モデルプレスのインタビューに応じたマギー

グラビア挑戦で男性ファン急増中のモデル・マギー、「テレビに出たくなかった」過去 飛躍のルーツに迫る モデルプレスインタビュー

2014.05.23 23:30

ファッション誌「ViVi」の専属モデルとして数多くの女性から支持を集めるマギー(22)。現在はバラエティ番組にも多数出演しており、その人気はうなぎのぼり。グラビアに挑戦したことで男性ファンも急増中で、Twitterのフォロワー数は15万人を超えた。そのルーツはデビュー1年目で大抜擢されたフジテレビ系「すぽると!」のレギュラーといっても過言ではないが、モデルプレスのインタビューでは「テレビに出たくないって思ったこともある」と当時を振り返る。その理由とは?

  

デビューから現在までを振り返る

― カナダと日本のハーフであるマギーさん。23日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」では、幼少期を過ごしたカナダのハリファックスを訪れていましたね。

マギー:約8年ぶりのハリファックスだったこともあって、とても懐かしい気持ちになりました。大好きなお婆ちゃんと一緒に子供の頃に食べたお菓子を作ることもできましたし、留学中の弟にも久しぶりに会えました。短い期間でしたが、とても楽しかったです。

― サプライズでお父さんが登場されたときは、涙を流されていましたね。

マギー:日本からカナダに飛び立つ前に「行ってきます」ってお父さんと電話をしていたこともあったので本当にびっくりしました。「なんでいるの!?」って(笑)。親戚たちとの家族写真を撮るときに現れたので本当に嬉しくて…思わず泣いてしまいました。実家が横浜で近くても、3か月に1回くらいしか会えていなかったので、本当に本当に嬉しかったです。

― 2008年、16歳のときにスカウトをきっかけに芸能界に飛び込んだマギーさん。今一度、デビューしてから現在までを振り返るといかがですか?

マギー:モデルというお仕事に興味はあったんですけど、実は絶対にこの世界で活躍したいとは思っていなくて。事務所に入ってすぐに「すぽると!」のお仕事が決まったときも、私はモデルがやりたくて入ったのに「なんでテレビをやらなきゃいけないの!」って思ってたな(笑)。辞めたいとまではならなくても、テレビに出たくないって思ったこともあります。最初、知らない人から声をかけられるのが慣れなくて怖かったんです。でも「すぽると!」を卒業して3年くらい経つのに、いまだに「マギーの『すぽると!』がよかった」とか「『すぽると!』観てました」とか「『すぽると!』に次はいつ出るの?」とか言ってもらえることがすごく嬉しくて。当時、学校とお仕事を両立させることは精神的に大変でしたが、今はやっていてよかったなって心の底から思いますし、「すぽると!」が私のすべての始まりだったんだなって、しみじみと思います。

― 壁にぶち当たることも多々あったと思いますが、どのように乗り越えましたか?

マギー:ブログなどに寄せられるファンの方のコメントに、すごく支えられていました。「観たよ」とか「可愛かった」とか言ってくれるのはやっぱり嬉しくて。「次も頑張ろう」って気を引き締めてきました。今はブログよりもTwitterの方を更新することが多いんですけど、それはコメントがすぐにもらえるし、直につながっている感じが強いから。ファンの方に私はすごく支えられています。

― 最近ではバラエティ番組にも積極的に出演されていますね。

マギー:最初は緊張していたんですけど、少しずつ慣れたというか楽しめるようになりました。回数を重ね、共演者の方と顔を合わす機会が増えて、やりやすくなったんだと思います。

― 心がけていることはありますか?

