上杉柊平、Lil かんさい西村拓哉は“天使そのもの” 第一印象は「かわいい」<ワンルームエンジェル>
2023.10.18 21:28
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俳優の上杉柊平、Lil かんさいの西村拓哉が18日、都内で開催された19日スタートのMBSドラマシャワー『ワンルームエンジェル』(MBS:毎週木曜25時29分~、テレビ神奈川:毎週木曜25時~、ほかテレ玉・チバテレなどで放送、全6話)放送直前イベントに登壇。連続ドラマ初主演&W主演を務める今作の撮影秘話や、互いの印象などを明かした。
上杉柊平、役作りで意識したところとは?
本作は「このマンガがすごい!」2020オンナ編13位を受賞したほか、数々の賞を受賞したはらだによる傑作コミックスを実写化。惰性で毎日を送っていたコンビニ店員の幸紀(上杉)が、うっかりチンピラに刺され瀕死になったことをきっかけに、真っ白い羽の美しい「天使」(西村)と奇妙な同居生活を送る姿を描く。この日、2人は役衣装で登場。上杉は「儚げな美貌と…」と西村の紹介をいじり、西村は「めっちゃ嫌や~。あの紹介文」と照れ笑いを見せた。
そして、幸紀を演じる上で意識したことについて上杉は「空っぽっていう状態から始まる幸紀っていう役だったので、その空っぽっていうものを、どういう風に表現してどういう風に理解してもらうかっていうこと。それの中でも天使との会話っていうのは進んでいくので。割とコミカルな会話だったりするものがあるんですけれども、距離が近くなり過ぎないような。細かい口調だったり、仕草だったり、目線だったりっていうのは、すごく意識して」とコメント。「そこからどうやって終わりに向かっていくのか。台本は終わりまでいただいているものですから。終わりまでの展開の付け方みたいなものは、監督とか西村君とかと細かく話しながら意識して作っていったって感じですかね」と語った。
また「1話見て最終話を見てっていうのを一気に、DVDなんかだったら見れると思うんですけど、見ていただくと、幸紀も天使も生きるっていうことに対して考え方が変わっているようにお互いお芝居して作っていったので、そういう変化っていうのが、この作品の魅力の1つかなと思います」とアピール。「見る方にとっても、自分に何か重ねられるところがたくさんあるんじゃないかなと思う」と続け、「細かい変化はこの作品の魅力かなと思います」と伝えた。
西村拓哉、天使役は「本当に変わってます」
一方の西村は天使役について「本当に変わってますよね。そう思います。撮影中は当たり前やったんで、なんとも思ってなかったんですけど」としつつ、「今、僕めっちゃ羽、恥ずかしいです。もうやばい。めちゃくちゃ恥ずかしい。変ですよね。羽って。大丈夫ですか?本当に恥ずかしいですけど」と照れ笑い。役作りに関しては「ポスターとか見てもらってもわかる通り、一見僕が受け手なのかなと思ったんですけど、お話が進んでいくと実際はそうではなくて。どちらかというと僕が幸紀さんにキーワードとなるような言葉を投げかけて物語が進んでいくので。そういう大事なセリフとかは、監督さんとかと相談しながらお話を進めていきましたし」と話し、「そういうシーンは、僕が幸紀さん目線で言っているのを撮っているよりも、カメラ目線で言ったりするシーンも多かったりするので、その辺の画はこだわって作ったので、注目してほしいなと思います」と笑顔を見せた。
上杉柊平&西村拓哉、第一印象を回顧
互いの初対面について聞かれると、上杉は「リュック背負って入ってきて。おはようございます!って。かわいい」と白い歯を見せ、西村は「リュックくらい背負うでしょ!」と笑顔でツッコミ。上杉は「なんか、わんぱくな子が来て(笑)。ご挨拶させていただいてから本読みしてみたら、声のトーンも急に変わるし、天使そのものだなっていうのを僕はすごくその時感じて、楽しみだなって思ったのが第一印象でしたし、わくわくしました」と回顧した。西村は撮影に入る前に上杉の出演映像を見ていたそうで「見たまんまのイメージ通りの、渋くて優しい人でした」と笑顔。「YouTubeの時点で、渋くて結局優しいんやろなっていうのはわかっていたので、なにもギャップなく、ただただいい人でした」とも語り、これに上杉は「良かったなと思います(笑)」と返していた。
その後、撮影中のコミュニケーションについて問われると、上杉は「無理してって感じは本当になくて。他愛もない話を自然としていた」と回答。「別に無言でいることも苦でもなかったから、お互い集中しているときはそれで。それが嫌な感じでもなくて。ふと思いついた時にふとした会話があったり」と振り返ると、西村も「このまんまです」と頷き、「親戚のおっちゃんみたいな。お兄さんみたいな感じです」と微笑んだ。
これに、上杉は「たまに会う(親戚)ね。本当に自然で気を遣わなくて。たぶんそれ上手いんだと思うんです、距離感の作り方が」とコメント。「だから過ごしやすかったです」と返していた。
上杉柊平&西村拓哉、長谷川京子・田中洸希の印象は?
さらに、幸紀の母親・あり紗を演じた長谷川京子についての話になると、上杉は「お綺麗でしたよね」と言い、西村も「お綺麗でした。あのワンルームに申し訳ない」と返答。続けて、上杉は「暑くて、30何度の天気の中、エアコンなしで撮影しているので。ただ、長谷川さんが3日後にこのワンルームに来るとか、僕らずっと。こんなとこに呼んでいいのかって。明後日来ちゃう。明日来ちゃうとか言いながらやってましたけど」と振り返った。また、「いざ来られると、まさにあり紗っていうか、強くて芯があって、でも愛があるっていうお母さまをすごく素敵に演じてくださって。心強かったですし、それまでずっと2人のシーンだったものですから、初めて他の人が来たのがあり紗さんだったかな?なのでほっとした気持ちになったのは、母親の役としての長谷川さんが素晴らしかった」と長谷川を絶賛。「素敵だったからかなと改めて思いますし。強くて素敵な女性でした」と伝えた。
一方の西村は「長谷川京子さんは、心なしかちょっと部屋の空気が良くなったような。男まみれのスタッフさんたちが、10何人と部屋に籠っていたので、変なウィルスとかあるんじゃないかなと思ったんですけど、長谷川京子さんのおかげでちょっと浄化された感じでしたね」とにっこり。
そして、幸紀と天使の関係の重要な鍵を握る男子学生・A君を演じた田中洸希に話が及ぶと、西村は「1日だけのご一緒の撮影だったんですけど、親友役ということで。ちょっとはじめ人見知り出ちゃったんですけど、すごくお芝居も引っ張ってもらって、楽しい撮影でした」と明かした。これを聞いた上杉は「人見知りとか出ちゃうの?なかったけどね、俺の時(笑)」といじり、スタッフにも人見知りしなかったという西村は「学校のシーンは、逆に同世代の子たちが集まった撮影だったので、ちょっとだけ緊張しました」と話していた。(modelpress編集部)
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