上川隆也(C)フジテレビ

上川隆也、フジ制作連ドラ初主演「名探偵コナン」脚本家原作小説「問題物件」を映像化【コメント】

2024.11.22 05:00

俳優の上川隆也が、2025年1月期のフジテレビ水10ドラマ『問題物件』(毎週水曜22時~)にて主演を務めることが決定。上川がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは約8年ぶり、初のフジテレビ制作連続ドラマ主演を果たす。

  

上川隆也主演ドラマ「問題物件」

本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリーだ。

原作は、2024年公開した映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(東宝)の脚本などを手がける作家・大倉崇裕氏の『問題物件』、『天使の棲む部屋』(いずれも光文社)。これまで、ドラマ『福家警部補の挨拶』(2014年/フジテレビ)、『警視庁いきもの係』(2017年/フジテレビ)でタッグを組んだプロデューサー・貸川聡子と3度目のタッグで、『問題物件』を映像化する。誰にとっても身近な存在である“家”を舞台に、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を持つ謎の男が、不可思議な事件に隠された謎を鮮やかに解き明かしていくミステリードラマがここに誕生する。

上川隆也、謎の探偵演じる

主演の上川が演じるのは、黒づくめの服に黄色のジャケットを羽織った独特な雰囲気を持つ謎の男・犬頭光太郎(いぬがしら・こうたろう)。不動産会社に勤務するOLで、心霊物件など不可思議な現象に関するクレームを扱う部署に勤務する若宮恵美子(わかみや・えみこ)の前に風のように現れては雷のように事件を解決し、風のように消えていくが、その正体は不明。うさんくさい見た目と雰囲気を醸し出しているが、抜群に頭が切れ、人並み外れた記憶力と天才的な推理力を生かして、物件に隠された謎を見事に解決していく。

心霊現象などはまるで信じておらず、どんなことが起きても動じず、面白がってしまう。その一方で、気が短く、すぐに手や足が出てしまう一面も。本当か嘘(うそ)か「吾輩は犬である」などと冗談めかし、ミステリアスなそぶりを見せる犬頭を、恵美子は「犬の化身なのではないか」と勘繰るが。犬頭は一体何者なのか。なぜ、突然、恵美子の前に現れるようになったのか。

上川がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは、2017年に放送したドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』以来約8年ぶり。35年の長いキャリアの中で、さまざまなキャラクターを演じてきた上川が演じる“謎の男”の正体とは。脚本はドラマ『ごくせん』シリーズ(日本テレビ系)や『花咲舞が黙ってない』シリーズ(日本テレビ系)、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)、『忍者に結婚は難しい』(2023年/フジテレビ系)、2025年公開予定の映画『ババンババンバンバンパイア』など、次々と話題作を生み出す松田裕子が担当し、演出は現在放送中のドラマ『スノードロップの初恋』(フジテレビ系)や、『わたしのお嫁くん』(2023年/フジテレビ系)を手がける紙谷楓らが担当する。今後、犬頭を取り巻くキャラクターや主題歌は続々解禁予定となっている。(modelpress編集部)

上川隆也コメント

― 上川さんにとって8年ぶりのフジテレビ系連続ドラマ出演となります。

連続ドラマの出演は『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』から数えると8年ぶり、主演となると『スワンの馬鹿! ~こづかい3万円の恋~』以来、実に17年ぶりで、言いようのない身の引き締まり感を感じています。フジテレビさんではこれまで、印象深い作品に数多く出演させていただきました。再び主演としてお迎えいただけることを本当にうれしく思います。だからこそ、精一杯努めたい…そんな気持ちでいます。

―原作、台本を読まれた印象をお聞かせいただけますでしょうか。

原作から拝読させていただいたのですが、ミステリーの要素を踏まえつつ、どこかコメディー感もあるような、気軽に読めるミステリー小説として楽しませていただきました。恵美子と犬頭のコンビが、どんな事件に出会って、どんな活躍を見せていくのかと、駆り立てられるようにページをめくって読ませていただきました。この世界観がこのままドラマになったら、さぞかし面白いドラマになるだろうと思いましたし、そんな作品に参加できることをうれしく思っています。

― 演じる犬頭光太郎の印象を教えてください。

犬頭はいわゆる社会規範の中から、少しだけはみ出して物事を判断し行動するような男です。彼が1つ1つの事件やその事件に関わる人たちと相対していく中で見せる破天荒な行動が、読者にとってはきっと快感だったと思うんです。僕も原作を読んで、彼の天衣無縫な振る舞いに大きな魅力を感じました。視聴者のみなさんも、次は何をしてくれるのだろうかとワクワクしてもらえるのではないかなと思いますし、そこを大事に、丁寧に演じていけるようにしていきたいと思います。

― 放送を楽しみにしている視聴者のみなさんへメッセージをお願いします!

