上川隆也主演新サスペンスドラマ始動 足立梨花とコンビで「警察24時」の世界観描く<バンカケ~警視庁自動車警ら隊>
2023.03.12 12:00
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俳優の上川隆也が主演を務めるテレビ東京系月曜プレミア8「バンカケ~警視庁自動車警ら隊」(よる8時~)が27日に放送されることが決定。「自動車警ら隊」の活躍を描く。
上川隆也主演「バンカケ~警視庁自動車警ら隊」
タイトルの「バンカケ」とは、職務質問を意味する警察業界の隠語。街をパトロールし不審なことがあれば「バンカケ」で犯罪の芽を見ぬき事件を未然に防ぐ「自動車警ら隊」(自ら隊)の活躍を描いた、完全オリジナルの骨太な新サスペンスドラマ。主人公の第一自動車警ら隊隊員・階堂昇役には、現代劇・時代劇問わずドラマ・映画・舞台などで数々の主演を務めてきた上川。人並外れた洞察力と職質(バンカケ)で事件を見つけすぎてしまう“最強の男”でありながら、経歴と私生活が謎だらけという、完璧でミステリアスでどこか陰のあるベテラン隊員を演じる。
足立梨花「バンカケ~警視庁自動車警ら隊」で新人隊員に
そんな階堂とコンビを組む、A級ライセンスを持つ第一自ら隊の新人隊員・岸谷涼子役に足立梨花。自ら隊の過酷な職務と凄すぎる上司に戸惑いつつも、得意技を生かして日々奮闘する。各局で放送している人気ドキュメンタリー番組「警察24時」の世界観の中、パトカーの走りや制服警官の装備なども見所の1つとなっている。脚本は「空飛ぶタイヤ」「マークスの山」(WOWOW)、大河ドラマ「軍師官兵衛」(NHK)などで知られる脚本家・前川洋一氏、監督は同枠ほか数多くの骨太サスペンスドラマで定評のある鈴木浩介。音楽は「64-ロクヨン-前編」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」など映画、TVドラマ、舞台、ミュージカル等多くの音楽を手がけ、日本アカデミー賞優秀音楽賞3度の受賞を果たしている村松崇継氏が担当する。
ある夜、高輪の一軒家で起きた強盗殺人事件と、神田のスーパーで起きた強盗事件。同じ夜に起きた2つの事件に臨場した階堂と涼子。やがて「自ら隊」だからこそ、2つの事件の関連が徐々に見えてくる。
「バンカケ」で最も大事なことは“刹那の観察”だと説く階堂と、そんな階堂の影響で徐々に自ら隊として誇りが芽生え始める涼子が、“越権捜査”などものともせず、現在と過去が複雑に絡み合う難事件の解決に挑む。(modelpress編集部)
上川隆也(階堂昇役)コメント
これまで役柄としての警察官は幾度も経験して来ましたが、今回演じる階堂は初めての「制服警官」。服装・装備品から役柄の立ち振る舞いを造り上げて行く過程は、これまでにない新鮮さを覚えましたし、実に興味深く楽しいものでした。撮影は2月の中頃。メインキャストの1人とも言えるパトロールカーでのシーンが多く、撮影場所も限られる中での夜間の緑山スタジオ屋外ロケは、スタッフ・キャスト共にその気温の低さに苛まれました。けれども、そんな中にあっても朗らかさを絶やす事のない足立梨花さんの存在は、皆で囲む暖房の炎にも況して暖かく、皆の士気を常に支えてくれていました。足立さん演じる岸谷涼子と階堂のバディ振りを楽しんで頂けたらと思います。
「バンカケ」は出来うる限り、実際に警察官の皆さんが従事している活動に準ずる事に注力し、例えば耐刃防護服(ベスト)の着用の仕方をはじめ、階堂らが乗っているパトロールカーの劇用車も、現在日本にある中で最も本物に近く再現された1台を使用して撮影されました。そうした随所に散りばめられた拘りもまた、見どころの1つです。そしてもう1つ。視聴者の皆さんは物語が始まって程なく、とある違和感にお気付きになるのではないかと思います。そこに階堂が人知れず抱えている想いが隠されています。どうぞ最後までご覧頂き、その違和感の正体を見届けて下さい。
足立梨花(岸谷涼子役)コメント
私にとっては初の制服警官、今までにあまりなかった「自動車警ら隊」のお話。わからないことだらけで不安も多かったのですが、上川さんにたくさん引っ張っていただき楽しく撮影できたことが今でも印象に残っています。普段運動などを全くしていないせいなのか、全力疾走のシーンでは上川さんに追い付けず…(笑)。若いパワーをあまり見せられなかったのではと今でも悔やんでおります(笑)。やはり1番見てほしいところは「バンカケ」のシーンです。自ら隊といえば「バンカケ」。そしてその「バンカケ」にも色んなパターンがあったり、お声がけの仕方、どういったところに目を光らせるのか、階堂さんから学ぶことがたくさんありました。あとは私の制服姿もなかなかレアだと思いますので楽しみにしていてください。
「自動車警ら隊」とは…「バンカケ」とは…よく街で見かけたり、テレビで密着されていたり、自ら隊の皆さんを目にする機会は多いと思います。少しでも役割をわかっていただけるように。そして、ワクワクドキドキのドラマを楽しんでいただけるように力を出しました。皆さんに降りかかるかもしれない“事件・事故”を未然に防げますように…今も階堂さんと涼子さんは頑張っています。ぜひご覧いただけると嬉しいです!
