「Popteen」松本愛&男装モデルAKIRAら、美少年に変身 イケメンになるための秘訣とは モデルプレスインタビュー
2014.12.18 10:40
雑誌「Popteen」モデルの“まあぴぴ”こと松本愛が、男装で舞台デビューを果たす。今回、共演のAKIRA、ルウト、oniを迎え“男装”座談会が実現した。AKIRA、ルウト、oniの3人は男装モデルとして活躍中。男装への思いや反響、舞台への意気込みなどを語り合った。
4人は乃木坂46の若月佑美が主演をつとめる舞台「ヴァンパイア騎士」に出演。同作は、樋野まつり氏の同名コミックを舞台化。物語の舞台となる名門「黒主(クロス)学園」は、一般生徒が通う普通科(デイ・クラス)と美形エリート集団・夜間部(ナイト・クラス)を持つ。しかし、ナイト・クラスに通う生徒の正体は“吸血鬼”だった…。また、キャスト全員が女性というのも今作の見どころの一つ。“男装女子”によって、吸血鬼達(ヴァンパイア)の真の美しさが描き出される。
AKIRA:玖蘭枢(くらんかなめ)という血統が良い純血のヴァンパイアを演じます。カリスマ性はありますが、全てを自分で抱え込むタイプです。何でもできてしまうからか、周りには頼らずに自己完結する性格で、台本を読んでいてちょっとイラッとすることも(笑)。外面がいいところ以外、自分とは正反対ですが、彼の気持ちを理解して演じきりたいです。マンガでもなくアニメでもない、リアルな玖蘭枢を見ていただければと。枢は感情を表に出さない読めない性格なので、演出家の方と相談しながら役作りをしています。
ルウト:自分が演じる錐生零(きりゅうぜろ)はデイ・クラスとナイト・クラスの間を取り仕切る風紀委員。ヴァンパイアを敵とするヴァンパイアハンターの家に生まれ、ヴァンパイアを憎んでいるといった人物で、若月さん演じるヒロイン・黒主優姫(くろすゆうき)に特別な感情を抱いています。ナイト・クラス全員を敵視していますが、優姫や理事長の存在により学園の中での共存に葛藤します。その葛藤をどう表していくかが課題で、優姫と枢との関係にも注目してほしいですね。
oni:私が演じる架院暁(かいんあかつき)は、枢に尽くす無口な男の子。喜矢武ちあきさん演じる藍堂英(あいどうはなぶさ)とは従兄弟という設定。藍堂は「アイドル先輩」、暁は「ワイルド先輩」と呼ばれていて、アイドル先輩の巻き添えをよく喰らってしまいます。無口なキャラクターなので、仕草や表情が重要となってきます。演技は初めてですが、精一杯がんばりたいです。
まあぴぴ:支葵千里(しきせんり)という役を演じます。天翔りいらさん演じる一条拓麻(いちじょうたくま)というキャラクターを慕っていて、拓麻との絡みが見どころです。不思議オーラをまとい、おしゃべりなキャラクターでないため、一言のセリフに重みが求められます。また千里もモデルをしているので、自分の経験が役に活かせればと思います。
全員:あります!
oni:原作ファンの方が膨らませるイメージや、作品への愛があるので、その期待に応えられるように、それぞれの役を演じきれるようにがんばりたいです。
AKIRA:ファンの方も不安を感じているかと思います。アニメ化もされた作品で、アニメでは男性の声優さんがそれぞれのキャラクターを演じてこられたので、キャスト全員が女性で、男装で舞台化となると「どうなるんだろう」と感じているのではないでしょうか。役作りから何もかも、徹底的に挑んでいきます。
まあぴぴ:男装もですが、私は演技も未経験。初めてのことだらけで楽しみの反面、怖さや不安もあります。でも、それに負けないくらいに、堂々としなければなりません。最近では、たくさんの少女コミックが実写映画化されていますが、今回の舞台もファンの方に納得していただけるよう精一杯がんばります!
