(左から)麻生久美子、町田啓太、吉田鋼太郎(C)テレビ朝日

町田啓太、田中圭と恋のライバルに 吉田鋼太郎との“おっさんずコンビ”も 「unknown」出演者発表

2023.03.09 05:30

俳優の町田啓太、女優の麻生久美子、俳優の吉田鋼太郎が女優の高畑充希と俳優の田中圭がW主演を務め、4月18日スタートのテレビ朝日系ドラマ『unknown(アンノウン)』(毎週火曜よる9時~)に出演することが決定。町田は、田中の恋のライバル役を演じる。

  

高畑充希&田中圭W主演「unknown」

あなたは、大切な人のすべてを本当に知っていますか?見逃し配信再生数累計2000万回突破(ビデオリサーチ調べ期間:1月17日~3月7日)を果たした話題作『星降る夜に』に続き、この春同局が火曜9時のドラマ枠で世に送り出す、秘密(unknown)を抱えた男女の愛を描く本格ラブ・サスペンス『unknown』。

誰にも言えない秘密を抱えて生きる週刊誌のエース記者で、その正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑)と交番勤務の熱き警察官ながら、想像を絶する秘密を抱える朝田虎松(田中)。結婚を意識し始めたものの、秘密を打ち明ける勇気が出ず一歩前に踏み出せない2人。そんな中、こころは隠し事をしたまま結婚するわけにはいかないと悩みぬいたあげく、ついに虎松に自分の秘密を打ち明ける決心をする。「秘密を知っても、彼は私を愛してくれるだろうか」という不安に苛まれながら…。

そんなある日、2人が暮らす平和な町では、“遺体から血を抜く”という猟奇的な連続殺人事件が発生。こころと虎松はその惨劇に巻き込まれていく。人を愛するとは、相手の知られざる一面(unknown)も受け入れること?究極の愛を問うラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が絡み合う、前代未聞の本格ラブ・サスペンス。

町田啓太・麻生久美子・吉田鋼太郎「unknown」出演決定

空前のブームを巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』チームの制作陣が集結し、新境地に挑む意欲作、そして演技力を高く評価されている高畑と田中がW主演にして初共演ということで、すでに話題沸騰中の本作だが、今回、さらに注目を集めること必至の豪華キャストが発表。町田、麻生、そして田中との“おっさんずコンビ”再来の吉田が参戦する。さらに、この3人はなんと“初共演”尽くし。実力派俳優たちが夢の“初競演”を果たす。

愛を誓い合ったはずのこころと虎松の関係を引き裂き、三角関係が勃発?恋の強力ライバルともいえる加賀美圭介を演じるのは、映画化もされたドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(2020年)や主演ドラマ『テッパチ!』(2022年)、大河ドラマ『西郷どん』(2018年)、『青天を衝け』(2021年)などで、快進撃を続ける町田。高畑と初共演にして、こころを巡り、田中と恋の火花を散らすことになる?

また、こころの両親でラブラブすぎる前代未聞の“吸血鬼”夫婦を演じるのは、麻生と吉田。麻生が演じるのは、こころの母・闇原伊織。ドラマ『時効警察』シリーズ(2006年ほか)、『あのときキスしておけば』(2021年)、映画『翔んで埼玉』(2019年)など、話題作でさまざまなキャラクターを演じてきた麻生が、国民的キャスターにして、キュートでポップな吸血鬼ママを体現する。

一方、吉田が演じるのは、クラシックスタイル(?)な吸血鬼であり、ナイトドクターとしても活躍するこころの父・闇原海造。伝説のドラマ『おっさんずラブ』シリーズ(2016年ほか)、『刑事7人』シリーズ(2015年~)など多数の作品に出演するほか、蜷川幸雄さんから引き継ぎ、2代目芸術監督として『彩の国シェイクスピア・シリーズ』で演出・出演をするなど“舞台人”として絶大な影響力を誇る吉田が、本作ではマントを着こなし棺桶に眠る、“奥さん大好き、娘大好き”な濃ゆすぎる吸血鬼パパに息を吹き込む。とにかくチャーミングな夫婦を演じる麻生と吉田も本作が初共演。高畑と田中を筆頭に、“初共演”尽くしの豪華キャストが集結し、誰も見たことのない愛の物語を紡いでいく。

高畑充希・田中圭・町田啓太、三角関係勃発?

