「ViVi」八木アリサ「頭が真っ白になった」女優デビュー 福士蒼汰らと共演で“ピュアな恋”を体現 モデルプレスインタビュー
2014.07.10 06:00
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雑誌「ViVi」専属モデルの八木アリサが、純愛映画「好きっていいなよ。」(7月12日公開)で女優デビューを果たした。モデルプレスは今春高校を卒業したばかりの彼女にインタビューを実施。女優業という新たなジャンルに足を踏み入れた心境や今後の目標、さらに役柄を通して見えた自らの恋愛観や“恋を叶える秘訣”も語ってもらった。
累計600万部を突破した葉月かなえ氏の同名コミックを映画化。16年間、彼氏も友達も作らずにきた16歳の橘めい(川口春奈)が学校一のモテ男・黒沢大和(福士蒼汰)に出会い、キス、手をつなぐ、恋をするといったいくつもの“はじめて”を経験。優しさや愛おしさ、嫉妬、せつなさを知り成長していく2人の姿を描く。監督・脚本は「森崎書店の日々」や「Presents 合い鍵」など繊細で美しい映像に定評がある日向朝子氏。八木はファッション誌の表紙を飾る人気モデル・北川めぐみ役で、大和に密かな思いを寄せる。
【SPECIAL INTERVIEW】恋する女の子へアドバイス「まっすぐ恋をして」
― 今作が記念すべき女優デビュー作となりましたが、オファーを受けた際の率直な心境をお聞かせください。
八木:もうとにかく緊張でした!映画の撮影ってどんな感じなんだろう?と全然想像がつかなかったんです。役柄は「ViVi」で活躍するモデルということで、その部分では共感しやすいのかなと思ったんですが、緊張のほうが大きかったですね。
― 演技への興味はいつ頃から抱いていましたか?
八木:初めてのお仕事がPVで、少しお芝居をしたんですが、その出来上がりを見た時に「こういう自分もいるんだ」と嬉しい気持ちを抱いたんです。そこから興味がわいてきて、お芝居のレッスンも受けていました。
― 今回の作品をご覧になった感想は?
八木:本当に“甘酸っぱい”って言葉がぴったり。少女漫画が好きな方は特に楽しめる作品です。大人の方もきっと高校生の青春時代を思い出せると思いますし、恋愛だけではなく友情も描かれているので、幅広く共感していただけると思います。
― ご自身の出演シーンの出来栄えはいかがでしたか?
八木:「ViVi」の撮影シーンがあるんですが、それを映像で見ると「私、普段こんな感じなんだ」と思ったり。雑誌の撮影風景って皆さんあまり見たことがないと思うので、そこは注目してほしいですね。あとは…やっぱり緊張しているな~って思いました(笑)。
― 撮影初日は、どんな心境でカメラの前に立ちましたか?
八木:前日は緊張して眠れないかと思ったんですけど、意外と普通で…現場に行ってからすごく緊張しましたね。普段の雑誌の撮影と比べると、まずカメラの大きさが違うし、何十倍の人数のスタッフの方々がいらっしゃって…その中で1人しゃべるという環境に「はぁぁ…っ!」ってなっちゃいました(笑)。最初は本当に頭が真っ白になってしまったんですが、徐々に慣れてリラックスしてできるようになりましたね。でも最後まですごく緊張していました。
― 今回はモデルの役ということで、役作りの面では共感できる部分が大きかったのではないでしょうか。
八木:原作を読んでいても友だち関係とか、共感する部分が結構ありました。ただ、めぐみの性格はすごく強がりというか、ちょっとひねくれている部分があって、素直じゃないんです。そこは私と違うので、「こういう考え方をする人もいるんだ」と考えましたね。自分と近い部分はリラックスして、少し違う部分はめぐみの考え方に近づけようと意識しました。
― 「好きって言ったら、そこで終わっちゃう」というめぐみの恋愛観も、ご自身とはだいぶ違いましたか?
八木:そうですね。原作では「好き」という気持ちを言えないだけじゃなくて、いじわるだったり、考え方がひっくりかえっちゃっている一面も描かれているんです。自分が好きな人に対してまっすぐかと言われると…どうだろう(笑)。でもめぐみとは違うと思います。この作品に出てくる女の子だったら…愛子(足立梨花)みたいに男勝りということもないし、あさみ(西崎莉麻)みたいに「王子様がほしい」ってタイプでもないし…めいの恋愛観に近いかなぁ。
― ラブストーリーを演じたことで、“ピュアな恋”への憧れは増しましたか?
