テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、リアーナら総出演「第58回グラミー賞」注目は?/photo:Getty Images

テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、リアーナら総出演「第58回グラミー賞」注目は?

2016.02.14 17:00

2月15日(日本時間16日)、世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞」授賞式が開催される。

  
グラミー賞とは、ナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンス(NARAS)が主催する音楽賞。アメリカ合衆国の音楽産業において優れた作品を創り上げたクリエイターの業績を讃え、業界全体の振興と支援を目的とする賞だが、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされており、テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われている。

主要4部門を含む栄誉ある賞の行方はもちろん、豪華プレゼンターたちのコメントや豪華アーティストたちのパフォーマンス、そしてここでしか見られないコラボレーションなど見どころ満載だ。

今年の注目は…

最多ノミネートとなったのは、ラッパーのケンドリック・ラマー。『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』で「年間最優秀アルバム」、『オールライト』で「年間最優秀楽曲」の主要2部門含む11部門にノミネート。今年の3月(日本では5月)に発売された2ndアルバム『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』が全米2週連続1位を獲得、全英でも初登場1位となり、発売開始より僅か2週間ほどで100万枚を売り上げ、全世界で大ヒットしていることもあり、期待されている。

続いて、テイラー・スウィフトとザ・ウィークエンドが7部門にノミネートされた。テイラーは『Blank Space』で「年間最優秀レコード」と「年間最優秀楽曲」、『1989』で「年間最優秀アルバム」の主要3部門を含む。ここ近年、受賞を期待されるも無冠に終わることが多いテイラー。今年こと受賞できるのか…世界中で注目が集まる。

カナダ出身R&Bシンガーのザ・ウィークエンドも有力候補の一人。『Can't Feel My Face』で「年間最優秀レコード」、『Beauty Behind the Madness』で「年間最優秀アルバム」の主要2部門を含んでいる。


日本人ノミネートにも注目

また、日本人では渡辺謙が主演した「王様と私」が最優秀劇場ミュージカル・アルバムにノミネート。最優秀オペラ・レコーディングでは小澤征爾が指揮した「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortilèges; Shéhérazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」、最優秀ミュージック・ビデオではShin Nishigaki がビデオプロデューサーを務めた「LSD」(ASAP Rocky)がノミネートされた。

豪華パフォーマンス&コラボレーション

今年も豪華アーティストによるパフォーマンスやコラボレーションが決定。テイラーは2013年以来2度目のオープニングを飾る。レディー・ガガはデヴィッド・ボウイ追悼のパフォーマンスを披露する。

テイラー・スウィフト「第57回グラミー賞」授賞式より/photo:Getty Images
また、俳優のジョニー・デップが、アリス・クーパー、ジョー・ペリー(エアロスミス)らとのスーパー・グループ、ハリウッド・ヴァンパイアーズで出演することが決定している。

レディー・ガガ「第57回グラミー賞」授賞式より/photo:Getty Images
そのほか、リアーナ、アデル、アラバマ・シェイクス、ケンドリック・ラマー、ザ・ウィークエンド、リトル・ビッグ・タウン、ミゲル、ジョーイ・アレキサンダーがパフォーマンス。

ライオネル・リッチー&ジョン・レジェンド&メーガン・トレイナー&ルーク・ブライアン&デミ・ロヴァート、ジャスティン・ビーバー&スクリレックス&ディプロ、ジェイムス・ベイ&トリー・ケリー、アンドラ・デイ&エリー・ゴールディング、キャリー・アンダーウッド&サム・ハント、ゲイリー・クラーク・ジュニア&クリス・ステープルトン&ボニー・レイット、ピットブル&ロビン・シック&トラヴィス・バーカー&“サプライズ・スペシャルゲスト”などのコラボが決定している。

「第58回グラミー賞受賞式」は、日本時間16日午前10時よりスタートする。(modelpress編集部)

「第58回グラミー賞」ノミネート

【主要4部門】
<年間最優秀レコード候補>

「Really Love」ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード
「Uptown Funk」マーク・ロンソンft. ブルーノ・マーズ
「Thinking Out Loud」エド・シーラン
「Blank Space」テイラー・スウィフト
「Can‘t Feel My Face」ザ・ウィークエンド

