桐谷美玲&山崎賢人「本当の同級生みたい」素顔トークで新たな発見も「それは意外!」 モデルプレスインタビュー
2015.09.14 07:00
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幸田もも子氏の人気コミックを実写映画化した『ヒロイン失格』(9月19日公開)に出演する桐谷美玲と山崎賢人がモデルプレスのインタビューに応じた。今作で初共演となる2人だが、現場ではすぐに打ち解け、空き時間にはいたずらを仕掛け合うことも。本当の幼なじみのように仲を深めた現場での様子や、互いの印象、恋愛観、そして少し気は早いが「もし再共演するなら…?」という質問もぶつけてみた。
桐谷演じる主人公の女子高生・松崎はとりが、幼なじみの寺坂利太(てらさか・りた/山崎)と、学校イチのモテ男・弘光廣祐(ひろみつ・こうすけ/坂口健太郎)との三角関係に揺れて七転八倒。原作をこよなく愛し、実写化を熱望した桐谷が、変顔、坊主頭、さらには池ポチャ…と文字通り体を張って、“笑って泣けてキュンとする、爆笑ロマンチック・コメディ”という新感覚のラブストーリーに挑んだ。
桐谷:はとりは本当に何に対しても一生懸命で、すべてを出し切る子。私もそうありたいなと思ったので、常に全力で向き合っていたつもりですし、普段の自分よりはテンションを上げて撮影に臨みました。現場がものすごく楽しかったので、そこに行けば自然と楽しんでできた感じがありましたね。
山崎:利太はちょっとつかみどころがないというか、監督から“風のような男”だと言われました。幼なじみのはとりに対しては、気を使わないでいい関係だから結構ぶっきらぼうに言ったりして、一見クールだけれど、憎まれないようなキャラでいようと思いました。テンションは、割とずっとはとりに合わせていた感じで…(笑)。
桐谷:はとりに押されてたよね(笑)。
― ほぼ捨て身で“好き“をぶつけるはとりですが、現場ではお互いどのように接していましたか?
桐谷:本当の同級生みたいな感じ。年齢は違いますけど、同級生の休み時間みたいにみんなで過ごせていました。他愛のない話はもちろん、いろいろといたずらし合ったり、お笑い芸人さんの動画を見てキャッキャしたりとか。はとりが坊主になるシーンもあったので、その時はいっぱいふざけた写真を撮り合ったりもしました(笑)。
山崎:うん、そんな感じです!
桐谷:ブーブークッションを買ってきたよね。
山崎:そう。お祭りのシーンを撮影する時に、近くにちょうど駄菓子屋があったので、撮影で何か使えるものがないかな?と思っていろいろ買って行ったんですよ。口にくわえてピューって吹いたら、プルルルルって戻るやつ(=※吹き戻し)あるじゃないですか?あれとか、ブーブークッションや紙風船を買って。ブーブークッションは坂口くんに仕掛けました(笑)。美玲ちゃんにも仕掛けたか。
桐谷:でもバレバレだったよね!
山崎:バレバレだったか(笑)。
桐谷:2人で紙風船でひたすら遊んで、浴衣が着崩れてちょっと怒られるみたいな(笑)。そんなこともありましたね。
山崎:僕はいろいろな作品を見て知っていたので、ゆる~い空気を持っている方なんだろうなって思っていましたね。あとは、スタイルいいなぁ!って(笑)。
桐谷:私は作品のイメージで、クールで物静かな方だと思っていました。けど、違いました(笑)。よく喋るよね!
山崎:そうだね。
桐谷:よく喋るし、面白いことが好き。やんちゃで、すごく明るいですよ。
山崎:美玲ちゃんは、意外なところがない気がしますね。
桐谷:嘘~?!
山崎:全部“桐谷美玲っぽい”んですよ。何をしてても「意外」と思わなかったですね。休憩中、リラックスしたりしている時も…
桐谷:目を開けて寝てても?
山崎:目を開けて寝るんだっけ?!…それは意外(笑)。
― 意外な事実がここで明らかに(笑)。幼なじみの役ということで、お2人で演技について話し合われたことも?
桐谷:あえて話し合うことはなかったよね?自然と。現場に入って、わりと最初の方から仲良くなれたと思うので、その雰囲気の良さがスクリーンにも出ていると思います。
山崎:クランクインのシーンってどこだったっけ?
