草なぎ剛、11年ぶり「世にも奇妙な物語」主演決定 “僕”シリーズ・星護監督と再タッグ
2023.10.09 07:00
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フジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語’23 秋の特別編』が11月11日21時から23時10分に放送される。俳優の草なぎ剛が11年ぶりに主演を務めることが決定した。
草なぎ剛、11年ぶり「世にも奇妙な物語」主演
同番組は、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが視聴者を“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズの最新版。1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で年に2度放送を続け、これまで各時代を代表するような作家や脚本家と豪華俳優を掛け合わせることによってその名の通り“奇妙な”物語の世界観を作り出してきた本シリーズ。今年も珠玉の4つの“奇妙な”短編ドラマでお送りする。この度、4つの“奇妙な”エピソードの1つ、『永遠のふたり』で草なぎが主演を務めることが決定。草なぎが『世にも奇妙な物語』に出演するのは、2012年秋の『ヘイトウイルス』以来、約11年ぶり3回目となる。
今回、草なぎが演じるのは、研究所の助手・坂本一。坂本は教授を殺害した疑いをかけられ、研究所に立てこもってしまう。無実を訴える坂本をよそに、警察は研究室への突入することを踏み切る。坂本は警察の動きに気づくと、とあるボタンの前に立つ。意を決してボタンを押す坂本。すると、世界は一変する。
「すごく攻めている作品」と草なぎがコメントするほど作り込まれた世界観をみせる本作。『世にも奇妙な物語』が作り上げるSF作品と草なぎの卓越した演技力で視聴者を奇妙な世界へといざなう。
江口洋介、草なぎ剛を追い詰める警部役で共演
さらに、坂本(草なぎ)が立てこもる研究所で警察の指揮をとる警部・二宮康孝を演じるのは、ドラマ・映画などで唯一無二の存在感を放ち常に第一線で活躍している俳優・江口洋介。草なぎとの共演は『結婚しようよ』(TBS系/1996年4月期)以来、27年ぶりとなる。また、『世にも奇妙な物語』の出演は2010年の『厭な扉』以来、約13年ぶりとなる。
「僕」シリーズの監督・星護と草なぎ剛のタッグ再び
そして、脚本・演出を務めたのは、草なぎが主演を務めたドラマ『僕の生きる道』(フジテレビ系/2003年1月期)、『僕の歩く道』(フジテレビ系/10月期)、映画『僕と妻の1778の物語』(2011年)の通称“僕シリーズ”の3作品を手掛け、『世にも奇妙な物語』シリーズで30本以上の作品を作り出してきた星護。『僕と妻の1778の物語』以来、約12年ぶりにタッグを組んだ星と草彅が生み出す奇妙な物語に期待が高まる。(modelpress編集部)
あらすじ
古い研究室を警察特殊部隊が包囲し、突入の指示を今か今かと待ち受けている。その特殊部隊の視線の先には、教授を殺害した犯人として疑いをかけられている助教授の坂本一(草なぎ剛)と教授の秘書の安藤リカ(大西礼芳)がいる。坂本は立てこもりながら、必死に自分の無実を訴えるが誰も聞かない。二宮警部(江口洋介)が事件現場に到着し、さらなる説得を始めるが坂本は応じない。二宮警部はタイミングを見計らい特殊部隊に突入の指示を出す。それに気づいた坂本は、とあるボタンの前に立つ。意を決してボタンを押す坂本。すると、世界は一変し……。
草なぎ剛コメント
・出演が決まった時の率直な感想『世にも奇妙な物語』は久しぶりでしたので、出演が決まって本当にうれしかったです!星監督ということで個人的に思い入れのある監督さんだったので、また一緒に仕事できるのが楽しみだなと思いました。
・台本を読まれた時の感想
星監督の頭の中の世界が本当にすごいなと思いました。『世にも奇妙な物語』はさまざまなストーリーがありますが、その中でもすごく攻めている作品だと思います。演じている自分もどんな作品になるか、すごく楽しみです。
・ご自身の役を実際に演じてみていかがでしたか?
星監督がこの作品に特別な気持ちをお持ちでしたので、僕も坂本一という人物に熱い思いをいれて演じました。
・番組を楽しみにしている視聴者の方へメッセージ
ストーリーテラーのタモリさんと共演、楽しみにご覧ください!
星護(脚本・演出)コメント
“奇妙”は1990年の第1回から参加していますが、当時から思っていたのは“骨だけで面白いドラマをつくる”“ドラマの領域を超えたドラマをつくる”ということでした。それは新作ごとに冒険をするということ。その冒険に今回、主人公として旅立ってくれたのが、草なぎ剛さんです。草なぎさんは『いいひと。』では能天気の極み、『僕の生きる道』では死に瀕した男が感じる悲しみ、と再会するたびに驚くべき変化を見せてくれる人で、今回は“追い詰められた者の怒り”。ちなみにリアルな自撮りのカメラワークは草なぎさんが本当に自分で撮ったそのままです。
そこに絶妙な絡みを見せてくれたのが江口洋介さんで、あのかっこいいイメージの江口さんが見せてくれるユーモア演技は、まさに至宝の一言。警部はいったいこの後どうするのだろうと、心くすぐる余韻を残すラストシーンとなりました。
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