― 今作では、歌やダンスもあるということですが、普段より音楽活動もされているAKIRAさんとoniさんは実力を存分に発揮できそうですね!
AKIRA:歌は本職ですが、ダンスは初めてです。ライブで歌うのとミュージカルはやはり異なってきますので難しさがあります。
oni:私もダンスは初めてなので、「皆さんについていかないと!」という気持ちです。踊りながら歌うドキドキ感があります。
AKIRA:なかなかないですよね。
まあぴぴ:全員男性の舞台はよくありますが、全員女性の作品はレアで新しいと思います。
AKIRA:宝塚歌劇団さんしかないもんね。
oni:女性がきゅんとする場面もあり、それを女性が演じるということで女性ならではの繊細さを出せるんじゃないかと思います。
ルウト:美しさを出していきたいね。
まあぴぴ:男装の経験はほとんどありませんでしたが、意外と「イケメン」と言ってくださる方が多くて安心しました。「えぇ?これ?」と驚かすことができて自信に繋がっています。中には「男性アイドルっぽい」という声も(笑)。でも、自分としてはまだまだ。もっとかっこよく見せたいです。点数をつけるなら20点。3人が100点なら、自分はまだまだ20点です(笑)。
― AKIRAさん、ルウトさん、oniさんから見て、まあぴぴさんの男装の感想は?
AKIRA:イケメン!自分達とはタイプが違うもん。まあぴぴは、なかなかの美少年だと思います。王子様系ですね(笑)。
まあぴぴ:ありがとうございます!美少年、いただきました(笑)。
AKIRA:薄いメイクで男の子っぽくなれることはすごいことで、なかなかいないかと思います。むしろ一番似合っていると思うくらいです。
oni:ナチュラルな感じが出せていて、男性アイドルにいてもおかしくないですよね。年上女子にウケそうなイメージです。
ルウト:子犬のような可愛らしさもあってハマっています。
AKIRA:まあぴぴもだけど、自分の周りでいうとoniちゃんが一番「この子も女の子なの?」と聞かれることが多いかも!
oni:私自身もボーイズファッションをさせていただいている中で、これまでで一番男性よりになれたかと思います。普段のファッションはボーイズ系ですが、つけまつげを使ったり、チークを塗ったりするので薄いメイクでの男装は初めてだったんです。未だに自分なのかわかりません(笑)。
AKIRA:「oniちゃんが男になるとこうなるんだ!最強」と思いました。俺はいつも通りだから反応が薄かったけど(笑)。
ルウト:たしかにそうだよね。俺は「ホストじゃん」って言われる(笑)。
AKIRA:男装をしているつもりはあまりなくて…(笑)。
ルウト:うん。あまりないよね(笑)。
oni:好きな服によって“男装”が出来上がるんです。ナチュラルにこういったテイストが好みで、それにあった髪型やメイクを探していくうちに今のスタイルになりました。女性らしさを残しながら、自分らしく楽しんでいます。
AKIRA:oniちゃんは胸をつぶさないって言っていたもんね。
oni:そうだね。2人はつぶすんだっけ?
AKIRA・ルウト:つぶす派!
まあぴぴ:どうやってつぶしているんですか?
ルウト:Bホルダーというサポーターを使っています。胸をつぶしたほうが、メンズ服が着やすいんです。
― お買い物はどこでされていますか?
ルウト:マルイや109MEN’Sが多いですね。
AKIRA:原宿のファストファッションブランドの服をカスタムしています。
oni:私も同じです。スタッズを付けるなどオリジナリティを出しています。
AKIRA:既成品ばかりだと皆と同じになってしまうんですよね。俺らのようなテイストの人は、カスタムする人が多いです。
― なるほど。では、ファッションやメイクなど、参考にしている人を教えてください。
AKIRA:メイクさんの技を盗んで自分の個性に繋げています。
oni:やはりギャルメイクは気になります。いかに目を大きく見せるかなど、アイシャドウの使い方なんかは参考になりますね。
AKIRA:拓麻役の天翔さんがおもしろい!元宝塚ということでダンスが上手で、みんなに教えてくれます。常人では思いつかないことを考えるなど、感性が違いますね。
ルウト:AKIRAがずっと「若月ちゃん、いい匂いがする」と言っていたのですが、撮影で抱きついたときに「あ、本当だ」って実感しました(笑)。お花畑のような甘い香りがしました。
AKIRA:女の子の香りがするんですよ(笑)。性格はしっかりしていて真面目な方。役にぴったりですね。
AKIRA・ルウト・oni:女!