この作品はミステリーですから、原作同様ドラマにも奇想天外なトリックが用意されています。ミステリーファンの方にも、純粋にドラマ好きの方にも楽しんでいただけるような作品にしたいと思います。そして、難事件に立ち向かう犬頭と恵美子のでこぼこコンビにもご注目いただけたらと思います。御期待下さい。

原作:大倉崇裕氏コメント

ドラマ化のお話をいただき確認してみたところ、『問題物件』の第1話を書いたのは、2011年の秋でした。10年以上前の作品に、今こうしてドラマ化という新たな光を当ててくださった事、とてもうれしく、光栄に思います。ミステリードラマは大好きで、ミステリー小説を書く合間にミステリードラマを見るという生活を送っています。ご出演いただく皆様は、そんな私にとって憧れ、伝説の方ばかり。自分の書いた物語がどのような形になるのか、今から楽しみでなりません。ただ、一つ心配なことが。原作の中には怪談めいたエピソードが何話かあります。自分で書いておいて何なんですが、私は怖い話が大の苦手でして、それが映像でどう再現されるのか、ちょっとビクビクしています。夜、寝られなくなったらどうしましょう。

江花松樹プロデューサー(フジテレビ)コメント

国内の総住宅数は6500万以上あるらしい。その中で、<心理的瑕疵(かし)物件>―いわゆる“事故物件”―と呼ばれる物件の数は、1年に1万件以上のペースで積み上がっているとも言われます。そう考えると、今私たちが住んでいる家で、何かが起きてもおかしくない…。そんな怪奇現象が起きる問題物件を、クセと嗅覚が強い主人公が鮮やかに、バチッと解決します。呪い、幽霊、金縛り…おうちのトラブルどんとこい。コメディーからシリアスまで…変幻自在の演技力を持つ“ワンダフル!”な上川さんをお迎えして、ワンランク上のエンターテインメントをお届けできればと思います。是非、お楽しみに!

貸川聡子プロデューサー(共同テレビ)コメント

『問題物件』の原作に出会ったのは10年ほど前になります。『福家警部補の挨拶』『警視庁いきもの係』と、大倉先生の著作を2シリーズ映像化させていただきましたが、そのどれにも似ていない、爆発的な個性をもつこの作品に、一気に魅了されました。弾むようなキャラクターとスピード感、そしてしっかりとミステリーの骨格を持った物語……そんな原作の魅力をそのままに、ドラマならではのホラー的な映像のワクワク感やテンポの良い会話劇をさらに楽しんでいただけるよう、チーム一丸となって作っています。ミステリードラマ界で唯一無二の存在感を放つ上川隆也さんを、この犬頭というとんでもなく破天荒な役でお迎えできることにプレッシャーを感じつつ、高揚感が止まりません。

不動産に隠された謎と秘密にゾクゾク、コミカルな会話劇にワクワク、そして鮮やかな解決にスカッと!さらに可愛(かわい)い犬も重要な存在として登場します。一粒で何度も美味しい、新しいユーモアミステリードラマ『問題物件』にどうぞご期待ください!
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 上川隆也主演新サスペンスドラマ始動 足立梨花とコンビで「警察24時」の世界観描く<バンカケ~警視庁自動車警ら隊>

    モデルプレス

  2. 上川隆也、4週連続放送のオムニバスシリーズ第1弾主演決定 切なくも温かい愛の物語描く<さよならの向う側>

    モデルプレス

  3. 橋本環奈「ゴチ」で“初自腹” 上川隆也の対応が「イケメンすぎる」と話題に

    モデルプレス

  4. 「BG~身辺警護人~」村田(上川隆也)が無念の死 「嘘でしょ」「課長ロス」悲しみの声相次ぐ

    モデルプレス

  5. 上川隆也、“痴漢事件”の当事者になりえた体験を告白

    モデルプレス

  6. 上川隆也「エンジェル・ハート」完全再現にご満悦 三吉彩花&三浦翔平との撮影秘話を語る

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. 【エントリー受付中】モデルプレスの読者モデルを募集

    特集

  2. 11月カバーモデルはドラマ&映画『【推しの子】』齋藤飛鳥

    特集

  3. アパレル業界を覗いてみよう!おしゃれスタッフ&求人情報もチェック

    特集

  4. 「2024年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  5. フジテレビ × モデルプレス Presents「"素"っぴんランキング」

    特集

  6. グルメや歴史、豊かな自然に包まれる癒しの旅「鳥取女子旅」をご紹介!

    特集

  7. インフルエンサー影響力ランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  9. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  10. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    FANTASTICS佐藤大樹・INI後藤威尊ら“あざと女”演じる森香澄の相手役に【栞ちゃん 心の声を聞かせてよ】

    モデルプレス

  2. 02

    「ラブジェネレーション」「5→9~私に恋したお坊さん~」「silent」などフジ新旧ドラマ70タイトル無料配信【作品一覧】

    モデルプレス

  3. 03

    藤原丈一郎・加藤史帆・谷まりあ、1月期金曜ナイトドラマで主演【僕のあざとい元カノ from あざとくて何が悪いの?】

    モデルプレス

  4. 04

    朝ドラ「おむすび」橋本環奈&佐野勇斗、神戸デートオフショットに反響「ラブラブ」「尊いカップル」

    モデルプレス

  5. 05

    奥智哉主演「十角館の殺人」“年末年始”本編ノーカットで地上波初放送決定

    モデルプレス