“SNSで話題の爆美女”さんごの正体 プロゴルファーへの道から人気キャバ嬢に「誰かの何かに少しでもなれている」挫折から飛躍したきっかけとは＜モデルプレスインタビュー＞

エースグループ筆頭格・さんご「自分のペースで無理をせずに頑張っていこう」と思えた理由

― さんごさんはプロゴルファーを目指して13年間続けてきた経歴がありますが、キャバクラ嬢を始めるに至った経緯を教えてください。

さんご：エースグループの織田社長に声をかけていただいたことをきっかけに、面接もしていただいたのですが、TVやSNSなどで見ていて憧れがあったので、人生の中の少しだけの期間でも経験してみたいなと思ったことがきっかけです。私自身がすごく人見知りなので、いろいろな方と接するお仕事がちゃんと自分に勤まるのかとても不安でした。

― ずっと続けてきたことから完全に未経験の職業への挑戦ですもんね。

さんご：はい。でも、ゴルフのプロを13年目指してたので、負けず嫌いな一面と、行動しながら1つずつ丁寧に改善を続けていくという忍耐力はとても活かされてると思います。

― 実際に働いてみて、悩んでしまった経験もあるのでしょうか？

さんご：最初は、キラキラとした世界への憧れや興味本位だったというのが正直なところで、人気になりたいなどの明確な目標があったわけでもなかったんです。初めはわからないことだらけで、自分から周りにも相談できずに空回りして失敗してしまうことばかりで、ずっとこの職業は向いていないと思っていました。でも周りのスタッフさんがそんな私をすごく気にかけてくれて、嫌なことや苦しいことがあっても、そのまま家に持ち帰ることはなくその場で話し合って解決してくれたので、今まで頑張って来られたのだと思います。

― お店が終わってからも、周りの方がさんごさんと向き合ってサポートしてくださったのですね。その中でも印象的な言葉やターニングポイントとなった瞬間はありますか？

さんご：ずっとスポーツをやっていたので、負けず嫌いなところが出ていたのですが、それが空回りの原因になって自分を苦しめてしまっていたんです。でも、その時に綾田社長から「頑張らないことを頑張るように意識してみて」と言われ、この言葉ですごく気持ちが軽くなりました。これまで自分自身を特別に可愛いと思ったこともなかったのですが、自分が思っている以上に周りから自信がつく言葉をもらったり、アピールポイントに気づかせてくれたりしたので、自分の好きな人から大切に思ってもらえるような人になりたいと思えたんです。そこに気づくまで苦戦しましたが、綾田社長からの言葉をきっかけに、自分のペースで無理をせずに頑張っていこうと思えて、気づけば想定より長く勤めさせていただいています。

― 現在のお仕事で感じるやりがいと、仕事をする上で特に心がけていることがあればお聞かせください。

さんご：よく笑顔が好きと言ってもらえることが多いのですが、悩んでいるお客様に「気持ちが軽くなった」と言われると、この仕事を通して誰かの何かに少しでもなれているんだなと実感できて、やりがいにも感じます。心がけていることは、目標を作ってしまうと自分を追い込んでしまいがちなので、自分らしいペースで頑張れるようにあえて目標を作らないようにしていることです。でも、一方で何か達成感を求める自分もいて、常にむずむずしています。

SNSで話題の爆美女・さんご、バズをきっかけに女性ファン急増

― さんごさんは「SNSで話題の爆美女」としても大きな話題となっていますが、TikTokを始めたことでさらなる知名度拡大に繋がっていると思います。知名度が拡大したと実感した瞬間や環境の変化を教えてください。

さんご：動画を見ていると言ってもらえたり、SNSをきっかけにお店に来店してくれるお客様も増えたりしていて、自分が思っている以上に反響があって正直びっくりしています。TikTokなどのSNSは苦手だったのですが、やってみたいという気持ちがあったので、お店の方の後押しがあって挑戦できて良かったです。

― SNSが苦手だったのですね。

さんご：はい、今でもTikTokの撮影前は緊張してしまうので、素の自分を出しやすいように撮影前にお酒を飲んでいます（笑）。

― 可愛いです（笑）。SNSをきっかけに女性ファンも増えていますが、その反響も実感していますか？

さんご：今までは私に会いに来る女性のお客様はいなかったのですが、SNSを始めてから女性のお客様が来てくれるようになったんです！人見知りでSNSも苦手だけど、一生懸命に頑張っている姿を見てくれて「さんごちゃんを見てキャバクラの世界に入りました」というコメントをもらうこともありました。自分が憧れの存在として思ってもらえるのは嬉しいですし、自分自身も「その存在で居続ける自分でいるために頑張らないと」という自覚も出てきています。

