新浜レオン、「名探偵コナン」TVアニメオープニング曲の制作裏話明かす M!LKへのリスペクトも告白
2026.09.17 17:15
9月16日に1st EP「New Beginning」Special Edition盤をリリースした、歌手の新浜レオンにモデルプレスがインタビュー。TVアニメ『名探偵コナン』オープニングテーマや、プライベートでも仲の良いこっちのけんと提供曲の秘話、「30歳の決意の1枚」と語る本作に込められた思いとはーー。また、壁に直面した時の乗り越え方や夢を叶える秘訣、そしてネットでも度々話題となるM!LKとの交流についてまでたっぷり語ってもらった。
新浜レオン、ブレイクの裏での変化 「膝スラ」上手く決めるコツは?
ー 今回モデルプレス初登場ということで、まずは読者の皆様へ自己紹介をお願いします。新浜:今日も1日、がんばレオン!新浜レオンです。もうこの通り、とにかく元気に、そして皆さんに笑顔をお届けすることが僕にとっての一番のテーマです。少しでもこのインタビューを通して、皆さんが笑顔になれる時間をお届けできたらいいなと思います。よろしくお願いします。
ー 紅白歌合戦への出場やバラエティ番組でのご活躍など、知名度が急上昇していますが、環境の変化を感じる瞬間はありますか?
新浜:街中で声をかけていただく機会は圧倒的に増えました。ただ、「膝でスライディングする芸人さんですよね?」と言われることもあって、「いやいや、歌手です!」と訂正することが結構増えています(笑)。まずは「新浜レオン」という名前を知ってもらうことが一番大切だと思っているので、バラエティに挑戦させていただいたり、昨年は大河ドラマに出させていただいたりしました。そうやって知っていただくきっかけになっていると思うとすごく嬉しいです。それと同時に、ちゃんと“歌手・新浜レオン”の姿を見せていかないと、いよいよ本当に「膝で滑って、がんばレオンの人」になってしまうので(笑)。30歳にもなりましたし、そういう少し落ち着いた姿も見せていかなければいけないなとは思っています。
ー ちなみに新浜さんの代名詞とも言える「膝スラ」を綺麗に決めるコツやこだわりはありますか?
新浜:膝スラについては、単純計算で3,000回は滑っています。木の床でもコンクリートでも、絨毯の上でも滑ってきました。だから床を見れば「今日はこういう感じだな」と(コンディションが)すぐに分かるんです。どんな状況でも、ファンの皆さんや初めて見てくださる皆さんが待ってくれているとしたらやりたいんです。その時のコツは、絶対に怖がらないこと。ちょっとでもビビってしまうと体が前のめりになってしまうので、絶対に体幹に力を入れて、少しのけぞるぐらいの姿勢でいかないと、引っかかって前のめりに転んでしまう危険があります。そこはこだわっていますね。
ー 躊躇しないことがなによりも大切なんですね。3,000回もの滑りこみを経てのポイントを伝授してくださりありがとうございます。
30歳のアニバーサリーイヤーに放つ渾身の一作「New Beginning」Special Edition盤
ー 今回リリースされる1st EP「New Beginning」Special Editionについて、本作のコンセプトや聴きどころを教えてください。ジャケット写真も3種類(赤、黒、青)それぞれ衣装や印象ががらっと違いますが、テーマなどはありましたか?新浜:今回の収録曲は、BS-TBSの「Sound Inn S(サウンド・イン・エス)」という番組に出演させてもらった時に、豪華な先生方が新しくアレンジしたバージョンを歌わせていただいたんですね。「全てあげよう」という自分の曲と、新曲「LOVE しない?」、そして僕が本当に大好きな西城秀樹さんの「ブルースカイ ブルー」のカバーです。原曲がある中で、大幅にアレンジを変えていただいて、例えば初めて紅白に出させていただいた「全てあげよう」は、よりラテン調になっています。また、秀樹さんのカバーに関しては、当時のテレビやコンサートの映像を何度も見ているんですが、後半になるにつれてテンポがすごく速くなっていくんです。今はクリック(メトロノーム)に合わせてテンポを決めて演奏することが多いですが、当時の熱量を再現したくて、素晴らしい演奏者の皆さんに対して「クリックを止めて僕についてきてほしいです」と、生意気ながら秀樹さんへの憧れからお願いさせていただきました。普通なら何度もレコーディングし直すものですが、今回はその1発録りの音源をそのまま収録しています。なので、1発録りだからこそ出る緊張感がそのまま入っていると思います。
