芦田愛菜、撮影中のハプニングがそのまま採用 西島秀俊「結構ポンコツ」<さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~>
2024.01.08 14:48
views
俳優の西島秀俊が主演を務めるTBS系日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(毎週日曜よる9時~/14日スタート/初回25分拡大スペシャル)の制作発表会見が8日、都内にて行われた。西島が女優の芦田愛菜との撮影エピソードを明かした。
西島秀俊、芦田愛菜の“ポンコツな一面”暴露
劇中で親子役を演じている西島と芦田。撮影エピソードを聞かれると、西島は「台本上はポンコツの父親としっかり者の娘っていう話だったんですけど、皆さんのイメージと違って意外に芦田さんってポンコツな人なので(笑)」と暴露。「しょっちゅう物にぶつかったりコケたりしてるので、どんどんただの似たもの親子が喧嘩しているようになっていて(笑)。それはやっぱり現場で起こるケミストリーというか、『人が演じるってこういうことなんだな』という感じでとても面白いです」と語った。話を聞きながら笑いをこらえきれない様子だった芦田は「否めないです(笑)」と認め、西島はさらに「採用されてるもんね。『コケたの採用』って」と撮影でつまずいたシーンが採用されていたと回顧。芦田は自身が怒って階段を上がっていくシーンのリハーサルでつまずいた時に、監督から「さっきのいいね」と褒められたと言い、「採用されてしまいました(笑)」と明かした。
西島は「結構ポンコツですからね!完璧なイメージを皆持ってると思うけど(笑)」といじり、2人の仲睦まじいやりとりに会場は和んでいた。
西島秀俊「さよならマエストロ」は「力を与えてくれるドラマ」
最後に西島は、本作を「1人ではなかなか乗り越えられない傷を、人が繋がることで一緒に乗り越えられるドラマです」と説明。「観るときっと『あぁ明日から頑張ろう』『皆でやれば頑張れる』という何か力を与えてくれるドラマになっているんじゃないかと思っています。本当に小さなお子さんから大人まで楽しく観られるドラマですので、ぜひたくさんの方に観ていただいて、何か人を信じることだったり自分自身を信じることだったり、未来を信じることを感じ取っていただけたら、こんなに幸せなことはありません。どうか、楽しみにしていてください」と呼びかけた。なお今回の会見には西島・芦田のほか、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、石田ゆり子、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二が登壇した。
西島秀俊主演「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」
西島が演じるのは20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)・夏目俊平。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は夏目のもとを去り、夏目自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国する。そんな夏目の娘・響(ひびき)を演じるのは芦田。父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた響は、5年前の“ある事件”をきっかけに父と決別していた。ところが父が突然帰国することになり、気まずい同居生活が始まる。
世界的天才指揮者の彼が、なぜ愛する音楽の世界から退くことになったのか。そして、5年ぶりの娘との再会。天才ゆえに娘の気持ちがわからない夏目が、父としてもう1度娘と向き合う中で、5年前から時間が止まってしまっていた“娘の人生”を少しずつ動かしていく。さらに、本作の大きな見どころとなっていくのは、廃団寸前の市民オーケストラに主人公の俊平がきて、俊平にしかできないやり方で個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリーである。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】