樋口幸平、超特急・草川拓弥との芝居で初めて味わった感覚「すごい印象的です」【こころ】
2025.11.23 13:54
超特急の草川拓弥と俳優の樋口幸平が11月23日、都内で行われた「第35回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」オリジナルショートドラマ「こころ」(日本映画専門チャンネル/12月8日放送)の特別先行上映および、登壇イベントに出席。樋口が、草川との芝居で初めて感じたことを振り返った。
草川拓弥&樋口幸平、監督絶賛の喧嘩シーン
本作の喧嘩シーンは、7回から8回繰り返したといい、草川は「7回も8回もやってるとどうしても慣れもですし、ちょっと物足りなく感じることもあるんですけど、中川監督の演出は毎度新鮮ですし、毎回彼(樋口)が違う顔をしてくるので、本当に新鮮にできたなってのはありました」と中川龍太郎監督の演出を絶賛。これを受け、中川監督は「草川さんは受けの芝居が上手い」と絶賛。「すごい素晴らしい綺麗な心で感受性が水のように透き通ってる。それがあるから青い炎って言ってて、それに対して樋口さんはものすごいエネルギッシュ」と比喩するとともに「樋口さんが発したものを草川さんがどう受け取るか、樋口さんが毎回変わって草川さんも毎回変わって、型でやってないで、ちゃんと心で感じてやってるから、その反射しあってる感じが素晴らしかった」と2人のシーンについて褒め言葉を並べた。樋口幸平、草川拓弥との芝居で初めて味わった感覚
樋口は、草川と正面での芝居であったことを振り返り「受けてくれてる顔が全部違うんですよ。テンション感がどんどん上がってるように見えて、ずっと目の奥に何かを感じてるってのは初めて、人と芝居してここまで強く感じたのは初めて。演出もそうですけど、いろんなものが組み合わさって、表情だったり、お芝居というよりその場に生きて、その気持ちになったときに『この顔になるんだろうな』ってできてたので、あのときの顔はすごい印象的です」と打ち明けた。草川拓弥&樋口幸平W主演「こころ」
本作は、文豪・夏目漱石の名作「こゝろ」から着想を得た、美しくも儚いショートドラマ。“私”(草川)、“彼”(樋口)、“彼女”(夏子)、3人の男女のこころが揺れ動くさまを繊細に描いた、令和の「こころ」となっている。(modelpress編集部)
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