ICONIQ、忘れられない恋を語る「後悔がたくさんあって…」 モデルプレスインタビュー
2013.11.27 17:00
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女優、歌手、モデルとして幅広く活躍するICONIQ(29)が、過去・現在の恋愛観から美しさの秘訣までプライベートを明かした。
UULAで配信中の恋愛体感シリーズ第2弾「モトカレ」Ep2.「妄想オンナの復活愛」にて、イベント会社勤務の女性・小川千佳を演じているICONIQ。ダメダメな大学生だったモトカレ・結城啓太(佐野和真)が、3年後すっかり成長した大人の男として現れ、“ツンデレ”な態度で千佳の心を翻ろうしていく―。そんな現代女性にとって身近なシチュエーションを通じて、ICONIQは何を感じたのか。モデルプレスのインタビューで本音を語ってくれた。
【SPECIAL INTERVIEW】モトカレとの復縁はアリ?ナシ?
― 主人公の千佳はICONIQさんと同じ29歳ということで、感情移入しやすかったのではないでしょうか。
ICONIQ:そうですね。実際に周りの友達からもよく聞くくらい身近な話なので、違和感なくスッと役作りができました。女子会で出てくる話題をそのままを演じさせていただいた感覚ですね。
― 役作りの面で心がけたことはありますか?
ICONIQ:千佳の心の妄想も演出として描かれていましたので、「理想」と「現実」の差を強く出すように心がけました。「本当はこう思っているのに、こう言ってしまう」という不器用な感じとか、細かい表情の変化を意識しましたね。
― 今回はロケも多かったかと思いますが、特に印象深かったエピソードを教えてください。
ICONIQ:千佳が山奥で雨に打たれて、初めて啓太に本音を話すシーンの撮影は本当に寒かったです(笑)。震えながらの撮影だったんですが、そういった環境があったからこそ、シリアスなシーンの役作りはすごくやりやすかったですね。相手役の佐野さんが、自分も寒いはずなのにカイロを何個も出して「これ使って」と周りのスタッフを気遣ってくださって。すごく優しい方なんだなぁ、という印象が強く残っているシーンです。
― 年下のモトカレとの駆け引きが見どころとなっていますが、演じる中で実際に“胸キュン”したシーンはありましたか?
ICONIQ:千佳が1人で山奥に行って崖から落ちてしまって、1人で倒れているところに啓太が迎えに来てくれるシーンがあるのですが、その後、山小屋まで運んでくれた啓太が「ひとりでフラフラすんなよ!」って怒鳴るんですけど、あそこはヤバイなぁって(笑)。年下の彼だからこそ、ああいう風にガツンと言われると、すごくキュンとしちゃいますよね。
― 啓太の“ツンデレ”な態度に揺れ動く千佳の気持ちには共感できましたか?
ICONIQ: 3年前の啓太が垣間見えるシーンは、「まだこういうところは残ってたんだ」っていう安心感もあって、女性としては嬉しいと思います。ただ、お互いに不器用なんですよね。誤解し合いながら過ごしてきたので、3年後に再会したときに、また新たな啓太を発見したという“胸キュン”はあったと思います。
― 別れを選んだ3年前は、千佳が社会人で啓太が大学生という立場の違いもあって、お互い本音でぶつかることができなかったんですよね。
ICONIQ:千佳を演じていて共感したところは、大学生と社会人という関係ばかり気にしてしまって、結局、好きなのに別れようと言ってしまう。あの強がりはすごくわかりますね。だからこそ、千佳は3年間悔いが残っていたのかもしれません。後悔の多い恋愛は引きずってしまうこともあるかもしれませんね。
― 千佳のように、好きな人に対して強がってしまった経験はありますか?
ICONIQ:私もすごく不器用なんですよ。プライドも高いほうだと思うので、心の中では「ごめんなさい」って何回も謝っているのに、会うと全然謝れなかったり、空回りしちゃったり…。実際、私も自分の中での後悔がたくさんあって、忘れられなかった恋も過去にはありました。「あの時こうしたらよかったなぁ」とか、「あの時こういうことを言ってあげてたら、別れなかったんだろうなぁ」と思っていて…。それで、何年か後に再会したんですけど…
― まさにこの作品のような展開ですね。
ICONIQ:そう!でも私の場合は、復活愛にはならなくて。
― 彼が悪い方に変わっていたということ?
