前田敦子・成海璃子・塩野瑛久「かしましめし」実写ドラマ化 アラサー男女3人が共同生活
2023.02.28 07:00
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女優の前田敦子、成海璃子、俳優の塩野瑛久が2023年4月10日スタートのテレビ東京系ドラマプレミア23 『かしましめし』(毎週月曜よる23時06分〜)で主演を務めることがわかった。
前田敦子・成海璃子・塩野瑛久主演「かしましめし」
原作は『サプリ』『&』のおかざき真里氏の作品で、『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載中の漫画『かしましめし』。美大を卒業後、同級生の自死をきっかけに再会したアラサーの男女3人が、それぞれの人生に悩みながらも、みんなで集まっては賑やかな“おうちごはん”を囲み、やがて一緒に暮らしていくようになる物語。「かしましめし」役どころは?
前田は、自死した同級生の元カノ・千春役。上司からのパワハラにより心が折れて退職し、気分転換の方法としての“料理”に活路を見出したデザイナーの女性を演じる。成海が演じるのは、自死した同級生が所属していたラグビー部の元マネージャー・ナカムラ。古風で堅い家庭で育ったため「結婚はするもの」という意識が強いが、同じ部署の婚約者から突然婚約破棄されてしまう女性の役どころ。
塩野は、自死した同級生の元カレ・英治役。「ゲイを親にカミングアウトするときは、最後まで“楽しい人生”を演じ続ける覚悟がなきゃダメ」というゲイの先輩の信条を胸に生きる男性を演じる。
「かしましめし」レシピの数々がドラマで再現
監督を務めるのは、WOWOW連続ドラマW『フェンス』やドラマ『デザイナー渋井直人の休日』『きょうの猫村さん』などの松本佳奈、映画『おいしい家族』や『ずっと独身でいるつもり?』のふくだももこ。そして脚本には映画『そばかす』『僕の好きな女の子』などの玉田真也、『しょうもない僕らの恋愛論』の今西祐子という布陣で制作する。そして今回『かしましめし』の原作中に出てくるレシピが、ドラマの中でも再現。第1話で登場する「包まない餃子」や、 串揚げ大会の「串揚げ」「手巻き寿司」「チュクミサムギョプサル」など、みんなでワイワイ食べたくなる魅力的な料理に、舌鼓を打つこと間違いなし。
本作で料理の監修を務めるのは、ドラマ『今夜すきやきだよ』『ごちそうさん』や、映画『かもめ食堂』『川っぺりムコリッタ』などを担当するフードスタイリスト・飯島奈美。思わず真似したくなるような、やさしいごはんレシピの数々も見どころである。
前田敦子・成海璃子・塩野瑛久「かしましめし」出演に意気込み
今作で主人公の1人を演じることになった前田は「3人が出会うのと同じ春にスタートするドラマなので、現実世界と同時進行で3人が生きているかのように身近に感じてもらえたらと思います」とコメント。成海は「最初にお話を聞いた時は、友人と暮らすのって楽しそうで憧れるので、作品の中で擬似体験できることが嬉しかったです。自分と同世代の等身大な役を演じることも楽しみです」と期待を膨らませ、塩野は「僕はこの『かしましめし』という作品に携われて本当に“運がいい”です。日々強く、そして繊細に生きる全ての皆さまに届いて欲しい作品だと思っています」と伝えている。(modelpress編集部)
小田千春役:前田敦子コメント
自死した同級生の元カノ。美大を卒業後に憧れの会社でデザイナーとして勤務するが、上司からのパワハラにより心が折れて退職。気分転換としての“料理”に活路を見出し、人の為に料理をするのは好きだが、独りの時はコンビニ食。【コメント】