まあぴぴ:私は男の子。振る舞いが男性らしいようで「男性だったらモテる」と言われたことがあるので(笑)。
― 男装モデルとして活躍されている3人が「女性」と回答したのは少し意外でした。
AKIRA:手の関節が華奢で、いかにも「女の子~」って感じになりたいです(笑)。天使のような雰囲気で、男の子の格好をしても「かわいい」と言われる女の子に生まれ変わりたいですね。
oni:小柄で色白な女の子になってぶりっ子したいです(笑)。きっと3人ともなりたい女の子像は似ているかと思います。
ルウト:女の子のほうが得することが多いし、やっぱり女の子かな。レディースデーもあるし(笑)。人間関係も、女同士の面倒臭さはあるけれど、上下関係は男性よりもイージーモードなんじゃないかな。
AKIRA:原作のファンの方がたくさんいらっしゃるので、まずはその期待を裏切らないこと。そして原作を見ていない方にも「おもしろい」と思っていただけるよう、力を合わせてがんばります!女の子だけの団結力を見せます!
ルウト:現場は女の子ばかりでとても楽しいです。味方が少ない役どころですが、孤独の中で戦う演技をしっかり見ていただきたいです。
oni:初舞台ですが、作品を盛り上げられるようにがんばります。それぞれのシーンを引き立て、原作と同じくらいに素敵なものを作っていきたいです。
まあぴぴ:中学生の頃から読んでいた原作。まさか初めての舞台で「ヴァンパイア騎士」に出演できるなんて思ってもみませんでした。皆さんの期待を裏切らないようにがんばります。
― 皆さん、ありがとうございました。
“男装”をテーマに他愛ない会話で盛り上がった座談会。笑いが絶えない中でも、舞台の話題になると4人の目は一変。それぞれが抱える熱い思いをたっぷりと語ってくれた。女性キャストが男装で挑むことでも話題の今作。ストーリーと合わせて、どんな美しい姿で観客を魅了してくれるのだろうか。舞台「ヴァンパイア騎士」は2015年1月21日から25日まで、博品館劇場にて上演。(modelpress編集部)
■松本愛(まつもと・あい)プロフィール
愛称:まあぴぴ
生年月日:1994年4月5日
出身地:埼玉県
血液型:O型
身長:162cm
チャームポイント:目
雑誌「Popteen」の人気モデル。2012年初旬ごろから“黒髪美少女JK”として頭角をあらわし、現在は同誌の看板モデルとして活躍中。
■AKIRA(あきら)プロフィール
誕生日:2月15日
出身地:千葉県
血液型:A型
身長:168cm
2007年に自身がボーカルを務める「DISACODE」を結成。2008年には読者モデルとして「KERA」誌面デビューし、ボーイズスタイルをメインに担当。今まで同誌の過去最多10回、表紙を飾る。2014年7月、「蒼き月満ちて」でソロメジャーデビューを果たした。
■ルウトプロフィール
誕生日:12月10日
出身地:東京都
血液型:B型
身長:165cm
男性ファッション誌「Men’sSPIDER」モデルとしてデビュー。女性誌では「KERA」などで活動。2013年には、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」にジェダイト役で出演するなど、役者としても活躍中。
■oni(おに)プロフィール
誕生日:10月26日
血液型:B型
2010年8月に結成されたガールズバンド「GANGLION」でボーカル・ギターを担当。ファッション雑誌「KERA」のレギュラーモデルとしても活躍中。
キャストは全員女性 “男装”でそれぞれの役に挑戦