インタビューで、高畑と田中が口を揃えて「キスシーンがめっちゃ多い」と語ったように、本作では、秘密を抱えながら愛し合う2人のラブストーリーを主軸に物語が展開。互いに誰にも言えない秘密を抱えているため、なかなか結婚に踏み切れないもどかしい2人の関係を脅かす存在となるのが、町田演じる加賀美。加賀美は、『週刊熱波』のカメラマンで、記者・こころの心強い相棒。夜な夜な執念の張り込みに精を出し、2人でスクープを連発している。いつもぼんやりしているが、どうにも色気がだだ漏れ。しかし、天然ボケ、酒も弱く、やたらコロッケばっかり食べているという掴みどころのない男。

こころと2人きりでいることが多く、恋の悩みを聞き、街で巻き起こる凄惨な事件から寡黙にこころを守るなど、全力で優しい姿を見せながらも、やたらと距離が近い。何やらこころに友だち以上の感情をもっているようで?秘密を抱えた夫婦と対比するかのように、何でも話せる関係のこころと加賀美。そんな2人の信頼関係に嫉妬した虎松と、恋の火花を散らすライバルに。はたして、この三角関係の行方は?

さらに「誰かを愛するとは、違いを知って認める、“unknown(知られざる顔)”をも受け入れること」という本作のテーマでもある大きな問題を巡り、互いの秘密に揺れながらも愛し合うこころと虎松だが、結婚は2人だけの問題ではない。吸血鬼の両親と家族になることができるのか?こころを溺愛する父・海造は、虎松との結婚には断固反対。実家訪問ではバトルも勃発?はたして、虎松はこころや彼女の両親の秘密を知っても、すべてを受け入れ、愛し続けることができるのか?

高畑充希・田中圭・町田啓太ら、未解決の連続殺人事件に巻き込まれる?

こころ、虎松、加賀美、そして伊織と海造だけでなく、本作に登場するキャラクターは全員が何かしらのunknown(秘密)を抱えた人物ばかり。そんな人々が暮らす平和な町では、住人たちの記憶から薄れつつある未解決の連続殺人事件が、5年の時を経て再び幕を開けることに。

この連続殺人事件は、遺体から体内の血液が抜き取られているという猟奇的な犯行。再び始まったこの凄惨な連続殺人事件に、重い秘密に翻弄されながら愛し合うこころと虎松の絶対の愛や、町の人々が抱えるunknown(秘密)まで交錯し始める。そして物語が進むに連れ、予想もつかない不穏な展開に巻き込まれていく町の住人たちは、見れば見るほど全員怪しい。そんな町の住人たちを演じる豪華キャスト陣は後日発表予定となっている。

町田啓太・麻生久美子・吉田鋼太郎「unknown」ポスタービジュアル解禁

そしてこのたび、町田、麻生、吉田のキャラクターポスタービジュアルも初解禁。高畑と田中のポスタービジュアルと同様に、unknown(秘密)を抱えたキャラクターの世界観を表現したデザインとなっている。町田と吉田は目に、麻生は唇に、赤をデザインしたミステリアスなビジュアルを見ると、ますますスタートが待ちきれなくなる。

さらに、現在番組の公式HPや公式SNS、YouTubeなどで配信中の『unknown』初のティザー予告映像が、7日『星降る夜に』内で放送された。ウェディング姿の高畑と田中の夫婦が血に塗れていく神秘的な予告編となっている。

また、高畑、田中、町田、麻生、吉田ほか『unknown』出演者のとっておきの“秘密”を集めて、文字モザイクアート版のポスタービジュアルが、渋谷エリアの大型ポスターにて公開する。(modelpress編集部)

