今田美桜、朝ドラヒロイン決定はサプライズ発表だった「ブギウギの放送を見ながら」当時は涙も<あんぱん>
2024.02.02 16:24
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NHKは2日、2025年度前期のNHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン発表会見にて、女優の今田美桜が主演を務めることを発表。今田がヒロイン決定時について振り返った。
今田美桜、サプライズ発表に涙
2023年12月中旬にヒロインに決定したという今田は「『最終面談をしたい』と言われましてNHKさんにお伺いしたんですけど、ちょうどあんぱんとコーヒーが用意してありまして、朝8時に流れている『ブギウギ』の放送を見ながら『受けていただけますか?』とサプライズで」と最終面談だと思っていたらヒロイン決定を告げられるというサプライズ発表だったことを明かした。「クラッカーをパンと鳴らしてくださって、すごい嬉しかったのを覚えています」と笑顔を見せた今田に当時の心境を聞くと「あまり最初はピンと来なかったんですけど、じわじわといろんな感情が巡ってきて、一周椅子をぐるっとひっくり返して」と動揺も。「若干涙もしました」と振り返っていた。
さらに、ビデオ審査では『アンパンマンのマーチ』を3番まで色んな感情で伝えるというオーディションがあったという。「すごく難しかったなという思いもありながらも、なかなかやることもあまり少ないので、すごく新しい経験をさせてもらって楽しかったです」とユニークなオーディションについても印象に残っていると話した。
NHK2025年度前期朝ドラ「あんぱん」
戦後80年を迎える2025年。第112作目の連続テレビ小説は、アンパンマンを生み出したやなせたかしと小松暢の夫婦がモデル。あらゆる職業を転々としながら定まらない人生を送っていた、遅咲きの漫画家・やなせたかしが70歳にして生きる喜びを書いたアンパンマンのマーチの歌詞を生み出した背景には、戦前・戦中・戦後と激動の時代を、ちょっと気が弱くて自信のないたかしと共に生き、けん引し続けた「ハチキンおのぶ」の存在があった。生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどり着くまでを描き、生きる喜びが全身から湧いてくるような愛と勇気の物語を届ける。実在の人物である、小松暢(1918-1993)とやなせたかし(1919-2013)をモデルとするが、激動の時代を生きた波乱万丈の物語として大胆に再構成。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描く。原作はなく、脚本は連続テレビ小説『花子とアン』、大河ドラマ『西郷どん』などを執筆した中園ミホが担当。今田は応募総数3365人の中でオーディションにて決定した。同会見には、中園、制作統括を担当する倉崎憲氏も出席。会見では、やなせさんと文通をしていたという中園が「6歳のミホちゃん」と似顔絵を描いた色紙も披露していた。(modelpress編集部)
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