永野芽郁、山田裕貴「君が心をくれたから」第7話より(C)フジテレビ

「君が心をくれたから」永野芽郁&山田裕貴、“涙”の対比・使い分け…無音で1カット成立する理由とは

2024.02.19 23:12

女優の永野芽郁が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』(毎週月曜よる9時~)の第7話が、19日に放送された。永野と山田裕貴の“涙”に反響が寄せられている。<※ネタバレあり>

  

永野芽郁主演「君が心をくれたから」

山田裕貴、永野芽郁ら「君が心をくれたから」第7話より(C)フジテレビ
今作は、主人公・逢原雨(永野)が、かつて心を通わせた男性・朝野太陽(山田)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。

雨は、高校時代以来の再会を果たした太陽が事故に遭ったことで、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)から提案された「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」という“奇跡”を受け入れ、3ヶ月かけて一つずつ五感を失っていく。


永野芽郁&山田裕貴、“対照的な涙”

永野芽郁「君が心をくれたから」第7話より(C)フジテレビ
触覚を失うタイムリミットが迫った夜、雨は太陽に「朝までずっとぎゅっとしててほしい」と頼み、ベッドで太陽の温もりに包まれながら、「私達まだ(付き合って)たったの3週間だけど、それでも私太陽くんのこと愛してる。この先目が見えなくなっても耳が聞こえなくなってもあったかさを感じられなくなっても思ったことを伝えられなくなっても、ずっとずっと愛してるからね」とストレートに愛情表現。その目頭には見えないくらいの小さな涙が光っていた。

永野芽郁、山田裕貴「君が心をくれたから」第7話より(C)フジテレビ
翌日、触覚を失ったことから足の感覚がなくなり、上手く歩けずに階段から落ちてしまった雨はそのまま病院で入院することに。病室では太陽に手を握られ、自分の触覚を失ったことを実感し、片目から一筋の涙を流した。

そして太陽から五感について問い詰められ、「奇跡を受け入れた」と太陽の命と引換えに自身の五感を差し出すという“奇跡”の正体を告白。事実を受け止めきれず、雨の夢も幸せも全部自分が奪ったと責める太陽はただただ声を上げて大粒の涙をこぼす。そして太陽が苦しみ泣き叫ぶ様子を見ていた雨の頬には静かに涙が伝っており、太陽とは対照的な涙を見せた。このとき、ドラマ内の音楽は全て消え、聞こえるのは太陽の泣き声だけだった。

山田裕貴「君が心をくれたから」第7話より(C)フジテレビ
他にも、どうしたらいいのか分からず「救う価値がない」と責める太陽に、雨が「太陽はこの世界に必要だよ」と伝える場面での2人の涙、ラストでは次に失う感覚が視覚だと判明し「太陽くんの花火が見たい」という雨からのたった一つのお願いを聞いた太陽の嬉しさと切なさと悲しさが入り混じったような涙…と同話では“ほぼ涙”と言っても過言ではないほど、様々な涙のカットがあった。

永野芽郁&山田裕貴の“涙”に反響

永野芽郁「君が心をくれたから」第7話より(C)フジテレビ
過酷なストーリーなだけに、これまでも2人が号泣するシーンは何度もあったが、今回は特に視聴者にとっても涙が印象的な回となったのではないだろうか。「2人の演技力の凄まじさを改めて実感する回だった」「山田くんが声を上げて泣く姿にグッときた」「芽郁ちゃんの涙って本当に綺麗だし全部違う涙に見える」「涙の使い分けが天才」「芽郁ちゃんと裕貴くんって全然違う泣き方をしてるかと思えば、芽郁ちゃんが片目で泣いたあと裕貴くんも片目で泣いてたり、本当にお互いつられて泣いてるかのような自然さがすごい」とSNS上でもその演技に称賛の声が多数。

永野芽郁、山田裕貴「君が心をくれたから」第7話より(C)フジテレビ
音楽がない無音のカットでも、“ほぼ涙”の回となっても、思わず見入ってしまう純度の高い美しい画を保ちながら視聴者が感情移入できるように成立させたのは、2人の表現力はさることながら、共鳴しあったような呼応を目の演技のみで自然のままに見せたからだと考えられる。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ
【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

関連ドラマ

  1. 君が心をくれたから

    君が心をくれたから

    2024年01月08日(月)スタート

    毎週月曜21:00 / フジテレビ系

    詳しく見る

あわせて読みたい

  1. 「君が心をくれたから」初回セリフ回収・サブタイトルと繋がる解釈が話題「ずっと泣きっぱなし」「まさに生きる理由だ」

    モデルプレス

  2. 神木隆之介、山田裕貴のアクスタで“推し活”満喫「流石」「可愛い」の声続々

    モデルプレス

  3. 山田裕貴、エキストラ・セット組み立て…下積み時代の苦労回顧「ポツンと1人で座りながら」

    モデルプレス

  4. 山田裕貴、18歳からの夢が実現 赤楚衛二の連絡で実感「すごく嬉しい」

    モデルプレス

  5. <君が心をくれたから 第7話>雨、触覚を失うまで残り1日半迫る

    モデルプレス

  6. 山田裕貴、高校時代のあだ名明かす「自慢みたいに聞こえちゃったらよくない」“見栄えで変わった”バレンタイン秘話も

    モデルプレス

おすすめ特集

  1. K-1 GIRLS 2025×ミスモデルプレスオーディション!エントリー受付中

    特集

  2. 3月のカバーモデルは「女神降臨」Koki,

    特集

  3. 「2025年ヒット予測」発表 エンタメ・ライフスタイルなどトレンド完全予測

    特集

  4. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  5. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  6. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  7. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. バケーションパッケージを使ったパークでの2日間の様子をご紹介!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    「御上先生」3年2組カップル役生徒が2ショット公開「付き合ってたんだ」「初々しくて可愛い」の声

    モデルプレス

  2. 02

    大河「べらぼう」蔦重(横浜流星)“客を取る”花魁・瀬川(小芝風花)を目の当たりに 衝撃シーンに「これはキツい」「残酷すぎる」の声

    モデルプレス

  3. 03

    大河「べらぼう」蔦重(横浜流星)&瀬川(小芝風花)、“2人にしかわからない”会話に視聴者涙 不器用告白&決意のラブレターも話題

    モデルプレス

  4. 04

    「フォレスト」最終回、ファーストサマーウイカの“別人級”演技が話題「想像以上の豹変ぶり」「最恐の怪演」

    モデルプレス

  5. 05

    大河「べらぼう」花魁役・小芝風花の“憂いを帯びた”オフショット公開「息を呑む美しさ」「引き込まれる」の声

    モデルプレス