世界が支持する日本のロリータ・ファッション 「KERA」プロデューサーが語る「絶対に売れないと言われた」
2014.07.07 07:47
人気モデルの青木美沙子とファッション誌「KERA(ケラ)」の元編集長で現プロデューサーの松村直樹氏が、パリ・ノール・ヴィルパント展示会会場で現地時間5日に開催された「JAPAN EXPO(ジャパンエキスポ)」でトークショーを行った。
2日~6日の5日間にわたって開催された「JAPAN EXPO」は日本のポップカルチャーを紹介するヨーロッパ最大規模のイベントで、15回目を迎える今年は過去最高の26万人を動員。日本の“KAWAII”コンテンツに特化した「KAWAii!!AREA」には「KERA」のブースが設けられ、ゴシック&ロリータファッションに身を包んだ現地の女の子が多く集まった。
同誌で活躍する青木は、ロリータ界を代表するファッションアイコンとして世界各国で認知され、昨年2月「日本ロリータ協会」を発足。「日本国内のロリータの活性化、および全世界への普及」を目的に全世界・各都市でイベントを開催している。現地ファンから歓声を浴びると、「(現地ファンの着こなしは)みんなすごく可愛くデコレーションしていて完璧。今日本ではクラシカルなロリータがブームなので、三つ編みで可愛くアレンジしてほしい」とアドバイス。「ロリータは大人になってもお姫様になれるファッション」とその魅力を語った。
トークショー終了後、青木が「KERA」ブースに登場すると現地ファンが殺到。写真撮影を待つ列ができ、海外での人気ぶりがうかがえた。(モデルプレス)
「こんな本絶対に売れない」と言われた
松村氏は1998年に創刊された「KERA」の歴史を「原宿でファッションを楽しんでいる女の子を色んな人に知ってほしくて創刊しました。世界中の人が面白いと言ってくれて、とても驚いたのを覚えています」と振り返る。その後、同誌でゴシック&ロリータファッションが流行し、2000年に「ゴシック&ロリータバイブル」を創刊。「その頃、他の人は『こんな本絶対に売れない』と言ったんです。けれども日本や世界の人みんなが気に入ってくれました。英語版を出したこともあります」と話した。同誌で活躍する青木は、ロリータ界を代表するファッションアイコンとして世界各国で認知され、昨年2月「日本ロリータ協会」を発足。「日本国内のロリータの活性化、および全世界への普及」を目的に全世界・各都市でイベントを開催している。現地ファンから歓声を浴びると、「(現地ファンの着こなしは)みんなすごく可愛くデコレーションしていて完璧。今日本ではクラシカルなロリータがブームなので、三つ編みで可愛くアレンジしてほしい」とアドバイス。「ロリータは大人になってもお姫様になれるファッション」とその魅力を語った。
トークショー終了後、青木が「KERA」ブースに登場すると現地ファンが殺到。写真撮影を待つ列ができ、海外での人気ぶりがうかがえた。(モデルプレス)
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