新浜:衣装については、赤い衣装は「愛のFIRE」という曲の衣装として作ったもので、燃える炎をイメージしています。ジャケットも赤い炎で、「New Beginning」という新たなスタート、30歳になった決意を表現しています。今までアクセサリーはあまりつけてこなかったんですが、初めてつけて撮影に臨みました。青い衣装も炎をイメージしているんですが、実は青い炎の方が温度が高いんですよね。派手なのは赤だけど、内側で燃える思いみたいなものは青で表現しています。そして個人的に好きなのが、モノクロのジャケットです。黒のセットアップを着ているんですが、30歳になって、今の自分に一番足りない“色気”を出せたらと思って。爽やかに元気に明るく、というベースはこれからも大切にしながら、バラードなどの歌やビジュアル面で、少し落ち着いた大人の感じも見せていけたらと思っています。
ー どのテイストの新浜さんも素敵です。
TVアニメ『名探偵コナン』OP抜擢、喜びの裏で「緊張感もありました」
ー 収録曲の「愛のFIRE」は、TVアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマですが、抜擢された時のお気持ちや、作曲を手掛けられた徳永暁人さんとのエピソードがあればお聞かせください。新浜:誰もが知る人気アニメのオープニングを担当できるなんて、デビューした時は夢にも思っていませんでした。コナンとの出会いで言うと、2022年に公式スピンオフアニメの『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』で初めてオープニングをやらせていただき、昨年は「Fun! Fun! Fun!」でTVアニメ『名探偵コナン』エンディングを担当させていただきました。コナンファンや作品を愛する皆様の応援のおかげで紅白や日本レコード大賞のステージにも立てたので、「いつかオープニングをやりたい」という秘めた思いが叶って、本当に嬉しかったです。たくさんの方から反響をいただきました。
ー ちょうど新浜さんも『名探偵コナン』もTVアニメ放送30周年という接点がありますね。
新浜:TVアニメ『名探偵コナン』が今年放送30周年で、僕も今年30歳になりました。これはたまたまなんですが、30年という節目に担当させていただけるのは、嬉しいと同時に身が引き締まる思いで、まずはこの30年の歴史へのリスペクトをテーマに制作に臨みました。コナンチームの皆さんからは「新たな新浜レオンを見たい」というリクエスト、オファーをいただきました。そして、何百曲というデモがある中で満場一致で決まったのが、この「愛のFIRE」です。作曲の徳永さんは、僕の事務所の先輩であるB’zのお二人のコンサートでもサポートベースを担当されているのを何度も拝見していて、そんな素晴らしい方に曲を作っていただけて光栄です。ただ、ロックに歌うというのは初めてだったので緊張感もありました。でも徳永さんが「全然ロックに歌おうとしなくていい。レオン君が思う世界観で歌ってくれれば絶対それがロックになるよ」と言ってくださいました。徳永さんとのレコーディングでは、「大好きな秀樹さんのあの雰囲気でちょっと歌ってみて」といったやり取りもありました。
ー 『名探偵コナン』シリーズといえば名だたるアーティストの方々が担当されてきてますよね。
新浜:ひとつ前のオープニングをB’zさんが担当されていたので、「その次に自分がやるのか」「自分にオープニングの役目が果たせるのか」と不安もめちゃくちゃありました。でも、ジャンルを超えて知らない世代にも届けたいというのがデビューからのテーマなので、これ以上ないチャンスだと思い、コナン作品を見直したり、改めてB’zさんのライブ映像を見て「ロックとは何か」を学ばせていただきました。
こっちのけんと手掛ける楽曲は新浜レオンの「テーマ曲」?
ー バリエーションの広い楽曲が揃っている本作ですが、特にお気に入りのフレーズはありますか?新浜:「LOVE しない?」は、同い年のこっちのけんとさんに作っていただきました。初めて紅白に出た時にこっちのけんとさんも初出場組で、事前番組でご一緒する機会が多くてプライベートでも仲良くなったんです。「いつか曲を作ってほしい」とお願いしていたのが実現しました。プライベートの僕を知ってくれているからこそ、彼がイメージする“新浜レオン”を曲にしてくれて、初めて聴いた時からすごく愛を感じました。特に気に入っているのは、2番の「健やかなる時、病める時も二人で!」という歌詞です。デビューして丸7年、もちろん良いことばかりではなく、紅白を目指すにあたって大変な壁に何度も直面しました。でも、スタッフさんもファンの皆さんも同じ気持ちで向かってくれたからこそ、今の僕があると思っています。これからも一緒にいようね、という僕が伝えたいメッセージがそこにギュッと詰まっていて大好きなフレーズです。こっちのけんとさん曰く、「もし新浜レオンのアニメがあったら、こういうテーマ曲になるよね」という感覚で作ってくれたみたいで、新浜レオンらしさが表現されていると思います。
ーコンサートで披露する時はどんなふうにファンの方に盛り上がってほしいですか?
