黒ギャル、激変ビフォーアフターで見せた介護士の素顔に感動…平井堅MVが「泣ける」と話題
2017.02.26 17:52
シンガーソングライターの平井堅の最新シングル「僕の心をつくってよ」(3月1日リリース)のMVが話題を呼んでいる。MVは、強め黒肌ギャルユニット「Black Diamond(ブラックダイヤモンド)」九州・沖縄統括エリアリーダーとして活動しながら、福岡で障害者介護に携わる「はるちゅら」の日常に迫ったドキュメンタリー。はるちゅらは、MVの中で激変のビフォーアフターを見せている。
ガングロギャルが黒髪の介護士へ
紫色の髪に長い爪…といったド派手なガングロギャルと、顔をマスクで覆い、優しく、淡々と仕事をこなしていく黒髪の介護士。MVに登場する一見、同一人物とは思えない極めて対照的な女性は、どちらもはるちゅらのリアルな姿。ギャルメイクを落とす瞬間、黒髪のカツラを脱ぐ瞬間なども切り取られており、そのギャップに驚かされる。
「涙が止まらない」「深い」と反響
「僕たちははるちゅらの日常を追いかけることで、彼女の『心をつくっている』ものをカメラで捉えてみたいと思いました」という三宅伸行監督。ガングロギャルとして仲間と盛り上がる姿、介護士として利用者と接する姿、そのどちらも、大切な人と心を通わせる様子が描かれており、恋人・家族・友人という自分と向き合ってくれるかけがえのない人と、お互いに心を育ませることを歌った同曲の歌詞の世界観とリンクし、感動的な映像に。平井は「何か生きづらい人、現代の中で強者ではない人が、それでも懸命に生きる姿を嘘ではなく実際にドキュメントで撮りたいということでこのようなミュージックビデオが出来たんですけど、登場してくる人の見た目とは関係なく、魅力や優しさやいつくしみが、凄く、嘘偽りなく出ているのですごく良い作品になったと自負しております」とコメント。
ネット上でも「なんだか分からないけど泣けてしまった」「涙が止まらない」「すごい深いMVだ…」「はるちゅらちゃんカッコいい」などMVを見て感動した人の声が続々と寄せられている。
なお、同曲は「映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」(3月4日公開)の主題歌となっている。(modelpress編集部)
Black diamond(ブラックダイヤモンド)
2012年7月に結成されたギャルサークル。近年めっきり減少してしまったガングロギャルのブームを再燃させるべく、全国47都道府県から総勢150名以上のギャルが所属。CDデビューや海外のイベント出演、ガングロカフェ展開など幅広く活動し、バラエティー番組で特集されることも多い。
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