渡邊圭祐、成田凌と「距離を近づけることに成功」経緯を説明<転職の魔王様>
2023.07.30 08:30
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俳優の渡邊圭祐が、7月31日放送の成田凌が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『転職の魔王様』(毎週月曜22時~)の第3話にゲスト出演。放送を前に、成田との撮影裏話や同話の見どころなどを語った。
成田凌主演「転職の魔王様」
本作は、“転職の魔王様”の異名を持つ、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖嵐(成田)が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる、心ゆさぶる“転職”爽快エンターテインメント。渡邊圭祐、転職活動中の若手営業マン役
ゲスト出演する渡邊は、自分を正当に評価してくれないと会社に不満を抱き、転職活動する入社4年目の笹川直哉を演じる。渡邊扮する大手食品会社に勤める笹川は、大学のサッカー部で培った体育会系のノリの良さを生かし、健康食品部門の営業として働く入社4年目。上司のむちゃな要求に応え、取引先との接待では若手として気を配り、場を盛り上げるために身を削ることも少なくない。
それでも、自らの仕事にやりがいを感じ、会社の利益につながる働きをしていると自負していた。しかし、上司はそんな自分の仕事ぶりを正当に評価してくれず、次第に不満を感じるようになった笹川は、転職を考え「シェパードキャリア」へやってくる。
「とりあえず3年はもはや死語」“来栖”成田凌が断言
新入社員のうち、約3割が入社後3年以内に辞めると言われる昨今。凄腕キャリアアドバイザーの来栖も「とりあえず3年はもはや死語です」と断言するほど、いまや無理をしてまでその場に留まることは美徳ではない。若手の離職率高さは顕著で、厳しい就職戦線を勝ち抜いた、いわゆるエリートでさえ、会社や上司に不満を持ち転職を決意することは、“転職あるある”と言える。しかし、若者が転職をするのは、我慢が足りないからだけでは、きっとない。
今回も“転職の魔王様”こと来栖が、迷える求職者が抱える“闇”の本質を見抜き、オブラートに包まない真正面な正論で、笹川の仮面をはがしていく?
渡邊圭祐、成田凌と「距離を近づけることに成功」
上司に気に入られようと、誰からも好かれる好青年を演じ、自分のホンネと向き合うことを避けていた若手営業マンを見事に演じた渡邊から、コメントが到着。共演する成田やヒロインの小芝風花の印象を聞かれると、「お2人ともとにかくお優しいです。割と撮影の序盤から参加させていただきましたが、たんたんとボケる成田さんに笑顔以外の瞬間がない小芝さんのお2人の構図は、撮影中も撮影外でも役柄含め空気感が完成されていて、ゲストで入る身として心強かったです」と振り返る。
「特に成田さんとはスンドゥブの美味い店がお互いに一致したのもあって、生年月日が1日違いなだけで似てると思っていたものが、現実味を帯びてより距離を近づけることに成功した気がします」と打ち解け合ったことを明かした。(modelpress編集部)
渡邊圭祐(笹川直哉役)コメント全文
― 台本や原作を読んだ際の感想をお願いします。1人の仕事や人生への向き合い方を深く深く紐解いて、生き方の正解へと導いていくストーリーが、自分にも刺さる言葉が多くあって、非常に面白く読ませていただきました。
― 渡邊さんは、演じる笹川直哉をどういう人物ととらえていますか?
べらぼうに明るくポジティブに見える笹川ですが、実は同期や他の誰かと比べて自分を保たないと1人で立つこともできない弱い人間だと思っています。だからこそ、その明るさが根っこからくるものではなく、はりぼての様な脆いものであるよう、話の最初の方は心がけました。
自分としては、ノリの良さがあれば社会は渡っていけると信じている笹川の在り方は、間違ってないと思っていますし共感できるものがありました。形はどうあれ、そこで成長できるかできないかが肝だと思っているからこそですが。
― 「転職」に関するイメージ、また、もしご自身が「転職」されるとしたら、どういう仕事、生き方を考えますか?
転職は前向きなものであるべきだと思ってます。致し方ないものもあるかと思いますが、そんな時でも次のステージへ向けての明るいものにすべきだと思っています。転職するなら、地元の仙台で友達となにかしらのお店を開いていつまでも学生気分でわいわいしていたいです。
― 共演する成田凌さんや、小芝風花さんの印象は?
お2人ともとにかくお優しいです。割と撮影の序盤から参加させていただきましたが、たんたんとボケる成田さんに笑顔以外の瞬間がない小芝さんのお2人の構図は、撮影中も撮影外でも役柄含め空気感が完成されていて、ゲストで入る身として心強かったです。
特に成田さんとはスンドゥブの美味い店がお互いに一致したのもあって、生年月日が1日違いなだけで似てると思っていたものが、現実味を帯びてより距離を近づけることに成功した気がします。
― 第3話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
笹川の苦悩を通して、今の環境に対して疑問を抱く方に、自分の在るべき姿を見直すきっかけになる話になっているのではないかと思います。個人的に来栖さんの言葉がものすごく心に突き刺さる回でした。また、来栖さんの過去が少し見える回ですのでお楽しみに。
第3話あらすじ
大手食品会社に勤める笹川直哉(渡邊圭祐)は、大学のサッカー部で培った体育会系のノリの良さを生かし、健康食品部門の営業として働く入社4年目。上司のむちゃな要求に応え、取引先との接待では若手として気を配り、場を盛り上げるために身を削ることも少なくないが、それでも、自らの仕事にやりがいを感じ、会社の利益につながる働きをしていると自負していた。しかし、上司はそんな自分の仕事ぶりを正当に評価してくれず、次第に不満を感じるようになった笹川は転職を考える。来栖(成田凌)とともに笹川と面談した千晴(小芝風花)は、営業のかがみともいえるほどに明るく前向きな笹川に好印象を抱き、企業がほしがる人材だと確信する。しかし、来栖には1つ気になることが。
「その仮面、いつまでつけ続けるおつもりですか?」来栖によると、笹川は上司にウケのいい人間を演じており、そのクセが染みついているという。意外にも、笹川を「厄介かもしれない」と懸念する来栖の言葉に対し、その意味が分からない千晴は…。
しばらくして、笹川の再面談が行われる。あらかじめ送った求人票に目を通した笹川は、千晴たちが提案した企業に対し、「転職サイトの口コミで、あまりいい評価がなかった」とこぼす。すると来栖は、持ち前の鋭い視点と核心をついた言葉で、笹川にある疑問を投げかける。
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