評価を得ており、海外アーティストとのコラボレーションも積極的に行う中、ファッションアイコンとしても幅広い活動を行っている。2015年12月に15周年を迎え、今年、自身初となる47都道府県ツアーの開催を発表した。
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