ICONIQ:いや、むしろ何も変わっていなくて。成長していなかったんです。失恋すると、「絶対に痩せてやる!」「絶対に仕事を頑張ってやる!」という風に、マイナスをプラスに変えていく女性が多いと聞いたことがあります。そういう時間の中で、私も自分を変えていくことに前向きになっていました。だから、久しぶりに再会した彼に過去と同じ気持ちは生まれなかったのかもしれません。結局私が忘れられなかったのは、彼と過ごしていた時間と、彼と一緒にいた時の自分に対しての未練だったことに気づきましたね。
― 年齢を重ねるにつれ、恋の仕方は変わりましたか?
ICONIQ:変わりますね。いろんな経験を重ねてきたことで、何が良くて何が悪いかが少しずつ見えてきて、自分の直さなきゃいけない部分もわかってきて。客観的になれるようになりました。昔は感情のままぶつかっていましたけど、今は「こういうことを言ったら嫌がるだろうな」と、相手の気持ちになって考えるようになったと思います。年齢を重ねれば重ねるほど自分視点ではなくて、相手を尊重するようになりました。
― ずばり、モトカレとの復縁はアリ?ナシ?
ICONIQ:この作品に出会う前は、「復縁はありえない」って思っていたんです。でも、今回千佳を演じたことで感じたのは、人の数だけ恋愛のカタチがあるんだなっていうこと。29歳っていう1番揺れ動くこのタイミングで、千佳のように成長したモトカレと再会したら、揺れ動くだろうなって思いましたし。恋愛において正解はないことを実感したので、復縁も「アリ」だと思います。
― 今回は千佳の妄想シーンの演出も見どころですが、ICONIQさんも妄想をしますか?
ICONIQ:しますよ!妄想族って言われるくらい。本当にくだらないことなんですけど、好きな人とあんなことやこんなこと…(笑)。
― 恋愛に妄想はつきものですよね。
ICONIQ:そうですね。ケンカした後、素直に謝って仲直りしてる自分を妄想したり。仕事が忙しくてなかなか会えないときは、夢の中でデートをしていたり(笑)。
― そんなICONIQさんの理想の男性像を教えてください。
ICONIQ:最近「草食系男子」っていう言葉が流行っていますけど、私は全くダメ(笑)。やっぱりグイグイひっぱってほしいし、常に自分が見上げることのできる存在であってほしい。そんな男性を追いかけたいので、草食系男子じゃない人かな(笑)。仕事でも趣味でも、何か一生懸命なものがある人には惹かれますね。
― 1か月後はクリスマスということで、理想のクリスマスデートはありますか?
ICONIQ:つい最近大きいクリスマスツリーを買って、家で飾り付けをしたんですけど、季節を楽しめている自分があってこそ、クリスマスをちゃんと祝えるんだろうなって感じるようになって。そういう心の余裕がもてるようになると、どんなシチュエーションであろうが、好きな人と一緒にいることだけで幸せを感じるんです。昔は表参道に行って、レストランで食事して、プレゼントをもらって…っていう理想があったんですけど、今は幸せだと思えるんだったら、お家でおでんを食べるようなデートでも幸せです(笑)。
― ICONIQさんにとって恋愛とは?
ICONIQ:う~ん…私にとっては、本当になくてはならないもの。昔は不器用すぎて、恋愛するか仕事するかどっちか、っていう極端な感じだったんですね。でも今は、たとえ仕事がうまくいかなくても恋愛に逃げられたり、その逆だったりっていうバランスがとれるようになってきました。やっぱり恋愛をしていると仕事にもやりがいを感じるので、なくてはならないものですね。
― では、今回の作品の見どころをアピールしてください。
ICONIQ:この作品のお話を頂いた時、復縁に対してすごくネガティブなイメージがあったんですよ。でも実際に演じてみて、恋愛には正解がなくて、2人が求め合っているということがきっと答えなんだろうなと感じました。そういった意味では、もし過去に忘れられない人がいたり、「あの言葉を言っておけばよかったな」という未練がある方がいたら、この作品が何かのきっかけになったらいいなと思います。
― 今回のドラマをはじめ、最近は宮本亜門さん演出のミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング~それでも僕らは前へ進む~」に出演されるなど、女優業に精力的に取り組んでいらっしゃいますね。
ICONIQ:今回のミュージカルは本当に出会えてよかったと心から思う作品です。宮本亜門さんに出会ったことで、自分が考えてきた演技論が全くもってただのひとりよがりだったんだと気づきました。ミュージカルは私の中で照れくさいものという感覚があったんですけど、亜門さんから「歌で表現することの楽しさを感じたら本当にやめられなくなるよ」とアドバイスをいただいて、実際にやってみたら本当に楽しくて!新しい世界に飛び込んできたような感覚で毎日やらせていただいていて、どっぷりミュージカルにハマってしまいましたね。
― 幅広くご活躍されていますが、今後アーティストとしてどういったメッセージを発信していきたいですか?