<年間最優秀アルバム候補>

「Sound & Color」アラバマ・シェイクス
「To Pimp a Butterfly」ケンドリック・ラマー
「Traveller」クリス・ステープルトン
「1989」テイラー・スウィフト
「Beauty Behind the Madness」ザ・ウィークエンド

<年間最優秀楽曲候補>

「Alright」ケンドリック・ラマー
「Blank Space」テイラー・スウィフト
「Girl Crush」リトル・ビッグ・タウン
「See You Again」ウィズ・カリファft. チャーリー・プース
「Thinking Out Loud」エド・シーラン

<最優秀新人賞候補>

コートニー・バーネット
ジェイムス・ベイ
サム・ハント
トリ―・ケリー
メーガン・トレイナー

【その他の注目部門】
<最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)>

「Heartbeat Song」ケリー・クラークソン
「Love Me Like You Do」エリー・ゴールディング
「Thinking Out Loud」エド・シーラン
「Blank Space」テイラー・スウィフト
「Can't Feel My Face」ザ・ウィークエンド

<最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)>

「Ship To Wreck」フローレンス・アンド・ザ・マシーン
「Sugar」マルーン5
「Uptown Funk」マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ
「Bad Blood」テイラー・スウィフト ft. ケンドリック・ラマー
「See You Again」ウィズ・カリファ ft. チャーリー・プース

<最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム>

「Piece By Piece」ケリー・クラークソン
「How Big, How Blue, How Beautiful」フローレンス・アンド・ザ・マシーン
「Uptown Special」マーク・ロンソン
「1989」テイラー・スウィフト
「Before This World」ジェームズ・テイラー

<最優秀ラップ・アルバム>

「2014 Forest Hills Drive」J・コール
「Compton」ドクター・ドレー
「If Youre Reading This Its Too Late」ドレイク
「To Pimp A Butterfly」ケンドリック・ラマー
「The Pinkprint」ニッキー・ミナージュ

<最優秀ラップ/ソング・コラボレーション>

「One Man Can Change The World」ビッグ・ショーン ft. カニエ・ウェスト&ジョン・レジェンド
「Glory」コモン&ジョン・レジェンド
「Classic Man」Jidenna ft. Roman GianArthur
「These Walls」ケンドリック・ラマー ft. ビラル,アンナ・ワイズ&サンダーキャット
「Only」ニッキー・ミナージュ ft. ドレイク,リル・ウェイン&クリス・ブラウン

<最優秀ロック・アルバム>

「Chaos And The Calm」ジェイムス・ベイ
「Kintsugi」デス・キャブ・フォー・キューティー
「Mister Asylum」Highly Suspect
「Drones」ミューズ
「.5: The Gray Chapter」スリップノット

<最優秀劇場ミュージカル・アルバム>

「パリのアメリカ人」
「ファン・ホーム」
「ハミルトン」
「王様と私」
「サムシング・ロッテン」

<最優秀サウンドトラック・アルバム>

「エンパイア 成功の代償 シーズン1」
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
「グレン・キャンベル: I'll Be Me」
「ピッチ・パーフェクト2」
「グローリー/明日への行進」

<最優秀オペラ・レコーディング>

「ヤナーチェク:イェヌーファ」ドナルド・ラニクルズ
「モンテヴェルディ:ウリッセの帰還」マーティン・パールマン
「モーツァルト:後宮からの誘拐」ヤニック・ネゼ=セガン
「ラヴェル:子供と魔法、シェヘラザード」小澤 征爾
「ステッファーニ:テーベの女王ニオベ」ポール・オデット&ステファン・スタブス

<最優秀ミュージック・ビデオ>

「LSD:エイサップ・ロッキー」Dexter Navy(ディレクター), Shin Nishigaki(プロデューサー)
「I Feel Love (Every Million Miles):ザ・デッド・ウェザー」Cooper Roberts & Ian Schwartz(ディレクター), Candice Dragonas & Nathan Scherrer,(プロデューサー)
「Alright:ケンドリック・ラマー」The Little Homies & Colin Tilley(ディレクター), Brandon Bonfiglio, Dave Free, Andrew Lerios & Luga Podesta(プロデューサー)
「Bad Blood:テイラー・スウィフト feat.ケンドリック・ラマー」Joseph Kahn(ディレクター), Ron Mohrhoff(プロデューサー)
「Freedom:ファレル・ウィリアムス」Paul Hunter(ディレクター), Candice Dragonas & Nathan Scherrer(プロデューサー)
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