【2023秋冬トレンド】肌見せ・ラグジュアリー…コロナ禍明けならではの“攻めファッション”＜TGC2023A／W＞
2023.09.06 11:01
2日、さいたまスーパーアリーナにてファッションイベント「第37回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN／WINTER」（以下、マイナビ TGC 2023 A／W）が開催。ここでは、同イベントのファッションステージからトレンドのスタイリングを紹介していく。
1.ランウェイムード
TGCが発信する2023秋冬トレンドキーワードは大きく分けて3つ。1つ目は、「ランウェイムード」だ。まるでランウェイを歩いているかのようなステージ映えするスタイリングが今季の気分。スリットボトムスや歩くたびに裾が揺れたりキラキラ光るゴージャスなアイテムがオススメだ。最も多かったのはY2Kブームからトレンド続行中のミニ丈トップスによるウエスト見せ。YouTuberのとうあは、スポーツブラジャーで鍛え上げたウエストを大胆に披露。AKB48の本田仁美はハイウエストパンツでウエストの露出を抑えるなど丈感やボトムスでスタイリングを楽しむことができる。モデルの“みちょぱ”こと池田美優は、シルバーのチェーンがあしらわれたブラックのスーツ姿で登場。ジャケットの胸元部分は大きく開いており、女性ならではのシルエットを美しく引き立てたファッションとなっている。
また、アーティスト・モデルの藤井夏恋は、キラキラとしたビスチェを身にまとい、美しい二の腕やウエストがあらわに。一方、肩にデニムジャケットを巻くことで露出を抑えつつ、単なる“肌見せ”コーディネートにしない上級者テクニックが光った。過度な露出に抵抗がある人には、女優の香音のような二の腕の一部分が開いているニットワンピースによるさりげない肌見せも◎。コロナ禍から外出の制限が少しずつ緩和され、出かける機会が増えた今だからこそ、思い切った肌見せに挑戦したり、キラキラアイテムを取り入れたりすることで自然と気分も高揚するだろう。
2.カレッジ調
2つ目のキーワードは、秋の定番スタイルにもなりつつあるキャンパスルックこと「カレッジ調」。チェック柄をはじめ、テーラードジャケットやネクタイなどのスクールアイテムといった海外の学生をイメージしたスタイリングに注目したい。歌手のあのはレザージャケットやネクタイでかっちり決めつつ、足元はスニーカーで抜け感をプラス。ガールズダンス＆ヴォーカルグループ・Happinessの楓はグレンチェックのオーバーサイズジャケットに赤のタートルニットを合わせた冬ルックで登場。今季のトレンドカラーであるグレーのアイテムは、ワントーンコーデで統一感を出すのはもちろん、赤や青などのアクセントカラーを合わせると今季っぽさが倍増するだろう。3.クワイエットラグジュアリー
そして3つ目は、海外セレブがこぞって取り入れ、SNSを席巻している注目トレンド「クワイエットラグジュアリー」。その名の通り、“ロゴドン”でもなければ華美な装飾でもない、一見シンプルだけれど高級素材であったり、手の込んだ縫製であるアイテムを取り入れたスタイルのことを指す。色味もワントーンやモノクロなど主張しすぎないニュートラルカラーで統一する。櫻坂46の山崎天（※「崎」は正式には「たつさき」）は、ベーシックなアイテムをグレーやブラックで取り入れつつ、刺繍が施された変形デザインのベストでこなれたコーディネートに。女優の志田こはくは、花のコサージュをアクセントとしたボウタイブラウスとタイトスカートを合わせ、シンプルなスタイリングを上品にアップデートした。定番のトレンドから今季ならではの少し攻めたファッションまで気分やシチュエーションに合わせて楽しんでほしい。
「TGC 2023 A／W」テーマは「INFINITY（インフィニティ）」
マイナビ TGC 2023 A／Wのテーマは、無限を意味する「INFINITY」。イベントの制作・運営過程でAIによる最新技術を活用することで、拡大するライブエンターテインメント市場の成長を止めないための産業全体の発展に貢献することを一つの目標とし、ライブエンタメの次世代の在り方や、人とAIの共創による無限の可能性を模索していく。出演者には中条あやみ、新川優愛、藤田ニコルなど豪華モデルが集結。平成フラミンゴやくれいじーまぐねっとら人気YouTuberも出演し、LE SSERAFIM（ルセラフィム）、&TEAM（エンティーム）などのアーティストがライブパフォーマンスを盛り上げた。（modelpress編集部）
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