新浜:コンサートで披露する時は、ファンの皆さんには手でハートマークを作って盛り上がってほしいですね。コンサートツアーではご当地バージョンもやっていて、北海道なら「ジンギスカンで『LOVE しない?』」とか(笑)。会場全体で一つの大きな“LOVE”を作れたらいいなと思っています。「愛のFIRE」の時は、ロックなので拳やペンライトを力強く振ってほしいですね。
ーご自身で本作を「〇〇な1枚」と表現するとしたら何でしょうか?
新浜:「大人への第一歩な1枚」「30歳の決意の1枚」ですかね。30歳になって、意識は本当に変化ばかりです。演歌・歌謡のジャンルにいると、五木ひろしさんのような偉大な先輩方がいらっしゃるので、どこへ行っても最年少の「新人キャラ」だったんです。でも紅白に出させていただくようになって、今をときめくアーティストの皆さんとお会いすると全然年下だったりして。M!LKさんにしても、芸歴は先輩ですが年齢は僕の方が上なんです。そういう意味で「もう新人じゃない」と言い切れるようになったという変化はありますね。
M!LKへの感謝とリスペクト、今後のコラボにも意欲
ー 最近は音楽番組などでM!LKの皆さんとの交流が話題になっていましたね。新浜:M!LKの皆さんとの出会いは、日本レコード大賞の記者会見でした。すごく緊張感のある雰囲気の中で、僕が挨拶で「新浜レオン、コングラッチュ、レオン!」って言ったんです。マジでヤバい空気になったんですけど(笑)、M!LKの皆さんだけが笑ってくれて、そのおかげでなんとか乗り切れました。その後、「MUSIC AWARDS JAPAN」でご一緒した時も席が近くて。菅田将暉さんが話しかけてくださって「M!LKの皆さんと仲が良いみたいですね」と言ったら、塩崎太智( ※「崎」は正式には「たつさき」)さんが「そうなんですよ、この人緊張感のある場所で『コングラッチュレオン』って言って、僕らのツボなんですよ。じゃあレオンさん、お願いします!」ってとんでもないフリをしてきて(笑)。あれは本当に人生で緊張したトップ3に入る瞬間でした。でも、そうやってずっと盛り上げてくれて感謝しています。
ー 最近もメンバーの方と親交はありますか?
新浜:最近も、吉田仁人さんのラジオ番組(文化放送『M!LK 吉田仁人のレコメン!』)にゲストで出させていただいて。僕の地元・千葉県白井市の名産が梨で、母の実家も梨農家なので、差し入れに持っていったんです。そしたらすごく喜んでくださって。後日NHKの現場でメンバーの皆さんにもお渡しできました。吉田さんがラジオで「レオンさんの梨が食べたい」と毎週言ってくれていて。先日、僕も文化放送でのレギュラー収録があったので、また梨を“置き配”してきました。これだけ梨を渡しているのに、吉田さんだけはまだ「レオン語」を一つも言ってくれないんですけどね(笑)。
ー 今後、M!LKの皆さんと「こんなコラボがしたい」という思いはありますか?
新浜:いつかM!LKの皆さんと、番組のロケに行ったり、デュエットやコラボ曲を作ったりできたら嬉しいです。僕は「しおざきわんだーらんど」が好きで。底抜けに明るくて、番組のために全力でやり切るスタンスが本当に素晴らしいと尊敬しているので、あれぐらい振り切ったコラボができたら幸せですね。
ー リスペクトされているM!LKの皆さんとのコラボ曲、いつか実現したらぜひ聞かせてください!
アパレル時代の経験で「最高に役立っている」スキルとは?
ー 今回のジャケットの衣装も素敵ですね。普段は衣装のイメージが強いですが、プライベートではどのようなファッションをされているのでしょうか。新浜:プライベートは、本当にシンプルなものが多いですね。衣装がピンクや白、ギラギラしたスタイルが基本なので、その反動なのか、私服はほぼ黒です。上も下もモノトーンが多いですね。夏だったら短パンも履くし、サンダルも履くし、割とラフな格好が多いかもしれません。
ー アパレルでのアルバイト経験もあるとお聞きしました。
新浜:大学時代はアパレルで働いていました。学生時代にできるアルバイトは大学の4年間だけだと思って、居酒屋、牛丼屋、運送会社など、本当にやれることは相当やりました。その中に「アバクロ(アバクロンビー&フィッチ)」でのアルバイトもありました。僕は高校まで野球をやっていたので、当時と比べると体重も20キロぐらい違ったんです。高3の野球部時代からすると、アバクロはすごく憧れの存在で。大学1年の時に1人で銀座のお店へ買い物に行ったら、お店を出ようとした時に「働きませんか?」とスカウトしていただいたんです。当時は大学が埼玉にあって遠かったんですが、「こんな機会はない」と思って働かせていただきました。
ー 当時の経験や学んだことで、今に活きていることはありますか?