― 皆さんのキャラクタービジュアルに思わずうっとりしてしまいました。では、それぞれの役どころを教えてください。AKIRA:玖蘭枢(くらんかなめ)という血統が良い純血のヴァンパイアを演じます。カリスマ性はありますが、全てを自分で抱え込むタイプです。何でもできてしまうからか、周りには頼らずに自己完結する性格で、台本を読んでいてちょっとイラッとすることも(笑)。外面がいいところ以外、自分とは正反対ですが、彼の気持ちを理解して演じきりたいです。マンガでもなくアニメでもない、リアルな玖蘭枢を見ていただければと。枢は感情を表に出さない読めない性格なので、演出家の方と相談しながら役作りをしています。
ルウト:自分が演じる錐生零(きりゅうぜろ)はデイ・クラスとナイト・クラスの間を取り仕切る風紀委員。ヴァンパイアを敵とするヴァンパイアハンターの家に生まれ、ヴァンパイアを憎んでいるといった人物で、若月さん演じるヒロイン・黒主優姫(くろすゆうき)に特別な感情を抱いています。ナイト・クラス全員を敵視していますが、優姫や理事長の存在により学園の中での共存に葛藤します。その葛藤をどう表していくかが課題で、優姫と枢との関係にも注目してほしいですね。
oni:私が演じる架院暁(かいんあかつき)は、枢に尽くす無口な男の子。喜矢武ちあきさん演じる藍堂英(あいどうはなぶさ)とは従兄弟という設定。藍堂は「アイドル先輩」、暁は「ワイルド先輩」と呼ばれていて、アイドル先輩の巻き添えをよく喰らってしまいます。無口なキャラクターなので、仕草や表情が重要となってきます。演技は初めてですが、精一杯がんばりたいです。
まあぴぴ:支葵千里(しきせんり)という役を演じます。天翔りいらさん演じる一条拓麻(いちじょうたくま)というキャラクターを慕っていて、拓麻との絡みが見どころです。不思議オーラをまとい、おしゃべりなキャラクターでないため、一言のセリフに重みが求められます。また千里もモデルをしているので、自分の経験が役に活かせればと思います。
人気コミックを舞台化 原作ファンへのプレッシャー
― 皆さんは原作を既に読まれているかと思いますが、人気コミックを舞台化するにあたり、プレッシャーなどはありますか?全員:あります!
oni:原作ファンの方が膨らませるイメージや、作品への愛があるので、その期待に応えられるように、それぞれの役を演じきれるようにがんばりたいです。
AKIRA:ファンの方も不安を感じているかと思います。アニメ化もされた作品で、アニメでは男性の声優さんがそれぞれのキャラクターを演じてこられたので、キャスト全員が女性で、男装で舞台化となると「どうなるんだろう」と感じているのではないでしょうか。役作りから何もかも、徹底的に挑んでいきます。
まあぴぴ:男装もですが、私は演技も未経験。初めてのことだらけで楽しみの反面、怖さや不安もあります。でも、それに負けないくらいに、堂々としなければなりません。最近では、たくさんの少女コミックが実写映画化されていますが、今回の舞台もファンの方に納得していただけるよう精一杯がんばります!
― 今作では、歌やダンスもあるということですが、普段より音楽活動もされているAKIRAさんとoniさんは実力を存分に発揮できそうですね!
AKIRA:歌は本職ですが、ダンスは初めてです。ライブで歌うのとミュージカルはやはり異なってきますので難しさがあります。
oni:私もダンスは初めてなので、「皆さんについていかないと!」という気持ちです。踊りながら歌うドキドキ感があります。
男装女子の美しさで魅せる
― 全キャストが女性ということで、男装も見どころの今作ですが思うところをお聞かせください。AKIRA:なかなかないですよね。
まあぴぴ:全員男性の舞台はよくありますが、全員女性の作品はレアで新しいと思います。
AKIRA:宝塚歌劇団さんしかないもんね。
oni:女性がきゅんとする場面もあり、それを女性が演じるということで女性ならではの繊細さを出せるんじゃないかと思います。
ルウト:美しさを出していきたいね。
男装初挑戦のまあぴぴ 3人の評価は?
