高良健吾&原田琥之佑「手塚治虫の戦争」今夏放送 手塚治虫×大寒鉄郎の物語が時代を越えて重なり合う
2026.05.09 05:00
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俳優の高良健吾と原田琥之佑が5月7日、兵庫県宝塚市立手塚治虫記念館で行われた今夏放送予定の特集ドラマ「手塚治虫の戦争」の制作発表取材会に出席した。
「手塚治虫の戦争」
漫画の神様・手塚治虫。その創作の原点は戦火の中にあった。1970年代の東京、漫画家としてどん底にあった手塚は、自身の戦争体験をもとにした漫画『紙の砦』を描き始める。少年誌の連載は打ち切られ、会社も倒産――すべてを失いかけたその時、なぜ手塚は“戦争”を描こうとしたのか。執筆に挑む1970年代の手塚治虫と、戦時下を生きる彼の分身・大寒鉄郎。漫画を描くことに生を見出した2人の物語が、時代を越えて重なり合う。手塚治虫役 高良健吾コメント
このドラマでは、手塚治虫先生の「虫プロ」が倒産する、不遇の時代も描かれます。その時代の手塚さんの苦しみは、愛するものを突き詰めるがゆえに生まれてくる苦しみで、その苦しみを乗り越える原動力もまた、自分が愛する漫画への信念や、闘争心だと思うんです。それを僕はドラマの中で演じ切りたいですし、皆さんが知らない手塚治虫先生の一面を描けたらと思っています。僕自身もこの作品に携わることで見えてくる、手塚先生のいろんな面にとてもひかれています。役を演じる上で、当時の手塚先生の仕事ぶりと自分を重ねたときに、手塚先生は「漫画の神様」や「天才」と言われていますが、その言葉でまとめてはいけないのではないか、と思うんです。何かと闘う心、常に自分に向いている戦い方に尋常じゃない強さがあって、「これだけできる人っているか?」と僕は感じるんです。手塚先生は手塚治虫先生以外に、誰にも真似できないことをやり続けてきた方なんだと思います。 皆さんにとっても面白いドラマになると思いますので、楽しみにしていてください。大寒鉄郎役 原田琥之佑コメント
鉄郎はまわりの空気を無理に読もうとしないし、人にこびることのない男子中学生です。でもなぜか人から好かれて、周囲に人が集まる人です。「描きたいから描く」という、理由のない衝動的な漫画欲があり、「ただ自分が満足するために漫画を描く、描いても描いても描き足りない」という、漫画家にとって大切なハングリー精神をもっているところがとても魅力的です。そんな純粋な少年の遊び心を表現出来たら良いなと思っています。 今回のドラマで初めて戦時中を生きる役を演じるので、いまはその時代の人間として生きられるよう、たくさん勉強しています。漫画を描くシーンもあるのですが、手塚先生のペンの持ち方は独特だったそうなので、そのペンの持ち方で絵を描く練習をしたり、手塚先生から生まれるキャラクターは丸から出来ているキャラクターが多いので、丸をたくさん描いています。 僕は三年前に『軍港の子~よこすかクリーニング1946~』という特集ドラマに出演しましたが、そのときはまだ13歳で、自分が表現したかったことがあまり表現できず、悔しい思いをしました。このドラマで少しでもリベンジできたらなと思っています。(modelpress編集部)
あらすじ
1973年、東京。漫画の神様・手塚治虫は、会社の倒産と少年誌の連載打ち切りによって一転、どん底へと転落する。多額の借金と世間の「終わった」という評価に追い詰められ、創作への自信すら失いかけていた。そんな手塚の脳裏によみがえるのは、戦時中――漫画を描くことすら許されなかった少年時代の姿だった。1945年、大阪。中学生の大寒鉄郎(おおさむ・てつろう)は、軍事訓練と統制に縛られた日常の中で、ただ1人、漫画を描くことに心を燃やしていた。教師や同級生から「非国民」と蔑まれ、原稿を奪われてもなお、鉄郎の手が止まることはない。“漫画家になる”という夢に向かってまっすぐに生きる鉄郎。ふとしたきっかけで彼の漫画に触れた同級生・明石健司や女学生・岡本京子との出会いは、鉄郎の日常に小さな変化をもたらしていく。仲間との青春の日々の中、近づく戦火の足音は、かけがえのない日常をゆっくりと浸食していく――。過去の記憶に触れながらも、それを描くべきか迷い続ける、手塚。戦争を描くことの意味、そして今の自分に何が描けるのか。交錯する2つの時代の中で、手塚の本能が目を覚ます。
【Not Sponsored 記事】
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