八木:いいですよね~!私は高校が通信制だったので、制服デートや、(キャラクターの相関関係を指さしながら)こういう感じの「この人があの人を好き!」みたいな人間関係が本当になかったんです。「いいなぁ~」って思いましたね。私みたいにそういう経験がなかった方でも、“擬似青春体験”でキュンキュンできると思います。
― この作品を見て恋をしたくなる女の子も多いと思うので、“いい恋を引きつける秘訣”をアドバイスしていただけますか?
八木:ええっ、秘訣ですかっ!?(笑)。そうですね…めいを見ていて思ったんですけど、一途に誰かを想っている女の子って、すごくキラキラしていると思うんです。だから、まっすぐ恋をしたらいいんじゃないかな?…こんな感じでしょうか(照)。
八木:「ViVi」でおなじみのブランドのおしゃれで可愛い服を着て撮影をしました。今、お腹を出してキュッと結ぶシャツが流行っていますが、映画でもそのアイテムを取り入れていたりするので、流行もチェックできると思います。
― 福士さん演じる大和との“誌上デート”の撮影シーンはとても素敵でした。
八木:実は私にとって初めての撮影がそのシーンだったんです。お芝居をするというよりは、普段通りのファッション撮影という感じでしたね。大和くんは初めての撮影という設定だったので、めぐみが積極的にポージングをして引っ張っていくようなイメージです。私は緊張が顔に出やすいタイプなんですけど、福士さんがそれを汲み取ってすごくフレンドリーに話しかけてくださったのでとても助かりました。
その撮影はダーツやビリヤードが並ぶ大人っぽい場所だったんですが、その時に初めてビリヤードをやって、すっごく楽しかったんです!撮影のために練習をしつつ、途中から現場にいることを忘れて福士さんと真剣に勝負をしていました(笑)。福士さんは2回目だったそうですが、2人ともエキサイティングして上達したと思います(笑)。
― とても和やかな現場の様子が伝わってきます。特にお気に入りのシーンはどこですか?
八木:撮影で遊園地に行くシーンは、めぐみが初めてひとりの女の子として本当の気持ちを出すところなので、そこは一番注目してほしいかな。自分と違うめぐみを特に意識した部分で、「めぐみって、どう思ってこんなこと言っているんだろう?」と繰り返し考えたので、一番難しかったシーンでもあります。
八木:今回のように、自分と少し違うというか、「こういう考え方もあるんだ」と考えさせられる役は演じていてすごく楽しいと思うんです。今はとにかくなんでもやってみたい!役柄を通して、色んな人の気持ちを経験してみたいんです。
― 今回はラブストーリーだったので、アクションでパワフルな女性を演じるのはいかがでしょうか?
八木:おぉ~!アクション!かっこいいですよね!実は一番好きなジャンルがアクションなので、自分が演じられたらかっこいいなぁ~とは思うんですけど…(笑)。
― 楽しみにしています!では最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
八木:今回の作品は恋はもちろん、友情やファッションなどいろんな目線で楽しめるし、特に女の子はそれぞれのキャラクターに入り込んで見ちゃうと思うんです。なのでカップルはもちろん、ぜひ女友達と一緒に観ていただいて、その後の恋バナのお供にしてほしいなと思います。女子は恋バナ好きですよね?私も好きです(笑)。この映画を見たら、絶対に盛り上がると思いますよ!
― ありがとうございました。
圧巻の美貌ゆえクールな印象を抱きがちだが、クルクルと変わる表情と、まだあどけなさの残る語り口がとにかく可愛らしい。ひとたび恋の話になると、すっかり照れてドキマギしてしまう姿も印象的だった。今作ではファッションアイコンとして培った経験を存分に活かしつつ、自身とは真逆という役柄の内面に丁寧に向き合った彼女。今後はファッション誌で収まりきれない魅力をスクリーンで発揮する機会が増えそうだ。(モデルプレス)
出演:川口春奈、福士蒼汰、市川知宏、足立梨花、永瀬匡、西崎莉麻、山本涼介、八木アリサ
監督・脚本:日向朝子
原作:葉月かなえ「好きっていいなよ。」(講談社「デザート」連載)
<ストーリー>
これまで友達も彼氏も作らずに生きてきた16歳の橘めい。ある日、ふとした誤解から学校一のモテ男・黒沢大和にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言。さらにピンチを救うためにキスをする。優しく一途な想いを秘めた大和とたくさんの「はじめて」を経験して、色づき始めるめいの世界。はじめての友達、はじめての恋のライバル…喜び、悩み、ぶつかり、傷つきながら、めいは、ある決心をする―。
出身地:北海道
血液型:A型
身長:167cm
父親がフランス人、母親が日本人のハーフ。「ニコラ」での活動を経て、2012年から「ViVi」専属モデルとして活躍。「東京ガールズコレクション」「GirlsAward」などのファッションイベントに多数出演。
【SPECIAL INTERVIEW】恋する女の子へアドバイス「まっすぐ恋をして」
― 今作が記念すべき女優デビュー作となりましたが、オファーを受けた際の率直な心境をお聞かせください。
八木:もうとにかく緊張でした!映画の撮影ってどんな感じなんだろう?と全然想像がつかなかったんです。役柄は「ViVi」で活躍するモデルということで、その部分では共感しやすいのかなと思ったんですが、緊張のほうが大きかったですね。
― 演技への興味はいつ頃から抱いていましたか?