― AKIRAさん、ルウトさん、oniさんの3人は、普段から男装で活躍されていますが、まあぴぴさんは男装をしてみていかがですか?自己採点をするなら何点?まあぴぴ:男装の経験はほとんどありませんでしたが、意外と「イケメン」と言ってくださる方が多くて安心しました。「えぇ?これ?」と驚かすことができて自信に繋がっています。中には「男性アイドルっぽい」という声も(笑)。でも、自分としてはまだまだ。もっとかっこよく見せたいです。点数をつけるなら20点。3人が100点なら、自分はまだまだ20点です(笑)。
― AKIRAさん、ルウトさん、oniさんから見て、まあぴぴさんの男装の感想は?
AKIRA:イケメン!自分達とはタイプが違うもん。まあぴぴは、なかなかの美少年だと思います。王子様系ですね(笑)。
まあぴぴ:ありがとうございます!美少年、いただきました(笑)。
AKIRA:薄いメイクで男の子っぽくなれることはすごいことで、なかなかいないかと思います。むしろ一番似合っていると思うくらいです。
oni:ナチュラルな感じが出せていて、男性アイドルにいてもおかしくないですよね。年上女子にウケそうなイメージです。
ルウト:子犬のような可愛らしさもあってハマっています。
AKIRA:まあぴぴもだけど、自分の周りでいうとoniちゃんが一番「この子も女の子なの?」と聞かれることが多いかも!
oni:私自身もボーイズファッションをさせていただいている中で、これまでで一番男性よりになれたかと思います。普段のファッションはボーイズ系ですが、つけまつげを使ったり、チークを塗ったりするので薄いメイクでの男装は初めてだったんです。未だに自分なのかわかりません(笑)。
AKIRA:「oniちゃんが男になるとこうなるんだ!最強」と思いました。俺はいつも通りだから反応が薄かったけど(笑)。
ルウト:たしかにそうだよね。俺は「ホストじゃん」って言われる(笑)。
男装の極意
― 3人は男装モデルとして活躍されていますが、男装をする上で心がけていることや重要なポイントはありますか?AKIRA:男装をしているつもりはあまりなくて…(笑)。
ルウト:うん。あまりないよね(笑)。
oni:好きな服によって“男装”が出来上がるんです。ナチュラルにこういったテイストが好みで、それにあった髪型やメイクを探していくうちに今のスタイルになりました。女性らしさを残しながら、自分らしく楽しんでいます。
AKIRA:oniちゃんは胸をつぶさないって言っていたもんね。
oni:そうだね。2人はつぶすんだっけ?
AKIRA・ルウト:つぶす派!
まあぴぴ:どうやってつぶしているんですか?
ルウト:Bホルダーというサポーターを使っています。胸をつぶしたほうが、メンズ服が着やすいんです。
― お買い物はどこでされていますか?
ルウト:マルイや109MEN’Sが多いですね。
AKIRA:原宿のファストファッションブランドの服をカスタムしています。
oni:私も同じです。スタッズを付けるなどオリジナリティを出しています。
AKIRA:既成品ばかりだと皆と同じになってしまうんですよね。俺らのようなテイストの人は、カスタムする人が多いです。
― なるほど。では、ファッションやメイクなど、参考にしている人を教えてください。
AKIRA:メイクさんの技を盗んで自分の個性に繋げています。
oni:やはりギャルメイクは気になります。いかに目を大きく見せるかなど、アイシャドウの使い方なんかは参考になりますね。
乃木坂46若月佑美ら共演者とのエピソード
― 共演者の方々とのエピソードをお聞かせください。AKIRA:拓麻役の天翔さんがおもしろい!元宝塚ということでダンスが上手で、みんなに教えてくれます。常人では思いつかないことを考えるなど、感性が違いますね。
ルウト:AKIRAがずっと「若月ちゃん、いい匂いがする」と言っていたのですが、撮影で抱きついたときに「あ、本当だ」って実感しました(笑)。お花畑のような甘い香りがしました。
AKIRA:女の子の香りがするんですよ(笑)。性格はしっかりしていて真面目な方。役にぴったりですね。
生まれ変わるなら女の子?男の子?
