菅田将暉「もしがく」クランクアップ 座長で挑んだ撮影振り返る「役者をやっていて良かった」
2025.12.17 16:00
俳優の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜22時〜)より、菅田がクランクアップを迎えた。
菅田将暉クランクアップ
この日、菅田は最終話のとあるシーンの撮影に臨んでいた。スタッフ、キャストは集大成の日を迎え、より一層の熱量に満ちていた。粗暴で、周りをかき回し、それでいて誰よりも純粋な舞台人。久部三成という“熱量の塊”のすべてを菅田はラストシーンに注ぎ込む。少しの静寂の後、「カット!OK!」と監督が叫ぶと、続けて「ただいまのシーンをもちまして、久部三成役・菅田将暉さんオールアップです!」の声が上がり、昭和後期を全力で駆け抜けた菅田に対してねぎらいと称賛の拍手が鳴り響いた。鳴り止まない拍手を浴びながら、菅田はようやく安堵(あんど)の表情を浮かべ、「正直ホッとしています」と座長として挑んだ撮影を振り返り、「改めて俳優をやっていて良かったと思った」と挨拶。スタッフ、キャストへの感謝の思いを語った。「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」最終回
17日に最終話を迎える本作。WS劇場の支配人となり、劇場には大勢のお客さんが押し寄せ、スタンド花で埋め尽くされるほどに成長したWS劇場。公私ともに絶好調の久部だったが、おばば(菊池凛子)から「男から生まれた男には気をつけろ。お前の足を引っ張るのは、男から生まれた男」と告げられ、「そんな奴はいない」と答える久部に「じゃあ、安泰だ」とほほ笑むが…。仲間との再会と決別。それぞれの恋の結末は?最後に下す久部の決断。波乱の最終話は30分拡大で放送される。(modelpress編集部)菅田将暉コメント
お疲れ様でした!“蜷川先生〜!”って叫びたい気持ちです(笑)。この日を迎えられて、正直ホッとしています。今年のはじめはどうなることかと思っていましたが、プロデューサーの金城さんをはじめ、フジテレビの皆さんにご尽力いただき、掛け合っていただき、西浦監督をはじめとする演出部さん、スタッフの皆さんが撮影に入るまでずっと準備を続けてくださり、そして、三谷さんが最後まで脚本を書いてくださった状態で撮影に臨むことができ、本当に感謝しています。今回の豪華なセットもそうですし、俳優の大先輩方がたくさん協力してくださって。さっき野間口(徹)さんが“珍獣・奇獣の俳優たち”とおっしゃっていましたけど(笑)、(菊地)凛子さん、(市原)隼人くん、(生田)斗真くん、小栗(旬)さん、堺正章さんをはじめ、“俳優の大怪獣たち”に支えていただきました。改めて、役者をやっていて良かったと思いました。ありがとうございました!
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