<飯豊まりえ「岸辺露伴は動かない」インタビュー>高橋一生との芝居は「すごく贅沢な時間」3年間で変化したこと
2022.12.27 21:30
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NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』(よる10時~10時54分)が12月26日と27日の2夜連続で放送。前シリーズに続き泉京香役を演じる女優の飯豊まりえ(いいとよ・まりえ/24)がモデルプレスなどのインタビューに応じ、今作の見どころや、主演を務める俳優の高橋一生とのコンビネーションについて語った。
飯豊まりえ「岸辺露伴は動かない」現場は「幸せな環境」
「ヘブンズ・ドアー今、心の扉は開かれる」相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家の岸辺露伴が、編集者の泉京香とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうドラマ。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズで世界的な人気を誇る荒木飛呂彦・原作の漫画の実写化となり、第3弾では原作でも人気を集める「ホットサマー・マーサ」「ジャンケン小僧」が放送される。
「今回もまた1期、2期と変わらない勢いで、一生さんはじめとする共演者の方、監督、スタッフさんたちと、大切に撮って駆け抜けたという感覚です。皆さんが愛情を持って作品を作り上げてくださっているので、私は本当にお芝居だけに集中できる環境で演じることができました。それがとてもありがたかったです。
監督の一貴さんはいつも一連で撮影されるんです!結構長いセリフでも、頭から最後まで。鮮度を持って演じることができるので、すごく身が引き締まりました。そういう環境が面白い作品に繋がるのかなと思っていて、1ファンとしてもドラマの放送をすごく楽しみにしています」。
そんな現場でも、今作に登場する犬のバキンとの関わりの中では大変なこともあったという。「ワンちゃんは大好きなんですけど、体が大きくて力も強いので、バキンに振り回されちゃう時がありました(笑)。露伴先生がワンちゃんを飼うというのはちょっと衝撃でしたが、撮影中はすごく可愛くて癒やされました」。
“泉京香”役の飯豊まりえ「大切な役に出会えた」
今作で3期目となるが、「また露伴先生の担当編集として、泉くんを演じさせていただけることがとてもうれしかったです。大切な役に出会えたなと思っています。ほかにもいろいろなお仕事をさせていただいていましたが、1年に1回、露伴チームの皆さんにお会いしたときに少しでも成長した姿を見せられるように、という思いは強かったです」と飯豊にとって大切な役であることを語った。そんな飯豊自身も、作中の泉京香とともに成長している。「泉くんは、すごくポジティブでめげない、ハートが強い女の子。1期の時に、演じる上で一貴さんに『いつものテンションから50倍で』とずっと言われていて(笑)。露伴先生の空気感に合わせるのではなく、「露伴先生を巻き込んで、空気を変えてほしい」という狙いがあって、そのテンションを掴むまでは結構時間がかかりました。正直撮影終盤になるまで、リハーサルまで汗が止まらないという感じで…(笑)。でも、2期・3期になると、一貴さんも任せてくださっているように感じて、1期の時を振り返ると、巻き込む力やエネルギーが足りていなかったと思いますし、すごく緊張していたんだなと思いました」。
飯豊まりえ、高橋一生との芝居は「すごく贅沢な時間」
岸辺露伴役を演じる高橋とのタッグについても「3年間も一生さんとお芝居させていただけたのは、すごく贅沢な時間でした」と話す飯豊。「尊敬している俳優さんですし、こんなに1つの役を通して会話ができる時間はなかなかない経験なので、今回もかみ締めながら演じさせていただきました」。露伴と泉の掛け合いは、原作ファンも注目する見どころとなっているが、3年目になると打ち合わせをしなくても自然とアドリブが出てくるという。
「泉くんが露伴先生のお家から追い出されるシーンがあるのですが、『追い出される』という空気を感じる瞬間があって。その時に、どれだけ長い時間捕まらないで逃げられるか、どれだけ監督に笑っていただけるか、ということを考えながらの撮影はとても楽しかったです」と笑顔を見せた。(modelpress編集部)
飯豊まりえ(いいとよ・まりえ)プロフィール
生年月日:1998年1月5日/出身:千葉県出身。2012年女優デビュー後、数多くのドラマ・映画に出演。またモデルとしても活躍しており、現在、雑誌「Oggi」の専属モデル「MORE」のレギュラーモデルを務める。2022年はNHK 2022年度前期連続テレビ小説『ちむどんどん』、『恋なんて、本気でやってどうするの?』(関西テレビ・フジテレビ)などに出演。『オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~』(読売テレビ・日本テレビ)では主演を務めた。
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