若葉竜也、杉咲花の一言でドラマ出演決意「頼りになる座長」 撮影エピソードも明かす<アンメット ある脳外科医の日記>
2024.04.07 18:41
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俳優の若葉竜也が7日、都内で行われたカンテレ・フジテレビ系の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(4月15日スタート、毎週月曜よる10時~ ※初回15分拡大)の制作記者会見に主演の杉咲花、共演の岡山天音、生田絵梨花、千葉雄大、吉瀬美智子、井浦新とともに出席。同作に出演することになったきっかけを明かした。
杉咲花、若葉竜也は「「役にぴったりだと思った」
杉咲と若葉は、映画『市子』やNHK朝ドラ『おちょやん』など多数の作品で共演。若葉は本作でも主人公と同じ病院で働く脳外科医を演じるが、出演には杉咲の後押しがあった。民放ドラマ出演はレアという若葉は「杉咲さんから電話がかかってきて『やるよね?』ってプレッシャーをかけられたので、『じゃあやるか』って」と明かすと、杉咲も「役にぴったりだと思った。若葉さんしかいないと思ったので気付いたら電話していた」とはにかんだ。若葉は、杉咲について聞かれると「数少ない頼りになる座長。杉咲さんが主演にやっている作品に出るのはこれで4本目ですがすごく信頼している。座長としても、役者としても、人としても」と絶大な信頼感。その言葉に杉咲も「嬉しいです。私自身もまったく同じ気持ちなので。若葉さんは自分にない視点で作品を捉えてくれるので心強い」と微笑んだ。
また、若葉は杉咲の努力の一面も明かした。クランクイン前、血管を縫い合わせる練習を重ねていたところ、撮影前日になって別の方法で撮影をする変更が出た。杉咲は撮影が終わっても「スタジオにこもりっきりでずっと練習していた。医療指導のお医者さんが度肝を抜かれるくらい」と若葉が話すと、千葉も「花ちゃんがずっと練習しているのを間近で見ていた。何かやれることはないかって自分も奮い立たされた」と主演の背中に刺激を受けていた。
杉咲花、休み時間も現場訪問
また、岡山は生田との2人きりのシーンで、現場に杉咲が来たエピソードを紹介。「座長は自分がハードなポジションなので、お休みにあてがえる時間に顔を出してくれたのは、これまでの撮影ではなかった。“座長パンチ”をくらった。杉咲さんは魅力的な人だし、座長としての居様は、これまでにない」と驚嘆。杉咲は「見届けたいなっていう気持ちだった。その日は入り時間がゆっくりだったのでタイミングがあって。声をかけるのは恥ずかしいので、そっと見てそっと帰ろうと思ったけど、バレていましたね(笑)」と恐縮していた。大学病院の脳外科秘書を演じる生田は、「唯一医療従事者じゃないので血管の吻合練習がうらやましい(笑)」としつつ、「手術には関わらないけど人間関係のところで惑わすというか、『この人何を考えているんだろう?』と推察の部分で楽しく見てもらい、見守っていただけたら」と語った。
現場では「カメラが回っていないところでプロデューサーさんや役者のみなさんと話し合ったり、コミュニケーションの時間を作っています」といい、「ランチを食べながら台本を開いて疑問点をぶつけあっている。それに井浦さんも参加してくださって、話をくれた。そういったことに励まされながら、鼓舞されながら毎日頑張れています」とした。
岡山天音、司会者からイジられる「愛が芽生えないように」
生田演じる秘書と、愛のない政略結婚する脳外科医を演じる岡山は、「生田さんとは2度目ですが、ちゃんとお芝居で一緒になるのは初めて。“愛のない政略結婚”なので、シーンはさらっとしているのですが、生田さんはいろんな場所でお仕事されている方なのでさまざまなフィールドのことをご存知。いろいろお話を聞いていて楽しい」とにっこり。すると司会者から「愛のない政略結婚なので、愛が芽生えないように」とイジられ、苦笑した。会見ではパーマ姿の若葉が「うちで飼っている犬に似ている」と話題に。まず吉瀬が寝ている姿を見て「うちの犬と若葉くんの髪形が似ている。うちの子みたい」といい、千葉も「後ろから見るとうちの子に似ているかも。メンタルが疲れたらなでさせてもらおうかな(笑)」と同意見。そして、生田も「目がうちのワンちゃんと似ている。対峙するとき癒やされたい」とおちゃめにコメントした。若葉は「忙しくなりそうですね」と話し、会場を笑わせた。
杉咲花主演「アンメット ある脳外科医の日記」
原作は、講談社「モーニング」で連載中の「アンメット-ある脳外科医の日記-」(原作:子鹿ゆずる/漫画:大槻閑人)。事故によって記憶障害という重い後遺症を持つことになった主人公・川内ミヤビ(杉咲)が、目の前にいる患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。杉咲にとってフジ系連ドラ初主演で、初の医師役となる。(modelpress編集部)
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