登場人物

・加賀美圭介(かがみ・けいすけ/30)…町田啓太

こころの相棒で『週刊熱波』のカメラマン。1年前に出会ってから一緒に数々のスクープをあげてきた。仕事上の欠かせない存在であり、こころにとっては親友。基本的にぼんやりしていて掴みどころのない性格だが、こころが悩んでいる時はそっと傍にいたり、張り込み中にこぼれ出す恋愛相談にも付き合ってくれたりと、甘い優しさをもち合わせている。

主食はコロッケ。いつも定食屋「どんぞこ」でコロッケをテイクアウトしており、コロッケがないと生きて行けないらしい。コロッケのキャラにもハマっており、グッズを集めている。カメラで街の風景を撮影するのが趣味で、たまにその腕を活かして、街の人たちの家族写真を撮ってあげることも。酒は弱く、少し天然。

虎松とこころの新婚生活の不和を聞いたり、こころに危険が迫ったりするうちに、寡黙に彼女を守り、やがてこころとの距離が縮まっいく。秘密を抱えた虎松とこころと対比するかのように、何でも話せる関係のこころと加賀美。親友関係以上の気持ちがあるようにも見え、虎松は嫉妬心を煽られ、恋の三角関係に発展していく?

・闇原伊織(やみはら・いおり/55)…麻生久美子

こころの母であり、国民的ニュースキャスター。その正体は吸血鬼。夜9時台のニュースを担当しており、テレビ局のスタッフひとりひとりに気配りを忘れない仕事人。実年齢より若く見える衝撃の美魔女っぷりでファンも多い。BTSのファンでガチのアーミー。

娘と息子の幸せを最優先に考えており、子どもたちが愛していれば、相手が吸血鬼でも人間でもナメクジでも応援したいタイプ。ゆえに娘のスマホを使って、勝手に虎松を家に招待したり、虎松が家族のトークグループに入って大喜びしたりするお茶目でポップな母親。明るく聡明、あらゆることに対してフラットな価値観をもっており、時に常軌を逸したとんでも発言もするが、それが妙に説得力を帯びてしまう不思議な魅力の持ち主。

一風変わった夫・海造にはツンデレな態度を取りつつも、深く愛している。虎松の抱える悩みに気づきながらも、軽快に柔らかく解きほぐす温かさがあり、家族のいない彼を気にかけ、義理の息子として心の底から愛を注ぐ。

・闇原海造(やみはら・かいぞう/65)…吉田鋼太郎

こころの父であり、ナイトドクター。その正体は吸血鬼。好きなドラマは『白い巨塔』で、総回診が夢。山奥にそびえる雰囲気のある洋館に住んでいる。『ポツンと一軒家』のオファーがくるも「ポツンと」という響きが逆鱗に触れて、テレビ局にクレームをいれたことがある。

世の吸血鬼がサステナブルに生きているこのご時世で、クラシックな風習を好み、堂々とマントを羽織るなどして、近隣住民からコスプレイヤーだと思われてドン引きされたり、ベッド代わりに好んで棺桶を使用して、こころに嫌がられている。吸血鬼であろうと子どもたちには胸を張って生きてほしいと願っており、strangerなthingsが起こると、fantasyと思われる存在に何でも責任転嫁する世間に対して若干のアンチ精神はあるものの、医者として人を救う仕事には誇りをもっている。

妻の伊織のことは、周りがドン引きするレベルで愛しており、彼女がキャスターデビューした当初からのニュースを録画したビデオテープをすべて残している。結婚して30年ほどたった今も、テレビ局で伊織が関わるであろう全スタッフに嫉妬が止まらない。とにかく最高に大好きで愛している。こころと虎松の結婚には大反対。

町田啓太(加賀美圭介・役)コメント

― 本作に出演が決まった際のお気持ちは?

