藤田ニコルの振り幅がやっぱり凄かった “更新し続けるギャップ”が圧倒的武器に
2017.03.27 06:29
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雑誌「Popteen」専属モデルでタレントの“にこるん”こと藤田ニコルが25日、国立代々木競技場第一体育館で開催されたファッションフェスタ「第24回 東京ガールズコレクション 2017SPRING/SUMMER」(以下:TGC)に出演。出演した3つのステージで、異なる顔を見せた。
ロックなにこるん、大人可愛いにこるん、チャイナにこるん…
開幕の「TGC SPECIAL COLLECTION」ステージでは、黒リップが一際目を引くモードなメイクで、普段の明るい元気なイメージを封印。レザージャケットにゴールドのロングスカートを合わせたロックな着こなしで、クールなにこるんに会場からは驚きの声や歓声が響いた。その後すぐに「MURUA」ステージに、今度は一変、鮮やかなイエローのボタニカル柄のロングワンピース姿で登場。網タイツを履いた足元から色気がのぞく大人っぽいコーディネートで、ランウェイ先端では上品にニッコリと微笑んだ。
そして、中盤の「WEGO」ステージではトップバッターに。2つのお団子がキュートなチャイナ風の着こなしで、原点である原宿ファッションを披露し、舌を出したポーズでおどけた。
“同時進行”で更新し続けるギャップが新しい
さいたまスーパーアリーナにて昨年9月に開催された「TGC 2016A/W」でも、「TGC SPECIAL COLLECTION」ステージのメンバーに選ばれ、イメージを一新した姿が話題となったにこるん。今回もステージごとに別人のように次々と変わる表情で楽しませ、「すごい!」と感心する観客の声も聞こえた。ファッションショーでモデルが色々な表情を見せるのはごく当たり前のことではあるが、にこるんが飛び抜けているのはバラエティ番組などで見せるお茶の間タレントとしての顔とのギャップだ。天真爛漫ないまどきの10代代表としてブレイクし、現在も虫を食べるなど体を張ったロケに度々挑戦。以前出席したイベントでは「テレビは“にこるん”のままこれからも頑張っていきたいし、モデルとしてはこれからも色んな一面を見せて行きたい」と、これからもタレント業、モデル業を変わらず続けていく意志を語っていた。
これまで、バラエティの活躍で人気を集めた後、モデルや女優をメインに活動をシフトしていき“キャラ変”を成功させていく女性タレントは多くいたが、“同時進行”で強烈なギャップを更新していく存在は新しく感じる。この武器で本業でも唯一無二のポジションを築き上げたにこるんは、これからもファンを驚かし続けてくれるだろう。
テーマは“Female Hero”
「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催されるファッションフェスタ「TGC」。今回で24回目を迎えた「TGC2017 S/S」は“Female Hero”をテーマに、東京のガールズカルチャーを世界へ発信。「ガールズパワーで満ち溢れ、まさに“FemaleHero”たちの祭典であるTGCをきっかけに、それぞれの人生のrunwayが輝かしいものになりますように」という想いが込められている。イベントを象徴するキービジュアルは、「ファイナルファンタジー」シリーズなどを手がける、世界的アーティスト・天野喜孝氏が担当した。香里奈・山田優など日本を代表する人気モデルによるファッションショーを始め、デビュー20周年を迎えたT.M.Revolutionによる音楽ライブや、旬なゲストが多数登場するスペシャルステージなど、TGCならではのバラエティに富んだ多彩なコンテンツを展開し、約31,400人を動員した。(modelpress編集部)
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