八木:初めてのお仕事がPVで、少しお芝居をしたんですが、その出来上がりを見た時に「こういう自分もいるんだ」と嬉しい気持ちを抱いたんです。そこから興味がわいてきて、お芝居のレッスンも受けていました。
― 今回の作品をご覧になった感想は?
八木:本当に“甘酸っぱい”って言葉がぴったり。少女漫画が好きな方は特に楽しめる作品です。大人の方もきっと高校生の青春時代を思い出せると思いますし、恋愛だけではなく友情も描かれているので、幅広く共感していただけると思います。
― ご自身の出演シーンの出来栄えはいかがでしたか?
八木:「ViVi」の撮影シーンがあるんですが、それを映像で見ると「私、普段こんな感じなんだ」と思ったり。雑誌の撮影風景って皆さんあまり見たことがないと思うので、そこは注目してほしいですね。あとは…やっぱり緊張しているな~って思いました(笑)。
― 撮影初日は、どんな心境でカメラの前に立ちましたか?
八木:前日は緊張して眠れないかと思ったんですけど、意外と普通で…現場に行ってからすごく緊張しましたね。普段の雑誌の撮影と比べると、まずカメラの大きさが違うし、何十倍の人数のスタッフの方々がいらっしゃって…その中で1人しゃべるという環境に「はぁぁ…っ!」ってなっちゃいました(笑)。最初は本当に頭が真っ白になってしまったんですが、徐々に慣れてリラックスしてできるようになりましたね。でも最後まですごく緊張していました。
― 今回はモデルの役ということで、役作りの面では共感できる部分が大きかったのではないでしょうか。
八木:原作を読んでいても友だち関係とか、共感する部分が結構ありました。ただ、めぐみの性格はすごく強がりというか、ちょっとひねくれている部分があって、素直じゃないんです。そこは私と違うので、「こういう考え方をする人もいるんだ」と考えましたね。自分と近い部分はリラックスして、少し違う部分はめぐみの考え方に近づけようと意識しました。
― 「好きって言ったら、そこで終わっちゃう」というめぐみの恋愛観も、ご自身とはだいぶ違いましたか?
八木:そうですね。原作では「好き」という気持ちを言えないだけじゃなくて、いじわるだったり、考え方がひっくりかえっちゃっている一面も描かれているんです。自分が好きな人に対してまっすぐかと言われると…どうだろう(笑)。でもめぐみとは違うと思います。この作品に出てくる女の子だったら…愛子(足立梨花)みたいに男勝りということもないし、あさみ(西崎莉麻)みたいに「王子様がほしい」ってタイプでもないし…めいの恋愛観に近いかなぁ。
― ラブストーリーを演じたことで、“ピュアな恋”への憧れは増しましたか?
八木:いいですよね~!私は高校が通信制だったので、制服デートや、(キャラクターの相関関係を指さしながら)こういう感じの「この人があの人を好き!」みたいな人間関係が本当になかったんです。「いいなぁ~」って思いましたね。私みたいにそういう経験がなかった方でも、“擬似青春体験”でキュンキュンできると思います。
― この作品を見て恋をしたくなる女の子も多いと思うので、“いい恋を引きつける秘訣”をアドバイスしていただけますか?