「斬新だなぁ!」と思いました。そして内容を知れば知るほど、ラブストーリー、サスペンス、コメディー、ファンタジー…と全部入りで、もんじゃ焼きみたいだな、と思いました(笑)。本当に想像も及ばない物語となっているので、どんなドラマが出来上がるのか、僕もすごく楽しみです。

― すでに台本が全話完成しているとうかがいました。お読みになった感想は?

台本を全部いただいてから撮影に入る作品はあまりないので、本当にありがたいです。オリジナルな世界観で、色々な要素が含まれているので、ジャンルが絞られすぎず、展開も本当に読めないんです。きっとドラマを見てくださる方も、次の週がすごく気になると思います。

― 加賀美圭介はどんな人物だと思いますか?またどんな風に演じようと思っていますか?

加賀美は何も考えていなさそうな感じもしますし、何かを抱えていそうな雰囲気もありますが…どうなんでしょう(笑)?そのあたりも色々な想像を働かせながら見ていただきたいです!本当に加賀美は、掴みどころがない人物なんです。だから、彼の本心や内面はどんな感じなんだろうって、考えながら見ていただけるように演じられたらいいな、と思っています。普段はバックボーンなどを掘り下げてキャラクターを掴んでいくことが多いですが、今回は本当に掴めない!だから、むしろ“加賀美に引っ張っていってもらおう”という気持ちで、柔軟にやっていきたいですね。

― 仕事の相棒役の高畑充希さん、恋のライバルになりそうな田中圭さんの印象は?

コミカルなお芝居も印象的ですし、繊細な人間模様を描いた作品に出られている時もすごく素敵で、本当に多才なお2人ですよね。ガッツリと共演させていただけるのは初めてなので、とても嬉しいです。今回、お2人とどんなお芝居をすることができるのか楽しみでなりません。

― これからクランクインを迎えるにあたって、現場で楽しみにしていることを教えてください。

色々な要素がある中で、コメディーの部分が強烈なので「このシーンを実際に吉田鋼太郎さんが演じられたらまずいな…笑っちゃうだろうな」と(笑)。キャストの皆さん、個性的な方ばかりですし、何が起こるのか本当にわからないので、それも含めてびっくり箱みたいだな、と思っています。これから現場に行くたびにびっくり箱を開ける日々が続くんだと思うと、楽しみで仕方ないです。

― 誰にも言えない“unknownな”秘密はありますか?

プロテイン!オリジナルプロテインを作っています。作り方は…ごめんなさい、秘密です(笑)。

― 世の中に存在しないと言われる、ファンタジーな生き物をどこまで信じますか?

もしかしたらそういうこともあるのかな、と思います。友だちに「実は吸血鬼なんだ」と言われたら「へー、そうなんだ」で終わるかもしれないですが(笑)。相手との関係性にもよりますね。でも、まずは一旦日にちを確認します。そして「今日はエイプリルフールではないですが、本当でしょうか?」と聞いて、説明してもらいますね(笑)。受け入れる態勢はある方だと思います。

― 最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

見てくださる方それぞれで見どころが違ってくる作品だと思います。「これはどういうこと!?」と考えながら見ていただいて、皆さんそれぞれ答え合わせをしていただけたらうれしいですね。コメディーの部分に腹を抱えて笑って「楽しかった」と感じる方や「素敵なラブストーリーだな」と思う方、サスペンスの謎解きを楽しむ方など…色々な見方ができると思うんですよ。この作品はすごくバランスがいいんです!そういった意味でも幅広い方に楽しんでもらえるドラマだと思います。僕もそんな作品にできるよう、思いきり頑張ります。

麻生久美子(闇原伊織・役)コメント

― 本作に出演が決まった際のお気持ちは?

最初に吸血鬼が出てくるドラマと聞いたので、プロデューサーの貴島(彩理)さんは相変わらず面白い企画を考える方だなと思いました。貴島さんとは『あのときキスしておけば』でご一緒させていただき、とても信頼している方ですので、今回も身を委ねたいと思いました。

― すでに台本が全話完成しているとうかがいました。お読みになった感想は?