テレビ東京制作局ドラマ室・プロデューサー川村庄子コメント
「月曜プレミア8」初、“警察24時”の世界が遂にドラマになります。主人公の職業「自動車警ら隊」は、起きた事件の犯人を探すのではなく、街に蔓延る悪の芽を観察と職務質問で炙り出し、犯罪を未然に防ぐのが大きな役目の1つです。パトカーで警らしながら見つける事件は、私たちの身近なことから組織犯罪まで大小様々で、また多岐にわたり、まさに瞬時の観察力、そして職務質問=「バンカケ」が彼らの最大の武器となります。ドラマでは、麻薬、酔っ払いから詐欺、闇バイトなど、タイムリーな事件をいくつも取り上げていますが、実は仲間との十数年来の企画です。当時は「パトカーを走らせられないんじゃないか」などの理由もあり成立しなかったのですが、コロナ禍が終わりに近づいた今、出演者様並びにスタッフの皆様のご尽力のもと、やっと放送まで漕ぎ着けました。ドラマの売りの1つであるパトカーの走りは、実写と大型LED ビジョン等を使用したバーチャルプロダクションシステムで臨場感あふれる映像を作り出しました。パトカーや隊員の装具に関しても、可能な限りリアリティを持って制作致しました。
上川隆也さんには、主人公階堂昇のキャラクター作りなどにもご協力頂き「バンカケ」だけで犯人を落とす、公私共に謎だらけの警視庁最強の“謎の男”を魅力的に演じて頂き、前川さんの本格派骨太な脚本に、エンタメ感とワクワク感も加わりました。相方の岸谷涼子役を演じられた足立梨花さん、階堂に翻弄されつつ、可愛くも大人で素敵な自ら隊員を颯爽と演じてくださいました。パンツ姿の制服姿がこんなにキュートに似合う方は初めてでした。
「バンカケ」ゆえに夜のシーンが多く、またパトカーにまつわる制限も多く撮影は大変でしたが、出演者スタッフ一丸となり制作しました。新たなパトカー・サスペンスドラマを楽しんで頂けたら幸いです。最後に……「自動車警ら隊」は警視庁の精鋭部隊と呼ばれ優秀な人材が集まる部署ですが、とはいえこれほどできる階堂が、なぜ「自動車警ら隊」に留まるのか。ドラマ終盤に衝撃のヒントが……!是非ご覧ください。
あらすじ
「バンカケ」とは職務質問を意味する警察業界の隠語。「自動車警ら隊」(自ら隊)は街をパトロールして、不審なことがあれば「バンカケ」で隠れた犯罪を見つけ出し、事件を未然に防ぐプロ集団だ。階堂昇(上川隆也)は警視庁第一自ら隊のベテラン隊員で、卓越した洞察力の持ち主でもあった。A級ライセンスを持つ新人隊員・岸谷涼子(足立梨花)はコンビを組んで以来、その能力を日々目の当たりにし、尊敬しつつも、やや不可思議な印象を持っていた。階堂は過去にさまざまな業務を経験したなどの噂がある、公私共に謎の多い男だった。ある夜、階堂が目を付けた挙動不審な男が、空き巣に入ろうとした高輪の1軒家で遺体を見つけたと自供。現場へ向かうと、銃殺された家主がソファで絶命していた。金庫も空っぽで強盗殺人と見られる。さらに同じ夜、今度は神田のスーパーで強盗事件が発生し、階堂と涼子が臨場する。店長の清水健司曰く、夜11時頃ナイフを持った男2人が現れ、売上金200万円を奪いバイクで逃走したというのだが……。
“越権行為”と言われながら捜査を続ける階堂たち。やがて「自ら隊」の彼らだからこそ、2つの事件の関連が徐々に見えてくる――。
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