なにわ男子・大橋和也、主演ドラマ現場に高級うなぎ差し入れ “師匠”渋谷凪咲と抜群コンビネーション「渋谷さんになら言える」【リベンジ・スパイ／現場レポート】

大橋和也主演「リベンジ・スパイ」

本作は、スパイの青年・菅原優我（大橋）と、「藺牟田メディカルデータ」の社長令嬢で広報部員・藺牟田花（渋谷）が織り成す、誰もが持つ多面性を大胆に浮き彫りにしていく物語。『東京タラレバ娘』など数々のヒット作を手掛ける松田裕子のオリジナル脚本に加え、劇中の音楽をピアノトリオ・fox capture planが彩るなど、ヒットメーカーが集結した禁断の胸キュン“スパイ・ラブコメ”である。

大橋和也＆渋谷凪咲、猛暑にも負けず…シャチの迫力に興奮

この日は第1話の重要なシーンの撮影。大勢のエキストラが水族館に集結する中、座長である大橋が「よろしくお願いしま～す！」と登場すると、現場からは温かい拍手が沸き起こった。まずは渋谷とともに、巨大なシャチをバックに写真撮影。至近距離で見るシャチの迫力に、2人からは思わず「うわ！すごい！！」と興奮の声が上がる。

気温が35度を超える猛暑日となったこの日、カットがかかると大橋はジャケットを脱ぎ、顔ほどの大きさがあるハンディファンで暑さをしのぐ。しかし、再び本番に入ると、シャチのパフォーマンスに「いいぞー！リリー！頑張れー！リリー！」と笑顔で熱い声援を送り、俳優としてのプロ意識を垣間見せた。

撮影の合間には、渋谷がアクリル越しに人差し指を当ててシャチを誘導し、“お散歩”させる可愛らしい場面も。また、大橋は自身の幼少期を演じる子役と一緒に記念撮影をするなど、2人ともシャチとの交流を心から楽しんでいる様子がうかがえた。猛暑の中でも常に明るさを忘れず、周囲を和ませる大橋と渋谷の人柄が光る撮影となった。

シャチの迫力に「見惚れてました」大橋和也、役を忘れて夢中に

ドラマのキーポイントとなるシャチとの共演について、大橋は「ほんまに楽しみで仕方なかった」と語り、その迫力とトレーナーとのコンビネーションに「ずっと見惚れてましたね」と興奮気味にコメント。演技中にも関わらず、リハーサルでは思わずシャチを目で追ってしまった場面もあったそうで、「『頑張れー！』と言うシーンなんですけど、ほんまに応援したくなるし、菅原優我としてでなく大橋和也として見ていた部分もあったくらい、普通に声が出ました（笑）」と、役柄を忘れてシャチに夢中になった様子を明かした。

一方、無表情でシャチを見つめる役どころの花を演じる渋谷は、内心について「普通に見に行ってたら『すごーい！シャチ大きい～！』で終わっていたと思うんですけど（笑）、こんなにもシャチが頑張っているなら、私も頑張ろうって勇気をもらえた」と語り、「シャチのパワーを自分の力にする」という受け取り方ができたことに喜びを感じているよう。

翌日に撮影を控える「シャチ愛を熱く語る」シーンに向けて、「実際にシャチに会って、特徴など一部始終が見れたので、明日はより気持ちを乗せて喋れる」と意欲を見せた渋谷。しかし、大橋はシャチと共演前にそのシーンを撮影したようで「僕はシャチ愛を上手く語れませんでした（笑）。カメラが回るとほんまに緊張して言えなくなるんです…」と、セリフ覚えに苦戦していることを明かした。

座長・大橋和也の細やかな気遣い 現場への差し入れは「高級うなぎ」

ハードな撮影が続く現場での差し入れについて聞くと、大橋は自身がアイス好きということもあり、「皆さんに2、3回ほどアイスを差し入れしました」とのこと。これを聞いた渋谷は思い出したように、「アイスもですし、うなぎも！」と大橋が高級うなぎを差し入れしてくれたことを報告した。

深夜まで撮影した翌日、早朝からの撮影があった際に、大橋は「僕らよりもスタッフさんのほうが入り時間が早いので、絶対疲れているやろうなと思って、元気が出るようにお弁当と一緒におかずとして食べられるうなぎを差し入れしました」と、感謝の気持ちを込めた心温まるエピソードを披露。

渋谷は「私だったら、事前にマネージャーさんと相談して『◯日にこれを差し入れしよう』と決めるんですけど、大橋さんは『近くにうなぎ屋あるやん』『みんな大変やろうから…』ってその日に決めてすぐに差し入れされていて、すごいなと」と、座長としての周囲への細やかな気遣いに感嘆。渋谷が「私なんて食べてばっかりです（笑）。私も今度差し入れします！」と意気込むと、大橋は「そんなのせんでええよ」とまたも気遣いを見せていた。

“関西人コンビ”大橋和也＆渋谷凪咲、ボケとツッコミが炸裂「いい現場です！」

渋谷との「コンビネーションがすごい」と語った大橋は、演技中だけでなく、普段からボケとツッコミの掛け合いが続いていることを明かす。大橋は普段グループではボケを担当することが多いが、2人のときは大橋がツッコミ、渋谷がボケという関係性のようで、渋谷は「ボケを誘われるんですよね」とポツリ。大橋は「誘ってない！（笑）勝手にボケだす！」とすかさず否定したが、「みんながツッコめるようなボケをしてくれるので、上手やなと思います。やっぱりお笑いを知っているなと」と持ち上げると、渋谷は「やめてください（笑）。師匠みたいに…」と返し、大橋は「僕が言わないようにしていたのに、自分から『師匠』って言った（笑）。なにわ男子の中でもみんな『師匠』と呼んでいるくらい、渋谷さんは偉大です！いつも拝んでます（笑）」とその場で渋谷を拝み、笑わせた。

さらに、2人の仲の良さがうかがえるユニークなエピソードも。ある日、渋谷がハンドクリームの香りを飛ばすために腕を振っていたところ、それを見た大橋が「おならしたんかなと思って」と勘違いし、迷った末にツッコミを入れてしまったという。渋谷は「でもそのツッコミがなかったら、多分みんなに勘違いされていたと思うので、逆に感謝（笑）」と語り、大橋のツッコミのおかげで誤解が解けたことに感謝。大橋は「自分でデリカシーないなと思いつつ…（笑）。普通はなかなか女優さんには言えへんけど、渋谷さんなら言えるなっていう（笑）」と、渋谷への親近感を表現し、2人で声を揃えて「いい現場です！」と締めくくった。（modelpress編集部）