衣装合わせの時に、貴島さんが「愛の話」だとおっしゃってて。すべてのキャラクターが可愛らしいですし、台詞にも愛を感じるやりとりが多かったので、とても心地よく、台本を読ませてもらいました。ラブストーリーとコメディー要素、そしてサスペンスがいいバランスを保っていて、本当に素敵な本だと思います。

― 闇原伊織はどんな人物だと思いますか?またどんな風に演じようと思っていますか?

伊織と海造さんの夫婦はまさに“愛の人”ですね。伊織さんは可愛らしい人物なので、その部分を押し出しつつも、キャスターの時はキリッとさせて、そのギャップを演じるのが今から楽しみです。

― 娘役の高畑充希さん、娘の恋人役の田中圭さんの印象をお聞かせください。

高畑さんの作品を見せていただいていて、かわいいな…いつかご一緒させていただきたいなと思っていました。演技はもちろん、歌もお上手で多才ですよね。私は芸能界にお友だちが少ないので、仲良くなれたら嬉しいです。

田中さんも、以前に共演はしたことはあるのですが、ちゃんとお芝居させていただくのは今回が初めてです。『おっさんずラブ』を見た時に「こんなお芝居もされるんだ」と驚きました。今回ご一緒させていただけるのが楽しみです。

― 夫役の吉田鋼太郎さんの印象もお聞かせください。

私、吉田さんの存在感がとても素敵だなとずっと思っていまして。今回、1番緊張するかもしれません…。以前、プライベートで偶然お会いしたことがあって、ご挨拶させていただいたんですけど、緊張しました。イメージのままといいますか、豪快で優しくて、チャーミングな方。撮影現場でお会いするのが本当に楽しみです。吉田さんと一緒にかわいい夫婦にしていけたらいいなと思っています。

― これからクランクインを迎えるにあたって、現場で楽しみにしていることを教えてください。

台本を読むと、セリフの掛け合いが多いので、うまく噛み合った時はとても面白くなるんだろうなという期待感があります。緊張していますが、今はとにかく皆さんと一緒にお芝居できることが楽しみです。

― 誰にも言えない“unknownな”秘密はありますか?

それはもちろんあります!誰にも言えないことだから、それは言えません(笑)。でも、秘密はずっと秘密のままの方がいいと思っています。

― 世の中に存在しないと言われる、ファンタジーな生き物をどこまで信じますか?

カッパはいるんじゃないかな、と思ったことがありますが、吸血鬼はいるとは思ってません(笑)。でも、宇宙人はいると思うし…そういう風に考えると、吸血鬼がいてもおかしくないのか、とも思えてきて…。友だちに「私、吸血鬼なんだ」って、本気で告白されたら信じてしまうかもしれません。

― 最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

ラブストーリーの軸以外にサスペンス要素もあるドラマなので、事件の謎解きといいますか、この先どうなっていくんだろうという面白さがベースにあると思います。でも、そこにコメディー要素も入るので、1週間に1度のお楽しみだったり、息抜きになるような、そういう存在のドラマになればと思っています。とにかく面白い作品になると思いますので、是非見ていただきたいです!私も頑張ります。

吉田鋼太郎(闇原海造・役)コメント

― 本作に出演が決まった際のお気持ちは?

貴島プロデューサーの作品で、田中圭くんがいて、監督が瑠東(東一郎)と『おっさんずラブ』チームなので、またあのチームで面白いものができるのではないかとワクワクしました。ただ、ドラマで吸血鬼って、どこまで弾けていいものなのか、その弾け方が視聴者の方に受け入れられるのか…というのが、ちょっと未知数ではありますけど(笑)。でも、なにせすごい方ばかりですし、僕は特に(高畑)充希も含め、気心が知れたメンバーが多いので、より一層面白いものにしていきたいな、と思いました。

― すでに台本が全話完成しているとうかがいました。お読みになった感想は?