ICONIQ:常に正直な女性でありたい、というモットーはブレずに表現していけたらと思うのですが、歌手、女優、モデルなど表現のジャンルに限らず、各々のシチュエーションによって多彩な表現をしていきたいと思います。自分自身でも、「ICONIQっていったいどういう人なんだろう?」というイメージが定まっていない頃があって、すごく悩んでいたこともあったんですけど、いろんなお仕事をやらせていただく中で、等身大の自分がICONIQなんだと思えるようになってきて。もっともっと素を出していきたいと思いますし、今後もいい意味でみなさんのイメージを裏切っていけたらいいなと思います。
【PRIVATE Q&A】セクシーな美ボディの秘訣を語る
― 美しいスタイルを保つために実践していることを教えてください。
ICONIQ:私は中学生の頃から1日1食なんです。夕食だけで、食べる量は多いんですけど、それが一応キープできていることが秘訣なのかな。
― 1日1食は驚きの習慣ですね!
ICONIQ:「変だよ」って言われるんですけど、これが私に合っているみたい。あまりオススメできないんですけどね(笑)。セクシーな体をつくるためには野菜だけとか、食べないっていう方法じゃ絶対にダメだと思っていて、お肉をしっかり食べるようにしています。お肉を食べることで、女性的なラインや美しさを出せると思います。
それと、おやつにかぼちゃを出すような両親の影響で甘いものが苦手で、間食をあまりしないというのもありますね。そして、とにかく水をたくさん飲むことと、運動をすること。最近はフラメンコにハマっているんですが、下半身が鍛えられるので、女性の美を保つにはすごく合っていると思います。
― 透明感のある美しいお肌のキープ法を教えてください。
ICONIQ:私はすごい乾燥肌なので、寝るときに加湿器を3台たいています。あとは、パックをあまりやりすぎないこと。やりすぎると逆に乾燥してしまうので、やっても月に1回か、2ヶ月に1回。お肌を鍛えるためにも、贅沢をさせないようにしています。
― 特別な撮影の前日はどんなケアをしますか?
ICONIQ:夏だと月光浴をします。クレオパトラがやっていた美容法で、全身にオイルを塗って月の光を浴びるんですけど、女性的なエネルギーが蓄えられて、美肌にもつながるらしくて。不思議なことに便秘が治ったり、寝付きや寝起きがよくなったりして、すごくいいなぁと思っています。今は外が寒いですけど、なるべく月のパワーは浴びるようにしていますね。特に疲れたときは、女性ホルモンをより多く出してくれるバラのオイルを肌につけています。
― そういった美容の情報はどこで手に入れますか?
ICONIQ:雑誌ももちろん参考にしますが、美容のレッスンを受けています。先生から洗顔の仕方やお風呂の入り方など、たくさんの知識を学んで、間違っていた習慣を直しています。
― 美に貪欲な姿勢が素晴らしいですね。学び始めたきっかけは何だったんですか?