― 今回は全員男装で舞台に臨まれますが、もし生まれ変わるなら男性?女性?AKIRA・ルウト・oni:女!
まあぴぴ:私は男の子。振る舞いが男性らしいようで「男性だったらモテる」と言われたことがあるので(笑)。
― 男装モデルとして活躍されている3人が「女性」と回答したのは少し意外でした。
AKIRA:手の関節が華奢で、いかにも「女の子~」って感じになりたいです(笑)。天使のような雰囲気で、男の子の格好をしても「かわいい」と言われる女の子に生まれ変わりたいですね。
oni:小柄で色白な女の子になってぶりっ子したいです(笑)。きっと3人ともなりたい女の子像は似ているかと思います。
ルウト:女の子のほうが得することが多いし、やっぱり女の子かな。レディースデーもあるし(笑)。人間関係も、女同士の面倒臭さはあるけれど、上下関係は男性よりもイージーモードなんじゃないかな。
公演に向けて意気込み
― 最後に舞台に向けての意気込みをお願いします。AKIRA:原作のファンの方がたくさんいらっしゃるので、まずはその期待を裏切らないこと。そして原作を見ていない方にも「おもしろい」と思っていただけるよう、力を合わせてがんばります!女の子だけの団結力を見せます!
ルウト:現場は女の子ばかりでとても楽しいです。味方が少ない役どころですが、孤独の中で戦う演技をしっかり見ていただきたいです。
oni:初舞台ですが、作品を盛り上げられるようにがんばります。それぞれのシーンを引き立て、原作と同じくらいに素敵なものを作っていきたいです。
まあぴぴ:中学生の頃から読んでいた原作。まさか初めての舞台で「ヴァンパイア騎士」に出演できるなんて思ってもみませんでした。皆さんの期待を裏切らないようにがんばります。
― 皆さん、ありがとうございました。
“男装”をテーマに他愛ない会話で盛り上がった座談会。笑いが絶えない中でも、舞台の話題になると4人の目は一変。それぞれが抱える熱い思いをたっぷりと語ってくれた。女性キャストが男装で挑むことでも話題の今作。ストーリーと合わせて、どんな美しい姿で観客を魅了してくれるのだろうか。舞台「ヴァンパイア騎士」は2015年1月21日から25日まで、博品館劇場にて上演。(modelpress編集部)
■松本愛(まつもと・あい)プロフィール
愛称:まあぴぴ
生年月日:1994年4月5日
出身地:埼玉県
血液型:O型
身長:162cm
チャームポイント:目
雑誌「Popteen」の人気モデル。2012年初旬ごろから“黒髪美少女JK”として頭角をあらわし、現在は同誌の看板モデルとして活躍中。
■AKIRA(あきら)プロフィール
誕生日:2月15日
出身地:千葉県
血液型:A型
身長:168cm
2007年に自身がボーカルを務める「DISACODE」を結成。2008年には読者モデルとして「KERA」誌面デビューし、ボーイズスタイルをメインに担当。今まで同誌の過去最多10回、表紙を飾る。2014年7月、「蒼き月満ちて」でソロメジャーデビューを果たした。
■ルウトプロフィール
誕生日:12月10日
出身地:東京都
血液型:B型
身長:165cm
男性ファッション誌「Men’sSPIDER」モデルとしてデビュー。女性誌では「KERA」などで活動。2013年には、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」にジェダイト役で出演するなど、役者としても活躍中。
■oni(おに)プロフィール
誕生日:10月26日
血液型:B型
2010年8月に結成されたガールズバンド「GANGLION」でボーカル・ギターを担当。ファッション雑誌「KERA」のレギュラーモデルとしても活躍中。
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