脚本の玉田真也さんとは度々ご一緒しているのですが、本作のオファーをいただいた頃、映画のイベントでお会いした時に「かしましめしは素敵な作品ですよね」という話もして、とてもご縁を感じたので、すんなりと「やりたいです」とお答えしました。みんなでお喋りしながら毎回おいしいごはんを何品も食べるので、どんなメニューが出てくるのか楽しみです。3人が出会うのと同じ春にスタートするドラマなので、現実世界と同時進行で3人が生きているかのように身近に感じてもらえたらと思います。友達同士で集まってみようかなとか、おいしいごはんを食べるために仕事頑張ろうとか、このドラマが日常の中で自分が少し幸せになるものに繋がるきっかけになってくれたら嬉しいです。
中村聖子役:成海璃子コメント
自死した同級生が所属していたラグビー部の元マネージャー。美大を卒業後、化粧品メーカ ーで宣伝部として勤務。古風で堅い家庭で育ち、「結婚はするもの」という価値観で生きて きたため、結婚願望が強い。が、同じ部署の婚約者から突然婚約破棄されてしまう。【コメント】
最初にお話を聞いた時は、友人と暮らすのって楽しそうで憧れるので、作品の中で擬似体験できることが嬉しかったです。自分と同世代の等身大な役を演じることも楽しみです。 原作はじめ脚本にも良い言葉がたくさんあり、共感できるものが多かったです。それぞれ抱えている事情はあるけど、ほどよい距離感で寄り添いながら、一緒に美味しいごはんを食べる3人の関係性が素敵だと思いました。1人じゃなく、誰かと分かち合って食べるのっていいものだなと思いました。
雨海英治役:塩野瑛久コメント
自死した同級生の元カレ。美大を卒業後、広告代理店のデザイナーとして勤務していたが、 営業に回されてしまい、自分のやりたいことがわからなくなってしまう。「ゲイを親にカミングアウト するときは、最後まで“楽しい人生”を演じ続ける覚悟がなきゃダメ」というゲイの先輩の信条を 胸に生きている。【コメント】
台本を読んでいく中で刺さる台詞達はどれも押し付けがましくなく、それぞれの生き方を物語る象徴が散りばめられているように感じました。生きてきた環境が違えば抱える想いも違うから、仕事に人間関係、様々な形があると思います。それでも我々が日々口にする食事だけは同じ時間を共有できる唯一の環境なんじゃないでしょうか。 僕はこの『かしましめし』という作品に携われて本当に“運がいい”です。日々強く、そして繊細に生きる全ての皆さまに届いて欲しい作品だと思っています。この作品も、より多くの人が共有できる。そんな作品にできるよう全力で向き合おうと思います。
原作者:おかざき真里氏コメント
『かしましめし』はマイペースにかなりゆっくり、ひっそり連載しているお話です。役者さんみなさまそれぞ れバックボーンを持っていてかつ華やかで、彼・彼女らの口から出る台詞を一刻も早く聞きたくなりまし た。脚本も原作をとても大事にしていただいて、さらにテンポよく1歩踏み込んで面白くなっていて、期待しかありません。まして「食べ物ドラマ」で評判の高いテレ東さんです、自分が普段作っているメニューなのに視聴したら夜中にお腹が空くこと必至です。テレビの前のみなさまに、温かい気持ちにな ったりお腹が空いたり、明日もちょっと生き延びようと思ってもらえますように。テレビ東京プロデューサー:藤田絵里花コメント
はじめてこの原作を読んだ時、ちょうど自分もこの3人と同じ年齢でした。「30歳を目前に控えたこの煮え切らない空気感、わかるわかる!」とページを捲る手が止まらず、同時にこの3人の関係がとても羨ましくなりました。干渉しすぎず、でも支え合いながら共に生活をするこの関係が、とても繊細で美しく、尊いものに見えたからです。また、この3人を優しく包み込む“おうちごはん”も、毎度魅力的です。劇中には“人と分かち合うからこそ、楽しくて美味しい”。 そんなごはんの数々が沢山登場します。1週間の始まりの月曜日、美味しいごはんとともに、優しい時間を共有できればと思います。テレビ東京が贈る「孤独じゃないグルメ」、ご期待ください!
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