FANTASTICS木村慧人、ジェンダーフリー男子役で新境地「自分に通ずる部分がある」【顔に泥を塗る】
2024.06.28 12:00
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FANTASTICSの木村慧人が、女優の高橋ひかる(※「高」は正式には「はしごだか」)が主演を務めるテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』(7月13日スタート/毎週土曜よる11時30分~)に出演することが決定した。
高橋ひかる主演「顔に泥を塗る」
SNSで大きな反響を呼んだヨシカズ原作の人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化。運命的に出会ったメイク男子に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(高橋)が、モラハラ男へと変貌した彼氏に立ち向かい、自分の人生を取り戻す“人生逆転ラブストーリー”を描く。先日、情報解禁されるやいなや、早くも期待の声が上がり話題を呼んでいる本作で、主人公の人生を大きく変えていく重要人物を木村が演じることが決定した。
木村慧人、ジェンダーフリー男子で新境地に挑戦
木村が演じるのは、ギャラリーカフェでアルバイトをする大学生・高倉イヴ。メイクが大好きで、“その日のなりたい自分”に合わせてメイクや洋服を選び、女装も男装もボーダーレスに楽しむジェンダーフリー男子。周りの目は気にしないイヴだが、偶然出会った美紅から偏見もなく純粋に褒められたことに好感を抱く。同時に、人の思いを優先して自分をないがしろにする美紅のことが気になり、メイクの力で変えていくことに。一方、モラハラ彼氏を前に翻弄される美紅に、イヴは時にもどかしさを感じたり、戸惑ったり…感情を揺さぶられる。2016年に結成されたFANTASTICSのメンバーとして活動する傍ら、近年は映画『HiGH&LOW THE WORST X』(2022年)や、W主演を務めたドラマ『飴色パラドックス』(2022年)、『好きなオトコと別れたい』(2024年)などの出演作で鮮烈な印象を残し、また現在放送中の『さっちゃん、僕は。』では過激なシーンにも挑むなど、俳優としても活躍の場を広げ注目を集める木村。本作では、高橋演じる美紅の人生に大きな影響を与えるジェンダーフリー男子という役どころで新たな境地に挑む。
原作を読んだ木村は、「イヴくんには自分に通ずる部分があるなと感じた」そうで、まだどの役を演じるかわからない段階から「絶対にイヴを演じたいと思いました」と、当初から強い思いを抱いていた。「僕自身も普段からスキンケアやメイクが好きなので、イヴを演じることによって、より詳しくなって自分にプラスになると思うし、もちろん役者としても成長できそうな役だなと思う。また新しい自分に出会えるんじゃないかなと楽しみだ」と期待を寄せた。
木村慧人、話題の金髪イメチェンの理由は「顔に泥を塗る」役作り
全開イケ男からプロが手掛ける超絶ビジュアル女装まで、多彩な木村がお目見え。そんなボーダーレスにメイクやファッションをまとうイヴを演じる木村は、本作でさまざまな姿を披露することに。つい先日には、木村が自身のSNSで金髪にイメージチェンジした姿を公開し、「びっくりしたよ!」「最高!」「サプライズ」など絶賛の声が上がり、大きな反響を呼んだが、このイメチェンはイヴ役の役作りだったのだ。ガラリと印象を変えた木村だが、今後は女装姿でもさらなる驚きを与えることになる。木村は過去にも女装姿を披露したことがあるが、本作ではプロの手によって磨き上げられ、ひと足先に見た現場のスタッフ全員が息を飲んだ超絶ビジュアルの木村が。はたして、どのような姿を見せてくれるのか。気になる木村の女装姿は第1話で解禁される。
高橋に続き、木村の出演が決定し、2人がどんな演技合戦を披露してくれるのか、ますます期待が高まる。美紅を恐怖に陥れるモラハラ彼氏・ハル役、そして謎多き弁護士・鬼武柊真役など、一体誰が演じるのか。近日、他のキャストも続々と解禁される。(modelpress編集部)
「顔に泥を塗る」主な登場人物