読み始めるとこれからどうなっていくのかな、と気になる作品でしたし、とても多彩な顔ぶれで、主張が強いといいますか、キャラの濃い方がたくさん出てきますので、どのシーンをとっても見どころが多いんじゃないかな、と思いました。かなり濃いドラマになると思います(笑)。

― 闇原海造はどんな人物だと思いますか?またどんな風に演じようと思っていますか?

僕が子どもの頃を思い起こすと、ピーター・カッシングさんという吸血鬼役で知られる役者さんがいらっしゃいまして、吸血鬼というと彼のイメージがあるんですよ。髪をオールバックにして…って、僕の剃り込みもその髪型にはちょうどいいと思うんですけど(笑)。今回はきっとそういう役作りじゃないんですよね。どうせやるなら吸血鬼っぽくやりたいという気持ちも少しあるんですが、今回は姿形も普通の人と変わらないし、言動や生活も完全に普通の人というギャップが面白いと思います。

― 娘役の高畑充希さんの印象をお聞かせください。

充希はすごく達者なんですよ。『東京センチメンタル』(2014年ほか)というドラマで、長い期間がっつり一緒にやっていたので、気心も知れていますし、彼女がいかに芝居がうまいか、いかに根性があるかということもよく知っています。ずっとまた共演したいと思っていたので、ものすごくうれしいです。

― “おっさんずラブチーム”の一員でもある田中圭さんの印象をお聞かせください。

この間、久々に圭と一緒にドラマをやったんですよ(『死神さん2』)。そしたら、すごくやりやすい!未知数なことがまだたくさんあって、それがどんどん出てくるんですよ。やっぱりいい役者だなと思いました。「僕らは役者としてとても相性がいいのではないか」と思いながらやっていました。思いがけないことがたくさん生まれるので、今回また圭と一緒にやれることがうれしいし、楽しみです。

― 妻役の麻生久美子さんの印象もお聞かせください。

テレビや映画で見ていていると、本当に素敵な女優さんで、大好きです。以前、プライベートで偶然お会いした時にちょっとご挨拶したんですけど、その時も「なんと美しい素敵な方なんだろう」と思いました。今回、夫婦役でご一緒できるということで、本当にドキドキしています。

― これからクランクインを迎えるにあたって、現場で楽しみにしていることを教えてください。

麻生さんと充希との絡みが多いと思うので、いかに台本に書かれていることを超えたお芝居が生まれてくるのか、というのが楽しみです。家族としての雰囲気作りは、きっと充希が先導してやってくれると思うんですよね。だから、僕は充希がもってくる演技プランをどう崩していくかを考えていきます(笑)。本当の親子って遠慮せずにズケズケものを言うじゃないですか。その“ズケズケ感”みたいなものが出せるといいな、と思っています。

― 誰にも言えない“unknownな”秘密はありますか?

それはもちろんあります!言える範囲のものだと…ちょっと疲れている時って、味の濃いものが食べたくなるんですよ。そんな時に、例えば奥さんがカレーを作ってくれていたとするじゃないですか。それをこっそり味見して、ちょっと味を足したくなっちゃう時があるんです(笑)。僕、カレーに醤油を入れるのが好きなんですよ。だから、疲れている日は、こっそり醤油を足すんですが、ほぼバレますね(笑)。

― 世の中に存在しないと言われる、ファンタジーな生き物をどこまで信じますか?

僕はいわゆる霊感と言われるものがないので、見たり聞いたりしたことのないものは、まったく信じないです。奥さんに「私、吸血鬼なの」って言われたら、きっとびっくりしますけど、「何言ってんの!?」とツッコんで、いつも通りの日常に戻ります(笑)。

― 最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

皆さんが今まで見たことがない設定のドラマだと思いますし、非常に強力な俳優の方々が集結しているので、絶対面白くなると思います。僕も素敵なドラマにできるよう芝居に取り組んでいきたいと思いますので、ぜひご覧ください。
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    2023年04月18日(火)スタート

    毎週火曜21:00 / テレビ朝日系

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