北村匠海、木村拓哉のバディ役で「教場」出演決定 2年ぶり共演への喜び語る<風間公親-教場0->
2023.02.20 05:00
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俳優の北村匠海が、俳優の木村拓哉が主演を務める4月スタートのフジテレビ系新月9ドラマ『風間公親-教場0-』(毎週月曜よる9時~)に出演することがわかった。
木村拓哉主演「風間公親-教場0-」
原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計110万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品。今作は、『教場』(2020年)、『教場Ⅱ』(2021年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
北村匠海、木村拓哉と2年ぶり共演
この度、刑事指導官・風間公親(木村)とバディを組む新人刑事・遠野章宏(とおの・あきひろ)役で、北村が出演することが決定。『教場Ⅱ』(2021年)のラストシーンでは、突然、風間の刑事時代のシーンが流れ、刑事時代の風間とバディを組んで、事件を捜査していた人物が北村演じる遠野だった。その捜査中、土砂降りのビルの屋上で遠野は追っていた犯人に襲われ、遠野をかばった風間は千枚通しで右目を刺される。風間の刑事時代を描く今作では、風間と遠野がバディを組んで事件を捜査していく中で、あの「雨の屋上での惨劇」がなぜ生まれたのかが描かれる。『教場』シリーズでの“義眼の風間教官”が誕生したきっかけであり、『教場』シリーズ最大の謎である風間を襲った犯人およびその真相が、ついに今回明らかとなる。
木村との共演にあたり、北村は「僕ら世代にとって木村さんは、まさにテレビなどを通して、憧れている世代です」とした上で、「『教場Ⅱ』で初めて木村さんに会ったときに、そういうのを通り越して『うわぁ、あの木村さんだ…』って、あの瞬間は子どもだった頃の自分に戻った気がしました」と、前回の出演時を回顧。
「今回ガッツリバディとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています」と意気込みを明かしている。(modelpress編集部)
北村匠海コメント全文
<今作への出演決定を受けて>『教場Ⅱ』ではピンポイントの出演だったので、“これはいつかまた出るだろう”という予感がしていました。脚本を読んでいて、そして“いち教場ファン”として、『教場』という作品における風間のバックボーンは描かざるを得ないと僕は思っていたので、“来るぞ、来るぞ”と毎年思っていましたし、準備をしていた僕としては2年の歳月を経て、“ついに来たか”という感じでした。
<『教場Ⅱ』(2021年)以来となる木村拓哉との共演について>
僕ら世代にとって木村さんは、まさにテレビなどを通して、憧れている世代です。尊敬している方と現場で会ったとしても、あくまで仕事なので、浮かれた気持ちにはならないんですが、『教場Ⅱ』で初めて木村さんに会ったときに、そういうのを通り越して「うわぁ、あの木村さんだ…」って、あの瞬間は子どもだった頃の自分に戻った気がしました。そのあと、犯人とのアクションシーンの確認をした後、リハーサルの一発目から完璧な流れで、なおかつ本気でやられていて、そのアクション部への信頼など、全てがプロフェッショナルだなと思いました。あの時はピンポイントの撮影だったので、今回ガッツリバディとして共演させていただけるということで、僕はもうぶつけるだけだと思っていますし、僕の持っている球を投げ続けるしかないと思っています。ぶつかり稽古ですね(笑)。
<今作で演じる遠野章宏はどんなキャラクター?>
『教場Ⅱ』で演じた未来の遠野をゴールとするならば、ということを考えながら演じたいと思います。遠野は笑顔を絶やさない、屈託のない、いわゆる“とってもいい交番勤務のおまわりさん”というところから、捜査一課にやってきます。頭の切れる人間でもあり、それでいて人間味のある、血液の通っている人間で、風間さんとは対照的に見えますが、内なるものは通じている部分もあるのかなと思います。その内に秘めた熱い信念を炎とするならば、風間さんの炎と“大小”の違いはあれど、炎の“色”は同じなのかなと思っています。
<放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージ>
今回改めて僕自身が過去の遠野を演じさせていただける、あのとき演じた自分のバトンを受け取らせてもらえるというのをすごくうれしく思いました。そして、この物語の行く先など、いろいろなことが気になっている視聴者の方にとって、今回の作品であらゆる点と点が線としてつながっていく感覚や、風間の風間たるゆえん、そういったものが描かれると思います。その横で、僕を含めいろんなキャラクターが色濃く、色濃く、味を出していると思いますので、皆さんに楽しんでいただければと思います。
プロデュース・渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント全文
2年ぶりに北村匠海さんが『教場』の現場に戻ってきてくれることになり、“やっと再会できる”という待ちかねた思いとともに、あの“雨の惨劇”につながる遠野刑事の日々を描くことに“ついにこの時が来たか”という胸が詰まるような思いが共存しています。風間の運命を左右し、風間教官誕生のきっかけともなる遠野は、まさに『教場』シリーズの“エピソードゼロ”として中核を担う存在です。遠野という刑事がどんな刑事で、なぜあの事件に遭遇することになるのか、そして遠野を襲撃し、風間の眼を奪った犯人の正体は誰なのか…、オンエアで確かめていただきたいので今多くは語れないのですが、前々作『教場』・前作『教場Ⅱ』の中で散りばめられた伏線がひとつずつ結びついていく感覚を、視聴者の皆様にも楽しんでいただけると幸いです!
【Not Sponsored 記事】