さんごの夢を叶える秘訣

― これまでの人生で特に悲しみや怒り、挫折を感じた瞬間、辛かった経験を教えてください。

さんご：小さい頃からプロゴルファーを目指して、21歳まで毎日ゴルフに人生を費やして来ました。友だちとも遊ばずに恋愛もしないで、朝から晩までずっとゴルフのことを考えて生活をしてきたのですが、それでもプロにはなれなかったことが挫折を感じた瞬間です。でも、その挫折を乗り越えたというよりは、最大限に頑張っても努力が全て報われるわけではないということが経験になったので、未練なく、やり切ったという思いで次の道に進むことができました。

― モデルプレス読者で今夢を追いかけている読者がたくさんいます。さんごさんの夢を叶える秘訣を教えてください。

さんご：勇気を出して行動することです。私は昔から自分に自信がなくて、プロゴルファーへの夢も挫折して何かを成し遂げたこともなかったので、「このままでいいのかな」とずっと思い悩んでいた時期もありました。そんな時に、ふと目にしたキラキラとした世界に憧れて、勇気を出して行動に移したんです。お仕事を始めたばかりの頃は話し相手もいなくて、いつも孤独で毎日不安しかなくて悩んでいましたが、お店の方に相談できるようになってからは、手厚いサポートのおかげで乗り越えて来られたので、今は行動して良かったと思っています。税金を納めるたびに「私も国にしっかりと貢献ができているんだな」とも思えて、そこも自信に繋がっているんです。これからも失敗はあるかもしれないけど、エースグループはキャバクラ嬢として売れるだけではなくて、その後のビジョンにも寄り添ってくれるので、その度に勇気を出して行動して正解にしていけたら良いなと思います。

さんごの「あかぬけた方法ベスト3」

― モデルプレスの女性読者の中には、あかぬけたいと思っている人がたくさんいます。今の輝くさんごさんになるまでに取り入れてきた「あかぬけた方法ベスト3」を教えてください。

「あかぬけた方法ベスト3」
1．内面を整えること
2．笑顔を意識すること
3．清潔感を大切にすること

さんご：まず、無理をしない、部屋を綺麗にする、美味しいご飯や旅行に行って自分の機嫌をとることなどを意識して、心に余裕がある状態を保てるようにしています。あとは、腹を立てる事などがあっても、笑顔を忘れないようにしています。実は笑うことが苦手で、最初は全く笑顔を作ることができなかったんです。でも、キャバクラ嬢として働く上で周りから「可愛い」と言われることが増えて、その言葉を受け止めて自信に変えていったので、今では自然と笑えるようになってきました。あとは常に爪を綺麗にする、定期的にトリートメントに通う、歯をホワイトニングするなどして清潔感を大切にしています。

さんごにさらに迫る5つのテーマ

＜その1：メイク＞
・チーク
血色が良く見えるように、チークはマストで入れています。オレンジ系が好きです！

・ハイライト
目の上、頬上、鼻筋

・コンシーラー
目の下に明るめのコンシーラーを三角に入れると、くすみがカバーできます。

・おすすめのコスメ
エレガンスのフェイスパウダー「ラ プードル オートニュアンス」

＜その2：ファッション＞

・ファッションポイント
スタイルがよく見えるように、ピタッとしたアイテムが好きです。出勤時はデニムファッションが多いです。

・マイルール
長く使う靴とバッグはハイブランドなど高いものを持つ。ほかはブランドなどを気にせずに、プチプラなど好きな服を着ています。今日着ていたスカートもGUです！

＜その3：美容法＞
・サウナ
むくみやすいので、汗を出して、代謝を上げています。絶対に毎日2回、朝起きてからと夜寝る前に半身浴をしていて、あとは白湯を飲んだり、インディバ施術などをしたりもしています。

・ヘアケア
髪の毛が痛みやすいので、週に1回美容室でトリートメントをしています。

＜その4：会話術＞
正直、会話は未だに苦手です…。でも、私に合わせてくれるお客様に囲まれているので、毎日楽しく過ごせています。

＜その5：○○オタク＞
・ペット
犬と猫を飼っていて、種類はペキチワとマンチカンです。自宅ではペットと遊んで癒やされています。

・うどん
香川県出身なので、休日はうどん巡りをしています。

・アニメ
「キングダム」が好きです。アニメだけではなく漫画も、少年系、少女系などジャンル関係なく見ます！

「努力が全て報われるわけではない」──プロゴルファーを目指していた13年から、正反対の世界に飛び込んださんご。人見知りで本当はSNSも苦手と話す彼女だが「この仕事を通して誰かの何かに少しでもなれているんだなと実感できて、やりがいにも感じます」という言葉からは心からお客様との関係を築きたいという思いやりや優しさが溢れており、多くの人がさんごに惹かれる理由は、圧倒的なビジュアルだけではなくこの人柄にあるのだと感じた。（modelpress編集部）