柚原美紅(ゆずはら・みく)…高橋ひかるデパートの受付勤務。自尊心が低めで、いつも周りに気を遣ってしまう性格。学生時代から6年付き合っている彼氏・ハルとは同棲中で、仕事もできるうえに優しい彼といつか結婚することが夢。清楚でいてほしいというハルの希望で、控えめな化粧で過ごす毎日だったが、イヴと出会って自由なメイクを知ったことをきっかけに、本当の声を出す事を恐れていた自分自身を変えようと奮闘。
高倉イヴ(たかくら・いゔ)…木村慧人(FANTASTICS)
メイクや美容が大好きな大学生。普段はギャラリーカフェでバイトをしている。メイクに合わせて洋服を決めるため、時にレディースファッションに身を包んで女装も楽しむが、恋愛対象は女性。周りの目は一切気にしないが、変な目で見てくる人も多い中、偶然出会った美紅が純粋に褒めてくれたことに好感を持つ。自分をないがしろにしがちだった美紅をメイクの力で変えていく。
結城悠久(ゆうき・はるひさ)
美紅の彼氏でエリート弁護士。通称・ハル。頭が良くて優しく、学生時代からみんなの人気者だった。派手な装いを嫌い、「清楚が好き」という理由で、美紅が派手な化粧することを好まない。穏やかな口調で、いつも「美紅のため…」と気遣って優しかったはずが、美紅がイヴと出会ってメイクをしたことでモラハラ男へと豹変し、美紅を追い詰めていく。
鬼武柊真(きたけ・とうま)
若手弁護士。遊んでそうな見た目とは裏腹に、ストレートで司法試験をパスしたエリート。とあることをきっかけに、美紅やハルに近づいていくが、その目的は不明。
高橋ひかるコメント
木村さんとは以前、バラエティー番組でご一緒したことがあって、ポップな空気感の中での収録だったのですが、とても笑顔がチャーミングで素敵な方だなというのが第一印象で強くありました。なので、きっと現場の空気を柔らかくしてくださる方なんだろうなと安心感があります。これから一緒にこの作品を作り上げていきますが、すでにクールビューティーのファッションもすごい似合っていましたし、これからイヴくんとして一緒にお芝居できるのが楽しみです。木村慧人コメント
― 本作に出演が決まった時のお気持ちを教えてください。率直に嬉しかったです。原作を読ませていただいて、イヴくんには自分に通ずる部分があるなと感じたんです。イヴくんは一見明るく見えて、実は辛い過去や思い出したくないことがあって、僕はそこまでのことではないですが、ダンスで挫折した経験があったので、今でこそ明るくしているけど、そういった経験を踏まえて今にいたるところが通ずると思いました。最初は誰を演じるか決まっていなかったんですけど、絶対にイヴを演じたいと思っていたなかで、お声掛けをいただけたので「頑張ろう!」って思いました。
― 高倉イヴを演じるにあたり期待することはありますか?また、ご自身との共感点や異なる部分はありますか?
僕も普段から結構思ったことは言える方ではあるんですけど、イヴほどは言えないので、そこは自分にはないところだと思います。ただ、僕自身も普段からスキンケアやメイクが好きなので、イヴを演じることで、より詳しくなって自分にプラスにもなると思いますし、もちろん役者としても成長できる役だなと思います。また新しい自分に出会えるんじゃないかなと楽しみです。
― 主演の高橋ひかるさんの印象を教えてください。
高橋さんはとても気さくな方で、しゃべりやすいですし、常に周りにも気を配っていて明るい方だなと思いました。自分ももともと明るいキャラなのですが、それをそのまま受け入れてくれるというか、気負わずに話せる方だなと思います。高橋さんと一緒に明るい現場にできればいいなと思っていますし、これを機に髙橋さんからメイクや女性の仕草も学んでいきたいです。また、学ぶことが沢山あると思うので、お芝居に関してもいろいろ聞いていきたいですね。
― 本作の見どころを含め、視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
イヴくんは、「その日のなりたい自分になる」というのがテーマで、メイクをはじめいろんな表現方法で自分を提示してると思うんですけど、それを僕が演じることによって、見ていただく方も「なりたい自分になっていいんだ!」と前向きに思っていただけるとうれしいです。それくらい皆さんの背中を押せるように、自分なりにいろいろ模索しながら頑張っていきたいと思います。
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