ICONIQ:あまりマメな性格ではないので、ケアを大事にしてこなかったんですが、お肌が赤ちゃんのように綺麗な同い年の女の子に出会って。「なんでそんなにきれいなの?」と聞いたら、あれもこれもしてて…って、美に対しての知識がすごく豊富だったんです。私はその頃何も知らなくて、綺麗になりたいという気持ちが勉強を始めるきっかけとなりました。そして学んだことは、周りの方にも伝えていきたいと思うようになったんです。
― ファッションアイコンとしても注目を集めるICONIQさん。気になるトレンドやお気に入りアイテムを教えてください。
ICONIQ:今年の秋冬はチェック柄が流行っていますよね。今日はチェックとレースの異素材の組み合わせを選んでみたんですが、こういった甘辛バランスが逆に大人っぽさを感じさせたりするので好きです。最近ゲットしたお気に入りはブラックのファーのジャケット。背中に大きいドクロがあって、それがすごくかわいくて!毎日着ています。
― 最近のマイブームを教えてください。
ICONIQ:乗馬と、フラメンコと、スノーボードと…(笑)。あと、日本酒の唎き酒師の資格を持っています。日本酒っておじさんのイメージがあったんですけど、すごく美味しい日本酒に出会ったことがきっかけで勉強しようと思って。ハマるととことん追求するタイプなんです。
― とてもアクティブな姿が魅力的です。最後に、夢を持つモデルプレス読者へメッセージをお願いします。
ICONIQ:夢を叶えようとする中で、いろんな寄り道をしたり、夢を見失ってしまいそうになることもあると思うのですが、自分が一度信じたものは貫いてほしいですね。これは私がいつも心がけていることなのですが、絶対にネガティブな言葉は口に出さない。常に笑顔で、なるべくポジティブな発言をするように心がけてほしいです。落ち込んだときはとことん落ちて、とことん泣いて、これでもかっていうくらい荒れて。自分らしさを全部出して、もう1回リセットしてみる。嫌なことは嫌だって、我慢せずに言うことも大切。自分の感情をもっともっと出してください!
― ありがとうございました。
女性スタッフも思わずうっとりしてしまうほどの美貌でありながら、親しみやすい笑顔と飾らない言葉で現場を和ませてくれた彼女。様々な経験で培われたポジティブなマインドが、内からみなぎる美しさの源となっているようだ。(モデルプレス)
Ep.1「私と先生(カレ)の8年の恋」出演:岡田義徳、岩田さゆりほか/配信中
Ep.2「妄想オンナの復活愛」出演:佐野和真、ICONIQほか/11月13日~配信中
Ep.3以降も順次配信予定
【視聴方法】ソフトバンク店頭 または UULA Webサイトより会員登録 →アプリをダウンロード
衣装クレジット:チェックワンピース、インナーのキャミソール/motonari ono パンプス/VONBRAUN
【SPECIAL INTERVIEW】モトカレとの復縁はアリ?ナシ?
― 主人公の千佳はICONIQさんと同じ29歳ということで、感情移入しやすかったのではないでしょうか。
ICONIQ:そうですね。実際に周りの友達からもよく聞くくらい身近な話なので、違和感なくスッと役作りができました。女子会で出てくる話題をそのままを演じさせていただいた感覚ですね。
― 役作りの面で心がけたことはありますか?
ICONIQ:千佳の心の妄想も演出として描かれていましたので、「理想」と「現実」の差を強く出すように心がけました。「本当はこう思っているのに、こう言ってしまう」という不器用な感じとか、細かい表情の変化を意識しましたね。
― 今回はロケも多かったかと思いますが、特に印象深かったエピソードを教えてください。
ICONIQ:千佳が山奥で雨に打たれて、初めて啓太に本音を話すシーンの撮影は本当に寒かったです(笑)。震えながらの撮影だったんですが、そういった環境があったからこそ、シリアスなシーンの役作りはすごくやりやすかったですね。相手役の佐野さんが、自分も寒いはずなのにカイロを何個も出して「これ使って」と周りのスタッフを気遣ってくださって。すごく優しい方なんだなぁ、という印象が強く残っているシーンです。
― 年下のモトカレとの駆け引きが見どころとなっていますが、演じる中で実際に“胸キュン”したシーンはありましたか?
ICONIQ:千佳が1人で山奥に行って崖から落ちてしまって、1人で倒れているところに啓太が迎えに来てくれるシーンがあるのですが、その後、山小屋まで運んでくれた啓太が「ひとりでフラフラすんなよ!」って怒鳴るんですけど、あそこはヤバイなぁって(笑)。年下の彼だからこそ、ああいう風にガツンと言われると、すごくキュンとしちゃいますよね。
― 啓太の“ツンデレ”な態度に揺れ動く千佳の気持ちには共感できましたか?