マギー:モデルってだけで少し高飛車なイメージがあると思うんです。だからそのイメージを壊すために、よく笑ったり、元気でいるようにしています。ファッション誌を見てくれる人だけではなくて、もっといろんな方にマギーのことを知ってもらいたいので、トーク力とかはまだまだですが、どんどんチャレンジしていきたいです。

― 「ロケハン」(テレビ東京系)ではMCという立場でトークを展開していましたね。

マギー:大変でした(笑)。出演者が女の子だけだったので、芸人さんみたいに話にオチがあるわけではない。面白いことは求められていないんですけど、視聴者が飽きないような話題を提供することは常に考えていました。「すぽると!」は台本を読むだけだったのに、始めは緊張で瞬きすらできなかったことを思い返すと、テレビでナチュラルに話せるようになっただけでもだいぶ成長しているのかもしれません(笑)。

グラビアデビューでセクシーな一面を開花

― バラエティ番組に進出する一方、昨年は男性誌のグラビアデビューも果たし、それまでファッション誌でもテレビでも見せたことがない、セクシーな一面を開花させたマギーさん。昨年11月に発売した1st写真集「マギー マギー マギー」も異例の好セールスを記録し業界でも話題になりましたが、女性向けと男性向けでマギーさん自身、表情やポージングに変化を与えていますか?

マギー:女性誌は洋服がメインなので服に合わせて表情を作ってポージングをします。一方グラビアは、自分の作品という向きが強い。自分のスタイルがどうしたらよく見えるのか、どういう表情をしたら男の人に好きになってもらえるのか、そういうことを考えるので表情やポージングは全然違うと思います。

― 男性誌のグラビアに挑戦しようと思ったのはなぜですか?

マギー:「すぽると!」をやっていたこともあってか、男性のファンが普通のモデルよりも多くて、その方たちに見てもらえたらなと思って始めました。でも心のどこかで女性にも見てもらいたいなとは思っていたので、女性からの反応がすごく不安で…。女性から「買いました」とか「すごく綺麗でした」という声が耳に届いたときは本当に嬉しかったですね。第2弾をぜひ出せたらいいなって思います。

私のことをもっと知ってもらいたい

― 着実に活動の幅を広げているマギーさんですが、今後の目標についてお聞かせください。

マギー:「ViVi」は(藤井)リナちゃんが卒業を発表して今すごく大事な時期。とりあえず私の活動のベースでもあるので「ViVi」を全力で頑張っていきたいです。と同時にテレビへの露出もどんどん増やして、とにかくいろんな人に私のことをもっと知ってもらいたいです。

― 新たなフィールドとして演技に挑戦するという選択肢もあると思いますが。

マギー:興味はありますが、中途半端にはやりたくないなと思っています。やるなら本気でやりたい。モデルがちょっと演技をやってみたという見え方にはしたくなくて、今はまだその時期じゃないかなと。今は目の前にあることを、がむしゃらに頑張って、お茶の間からも好かれるタレントになっていきたいです。

― では最後に、マギーさんのように夢に向かって頑張っている女の子にメッセージをお願いします。

マギー:成功した自分を常に思い描いて、自信を持って毎日努力をすることが大切だと思います。もしくじけそうになったら、目標にしている人の写真集とかを見るのがオススメかな。私もそんなときはヴィクトリアシークレットのファッションショーを見て、自分に喝を入れています。でも最後は自分の努力次第。強い意志を持って突き進み続ければ、きっと夢は叶うと思います。

― ありがとうございました。

ランジェリーブランド「PEACH JOHN」のイメージモデルも務めるマギー。写真集では“手ブラ姿”を披露するなど、大胆なポージングで魅了しているが、本人は「撮影に抵抗はなかった。仕事のスイッチが入ると、何でも大丈夫です」とあっけらかんと話す。男性のハートをがっちりと掴み、かねてからファッションショーでは女子からの大歓声が会場に響き渡る。マギーの快進撃が止まることはしばらくなさそうだ。(モデルプレス)

マギー プロフィール

生年月日:1992年5月14日
生まれ:兵庫県(尼崎)
出身:神奈川(横浜)
身長:171㎝
スリーサイズ:B80/W59/H84
趣味:料理、DVD、音楽観賞
特技 : 英語、バスケットボール

講談社「ViVi」専属モデル、宝島社「CUTiE」レギュラーモデル。「レプロガールズオーディション2008」を経てモデルデビューを果たす。日本とカナダのハーフで日本語と英語をしゃべるバイリンガル。デビュー1年目にして「すぽると!」(フジテレビ系)のレギュラーに大抜擢された。また、モデルとして数々のファッションショーに多数出演。バラエティ番組でも活躍中。
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