橋本涼、演じる役を分析

会見上に登場すると、開口一番に橋本は「1話どうでした！？」と本作の第1話を先行試聴したファンへ呼びかけ。作品の上演後にファンの前に登壇することについて「初心者なのですが、優しくしてくれたら嬉しいです」と挨拶し、会場を和ませた。

無気力でギャンブル好きで金欠という役どころについて「改めて文字にするとすごい」と驚きの表情を見せた橋本。

「演じる役は一見、パンチがある役ですけど、ちゃんとそれだけじゃなくて灰葉仁がどうして愛されるのか、どうしてクズなのか、そういうのには実は裏返しがあって、全部の行動がある意味考えられている。策士のような人であり、でもふざけていて、そんな掴みどころのないキャラなんですが、すごく噛めば噛むほど味が出る、ミステリアスな役を愛していただけるように演じていきたいと思います」と役について分析し、意気込みを語った。

橋本涼、高石あかりから意外な一面明かされ照れ

会見では、3人がそれぞれギャップを感じた一面について質問が。高石は橋本とのロケ撮影でのエピソードとして、大きく手を振っている男の子を見つけた橋本が、大きく手を振り返していた姿を目撃したと切り出した。

しかし、一向に手を振り返してくれず、どうしても手を振り返して欲しい様子の橋本。実は、男の子は撮影隊に手を振っていたのではなく、撮影現場手前を走行していた汽車に向かって手を振っていたとスタッフが橋本に告げていたという場面を目撃したと高石が明かした。

このエピソードに橋本は頬を膨らませ、不服そうな表情を見せつつも「その話、結構早めに持ち込んできたね」とツッコミ。現場のスタッフからも「だっせ！」と言われたと明かし、照れた様子を見せていた。

一方の橋本は、高石について「差し入れを見つけた時、普段はすごく静かなのにテンションが上がっている」という姿にギャップを感じたと話した。

田村海琉、橋本涼に感じたギャップとは

同じ質問に田村は橋本の印象について「クールで、グループでもイケメン担当」とコメント。しかし、現場で橋本がスタッフとコミュニケーションを盛んにとっている姿を見て、ギャップを感じたと語った。

これに橋本は「現場を明るくしたい。みんなが楽しんでくれたらと」と座長としても意識していると現場で積極的にコミュニケーションをとっている理由を話していた。

また、橋本が感じた田村のギャップについては「あまりジャニーズとして接点がなかったが、まず身長がデカくなっている。初めて会ったのが小学生ぐらいですごくちっちゃかったんですが」と初対面時を回顧。

劇中で、田村が橋本に絡むシーンで、田村の身長が高いことから「あれ目線が…って（笑）。あとちょっとで目線がこう（上目遣い風）になっちゃうぞっていう、そのギャップを感じました」と明かすと、田村は、橋本との初対面時の身長は140cmだったが、今では170cmあると言い、驚かせていた。

橋本涼・高石あかり・田村海琉「墜落JKと廃人教師」をアピール

本作の放送スタート前に「灰人とみことのクスッと笑えるやり取り、一馬含めた今後の3人の関係性を楽しみにしていただけたら」（田村）、「吊り橋効果ラブコメディーであり、ローテンションラブコメディーであり、すごくアップダウンのある落差にやられるのではないかと思いますが、テンポ感にクスッと笑っていただいて、キュンキュンシーンには胸キュンにしていただいて、1話から盛りだくさんなので、ぜひ＃墜灰ドラマとツイートして好きだなと言ってもらえたらなと思います」（高石）とそれぞれ本作をアピール。

最後に、橋本は「本当に全編を通して意外とシリアスな命のことも伝えますが、それをコメディー要素も入れて、普段は交わってはいけない教師と生徒という関係の変化なども楽しんでいただけますし、ここから色んなイベントが発生しますし『そのセリフあるんだ！そこも描くんだ！』っていう原作のファンの方にも愛していただけるような、初めて見る方にも自分たちのファンの方にも愛していただける、そんな作品になればいいなと思っています」と挨拶した。

さらに「これは言っていいかわからないですが…僕と一馬はどこかで1回女装しています！そこも楽しんでもらえたらなと！」とまさかの発言も。

フォトセッション終了後には、HiHi Jetsが3日にジャニーズJr.のYouTube公式チャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」にて緊急生配信を行い、初の全国アリーナツアーを発表したことから「ライブもよろしくお願いします！」と発表後、初のファンとの対面となったことから元気よく呼びかけるなど、終始和やかな会見となった。

同会見では、ほかにも高石と田村が橋本のあだ名を提案する場面や3人で本作のポーズを考案し、教え合う場面も。3人が考案し、採用されたポーズは今後番組公式SNSなどで披露していく予定となっている。

橋本涼主演「墜落JKと廃人教師」

本作は、2017年8月より白泉社「花とゆめ」で連載をスタートし、読者から人気を博している漫画家soraの「墜落JKと廃人教師」が原作。ローテンションでシュールな会話、脱力感のある唯一無二なキャラクター設定、教師と生徒という関係性から決して一線を超えない2人のもどかしい恋模様は多くの共感を呼び、累計300万部のヒット作品となっている。

橋本は無気力でギャンブル好きで金欠、教師とは思えないギリギリ行動を連発する典型的な“ダメな大人”で、生徒からは「灰仁（廃人）」と呼ばれ舐められている物理教師、灰葉仁（はいば・じん）を、高石は成績優秀だがネガティブな女子高校生、落合扇言（おちあい・みこと）を、田村はヒロインに密かな恋心を寄せる友人・高峰一馬（たかみね・かずま）をそれぞれ演じている。（modelpress編集部）