ICONIQ: 3年前の啓太が垣間見えるシーンは、「まだこういうところは残ってたんだ」っていう安心感もあって、女性としては嬉しいと思います。ただ、お互いに不器用なんですよね。誤解し合いながら過ごしてきたので、3年後に再会したときに、また新たな啓太を発見したという“胸キュン”はあったと思います。
― 別れを選んだ3年前は、千佳が社会人で啓太が大学生という立場の違いもあって、お互い本音でぶつかることができなかったんですよね。
ICONIQ:千佳を演じていて共感したところは、大学生と社会人という関係ばかり気にしてしまって、結局、好きなのに別れようと言ってしまう。あの強がりはすごくわかりますね。だからこそ、千佳は3年間悔いが残っていたのかもしれません。後悔の多い恋愛は引きずってしまうこともあるかもしれませんね。
― 千佳のように、好きな人に対して強がってしまった経験はありますか?
ICONIQ:私もすごく不器用なんですよ。プライドも高いほうだと思うので、心の中では「ごめんなさい」って何回も謝っているのに、会うと全然謝れなかったり、空回りしちゃったり…。実際、私も自分の中での後悔がたくさんあって、忘れられなかった恋も過去にはありました。「あの時こうしたらよかったなぁ」とか、「あの時こういうことを言ってあげてたら、別れなかったんだろうなぁ」と思っていて…。それで、何年か後に再会したんですけど…
― まさにこの作品のような展開ですね。
ICONIQ:そう!でも私の場合は、復活愛にはならなくて。
― 彼が悪い方に変わっていたということ?
ICONIQ:いや、むしろ何も変わっていなくて。成長していなかったんです。失恋すると、「絶対に痩せてやる!」「絶対に仕事を頑張ってやる!」という風に、マイナスをプラスに変えていく女性が多いと聞いたことがあります。そういう時間の中で、私も自分を変えていくことに前向きになっていました。だから、久しぶりに再会した彼に過去と同じ気持ちは生まれなかったのかもしれません。結局私が忘れられなかったのは、彼と過ごしていた時間と、彼と一緒にいた時の自分に対しての未練だったことに気づきましたね。
― 年齢を重ねるにつれ、恋の仕方は変わりましたか?
ICONIQ:変わりますね。いろんな経験を重ねてきたことで、何が良くて何が悪いかが少しずつ見えてきて、自分の直さなきゃいけない部分もわかってきて。客観的になれるようになりました。昔は感情のままぶつかっていましたけど、今は「こういうことを言ったら嫌がるだろうな」と、相手の気持ちになって考えるようになったと思います。年齢を重ねれば重ねるほど自分視点ではなくて、相手を尊重するようになりました。
― ずばり、モトカレとの復縁はアリ?ナシ?
ICONIQ:この作品に出会う前は、「復縁はありえない」って思っていたんです。でも、今回千佳を演じたことで感じたのは、人の数だけ恋愛のカタチがあるんだなっていうこと。29歳っていう1番揺れ動くこのタイミングで、千佳のように成長したモトカレと再会したら、揺れ動くだろうなって思いましたし。恋愛において正解はないことを実感したので、復縁も「アリ」だと思います。
― 今回は千佳の妄想シーンの演出も見どころですが、ICONIQさんも妄想をしますか?
ICONIQ:しますよ!妄想族って言われるくらい。本当にくだらないことなんですけど、好きな人とあんなことやこんなこと…(笑)。
― 恋愛に妄想はつきものですよね。
ICONIQ:そうですね。ケンカした後、素直に謝って仲直りしてる自分を妄想したり。仕事が忙しくてなかなか会えないときは、夢の中でデートをしていたり(笑)。
― そんなICONIQさんの理想の男性像を教えてください。
ICONIQ:最近「草食系男子」っていう言葉が流行っていますけど、私は全くダメ(笑)。やっぱりグイグイひっぱってほしいし、常に自分が見上げることのできる存在であってほしい。そんな男性を追いかけたいので、草食系男子じゃない人かな(笑)。仕事でも趣味でも、何か一生懸命なものがある人には惹かれますね。
― 1か月後はクリスマスということで、理想のクリスマスデートはありますか?
ICONIQ:つい最近大きいクリスマスツリーを買って、家で飾り付けをしたんですけど、季節を楽しめている自分があってこそ、クリスマスをちゃんと祝えるんだろうなって感じるようになって。そういう心の余裕がもてるようになると、どんなシチュエーションであろうが、好きな人と一緒にいることだけで幸せを感じるんです。昔は表参道に行って、レストランで食事して、プレゼントをもらって…っていう理想があったんですけど、今は幸せだと思えるんだったら、お家でおでんを食べるようなデートでも幸せです(笑)。
― ICONIQさんにとって恋愛とは?
