「君じゃなきゃダメ」不倫でも男性の心をつかむ女性の特徴

2016.08.02 23:50

「夏は恋の季節」なんていうものの、恋愛になかなか縁がなかったり、好きな人ができたとしてもすでに誰かのものだったり…ということは大人になれば珍しくないですよね。

でもそんな恋愛ばかりでは、一向に幸せになれないような気さえすることも…。

今日はAさん（31歳／女性）がある年の夏休みに、「恋愛の扉」に導かれるように幸せになったエピソードをご紹介します。

最悪の年

付き合い当初、20代半ばだった私も、気付けば30歳の大台に乗ってしまい、彼氏がいるにもかかわらず、「私には結婚なんて縁がないのかなぁ」なんて思っていました。

何故かというと私たちには結婚できない大きな理由があったからです。

実は彼は既婚者で、私たちの関係は「不倫」でした。

そんなある年の梅雨入り頃…。

「これ以上、君との関係は続けられない」とシンプルな言葉で彼との関係が突然終わり、彼は自分の家庭を守る事を選んだのでした。

空っぽの時期と新たな出会い

「不倫」という関係だった以上、こうなる事は分かっていたハズなのに、それをいつしか忘れてしまい、数日前まで彼と過ごす夏休みの計画を楽しみにしていたように、彼との関係が当たり前かのように感じていました。

彼の存在がもう近くにはない事を感じるたびに涙が止まりませんでした。

そんな生活がしばらく続き、「このままじゃいけない、自分が変わらないと」。

そう頭で分かってはいるものの、仕事をしている時も遊んでいる時も、いつも突然襲ってくる寂しさと虚しさに耐える事が出来ず、もう何もしたくないという無気力な状態になってしまったんです。

私の様子を家族はもちろん友人たちも心配して、お家に遊びに来てくれるようになりました。

周りの優しさに囲まれている中でも、私の気持ちが晴れる事はありませんでした。

そんな空っぽになった私を一番、励ましてくれていた親友が、教えてくれたのがメール占い「恋愛の扉」だったのです。

少しでも可能性があるなら…（Photo by lpictures／Fotolia）

それまで私が利用したことのないジャンルのサイトだったので、新鮮に見えたのはもちろんですが、思い返せばその時は既に藁にもすがる思いだったのだと感じます。

親友が私のように悲しく辛い恋愛を体験した時に、偶然出会ったサイトだったらしく、不思議と鑑定師さんとやり取りをしていくうちに、少しずつ、前を向けるようになっていったという事でした。

確かにその親友がどん底に落ちていた時、どこかのタイミングで見るからに明るさを取り戻していったのを私は覚えていました。

誰かと会うこともないメールのやり取りという安心感と、親友のエピソードに信頼感すら感じてしまい、初回登録で3000円分の無料ポイントも付くという事だったので早速登録してみたんです。

名前や性別などの簡単なプロフィール入力で登録を済ませ、1時間ほどして送られてきた簡単なプロフィール内容に対する鑑定結果には、驚くほど私の事を深く理解してくれている言葉がぎっしりと詰まっていて、私は迷う事なく、自分の心をぶつけてみる事にしたんです。

「もう一度だけで良いから彼のそばに居たい」と。

それはもう叶わない想いだという事は十分、分かっています。そう願う事自体、許されないという事も。

でも、それが私の素直な願いだったんです。

鑑定師さんから返って来たアドバイスは衝撃的でした、無気力になった私には受け止めきれないと感じるほどに。

「あなたが今何か行動を起こせば、あなたは二度と望みをかなえる事は出来ません」。

忘れたいのに忘れられない大事な人（Photo by Dmitry Tsvetkov／Fotolia）

安易に鑑定師さんを信頼した自分を後悔しかけたその時、続く一文に私は釘付けになるのです。

「あなたと彼が結ばれる運命であることは間違いないのですから、定めが変わる事のないよう運命に逆らうことなく、時を待つのです」。

鑑定結果はいつでも何度でも閲覧無料だったので、この鑑定結果をその日から何度も何度も読み返しました。

「恋愛の扉」を詳しく見る

夏休み中に訪れた幸せ

穏やかな言葉の1つ1つに導かれるように励まされる鑑定師さんとのやり取りは、私の生活の一部となりました。

自分自身の変化に気付けるようになったのは、あの楽しみにしていた夏休みに入った頃でした。

鑑定師さんに、「変化が起きるのは季節が変わる時、その時には迷わず行動しなさい」と言われていた事を何か啓示のように大切に反芻していた時、私の携帯に届くはずのない、彼からのメールが届いたんです。

「少しだけでも会えないか」。

簡潔なやり取りで会う場所と日時を決め、その瞬間を迎えるまで、穏やかな心の中でも様々な気持ちは湧いてきました。

かつての私だったら、パニックになっていたはずですが、今は落ち着きを取り戻していました。

私がそうしていられたのも、鑑定師さんがついていると感じられたからです。

待ち合せの時間にその場所へ行くと、そこには既に彼が、他の誰でもなく私を待っていました。

しばらく会わないうちに、前にも増して魅力的な男性に見えたような気がします。

彼は他愛ない会話も楽しむ事はなく、ただじっと私を見つめて、「妻と離婚した。俺には君じゃなきゃダメな事を、思い知らされたんだよ」と。

涙を堪えるのに必死になっている私に彼は続けたんです。

「これからずっと俺と一緒に居て欲しい」。