岩田剛典、人生の指針となった出会い―色褪せぬ三代目JSBメンバーの存在語る「本当に奇跡的」<「モノクロの世界」インタビュー後編>
2023.11.06 17:00
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EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSの岩田剛典(いわた・たかのり/34)にモデルプレスがインタビュー。最新曲となるデジタルシングル「モノクロの世界」(11月6日リリース)では、“暗闇の隙間から差し込んだ一筋の光のような存在”をイメージし、自ら作詞に挑戦したという。岩田にとっての“光”、そしてメンバーの存在とは。<後編>
岩田剛典「モノクロの世界」
ソロプロジェクト「Be My guest」を立ち上げ、2021年9月にソロアーティストとしてデビューを果たした岩田。2022年に開催された初のソロツアーを収めたBlu-ray&DVD「Takanori Iwata LIVE TOUR 2022 "THE CHOCOLATE BOX"」以来、約7ヶ月ぶりのリリースとなるデジタルシングル「モノクロの世界」は、シンプルなLo-Fiサウンドをベースにチルでリラックスできるラブソング。作詞は自身で担当し、孤独を抱えた暗闇の隙間から差し込んだ一筋の光のような存在をイメージし、人の温もりや大切な人を思う気持ちを表現している。ジャケットは本人直筆の油絵になっており、歌詞の世界観に寄り添ったデザインに。またミュージックビデオは、パリに行った際に、マネージャーと撮影した映像を使用して制作。遊び心も詰まった岩田ならではの作品となっている。
岩田剛典、三代目JSBメンバーの存在語る
― 「モノクロの世界」の世界観になぞらえ、岩田さんにとって「光のような存在」とは?岩田:こうしたソロ活動も含め、ありがたいことに今自分がやりたいことをやらせていただいていますが、ルーツがないとやりたい気持ちは湧き起こらないので、きっかけを作ってくれたダンスや海外アーティストとの出会いはすごく大きいです。憧れを抱かせてくれるものや人との出会いというのは間違いなく自分の生きていく指針になっていると思います。それは時代とともに色褪せることなく在り続けていて、ずっと変わらないものはあるんだなと気づかせてくれます。
― 三代目JSBのメンバーの皆さんも「変わらないもの」の一つになるのでしょうか?
岩田:そうですね。もうすぐ14年目に突入するのですが、メンバーの入れ替わりや脱退もなく、長い間平穏に活動を続けられていること、メンバーとの関係値を築けていること、そういった環境というのは、実は当たり前じゃなかったんだ、とふとよぎります。だからこそ本当に奇跡的で、全員が良いバランスで成り立っているんだと常々思いますし、やっぱりメンバーの存在は大きいです。
岩田剛典の夢を叶える秘訣
― 様々なフィールドで夢を叶えている岩田さんの夢を叶える秘訣を教えてください。2021年のインタビューでは「諦めない心」とお話していましたが、そこから変化したことや新たに加わった考えはありますか?岩田:難しいですね…。(しばらく考え込みながら)でも同じになっちゃいます。最近よく思うのですが、夢があることはすごく良いことで自分にストレスやプレッシャーをかけてまで夢を追いかけたい、目標を作ってそこに対して情熱を燃やせることがあるのは幸せなことなんです。けれど、そういうものを抱けない人が多いのも現実で、夢を持てることも才能だと思います。人生1回きりなので、仕事であれ、家庭であれ、趣味であれ、何か夢中になれるものに出会えることは、人生を豊かにする時間になると思うので、ない方はぜひ見つけていただきたいです。夢を持つという才能は誰しもが持てる才能で、自分の感情から湧き起こることなので、いろいろなものに目を働かせながら、見て、聞いて、その先に生まれてくる夢を見つけてください、と伝えたいです。
― 貴重なお話をありがとうございました。
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編集後記
華々しい活躍で魅せ続ける岩田さんの裏に隠されていた孤独・プレッシャー…。そんなマイナスな気持ちに押し潰されそうになりながらも、ストイックに自身と向き合いながら一つひとつの困難を乗り越え、新たな道を進み続ける姿勢こそ、様々なフィールドで輝き続ける所以であり、彼の内に秘めた強さなのだろう。また、インタビューでは、一つの質問に対してじっくり考えながらまっすぐな瞳で答える姿が印象的だった。一方、決め顔で動画を撮影する「決め顔チャレンジ」では、撮影前に照れを見せつつも本番ではお茶目な遊び心を見せる一幕も。誠実な人柄と少年のようなピュアな心は、時が経とうと色褪せない彼の大きな魅力だと感じさせられた。(modelpress編集部)岩田剛典(いわた・たかのり)プロフィール
1989年3月6日生まれ。EXILE/三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー。俳優としては、2016年公開の映画初主演作品「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」では第41回報知映画賞新人賞、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞・話題賞などを受賞。近年の出演作はドラマ「シャーロック」(2019)、「プロミス・シンデレラ」(2021)、「金魚妻」(2022年)、「あなたがしてくれなくても」(2023年4月期)、映画「AI崩壊」(2020年)、映画「新解釈・三國志」(2020年)、映画「名も無き世界のエンドロール」(2021年)、「ウェディング・ハイ」(2022年)、「死刑にいたる病」(2022年)、「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」(2022年)、「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」(2023年)など。また、2024年度前期NHK連続テレビ小説「虎に翼」への出演も決定している。
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