ICONIQ:う~ん…私にとっては、本当になくてはならないもの。昔は不器用すぎて、恋愛するか仕事するかどっちか、っていう極端な感じだったんですね。でも今は、たとえ仕事がうまくいかなくても恋愛に逃げられたり、その逆だったりっていうバランスがとれるようになってきました。やっぱり恋愛をしていると仕事にもやりがいを感じるので、なくてはならないものですね。
― では、今回の作品の見どころをアピールしてください。
ICONIQ:この作品のお話を頂いた時、復縁に対してすごくネガティブなイメージがあったんですよ。でも実際に演じてみて、恋愛には正解がなくて、2人が求め合っているということがきっと答えなんだろうなと感じました。そういった意味では、もし過去に忘れられない人がいたり、「あの言葉を言っておけばよかったな」という未練がある方がいたら、この作品が何かのきっかけになったらいいなと思います。
― 今回のドラマをはじめ、最近は宮本亜門さん演出のミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング~それでも僕らは前へ進む~」に出演されるなど、女優業に精力的に取り組んでいらっしゃいますね。
ICONIQ:今回のミュージカルは本当に出会えてよかったと心から思う作品です。宮本亜門さんに出会ったことで、自分が考えてきた演技論が全くもってただのひとりよがりだったんだと気づきました。ミュージカルは私の中で照れくさいものという感覚があったんですけど、亜門さんから「歌で表現することの楽しさを感じたら本当にやめられなくなるよ」とアドバイスをいただいて、実際にやってみたら本当に楽しくて!新しい世界に飛び込んできたような感覚で毎日やらせていただいていて、どっぷりミュージカルにハマってしまいましたね。
― 幅広くご活躍されていますが、今後アーティストとしてどういったメッセージを発信していきたいですか?
ICONIQ:常に正直な女性でありたい、というモットーはブレずに表現していけたらと思うのですが、歌手、女優、モデルなど表現のジャンルに限らず、各々のシチュエーションによって多彩な表現をしていきたいと思います。自分自身でも、「ICONIQっていったいどういう人なんだろう?」というイメージが定まっていない頃があって、すごく悩んでいたこともあったんですけど、いろんなお仕事をやらせていただく中で、等身大の自分がICONIQなんだと思えるようになってきて。もっともっと素を出していきたいと思いますし、今後もいい意味でみなさんのイメージを裏切っていけたらいいなと思います。
【PRIVATE Q&A】セクシーな美ボディの秘訣を語る
― 美しいスタイルを保つために実践していることを教えてください。
ICONIQ:私は中学生の頃から1日1食なんです。夕食だけで、食べる量は多いんですけど、それが一応キープできていることが秘訣なのかな。
― 1日1食は驚きの習慣ですね!
ICONIQ:「変だよ」って言われるんですけど、これが私に合っているみたい。あまりオススメできないんですけどね(笑)。セクシーな体をつくるためには野菜だけとか、食べないっていう方法じゃ絶対にダメだと思っていて、お肉をしっかり食べるようにしています。お肉を食べることで、女性的なラインや美しさを出せると思います。
それと、おやつにかぼちゃを出すような両親の影響で甘いものが苦手で、間食をあまりしないというのもありますね。そして、とにかく水をたくさん飲むことと、運動をすること。最近はフラメンコにハマっているんですが、下半身が鍛えられるので、女性の美を保つにはすごく合っていると思います。
― 透明感のある美しいお肌のキープ法を教えてください。
ICONIQ:私はすごい乾燥肌なので、寝るときに加湿器を3台たいています。あとは、パックをあまりやりすぎないこと。やりすぎると逆に乾燥してしまうので、やっても月に1回か、2ヶ月に1回。お肌を鍛えるためにも、贅沢をさせないようにしています。
― 特別な撮影の前日はどんなケアをしますか?
ICONIQ:夏だと月光浴をします。クレオパトラがやっていた美容法で、全身にオイルを塗って月の光を浴びるんですけど、女性的なエネルギーが蓄えられて、美肌にもつながるらしくて。不思議なことに便秘が治ったり、寝付きや寝起きがよくなったりして、すごくいいなぁと思っています。今は外が寒いですけど、なるべく月のパワーは浴びるようにしていますね。特に疲れたときは、女性ホルモンをより多く出してくれるバラのオイルを肌につけています。
― そういった美容の情報はどこで手に入れますか?
