井上真央主演「100万回 言えばよかった」

本作は、井上が演じる突然恋人を亡くした女性・相馬悠依と、佐藤演じる事件に巻き込まれ亡くなって魂となってしまった彼氏・鳥野直木、そして松山ケンイチが演じる霊媒の能力がある刑事・魚住譲が、運命に翻弄されながらも奇跡を起こそうと奮闘するファンタジーラブストーリー。

ここまでの展開では、直木の遺体がキャンプ場で見つかり何者かに刺殺されたことが明らかに。さらに遺体の手には里親・広田勝（春風亭昇太）の家にある花壇の花が握られていたことから、勝の家で殺された可能性が浮上。

そして、悠依・直木とともに勝の家で暮らしていた尾崎莉桜（香里奈）は悠依に事件について打ち明けようとしていたころで、洋菓子・刺繍教室を営む“ちーちゃん”こと千代や謎の男性・希也に連れ去られ、姿を消したままだった。

直木（佐藤健）を殺害したのは誰？

悠依を襲った犯人が特定されたが、依然として莉桜の行方はわからないまま。直木は、悠依のことを守ってあげられなかったことに落ち込んでいた。

そんなある日、空き地に停まっていた車内の運転席にて死亡した希也が見つかる。後部座席にいた莉桜は一酸化炭素中毒で意識不明の重体。捜査では、車内で練炭自殺をはかったと見受けられた。

車内には直木が莉桜に渡した現金500万円、直木を殺害した凶器と見られる剪定バサミがあり、希也の指紋と一致したことから、莉桜と直木を殺害した犯人は希也だと特定。また、タブレットの通信記録から、悠依襲撃事件の実行犯と連絡を取り合った形跡、「死にたい」などと書かれたメモも見つかった。

一方、譲は過去の収容記録から窃盗罪で逮捕された希也のデータを見つける。そして身元引受人の欄には直木がシェフを務めていた洋食屋ハチドリのオーナー・池澤英介（荒川良々）の名が記されており、英介と希也が繋がっていたことを直木に告げる。

同話では、希也が英介と密会している姿も。希也は「あいつの悪事を暴きたい」と千代について触れ、英介に助けを求めていた。そして英介から「…母親だろ？」と問いかけられると「だからだよ」と強く返答するのだった。

素性が明かされておらず、謎の人物として描かれていた希也と事件の鍵を握ると思われる千代の関係性が明らかとなり、視聴者からは「え？すごくさらっと明かされたけど希也と千代は親子だったの！？」「まさかの展開」と衝撃の声が続々。

また千代を裏切ろうとする動きを見せている希也に「何するつもり？」「目的は？」「あいつの悪事って…過去にどんな確執があったんだろう」など疑問を抱く声も多く、今後の展開に注目が集まっている。（modelpress編集部）

情報：TBS