モデルプレスのインタビューに応じた忽那汐里【モデルプレス】

忽那汐里「熱はすごい」 今年の抱負を明かす

2015.01.05 06:00

女優の忽那汐里が、自身の想いと2015年の抱負を明かした。

  
モデルプレスのインタビューに応じた忽那汐里【モデルプレス】
大人の魅力を披露
2014年には映画「許されざる者」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。昨年も出演ドラマが相次ぎ、「鼠、江戸を疾る」(NHK)、「ビター・ブラッド」(フジテレビ系)、「鵜飼いに恋した夏」(NHK BSプレミアム)などを好演し、女優としての幅広さを見せた。

― 晴れ着すごくお似合いですね!

忽那:ありがとうございます。年々晴れ着は着る回数がだいぶ減ってくるので、こうして着るのは久しぶりですね。

いろんなことを考えていた2014年

― ドラマや映画に活躍されていましたが、2014年を振り返ってみていかがでしたか?

忽那:少し時間ができたのでちょっと休んで、立ち止まってきちんと考えることに集中をしていました。

― どんなことを考えていたんですか?

忽那:思春期の頃はモラトリアムと言われているように、とても勢いがあって怖いもの知らずですよね。私はすごく本能的というか、あまり考えずに能動的に行動してしまうことが多いんですけど、それがすごくいい風に反映されることもあるし、そうやって突き進んできたものの…ということもあって。ちょっと休んでいろんなことに疑問を抱いてみたりしていました。

演技への想いを明かす

「第37回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞し、女優としても磨きがかかる
― 演技の面では第37回日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞されていますが、疑問を抱くことで御自身の中で何か変化はありましたか?

忽那:思っていることは一緒で、驚くほどに真意は変わっていないんですよ。仕事した当初から真意は絶対変わってこなかったんです。

― 忽那さんの言う「真意」とは何ですか?

忽那:今まで騙し騙しでなんとかやってみていたことが、今年はもうウソをつけなくなったなと感じていて。やっぱり本当に「真」のものだけを見せたいと思うようになりましたね。「真」のものを見せることができなさそうだと思ったらなるべくそういう作品は避けて、自分自身を尊重したいという主張がちゃんとできるようになりました。

忽那汐里
― 御自身の軸みたいなものが出てきたのかもしれませんね。

忽那:我々は熱いんだ!みたいなことを言うのがすごく嫌いだったんですけど、結局、すごく熱を持っていないと何も動かないですよね。たぶん熱はすごいんだと思います。軸というか熱ですね。

― 「熱」ですか!

忽那:とにかく器用な人がすごく多くて。すぐに器用にこなされていくので、その真逆の位置で仕事したい、生きていたいなと思っています。

忽那汐里/艶やかな晴れ着姿で魅せる

影響を受けたものや今後の抱負を語る

― 演技同様に、忽那さんはファッションや髪型でも御自身の個性を発揮されていますよね。

忽那:10代前半と後半でも全然違う波がありましたね。だいぶ落ち着きましたけど、映画や音楽の影響が大きいと思いますね。そういうところからインスピレーションが生まれています。

― 今年の活動に向けての意気込みをお願いします。

忽那:見てくださる方も自分も、少しでも突き動かすことができればいいなと。やっぱり100を理解していただくことって難しいし感動とまでいかなくても、何かちょっとチクって感じるぐらいでも大層なことだと思うので。次につながるきっかけになっていければと思います。

― ありがとうございました。

演技に対する熱い思いを存分に語ってくれた忽那。見るものを惹きつける“自然体”の演技の裏側には、普段からいろんなことを自問自答し向き合っている真摯な姿が垣間見えた。「第37回日本アカデミー賞新人俳優賞」からどんなステップを踏んでいくのか、さらに期待していきたい。

忽那汐里
忽那汐里(くつなしおり)プロフィール

生年月日:1992年12月22日
出身地:オーストラリア
身長:160cm
血液型:A型

2006年に行われた「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。2007年、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)で帰国子女の少女の役を演じて、女優デビューを果たした。その後、「メイちゃんの執事」(フジテレビ系)、「家政婦のミタ」(日本テレビ系)、「家族ゲーム」(フジテレビ系)などの人気ドラマに多数出演し、その名をお茶の間に知らしめた。映画「許されざる者」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。2014年も「鼠、江戸を疾る」(NHK)、「ビター・ブラッド」(フジテレビ系)、「鵜飼いに恋した夏」(NHK BSプレミアム)に好演が続いた。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

あわせて読みたい

  1. 忽那汐里「疑問を抱くことが多かった」

    モデルプレス

  2. 忽那汐里、胸元チラ見せ セクシードレスで魅了

    モデルプレス

  3. 忽那汐里、個性派キュートな刈り上げヘア披露

    モデルプレス

    PR
  4. 忽那汐里、NHKドラマで初挑戦 意気込みを語る

    モデルプレス

  5. 忽那汐里、佐藤健を“衝撃”させた行動とは

    モデルプレス

  6. マツコ、忽那汐里の発言に「不思議ちゃんなのかしら」

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. K-1 GIRLS 2025×ミスモデルプレスオーディション!エントリー受付中

    特集

  2. 2月のカバーモデルは「トリリオンゲーム」目黒蓮&佐野勇斗

    特集

  3. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  4. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  6. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  7. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  8. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  9. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  10. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  11. ONE OR EIGHTプレキャン実施中!インテルCoreUltraが新生活応援

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    「No No Girls」発・HANA(ハナ)NAOKO、最終審査直前に体調悪化で焦り「KOHARUがいれば大丈夫」不安が消えた理由語る【インタビュー連載Vol.6】

    株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

    PR
  2. 02

    「No No Girls」発・HANA(ハナ)JISOO、憧れの事務所辞め「心の調子が悪くて辛い時期がありました」乗り越えたきっかけは渡米【インタビュー連載Vol.5】

    株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

    PR
  3. 03

    「No No Girls」発・HANA(ハナ)CHIKA、自信を失った過去から「私はこのグループに絶対必要」と思えるまで【インタビュー連載Vol.3】

    株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

    PR
  4. 04

    「No No Girls」発・HANA(ハナ)KOHARU、愛で照らす“太陽”のコミュニケーション力 最終審査の苦労明かす「私はすごくメンバーの心に入り込むタイプ」【インタビュー連載Vol.4】

    株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ

    PR
  5. 05

    超特急・小笠原海、グループ結成初期に感じていたターニングポイント メンバー個人活動への本音【舞台「聖剣伝説3」インタビューVol.3】

    モデルプレス