桐谷:クランクインはボウリングのシーンだよ。
山崎:あの時はぎこちなかったよね(笑)。
桐谷:これは幸田先生とも話したんですけど、まんま利太だし、むしろ利太よりもかっこいい!「利太こんなにかっこよくないよね、もっとヘタレだよね!」って話したこともありました(笑)。安達に対する優しさもそうですけど、ぶっきらぼうなのに、賢人くんがやるとかっこいいんですよ。でもマンガから飛び出してきた感じがすごくあって、パーフェクト利太です。パーフェクト+α利太です(笑)。
山崎:嬉しいですね!美玲ちゃんは原作が元々大好きだったから、控え室でも「今日この変顔やる!」って練習したりしていたよね。
桐谷:言ってた、言ってた(笑)。
山崎:そうやって楽しみにしている感じが伝わってきたし、実際に演じているのを見てはとりだなって思いましたね。はとり+α(笑)!
― お互い“+α”のお墨付きが入りました(笑)。三角関係が描かれる中で、それぞれの役柄に共感できる部分と「ここはどうかと思う」という部分、両方あったと思うのですが。
桐谷:どうかと思うところはいっぱいありますよね、はとりは(笑)。一歩間違えればちょっとしたストーカーみたいな、ただのウザい子になっちゃう。でもそこをウザいって思わせないように、可愛らしい方向に見てもらえるようにというのは気をつけていましたね。相手を一途に思うところは、私もそうでいたいなと思っているし、振り向いてもらえるように頑張るタイプなのでそこは似ているかなと思います。
― はとりのように一途に?
桐谷:あそこまではしないです(笑)。でもそれぐらい一生懸命なところはすごく良いと思います。
山崎:僕はわかるんですよね、利太の気持ちが。安達さんが自分に足りないものを持っていて、安達さんと付き合うけど、今までは幼なじみとしてしか見てこなかったはとりが実はものすごく大切な人だったって気づいた時には遅くて…。なかなか自分ではとりに「好き」なんて照れくさくて言えないから、言えずに現状維持、みたいな。そういう心情って結構リアルだから、わかるんです…わかるんだけど…どうかと思いますけどね(笑)!
桐谷:そうだよね(笑)。利太が「明日ケリつけてくる!」って言ったのに、結局言わないところとか。そこどうかと思う!
山崎:それってどうなの?
桐谷:つけろよ!って思う(笑)。
山崎:つけろよ!って感じか(笑)。
山崎:うーーん…(しばらく考えて)助手!
桐谷:どっちが?!
山崎:美玲ちゃんが敏腕女刑事。俺は「あっ、ハイ!」みたいな、ちょっと後ろからついて行っている感じ(笑)。バディみたいな!
桐谷:バディみたいなのいいね!相棒!
― そこはやはり桐谷さんがバリバリ引っ張る感じなんですね。
山崎:どっちかというと、そんな感じがしますね。
桐谷:本当?
山崎:えっ?俺が引っ張る?
桐谷:それでもいいよ。今回(ヒロイン失格)と逆。
山崎:今回と逆ね!それもありだね。「ついてこい!」みたいな?
桐谷:めっちゃ罵るの。「お前な~!」って。
山崎:(役になりきって)お前な~!遅せ~よ!
桐谷:すいませぇ~ん(泣き真似)。
山崎:それも面白いなぁ(笑)。
桐谷:私、へなちょこだから引っ張っていって欲しい。
山崎:頑張ろう(笑)!
― お2人の新しい姿を楽しみにしています!ありがとうございました。
ちょっぴり天然でおちゃめな山崎に対し、桐谷が楽しそうにツッコミを入れるというコンビネーションがとても微笑ましく、良いバランス。2ショット撮影の際も、山崎がピースをしておどければ、桐谷も同じポーズをとったりと、まさに劇中のはとりと利太そのままの姿を見せてくれた。
そんな2人のリズムがぴったりと合って、完成した『ヒロイン失格』。思い切り笑えて、とびきり愛おしい―その贅沢な胸キュンをスクリーンで満喫すれば、無条件でハッピーな気分になれるはず。(modelpress編集部)
※山崎賢人の「崎」は正式には旧字(立つ崎)
出演:桐谷美玲 山崎賢人 坂口健太郎
福田彩乃 我妻三輪子 高橋メアリージュン/中尾彬(特別出演)/柳沢慎吾(特別出演)/六角精児(特別出演)/濱田マリ/竹内力
原作:幸田もも子「ヒロイン失格」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:英勉
脚本:吉田恵里香
音楽:横山克
主題歌:西野カナ「トリセツ」(ソニー・ミュージックレーベルズ/SMEレコーズ)
【ストーリー】
主人公の松崎はとりは、幼なじみの寺坂利太に恋する高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、クラスの中でも六角精児似のイケてない女の子・安達未帆に告白された利太が付き合い始めるというまさかの展開!「え、あたしヒロインじゃないの?」2人の関係に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐がはとりに興味を持ち始め…まさかの三角関係!?果たして、はとりはどちらを選ぶ?