新浜:アパレルに限らずですが、接客業でお客様への接し方やレジ打ちなど、社会人としてのルールをアルバイトから学ばせていただきました。人としての基本的な礼儀は高校までの野球で学び、社会人として一番大切なことはアルバイト時代に学ばせてもらったのだと思います。デビューしてつくづく思うのは、歌手であっても、一人の人間としてしっかりしていなければ、人の心に届く歌は歌えないなと。そこは自分の中でも大切にしています。ちなみに、アパレルをやっていたので、服を綺麗に畳むスキルは今でも最高に役立っています。今、東京で一人暮らしをしているんですが、こだわりが強くなりすぎて、当時のように色をグラデーションになるように並べたり、ハンガーにかける時もパーカーのフードをちゃんと上げて並べたりしています(笑)。
新浜レオンの困難の乗り越え方&夢を叶える秘訣
ー いま、困難やネガティブな感情、壁に立ち向かっているモデルプレス読者へ向けて、それらを乗り越える方法を教えてください。新浜:僕も学生時代までは何一つ達成できなくて、あと一歩で届かない、失敗ばかりの人生でした。でも今となっては、その失敗こそが今の自分の本当に大きな糧になっています。困難に直面している瞬間は本当に辛いですが、それが何よりの財産になると早く気づいてほしいです。諦めずに道を真っ直ぐ追いかけ続けた結果、甲子園には行けなかったけれど、始球式という形で憧れの場所に立つことができました。心持ちとしては、「失敗していい、緊張していい、言い訳もしていい」と思うことです。人間の弱みと仲良くなると、すごく楽になります。僕も生放送などはめちゃくちゃ緊張するんですが、「あ、また緊張さんが来た」「言い訳さんが来た」と、誰しも心にある人間らしさと仲良くなれば楽になるというか。悲しみや涙に対しても「ゆっくり眠っててね」と声をかけるような感覚です。ネガティブな感情は絶対にあるものなので、それを否定せずに仲良くなってほしいなと思います。
― 最後に新浜さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
新浜:少しストイックな言い方になりますが、「幸せはいくつも得られない」と思っています。大きな夢を叶えるためには、自分の中の甘えを犠牲にしなければならない時もあります。でも、そこで周囲への感謝を忘れず、人としてのルールを守りながら真面目に取り組んでいる人が、最後は絶対に夢を叶えられると信じています。僕自身、特別な才能があったわけではありませんが、人として大切なことを真っ直ぐにやってきたからこそ今があります。真面目に、感謝の気持ちを持って、がんばレオン!
ー 完璧な締めをありがとうございます(笑)。本日は貴重なお話をありがとうございました!
今回のインタビューを通して、新浜の「周囲を笑顔にしたい」という人間的な温かさやポジティブさ、その裏にある真摯な人柄が深く伝わってきた。過去の挫折やアルバイト時代を経て培われた謙虚さ、そして偉大な先輩方や支えてくれる周囲への深い感謝を常に忘れない姿勢が非常に魅力的だった。ネガティブな感情さえも「人間らしさ」として優しく受け入れる温かい感性には、彼の豊かな人間力が表れている。30歳を迎え、持ち前の元気さに大人の色気も加わり、アーティストとしても一人の人間としても、これからより多くの人を惹きつけていくだろう。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社B ZONE
1st EP「New Beginning」Special Edition盤
〈あっぱレオン盤〉〈パワーみなぎレオン盤〉〈心晴れ晴レオン盤〉発売日:2026年9月16日 (水)
撮影:TATSUYA ITO
新浜(にいはま)レオンプロフィール
1996年5月11日生まれ、千葉県白井市出身。小、中、高校は野球に打ち込み、高校在学時にキャプテンを務める。父親が演歌歌手というバックグラウンドから、演歌・歌謡曲と日常的に親しむ環境で育つ。その後、歌手を志し各社にデモテープを持ち込む日々を送る。令和元年初日の5月1日、新浜のために立ち上げられた演歌・歌謡の新レーベル「海峡レコード」からデビュー。“歌手・新浜レオン” 2026年の集大成として、表現力に磨きをかけた渾身の一作となる1st EP「New Beginning」Special Edition盤を9月16日にリリースした。関連記事
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