福原遥＆深田恭子W主演「１８／４０～ふたりなら夢も恋も～」

本作は、福原演じるキュレーターになるという夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたアートスペシャリスト・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド（＝女性の絆）を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。

本作のタイトルは、主人公2人の年齢を表しており、成人年齢が18歳となり突然大人として扱われることになった有栖は、若くして予期せぬ妊娠をしたことに戸惑う。また、仕事も結婚も子どももすべてを手に入れられると思っていた瞳子も気づけば独身のままもうすぐ40歳、さらに心が揺れる出来事が。人生の大きな転機の中で出会った2人の女性を通じて、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーである。

深田恭子、初共演・福原遥に夢中　ネットニュースの履歴は「遥ちゃんばっかり」

深田は、初共演の福原の印象について「遥ちゃんはとにかく可愛らしくて、疲れていたとしてもずっとニコニコしていて、それが微笑ましくていつも元気をもらっています」と目尻を下げながら語り、「撮影の合間もよくお喋りをしているので、合間もずっと楽しいです。2人とも好きな食べ物が一緒なので、その話ばかりしています（笑）。私は結構人の影響を受けやすいので、遥ちゃんからおすすめしてもらったお店に行ったりしています」と福原のおすすめのお店に早速出向いたことを明かした。

アートに夢中な役柄にちなみ、同じように今ハマっているものを聞かれると「今は遥ちゃんのことばっかり考えています（笑）。いつ一緒にご飯に行けるかなとか、お休みはあるのかなとか、今日も朝から撮影があるんだとか、遥ちゃんのネットニュースもよく見ているので、私の履歴は遥ちゃんばっかりです（笑）」と福原へのあふれんばかりの愛を言葉にした。

福原遥、初共演・深田恭子は「とても優しくて柔らかい方」

一方、福原自身は長女で、昔から姉や兄の存在に憧れを抱いていたため「深田さんと姉妹のような友達のような近い距離で演じられることがすごく楽しみでした」と語り、「深田さんはとても優しくて柔らかい方です。これまで深田さんのいろいろな作品を観ていて、最初は『テレビで観ていた方だ…』と緊張していたのですが、こんなに気さくに話してくださるんだと思って嬉しかったです。この間は、私が行けなかったロケ先でお土産を買って来てくださって、本当にいつも気にかけてくださいます」と深田の人柄に惚れ惚れしている様子。

深田も話していた通り、撮影の合間にはおすすめのお店の情報交換をしているようで、「『一緒に焼肉に行こうね」というお話をしているので、いつか食べに行きたいです。深田さんは火鍋が好きみたいで、『ここ美味しいよ』とおすすめしてくださったお店に私も行ってみたいです」とプライベートでの交流にも期待。深田が今、福原にハマっておりネットニュースなどもよく見ていることを知らされると「え～！嬉しいです。ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。

年上と接する際、「最初は人見知りをしてしまったり、気を遣ってしまったりして、あまり自分からはグイグイいけないタイプなのですが、年上の方とお話をすることはすごく好きなので、話せるようになったらたくさん甘えてしまいます（笑）」という福原。「以前ドラマで共演させていただいた高梨臨さんと若月佑美さんとは今でも3人で仲が良くて、お姉ちゃんが2人いるような感じで、よく3人で集まって相談に乗ってもらったり、会えない時もずっと連絡を取ったりして甘えています（笑）。深田さんともそういう関係性になれたら嬉しいです」と笑顔を見せていた。

（modelpress編集部）

第1話あらすじ

2023年3月。18歳になった仲川有栖（福原遥）は、最愛の亡き母の影響で、美術館の学芸員となり、いつかは海外で活躍できるキュレーターになることを夢見て、大学に進学し父親の市郎（安田顕）の元を離れて一人暮らしをすることが決まっていた。だが、迎えた高校卒業の日、有栖は自分が予期せぬ妊娠をしていることを知る。卒業パーティーを抜け出し、大学生の彼氏である麻生康介（八木勇征）に妊娠を告げると…。

一方、成瀬瞳子（深田恭子）は現代アートを扱う会社でアートとビジネスを繋ぐ仕事をする優秀なアートスペシャリストだ。40歳を目前に控える中、娘の将来を心配する母の貴美子（片平なぎさ）から来る「孫を抱きたい」「結婚はまだか」という連絡に辟易していた。

不安な日々を送る有栖の元に康介から「明日会える？」とメッセージが届く。だが、約束した店で待っていたのは、康介ではなく康介の母・由美子（シルビア・グラブ）だった。戸惑う有栖だが、由美子から衝撃的な話をされ、怒りに任せて店を後にしてしまう。

そんな中、親友の柴崎薫（松本若菜）が経営する柴崎レディースクリニックへと向かっていた瞳子は、お腹をおさえて今にも倒れそうな有栖に出くわす。咄嗟に有栖の体を支えた瞳子は有栖のお腹に赤ちゃんがいることを知り、有栖をそのままクリニックへと連れて行くのだった。

偶然出会った18歳新成人の有栖ともうすぐ40歳の瞳子。有栖は一人暮らしを始めた先でダンサーを目指す黒澤祐馬（鈴鹿央士）と出会い、瞳子は仕事で訪れた故郷・金沢で美術品輸送専門ドライバーの加瀬息吹（上杉柊平）と運命的な出会いを果たす。

ぶつかりながらも芽生えていく、歳の離れた有栖と瞳子の友情と、一筋縄ではいかない訳あり男子とのそれぞれの恋の行方とは…！？

福原遥（ふくはら・はるか）プロフィール

1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2009年から2013年にかけてNHK Eテレで放送された子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ！マイ！まいん！』で、主人公・柊まいんを演じて以来、「まいんちゃん」の愛称で親しまれる。2018年4月期の朝日放送ドラマ『声ガール！』で地上波連続テレビドラマに初主演を務め、2022年度後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』ではヒロインを演じた。

ほか近年の主な出演作は、フジテレビ系ドラマ『教場II』、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『アンラッキーガール！』、NHK総合『正直不動産』、『映画 賭ケグルイ』、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜ファイナル』など。2023年12月8日公開予定の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』で水上恒司とW主演を務める。歌手・声優・YouTubeなどマルチに活躍中。

深田恭子（ふかだ・きょうこ）プロフィール

1982年11月2日生まれ、東京都出身。1996年、第21回「ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し芸能界デビュー。1999年放送のフジテレビ系ドラマ『鬼の棲家』でドラマ初主演。2004年公開の映画『下妻物語』でロリータ少女・桃子役を演じ、第59回毎日映画コンクール主演女優賞を最年少受賞したほか、複数の賞を受賞。

ほか近年の主な出演作は、TBS系ドラマ『初めて恋をした日に読む話』、フジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』、映画『空飛ぶタイヤ』『それいけ！アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国』『劇場版 ルパンの娘』など。