同級生の休み時間みたい
― 恋に暴走する“邪道ヒロイン”はとりと、クールだけれどどこか頼りない利太。いずれも愛されるキャラクターですが、それぞれ演じる上でこだわった点を教えてください。桐谷:はとりは本当に何に対しても一生懸命で、すべてを出し切る子。私もそうありたいなと思ったので、常に全力で向き合っていたつもりですし、普段の自分よりはテンションを上げて撮影に臨みました。現場がものすごく楽しかったので、そこに行けば自然と楽しんでできた感じがありましたね。
山崎:利太はちょっとつかみどころがないというか、監督から“風のような男”だと言われました。幼なじみのはとりに対しては、気を使わないでいい関係だから結構ぶっきらぼうに言ったりして、一見クールだけれど、憎まれないようなキャラでいようと思いました。テンションは、割とずっとはとりに合わせていた感じで…(笑)。
桐谷:はとりに押されてたよね(笑)。
― ほぼ捨て身で“好き“をぶつけるはとりですが、現場ではお互いどのように接していましたか?
桐谷:本当の同級生みたいな感じ。年齢は違いますけど、同級生の休み時間みたいにみんなで過ごせていました。他愛のない話はもちろん、いろいろといたずらし合ったり、お笑い芸人さんの動画を見てキャッキャしたりとか。はとりが坊主になるシーンもあったので、その時はいっぱいふざけた写真を撮り合ったりもしました(笑)。
山崎:うん、そんな感じです!
桐谷:ブーブークッションを買ってきたよね。
山崎:そう。お祭りのシーンを撮影する時に、近くにちょうど駄菓子屋があったので、撮影で何か使えるものがないかな?と思っていろいろ買って行ったんですよ。口にくわえてピューって吹いたら、プルルルルって戻るやつ(=※吹き戻し)あるじゃないですか?あれとか、ブーブークッションや紙風船を買って。ブーブークッションは坂口くんに仕掛けました(笑)。美玲ちゃんにも仕掛けたか。
桐谷:でもバレバレだったよね!
山崎:バレバレだったか(笑)。
桐谷:2人で紙風船でひたすら遊んで、浴衣が着崩れてちょっと怒られるみたいな(笑)。そんなこともありましたね。
全部“桐谷美玲っぽい” 意外な素顔も発覚!?
― 今作が初共演とは思えないほど仲良しなお2人。共演する前は、お互いにどんな印象でしたか?山崎:僕はいろいろな作品を見て知っていたので、ゆる~い空気を持っている方なんだろうなって思っていましたね。あとは、スタイルいいなぁ!って(笑)。
桐谷:私は作品のイメージで、クールで物静かな方だと思っていました。けど、違いました(笑)。よく喋るよね!
山崎:そうだね。
桐谷:よく喋るし、面白いことが好き。やんちゃで、すごく明るいですよ。
山崎:美玲ちゃんは、意外なところがない気がしますね。
桐谷:嘘~?!
山崎:全部“桐谷美玲っぽい”んですよ。何をしてても「意外」と思わなかったですね。休憩中、リラックスしたりしている時も…
桐谷:目を開けて寝てても?
山崎:目を開けて寝るんだっけ?!…それは意外(笑)。
― 意外な事実がここで明らかに(笑)。幼なじみの役ということで、お2人で演技について話し合われたことも?
桐谷:あえて話し合うことはなかったよね?自然と。現場に入って、わりと最初の方から仲良くなれたと思うので、その雰囲気の良さがスクリーンにも出ていると思います。
山崎:クランクインのシーンってどこだったっけ?
桐谷:クランクインはボウリングのシーンだよ。
山崎:あの時はぎこちなかったよね(笑)。
+αのお墨付き「マンガから飛び出してきた」
― 原作の大ファンである桐谷さんから見た、山崎さん演じる利太はいかがでしたか?桐谷:これは幸田先生とも話したんですけど、まんま利太だし、むしろ利太よりもかっこいい!「利太こんなにかっこよくないよね、もっとヘタレだよね!」って話したこともありました(笑)。安達に対する優しさもそうですけど、ぶっきらぼうなのに、賢人くんがやるとかっこいいんですよ。でもマンガから飛び出してきた感じがすごくあって、パーフェクト利太です。パーフェクト+α利太です(笑)。
山崎:嬉しいですね!美玲ちゃんは原作が元々大好きだったから、控え室でも「今日この変顔やる!」って練習したりしていたよね。
桐谷:言ってた、言ってた(笑)。
山崎:そうやって楽しみにしている感じが伝わってきたし、実際に演じているのを見てはとりだなって思いましたね。はとり+α(笑)!