ICONIQ:雑誌ももちろん参考にしますが、美容のレッスンを受けています。先生から洗顔の仕方やお風呂の入り方など、たくさんの知識を学んで、間違っていた習慣を直しています。
― 美に貪欲な姿勢が素晴らしいですね。学び始めたきっかけは何だったんですか?
ICONIQ:あまりマメな性格ではないので、ケアを大事にしてこなかったんですが、お肌が赤ちゃんのように綺麗な同い年の女の子に出会って。「なんでそんなにきれいなの?」と聞いたら、あれもこれもしてて…って、美に対しての知識がすごく豊富だったんです。私はその頃何も知らなくて、綺麗になりたいという気持ちが勉強を始めるきっかけとなりました。そして学んだことは、周りの方にも伝えていきたいと思うようになったんです。
― ファッションアイコンとしても注目を集めるICONIQさん。気になるトレンドやお気に入りアイテムを教えてください。
ICONIQ:今年の秋冬はチェック柄が流行っていますよね。今日はチェックとレースの異素材の組み合わせを選んでみたんですが、こういった甘辛バランスが逆に大人っぽさを感じさせたりするので好きです。最近ゲットしたお気に入りはブラックのファーのジャケット。背中に大きいドクロがあって、それがすごくかわいくて!毎日着ています。
― 最近のマイブームを教えてください。
ICONIQ:乗馬と、フラメンコと、スノーボードと…(笑)。あと、日本酒の唎き酒師の資格を持っています。日本酒っておじさんのイメージがあったんですけど、すごく美味しい日本酒に出会ったことがきっかけで勉強しようと思って。ハマるととことん追求するタイプなんです。
― とてもアクティブな姿が魅力的です。最後に、夢を持つモデルプレス読者へメッセージをお願いします。
ICONIQ:夢を叶えようとする中で、いろんな寄り道をしたり、夢を見失ってしまいそうになることもあると思うのですが、自分が一度信じたものは貫いてほしいですね。これは私がいつも心がけていることなのですが、絶対にネガティブな言葉は口に出さない。常に笑顔で、なるべくポジティブな発言をするように心がけてほしいです。落ち込んだときはとことん落ちて、とことん泣いて、これでもかっていうくらい荒れて。自分らしさを全部出して、もう1回リセットしてみる。嫌なことは嫌だって、我慢せずに言うことも大切。自分の感情をもっともっと出してください!
― ありがとうございました。
女性スタッフも思わずうっとりしてしまうほどの美貌でありながら、親しみやすい笑顔と飾らない言葉で現場を和ませてくれた彼女。様々な経験で培われたポジティブなマインドが、内からみなぎる美しさの源となっているようだ。(モデルプレス)
UULA恋愛体験『モトカレ』
毎週水曜更新(各エピソード×4話完結)Ep.1「私と先生(カレ)の8年の恋」出演:岡田義徳、岩田さゆりほか/配信中
Ep.2「妄想オンナの復活愛」出演:佐野和真、ICONIQほか/11月13日~配信中
Ep.3以降も順次配信予定
【視聴方法】ソフトバンク店頭 または UULA Webサイトより会員登録 →アプリをダウンロード
ICONIQ(アイコニック)プロフィール
1999 年韓国にてスカウトされ芸能界入りを決意。 単身韓国に渡り、2 年間のレッスンを経て、sugar として韓国にてデビュー。 2009 年 1 月にアメリカ・ロサンゼルスに留学。音楽、ダンス、語学を学んだ後、2009 年 12 月 EXILE ATSUSHI をフィーチャリングに迎えた「I‘m lovin’you」でアーティスト ICONIQ として配信デビュー。資生堂「マキアージュ」TVCM にも出演。 2010 年 12 月には「第 52 回 輝く!日本レコード大賞」にて新人賞を受賞した。 最近では、アーティストのみならず、モデルや女優としての活動の幅を拡大。「ATARU」「間違われちゃった男」など数々のドラマや舞台「14 番目の月」では主演を務めるなど、女優としても活躍中。この秋 11 月から上演の宮本亜門演出ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング~それでも僕らは前へ進む~』に出演。衣装クレジット:チェックワンピース、インナーのキャミソール/motonari ono パンプス/VONBRAUN
【Not Sponsored 記事】