八木:ええっ、秘訣ですかっ!?(笑)。そうですね…めいを見ていて思ったんですけど、一途に誰かを想っている女の子って、すごくキラキラしていると思うんです。だから、まっすぐ恋をしたらいいんじゃないかな?…こんな感じでしょうか(照)。
福士蒼汰とのビリヤード対決がヒートアップ
― 今作はめぐみのおしゃれなファッションも見どころのひとつですよね。八木:「ViVi」でおなじみのブランドのおしゃれで可愛い服を着て撮影をしました。今、お腹を出してキュッと結ぶシャツが流行っていますが、映画でもそのアイテムを取り入れていたりするので、流行もチェックできると思います。
― 福士さん演じる大和との“誌上デート”の撮影シーンはとても素敵でした。
八木:実は私にとって初めての撮影がそのシーンだったんです。お芝居をするというよりは、普段通りのファッション撮影という感じでしたね。大和くんは初めての撮影という設定だったので、めぐみが積極的にポージングをして引っ張っていくようなイメージです。私は緊張が顔に出やすいタイプなんですけど、福士さんがそれを汲み取ってすごくフレンドリーに話しかけてくださったのでとても助かりました。
その撮影はダーツやビリヤードが並ぶ大人っぽい場所だったんですが、その時に初めてビリヤードをやって、すっごく楽しかったんです!撮影のために練習をしつつ、途中から現場にいることを忘れて福士さんと真剣に勝負をしていました(笑)。福士さんは2回目だったそうですが、2人ともエキサイティングして上達したと思います(笑)。
― とても和やかな現場の様子が伝わってきます。特にお気に入りのシーンはどこですか?
八木:撮影で遊園地に行くシーンは、めぐみが初めてひとりの女の子として本当の気持ちを出すところなので、そこは一番注目してほしいかな。自分と違うめぐみを特に意識した部分で、「めぐみって、どう思ってこんなこと言っているんだろう?」と繰り返し考えたので、一番難しかったシーンでもあります。
女優業への意欲「なんでもやってみたい」
― 今後は女優としての活躍にも期待が寄せられますが、挑戦してみたい役柄は?八木:今回のように、自分と少し違うというか、「こういう考え方もあるんだ」と考えさせられる役は演じていてすごく楽しいと思うんです。今はとにかくなんでもやってみたい!役柄を通して、色んな人の気持ちを経験してみたいんです。
― 今回はラブストーリーだったので、アクションでパワフルな女性を演じるのはいかがでしょうか?
八木:おぉ~!アクション!かっこいいですよね!実は一番好きなジャンルがアクションなので、自分が演じられたらかっこいいなぁ~とは思うんですけど…(笑)。
― 楽しみにしています!では最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
八木:今回の作品は恋はもちろん、友情やファッションなどいろんな目線で楽しめるし、特に女の子はそれぞれのキャラクターに入り込んで見ちゃうと思うんです。なのでカップルはもちろん、ぜひ女友達と一緒に観ていただいて、その後の恋バナのお供にしてほしいなと思います。女子は恋バナ好きですよね?私も好きです(笑)。この映画を見たら、絶対に盛り上がると思いますよ!
― ありがとうございました。
圧巻の美貌ゆえクールな印象を抱きがちだが、クルクルと変わる表情と、まだあどけなさの残る語り口がとにかく可愛らしい。ひとたび恋の話になると、すっかり照れてドキマギしてしまう姿も印象的だった。今作ではファッションアイコンとして培った経験を存分に活かしつつ、自身とは真逆という役柄の内面に丁寧に向き合った彼女。今後はファッション誌で収まりきれない魅力をスクリーンで発揮する機会が増えそうだ。(モデルプレス)
映画「好きっていいなよ。」
7月12日(土)全国ロードショー出演:川口春奈、福士蒼汰、市川知宏、足立梨花、永瀬匡、西崎莉麻、山本涼介、八木アリサ
監督・脚本:日向朝子
原作:葉月かなえ「好きっていいなよ。」(講談社「デザート」連載)
<ストーリー>
これまで友達も彼氏も作らずに生きてきた16歳の橘めい。ある日、ふとした誤解から学校一のモテ男・黒沢大和にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言。さらにピンチを救うためにキスをする。優しく一途な想いを秘めた大和とたくさんの「はじめて」を経験して、色づき始めるめいの世界。はじめての友達、はじめての恋のライバル…喜び、悩み、ぶつかり、傷つきながら、めいは、ある決心をする―。
八木アリサ(やぎありさ)プロフィール
生年月日:1995年07月31日出身地:北海道
血液型:A型
身長:167cm
父親がフランス人、母親が日本人のハーフ。「ニコラ」での活動を経て、2012年から「ViVi」専属モデルとして活躍。「東京ガールズコレクション」「GirlsAward」などのファッションイベントに多数出演。
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