― お互い“+α”のお墨付きが入りました(笑)。三角関係が描かれる中で、それぞれの役柄に共感できる部分と「ここはどうかと思う」という部分、両方あったと思うのですが。
桐谷:どうかと思うところはいっぱいありますよね、はとりは(笑)。一歩間違えればちょっとしたストーカーみたいな、ただのウザい子になっちゃう。でもそこをウザいって思わせないように、可愛らしい方向に見てもらえるようにというのは気をつけていましたね。相手を一途に思うところは、私もそうでいたいなと思っているし、振り向いてもらえるように頑張るタイプなのでそこは似ているかなと思います。
― はとりのように一途に?
桐谷:あそこまではしないです(笑)。でもそれぐらい一生懸命なところはすごく良いと思います。
山崎:僕はわかるんですよね、利太の気持ちが。安達さんが自分に足りないものを持っていて、安達さんと付き合うけど、今までは幼なじみとしてしか見てこなかったはとりが実はものすごく大切な人だったって気づいた時には遅くて…。なかなか自分ではとりに「好き」なんて照れくさくて言えないから、言えずに現状維持、みたいな。そういう心情って結構リアルだから、わかるんです…わかるんだけど…どうかと思いますけどね(笑)!
桐谷:そうだよね(笑)。利太が「明日ケリつけてくる!」って言ったのに、結局言わないところとか。そこどうかと思う!
山崎:それってどうなの?
桐谷:つけろよ!って思う(笑)。
山崎:つけろよ!って感じか(笑)。
次は“バディ”に?「今回と逆もあり」
― また別の作品でも、お2人のコンビを見たくなります。次に共演するとしたら、どんな役がいいでしょうか?山崎:うーーん…(しばらく考えて)助手!
桐谷:どっちが?!
山崎:美玲ちゃんが敏腕女刑事。俺は「あっ、ハイ!」みたいな、ちょっと後ろからついて行っている感じ(笑)。バディみたいな!
桐谷:バディみたいなのいいね!相棒!
― そこはやはり桐谷さんがバリバリ引っ張る感じなんですね。
山崎:どっちかというと、そんな感じがしますね。
桐谷:本当?
山崎:えっ?俺が引っ張る?
桐谷:それでもいいよ。今回(ヒロイン失格)と逆。
山崎:今回と逆ね!それもありだね。「ついてこい!」みたいな?
桐谷:めっちゃ罵るの。「お前な~!」って。
山崎:(役になりきって)お前な~!遅せ~よ!
桐谷:すいませぇ~ん(泣き真似)。
山崎:それも面白いなぁ(笑)。
桐谷:私、へなちょこだから引っ張っていって欲しい。
山崎:頑張ろう(笑)!
― お2人の新しい姿を楽しみにしています!ありがとうございました。
ちょっぴり天然でおちゃめな山崎に対し、桐谷が楽しそうにツッコミを入れるというコンビネーションがとても微笑ましく、良いバランス。2ショット撮影の際も、山崎がピースをしておどければ、桐谷も同じポーズをとったりと、まさに劇中のはとりと利太そのままの姿を見せてくれた。
そんな2人のリズムがぴったりと合って、完成した『ヒロイン失格』。思い切り笑えて、とびきり愛おしい―その贅沢な胸キュンをスクリーンで満喫すれば、無条件でハッピーな気分になれるはず。(modelpress編集部)
※山崎賢人の「崎」は正式には旧字(立つ崎)
映画『ヒロイン失格』
9月19日(土)新宿ピカデリー他全国ロードショー出演:桐谷美玲 山崎賢人 坂口健太郎
福田彩乃 我妻三輪子 高橋メアリージュン/中尾彬(特別出演)/柳沢慎吾(特別出演)/六角精児(特別出演)/濱田マリ/竹内力
原作:幸田もも子「ヒロイン失格」(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:英勉
脚本:吉田恵里香
音楽:横山克
主題歌:西野カナ「トリセツ」(ソニー・ミュージックレーベルズ/SMEレコーズ)
【ストーリー】
主人公の松崎はとりは、幼なじみの寺坂利太に恋する高校生。絶対的な自信を持って自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。そんな中、クラスの中でも六角精児似のイケてない女の子・安達未帆に告白された利太が付き合い始めるというまさかの展開!「え、あたしヒロインじゃないの?」2人の関係に悶絶する中、学校イチのモテ男・弘光廣祐がはとりに興味を持ち始め…まさかの三角関係!?果たして、はとりはどちらを選ぶ?
【Not Sponsored 記事】